169 きみがおとなになるまえに
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/* ちら(聖女すとーかーの図)
のちほどごあいさつにまた生えますおたんじょうびぎりぃ ちょっと、かいそう、ひろえたら、いいなあ、
(-32) is0716 2015/09/28(Mon) 20時頃
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/* >>-29マリオ おつかれさん。ありがとうね!! 時間とれた時にいっぱい構ってくれたらゆるす[わしゃわしゃ]
(-33) かの 2015/09/28(Mon) 20時半頃
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[ ―― うた が。 雨音に混ざって、声が。 そして、歌が聴こえてきた、気がしました。
透明なその声は、オーレリアの歌に続く様で。 オーレリアの知る、あの教会のおとこのこの声に、 とてもよく、似ていて。 ]
(17) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ …そう、確かその日も、雨でした。 初めて、白のおとこのこと言葉を交わした日。 誕生日よりも、ずっと前。 まだ、先生のことを知らなかったオーレリアだった頃。 何時もの様に朝を迎えたオーレリアが、 ひっそりと、小さな死を見届けた、日。 ]
(18) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ぱちん。 ゆっくりと、まばたき。
数秒、押し黙っていたけれど、 みるみるうちに、目を丸くして、 傍らの男の袖を引いた。]
── タリン、って!
[ 驚きを隠せない表情で、男の顔を見上げて、 それから、勢い良く、人影に振り返る。]
ねえ!この町に、泊まれる場所って、ある?
[ そうして、逆光の中、小さな頭が頷いたのを見たなら、 期待に満ちた目で、男を見上げ、]
── ねえ、行くんでしょ
[ まっすぐに、視線を送る。*]
(19) nabe 2015/09/28(Mon) 21時頃
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/* エピは希望があれば延長するつもりです が、本来のエピの長さ以上は任意ですので、次の予定などがある方は、お気になさらず。
(-34) nabe 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ 毎朝先生の前におはようを告げる、窓の外。 名も知らない小鳥の鳴き声を聴くのは、もう、日課。 その、何羽もいる鳥の中に。 一回り小さな、こどもの鳥がいたのです。 他のいきものに襲われたのか、どうなのか。 ちいさな脚に傷があるのを見つけたから。 先生に内緒でハンカチを裂いて、 こっそり、屋敷の裏口から庭に出て。 なにも知らないなりに、 処置として丁寧にハンカチを結んだのです。 ]
(20) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ――その出来事が、少し前の話。 さて、何の運命のいたずらか。 あるいは、どうにもならなかったのか。 そうして数日見守っていたこどもの鳥が、 しとしとと降る雨の中、庭の端で死んでいました。
沈黙、は。きっと、数分。 はっとしたオーレリアは、思うに任せて。 先生が寝ている隙にと、屋敷の裏口からこっそり出て、 かつて脚へハンカチを結んだ時の様に、 スコップも持たず土を掘り、埋めたのです。
…もっとも、土だらけの手を洗う時に、 オーレリア捜しに来た先生に見つかってしまって。 何時もの様に厳しい口調で、 あれこれ、言われてしまったのですが。 ]
(21) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ そしてこれは、気まぐれ、でしょうか。 長くお説教をされた後、 お仕事に向かう先生に連れられた教会で、 オーレリアの分からない、おとなの話を待つ最中。 何時も以上にオーレリアは、祈りを捧げていました。
――何も出来なかった、名前もないこどもの鳥が、 どうか安らかに眠れるように、と。 せいじょさま、と言われたオーレリアに出来るのは、 きっとこれくらいなんだろう、と、思ったから。 ]
(22) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ …もしくは、あのこどもの鳥に、 自分を映してしまったところは、あったのか。 もやり、言いようのない不安に駆られて、 組んだ手に力がこもって、きっと、その時。 ]
[ 透明な声が、オーレリアにかけられました。 ]
(23) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ふわり、オーレリアの灰が、開いて。 白の少年の、アイスブルーと混ざり合います。
ぽつ、ぽつ。 綺麗なその声に、暫く、聞き入って。 問いが終わったあと、――そう。 続けて歌う様に、オーレリアも口を開きました。 ]
今日、空は、…小鳥の為に泣いているの。
[ 屋敷の庭、埋めた亡骸を思い出して。 更に、言葉を紡ごうと、喋り慣れない口が動きます。 ]
――かみさまは、わからない。 でも、
[ 続く声は、教会の中。きっと、ちいさく。 ]
(24) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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誰かが悲しむ世界を作っている"かみさま"なら、 きっと、いないのかもしれない *
(-35) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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[ ―――ねえ、ゆき。 今日の空は、きっと。 世界でいちばんかわいい、あの子。 クラリッサのために、泣いているの。
静かで悲しい、重たい雨よ。 ]
(25) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
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/* すみません、ちょっとマウスが動かなくて箱使えないのと、体力枯渇気味なのでまた明日ぐらいにあがります……!エピは10/01の0時まで、だよな……? とりあえず灰見えたとこだけ
>ゾーイ>>-9 いや大丈夫、表の流れでなんとなく大丈夫そうかなーって思ったのでこっちも放置してたので!w >ヴェス・マリオ こちらこそ2人にぐいぐい絡みに行った挙句、マリオ置いてけぼりでガンガンまわしちゃって申し訳ない……! ヴェスはちょこちょこと絡んでくれてありがとう、でした!
(-36) Maki_hinata 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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[ やっぱり、この世界にかみさまなんているのかな。 もうすぐおとなになるわたしは、 きっとずっと、あの時>>-35のままを、思うわ。 ねえ、あの時わたしは聞けなかったけれど。 ――あなたは、いま、どういう答えを出すのかな。 ]
(26) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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[ *御使いと聖女の、鎮魂歌が響く* ]
(27) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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/*
ながい(ごめん) あと先生出しました(事後承諾)
ゆきはありがとうございます! 一応こちらからは〆で。
藤乃は、ご無理なさらず。 ゆっくり休んでくださいね…。
(-37) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
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/* ちょっとどう動こうか考えあぐねてるのと、既に眠気で文章が怪しいので明日の日中にきますね……すみません
(-38) ふゆのひと 2015/09/28(Mon) 22時半頃
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[ぽつ、ぽつ。]
[窓を叩く、大粒の、]
(28) is0716 2015/09/28(Mon) 23時頃
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[重い、重い、灰色の空。 雨のおとのむこう、啜り泣くおとなたちの噂話。
"世界一かわいい、みんなのおんなのこ" クラリッサ・トウシューズが眠りについた、と。
百年を越えた時を生き、ずっとみんなのこどもであった彼女は、遥か遠く、天に隠れ。 然して其の、天は。静かに、泣いている。]
(29) is0716 2015/09/28(Mon) 23時半頃
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[…そう、確か、あの日も雨だった。 グレィの空は沈み、最早グレィであったことも分からない、暗い暗い夜。
安楽椅子をぎしりと鳴らし、雨音を聞きながら、頁を捲る。 手元を照すランプでは、もう心許ない。 灯りを足そうと、調節螺に手をかけて、
──かたん、と。]
(30) is0716 2015/09/28(Mon) 23時半頃
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[扉の音に顔を上げる。 雨音のみが響くちいさな世界。異質な音は恐怖を煽り、暫の沈黙。
軋む。
ランプを下げて、探すのは聖女の面影。何処か遠くに、心臓の拍動が聞こえる。 ──学者は、知っていた。低い枝に止まるこどもの鳥、其の細くちいさな脚に白い布切れが巻かれていたこと。 そして、恐らくは其の布が、ハンカチーフの生地であること。 裏口の鍵の開け方を学んだのだろう、と。そのときは、生きるものを好く小さな聖女の、少しの自由のつもりで気付かぬ振りを通して来た。
それでも、夜は。 夜は、いけない。 ]
(31) is0716 2015/09/28(Mon) 23時半頃
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[聖女の部屋をちらと覗いて、(──居ない。) 真っ直ぐ裏口へ向かう。
裏口の扉には、土のあとが残っていて、
予感が形になってしまった其の事実に思考が、止まる。 遠かった拍動が近く、近く、早鐘の様で。 沈黙、は、数分。
学者は何処からかの水音にはっとして、音源を辿り。 ──手を土で汚した聖女を、其処で発見したならば、 碧に明らかな安堵を滲ませた後、すぅ、と瞳を細めて。 怒気を孕んだ厳しい口調で、長い長い御説教の御時間。]
(32) is0716 2015/09/29(Tue) 00時頃
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[それでも、学者は、結局。 こどもの鳥に施した聖女に、なにか、思うことがあったのか。 次の日も降り続く重たい雨のなか、聖女を連れて"気まぐれ"に、教会に向かい、 祈る聖女を、遠くに見ていた。
──聖女様、である彼女には、祈りこそが鎮魂と、思ったから。
白い、白いこどもが傍に立ったのも、ふたりが何かを話すのも、 然して何時か、鎮魂の歌をうたいだすまで、 施しも、徳も、神も、信じなくなったおとなは、呆、と、ステンドグラスから降り注ぐ虹の光の許を眺めて居る。
──彼の、ふたりのこどもの為ならば、 神が存在していると信じても、良い。 ]
(33) is0716 2015/09/29(Tue) 00時頃
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[ ──そんなきおくの御使いには、もう暫く会えていない。 傍にいたおとなと共に、もしかしたら、遠くへしあわせを探しに、神を、探しに旅立っていったのかも、知れないけれど、 ]
(34) is0716 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[うた、が、聞こえる。 聖女の鎮魂歌、辿々しい其は、涙を降らす灰色に合って。 空に、溶け、──
ぱたん、本を飛じた。*]
(35) is0716 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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/* こうはんねむくてびみょ…ぐぬぬ…
おやすみなさいです(ぺこ)
(-39) is0716 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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― クラリッサの死後 ―
[キネーンの新聞社にいくらか分厚い原稿用紙が届いた。 沢山あるのに、それに締めの言葉はなく書き途中のように送られてくる。
しかも、初めてではない。 それで3回目だし、まだ、書き途中だ。
宛て名もない、作者不明の大量の原稿。 失礼にも程があるそれは捨てられても仕方がないのに、 新聞社の机の上で静かに積み重なっている。]
(36) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[机の横に佇んだタイプライターの傍に、 手書きを清書した原稿も重ねてある。
クラリッサの追悼「ついで」に名で売ればいいのだ。
その名前はしっかりとは書いていない。 けれど、編集者は知っている。その作家の字体も、 モデルとなったろう童歌の仔も。
なにせ、そのタイトルは。]
(37) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[―――『返り咲く紅の桜』]
(38) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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