88 めざせリア充村3
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………、っ、見て、たの………!?
[恥ずかしさのあまり、紺色を見上げる事はできなかっただろう。 ……少し強めの力で、それでもあまり痛くない程度で肩を約束通り殴る。2、3発。]
――――次、約束破ったら。何するか分からないから、ね。 それと………見た事は、
[忘れて、と。 恥ずかしさのあまり地中深くまで埋まりたい気分だった。 それでも、悪夢だった事に安堵して小さく息をはく。]
……一人で行動できなくなったら、どうしてくれるの。 まったく。
(-17) 2013/07/03(Wed) 01時頃
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[蝶の放つ灯りを目印に 暗がりの中を進んでみれば。 炎に照らされた血塗れのモニカに会った。 傍らにオスカーの姿は、無い。]
モニカ………何で、
[訊ねようと口を開くも、 直後、怒涛の勢いで話すモニカに圧され、 しばし黙って彼女の声を聞いた。
先に説明するのは、 赤の撤退と青の足止めについて。 青の戦力を削ぎ落とせれば 尚良しという現状について。]
モニカ……オスカーはどうした ?
[ようやくその質問に辿りつけたのは、 出会ってから数分経ってからだった。**]
(14) 2013/07/03(Wed) 01時頃
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[信じられない、と言いたげなリッキィの声>>+14には同意する。 あまりに現実的で、今のほうが夢ではないかとすら思っていた。 それぐらいリアルな夢。]
生きてる。俺も、お前も――他の奴らも。 ここにはいねぇけど、志乃とナユタも、――きっとオスカーも。 誰も死んでねぇよ。
[腕の中、俯いていくリッキィを不思議そうな顔で眺めていたが、彼女の耳が赤くなっているのに気がつくと、じわりじわりとヤニクの頬の温度もあがっていく。]
っ……! は、離れろっ。 こ、こっち、来いっ!
[抱きしめていた腕を解こうとするも、彼女が解いてくれなければ一瞬ためらってからそのまま抱きあげる。 腕が解かれればぐいぐいと引っ張って、実験室を出て行った。]
(+17) 2013/07/03(Wed) 01時頃
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見てた、っつーか……いや、見えたし……
[べしり、と肩を叩かれる。 ちっとも痛くないのに、繰り返されて痛い気がしてきた。 不思議だ。]
次は――守る。破ったり、しねぇよ。
[そ、と彼女の頭に手を添えて金糸をさらさらと撫でる。 聞こえた呟きには眼を見開いて、それから唇を結んだ。]
――どう、しような。 リッキィは一人、でいたい?
(-18) 2013/07/03(Wed) 01時頃
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/* 1.自室 2.談話室 3.他 1
(-19) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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/* ………………なんだと(
(-20) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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[天幕が開いて、びくりと大袈裟に肩を震わせ、微かに震えながら視線を上げる。 それが誰かを視認すると、ふにゃりと笑った。]
ソフィア、こんな時間にどうしたの? 怖い夢でも見た?
[ぎゅう。ぼろ布を抱き締める。 昔のような無邪気で完璧な笑顔を浮かべたまま ころころ笑う]
(15) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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――実験室→ヤニクの部屋――
[抱きかかえて、あるいは手を引いて。 先ほど一度戻った自分の部屋へと足を向ける。 部屋に入るまでは完全に無心に近かったので、リッキィに何か言われても問われても、ほとんど返せはしなかった。]
……約束、一つあったな。
[ようやく少し落ち着けば、それでも鼓動の音がうるさい中。 果たせなかった約束のことを。]
(+18) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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[全てはまやかしの産物だった。 "オリジナルのオスカー"は死んではいなかった。
掌から大凡30cmの球状。 それがオスカーの接触感応能力の効果範囲だった。 触れる機械、人の思考や感情を自動的に読み取る――。 オスカーの前で嘘は通用せず、隠し事をすることもできない。 だから――いつも柔らかな微笑みを浮かべていた。 己の精神が病んでしまわぬように――]
(+19) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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……そ。
[守る、と撫でられれば少しだけ満足そうな表情を浮かべる。 それじゃ、信じてみようかなと思わせてくれる響きだった。]
む、り……だけど。
[ライジ兄には酷い事をさせてしまったから合わせる顔が無いし、ナユタには酷い事をしてしまったし。 チアキとなんか、今度会って状況を理解したら前以上にからかわれそうな気がして近づきたく無くなるのが予想されるし。 ヤニクには恥ずかしい所を見られてしまったから、一緒に居るにはこう、くすぐったいというより、痒い。 さて、どうするべきかと悩んでいるうちに、実験室から出ていただろうか。]
(-21) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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/* ……リッキィがあげているのがすべて男性という
ま、まけない……
(-22) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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/* す、すごいのみえた
オスカー、なんかすまん…
(-23) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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/* メモじゃなくて表でなんとかしようと思ってこれか… いや…なんとかしよう。すまん。
(-24) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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別に暴れはしないよ。
[>>+16 ミナカタには心外だなとでも言わんばかりの表情を見せておく。 小声には小さく頷き――]
先生は苦労性だね。
[苦笑交じりに口にする]
(+20) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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……すまんな。心配性で。
[お前は優しいから、とは続けず。 真っ直ぐだから、とも言わず。]
一人だけ別室なのは――こういうことか。
[視線で研究員に問いかければ、 説明は貰えただろうか。]
(+21) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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[離れろって、私の手を掴んで抱きしめたのはヤニクの方じゃないかと反論しようとして手を解かずにいると]
う、っわ、ぁ!
[視線が、高くなった。>>+17 状況を理解するのに18秒。理解したと同時に]
ちょ、ヤニク………!!!
[ヤニクに連れられて実験室を後にした。]
(+22) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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[死体の転がっている部屋の中、 原型を留めなくなったぬいぐるみを抱いて 無邪気に笑う軍服姿の青年>>15。]
……まぁ、そんなとこ。 遅くに邪魔してごめんね。
[オスカーに追手をかけたのは。殺すように命じたのは。 疑問はこの光景を目にした時点で聞くのを止めた。 返答がYesでもNoでも、やることは変わらないのだから。
視線を床に転がっている誰かへ向けて。]
邪魔しちゃったお詫びに、片付けておこうか。
(16) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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――ヤニクの部屋――
[リッキィはどんな反応をしているだろう。 一呼吸だけ置いて、あの時言えなかった事を告げる。]
言いてぇこと、ちょっと違うんだけど。 ……最初は、側に居てぇと思って――皆の、リッキィが、一番必要なのは誰だろうって思って。
[みんなを支えられる人は誰だろう、と思って最初に思いついたのはライジだったから、彼のようにならないと、とずっと思っていた。 兄と離れ離れになってしまった彼女の側にいて、少しでも支えられれればいい、としか思っていなかったはずなのに。 偽物は本物がいれば必要がなくなるから。 彼女の隣にいる理由も――無くなってしまう。]
あの時は、ライジの代わりでもいいから、側にいたかった。 皆に、能力以外でも役に立ちたかった。
[でも――と声を落として。 そこから先は小さな、弱弱しい声で。]
(+23) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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/* ヤニクさんの行動にいちいち悶えるのですが。
墓ログ読んで息が辛い!幸せ!(黙れ
(-25) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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ライジじゃなくて。俺が居たいんだ。 代わりじゃなくて、俺が、俺の……
[俺のことを見て欲しかったんだ、と零す声は震えている。 リッキィに盾は要らない、怪我もほとんどしなくなったから治癒もいらない。 それでも隣にいたかった。 泣いている彼女の隣に、真っ先に駆けつけてやりたかった。 近寄れないのがもどかしくて、触れれないのが悲しくて。]
何もできなく、ても――俺が、ヤニクが、リッキィの隣にいたい。 お前の、一番近くに居たい。 だから、一人になんかさせない。
[言いきって、顔を赤くしたまま紺の眼を伏せた。]
(-26) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/07/03(Wed) 01時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/07/03(Wed) 01時半頃
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/* 心配性×→苦労性◯
……なんという凡ミス
(-27) 2013/07/03(Wed) 01時半頃
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[>>+21 ミナカタの問いかけに渋々と言った形で研究員は口を開き始めた。
曰く ――3年前の事。No.4の親和性が高すぎ、異形となって忽然と姿を消した。 曰く ――その所為で研究費が削減され、クローン体での研究が行き詰まりオリジナルの記憶を改竄してクローンNo.4として実験を継続することにした。 曰く ――調整に調整を重ね、最も危険性が低い部位に異形の移植を行った。 曰く ――記憶の改竄が原因なのか不明だが、能力の変化は見られたもののそれ以上の進展はなかった。 曰く ――更に3年の仮想実験を行うために本試験に参加させた]
(+24) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/07/03(Wed) 02時頃
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/* ……
なに(驚愕)
(-28) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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[研究で得られた成果は大きかった。
年月を掛ければある程度は親和性も自然と高まり、聲が聞けるようになること。 薬により親和性を高めた時の作用と副作用の検証。
何よりも、調査していた異世界の生物の本質――]
(+25) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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―ヤニクの部屋にて―
[降ろして、と訴えるために軽く叩いた腕にヤニクは反応しただろうか。 降ろしてもらう事に成功したら、紺色を見上げて。 そのままでも、きっと目を合わせただろうけれど。 そして、あの時の約束通り、ヤニクの話しを黙って聞いていた。 途中、『ライジの代わり』なんて言葉が出てくればピクリと反応して、眉間に少しだけ皺を寄せただろう。 ……やはり、自分がヤニクにああいう振る舞い方をさせていたのだと気づけば、苦しそうな顔もして。]
[小さな声には、目を丸くさせ視線を彷徨わせるだろう*]
(+26) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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………………なるほど。ふざけてるな。
[研究成果を語る研究員の話は途中で遮った。>>+25 その声はさぞかし冷え冷えとしていただろう。 ミナカタへの報告は全て真実ではなかったということか。 それは事実であったかもしれないけれど。]
本物とクローンを入れ替えたように見せかけて その実は本物だけだったってか……
[ああ、それなら。 あの文字を教えとねだったオスカーは。 ただの幻――記憶を改竄された上でのおぼろなもの。]
お前はオスカーか?
[尋ねた。答えがどちらであっても、 大切な子供を一人失うのは変わりない。]
(+27) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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ミナカタは、オスカーの返事を、険しい顔で待つ。**
2013/07/03(Wed) 02時頃
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『あれは、"星を喰らうもの"だったよ』
[宙に漂う鉄を喰らい、不要になった星を喰らい、古い恒星を喰らう。 まるで白血球のように宙を掃除するもの]
(-29) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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/* 眠いのと衝撃で動揺してるのと終盤なのとで 隠そうという気がだんだん緩んできている。いかん。
(-30) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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[再び、無機質な音が聞こえて。>>+3 今度はリッキィさんが、姿を現した。
何か、声を掛けようとは思ったのだけど。>>+7 取り敢えず少しその場を離れて。2人の邪魔にならないように。]
(+28) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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[………ヤニクが死んだと知った時。 胸が張り裂けそうになってすごく苦しかったのを覚えている。 約束を破られた感覚とは、また違う、痛くて苦しくて。 それの正体がわからずに、ただ悲しくて混乱しているからだと思っていた。 夢の中で彼を弔った時も。]
[でも、それは間違えだったと彼女は気がつく。]
ヤニク、
[名前を呼んで、手に触れようと腕を伸ばして。]
(-31) 2013/07/03(Wed) 02時頃
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