25 仮面舞踏会
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ありがとうございます。 では、一緒についてきてくれますか?プリンセス。
[彼女の答えに優しく微笑むと、そのまま遺体を抱え、先ほどくまなく調べた隠し通路を通り。 ある部屋の隠し通路扉の前に、その遺体を不自然な傾きで座らせる。 時間がくれば、ゆっくりとその身体が音を立てて倒れるよう。 部屋の主は、ディーノ・ディンディア。 彼だけは、この遺体に隠された意味、突き立てられた銀の剣の所有者に気づくかもしれない。 それは彼が、護身用にと手渡したもの。
一連の作業が終わると遺体を包んでいた上着を外し、 自らに血がつかないよう慎重に手に持ちながら。 今は亡き王子に深々と頭を垂れた。]
(11) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ベネデット王子、どうか安らかに。 貴方は策を労すには、少々軽率すぎた。
だから僕は、父に倣い、優しいユリシーズ王子に忠義を立てることにしました。 …策なら僕が、立てればいい。
(-32) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[小さな呟きは、皇女だけに聞こえるだろう。 顔をあげると、その薄氷のような瞳を覗きこみ、にこりと笑った。]
ああ、仮面を取った貴女を、初めて見たかもしれない。
これは、僕の我侭ですが。 どうかこれに僕が関わったことは、内緒にしていただけますか。
(12) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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/* 軽率だな、っていうのはちょっと言いすぎだなとおもいつつ。 他にdisる言葉が思いつかないごめんなさいorz
(-33) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[私はフィリップ様がなさることを、唯追うだけでした。 そして、呟かれる言葉に、少し首を傾げれば白の髪が揺れました。]
そうね、私はずっと仮面をかぶっていたから。 ああ、でも此方に来た、舞踏会に出る前の夜は外していたのよ?
[小さな囁きが終わり、私の方に鸚鵡の方が向けば、お言葉にはそのように。付け足すのは]
私の家庭教師にも?
[伝えられない場合の不都合を考えて、そのような疑問。]
(13) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ええ。 残念ながら。僕は家名に傷を付けることは許されないのですよ。
[本当にわがままを、と言ってもう一度頭を下げ。 それから手を彼女に差し出し、帰りを請う。]
では、参りましょう。 部屋にお送りします。
[その手を取られれば、隠し通路を通り、彼女を部屋まで送る心つもり。]
(14) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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……努力はするわ。
[鸚鵡の君の言葉に、やや間を開けて頷くのは、隠し通せる自信がなかったからなのですけれど。 あの方は、私が黙っていても、千里眼のように色々見通してしまう人ですから。
なので、差し出される手を取るのは気が引けたのですけれど、手をお借りしなければ、体調的にも来た道の複雑さからも部屋に戻れる気がせず。]
宜しくお願いします。
[私はその手を取ったのでした。]
(15) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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では、今宵はよく眠れますよう。 …難しいかもしれませんが。
[苦笑いしながらそう残し、彼女を送り届け。 後することを頭にめぐらせる。 隠し通路を渡り自分の部屋に戻ると、 まずは血にまみれた上着を火にくべてしまおう。 衣装が足りなくなってきているが、また洗ってしまえばいい。 そうして眠れぬ夜を過ごしても、 次の日はそ知らぬ顔をして、人の波を渡るのだ。]
(16) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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/* ディーン様と公爵夫人様がにゃんにゃん中? ディーン様はヨーランダに嫉妬で人を殺せと仰るのかwwww
問題はどうやって知るかですね。 多分、ディーン様の人なら、知らせてくれると思うんだ。 ウヒヒヒ(愉しんでる人
(-34) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ええ、おやすみなさい。 鸚鵡の君も、どうかゆっくりとお休みになって?
このご恩は何かの形でお返しできるといいのだけれど。 私は助けてもらってばかりね?
[送り届けられればお礼の言葉を。 苦笑に返す表情は、仮面ない今晒されたままですけれど、きっと鸚鵡の君が思われるより、私は、淡々とした表情をしていたと思います。
部屋に戻るとアンナが私の姿を見て驚いた顔をします。 仮面は、思い出せば、第四王子様のお部屋に置きっぱなしな気が致しますし、私の下唇は朝よりも深く傷ついておりましたから。適当にいいわけを述べてから、私は寝台にもぐりこみました。
――……けれど、眠れないのは、人を殺めたことが理由ではなくて*]
(17) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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―――嫌。
[彼女はゆっくりと首を振り、震える声でそう呟いた。
嗚呼、まさか兄の友人と妹に、愛した人の命を奪われるなんて。]
何故ですかお兄様―――…。 何故こんな事になってしまったの? 私の―――…所為?
[ベネデットの前に崩れ落ち、呆然としながら呟いた。]
(+5) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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/* うむ、アイリスと踊った人全てが赤なことに気づいて噴いた。 とんだ疫病神だ。腕環持った人は須く死んでるしwww
(-35) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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[その夜、離宮に居た者の耳には、どこからか女がすすり泣く様な声が聞こえてきたかも知れない。**]
(+6) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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/* >>4:+2 >>4:+3 あれ、最初読んだ時は妻の名かと思ったけど。
シリィかな、これ。 だとしたら愛だな。
死にたかったのは バーナバスに 会いたかったからも ある 多分に
(-36) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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/* >>4:+23 あああやっぱりいいい 残り少ない墓の余生でいちゃいちゃしていいですか ←
バナもディンもセシルんも大好き過ぎて 何て欲張りなんだろうか私は……。
(-37) 2011/02/14(Mon) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 09時頃
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/* 気付いたら徹夜していた。滾り過ぎだろう私。 まあ、村に入ってる間に蔑ろにしてたあれこれやってたんだけど。 昼まで殺して貰えなさそうだから、仮眠とってこようかなー。
(-38) 2011/02/14(Mon) 09時頃
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/*
何をどう考えても、ベネデットの未来を奪ったのはコーネリアに他ならないのです。
本当に、ごめんなさい (´;ω;`) ベネデットは本当はもっと腹黒っぽくいきたかったのだよね、きっと。
ふああああこんな変な女がまとわりついたせいでぇぇぇぇ!!!!
(-39) 2011/02/14(Mon) 09時半頃
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― 夜:空いた客室で ―
[ランプの焔が背に揺れ、金の髪を透かす。足首から踝、膝まで伝う手指は細く長い。]
はい、オスカレット様。
[名前を呼ばれれば、その度に答えを返す。寒い部屋。白い息。甘い匂いと清涼感のある香りが混じり、汗が絡む。
男は彼女の異国の服の、縫製の繋ぎ目を指でなぞり、その美しいラインに見惚れる。スリットの脇 なめらかな布の裏を返すと裏地にも精巧な刺繍が並び。艶やかな糸の波。うっとりと息を吐く。首元の合わせの縁、花釦に口接ける。薄桃色に蝶が舞う。桃の花飾りがぽたりと堕ちて。]
虫篭の中だと…おっしゃいました。 降りる花を探していると、おっしゃっておりました。 貴女は此れからもずっと 花から花へと飛び廻るのでしょうか?
[長椅子の上 囁きながらそっとその瞼に口接ける。撫ぜる黒い髪は短くて、指から簡単に逃げてしまう――]
(-40) 2011/02/14(Mon) 10時頃
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[ディーノ・ディンディアが所持した白い仮面は表情を持たない。 顔に張り付いた、ただ眼だけが刳り貫かれた其れ。
踊れ。 殺せ。
そう告げていたのは 『アイリス』の 『シリィ』の仮面か 自分のものか判らない。 判らない侭でかまわないと思っていた]
[白いマントを身につけ 白いスーツを着込む。 バルコニーからバルコニーへ。シャンデリアの上から踊り場へ。 隠し通路を通り、倒錯的な隠し部屋へ。
今宵も呪いの仮面は空を泳ぐようにカーテンの向こう。 亡霊の息遣いを聞いている。]
(*0) 2011/02/14(Mon) 10時半頃
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[気付けば、琥珀を差し入れてくれた古い友人の部屋に辿り着いている。焼かれた臭いは僅か、それよりも血の香りが強く感じられた。 友人の声が近くで聞こえた>>+2と言う事は、相手も死んでいると言う事。 オスカレットは去っただろうか。部屋が静かになってから、古い友人に話し掛ける。]
──…… ワイアット。 何故、仮面に呪われても居らず 危うい立場でも無いはずの、お前が死ぬ。 誰の手で、何故…… 殺された。
否──
(+7) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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[仮面が剥がれた今でも、彼等が見るものがのっぺりとした白い仮面の二つの黒い孔越しにみえ、話言葉、呪われた囁きが男に届いている。]
人の手で殺されずとも。 呪われた仮面が、お前の元へ お前と踊るために…… この部屋へ向かっていた事は、見えはしたのだが。
[獣の吐くような息を苦しげに吐き。…く、と自嘲を含んだ嗤いを零す。 友人に貰った酒瓶がすでに空である事を後ろめたく思いながら、片方に傾いた肩を揺らした。仮面を被ったままであれば、男が友人を手に掛ける事もあったのか。]
『 踊 れ 』
『 殺 せ 』
[まだ声は響き続けていた。 ……それから、男の古い友人の次に死す者は**。]
(+8) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 11時頃
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[男が部屋に戻ったのは、もう空も白み始めていた頃かもしれない。長椅子に座って息を吐いたとき、突然どさりと重い音がした。 慌てた様子で振り向くと、壁が開いている。…壁?]
…――、
[ゆっくりと歩み寄る。どうやら内側から壁を開き倒れ来たのは人間の身体だった。動かない。突き立った短剣を見て、口端が思わず上がるのを止められなかった。口を押さえる。手で引き抜くと、1度抜かれたせいかもう血は殆ど出ず、ぐちゅりと半生の音だけが手に響いた。]
[男はバルトロとローザを呼び出して、隠し通路の血痕を掃除させた。何処から繋がって何処に辿り付くか判らないように。それから皇子の遺体の処理は自分でするからと告げ、労いの言葉と共に明日は一日休みを取って良いと下がらせる。]
(18) 2011/02/14(Mon) 12時頃
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[男は眼だけが開いた表情無き白い仮面を着け、白いジャケットに白いマントを身に着けた。ひらりと翻る裾。闇の中、真白に身を包んだ男は浮き上がる。肩には息絶えた第四皇子の死体を抱いて。]
[向かったのは一階の吹き抜けホール。 中央真ん中に男を寝かせてから階段を上がり、手摺から身を乗り出して。重く大きく派手なシャンデリアのアンカーボルトを外した。高い位置から落とされたそれは硝子の刃の雨となってかの皇子の死体へと降り注ぐ。音に驚いて駆けてきた侍女や召使は、白い仮面の白い男を眼にするだろう。
だが男はその場から亡霊のように掻き消えて。
朝もまだ早いうちから、離宮は喧騒に包まれた。]
(19) 2011/02/14(Mon) 12時頃
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/*
いやあああああ何て言う事を!!!!!
ふええええええん
(-41) 2011/02/14(Mon) 12時頃
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― 朝 ―
[私が早朝の喧騒に気がつけたのは、きちんと睡眠をとっていなかったからに相違ありません。ガシャンと何かが落ちる音、使用人たちの悲鳴。私は寝台より身を起こします。]
………嗚呼、仮面が。
[外へ出るために準備をしようとすれば、陽の光から私の顔を護るいつもののっぺりとした仮面を、第四王子様のお部屋に忘れたことに気が付きます。 私は仕方なく、仮面舞踏会でつけた鳥の羽根をあしらった顔の上部だけ隠す仮面つけて、顔の下はショールで隠す形で部屋をでたのです。]
(20) 2011/02/14(Mon) 12時半頃
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― 吹き抜けホール ―
[実のところ、私はそこに辿り着く前に、どのようなことがおきてこうなったのかは、半分以上は判っておりました。 おそらく、第四王子様のご遺体が発見されたのでしょうと。 ただ、シャンデリアにその身を貫かれる様は、予想外で、私はショールの下で僅かに息をのんだのですけれど。
――……相変わらず、紅が、とても綺麗で。]
……なに、か?
[そんな私を気味悪そうに視る視線がありました。 それは使用人の1人でございましたが、尋ねれば、シャンデリアが落ちた当時、白を身に纏った『男』の姿を見たそう。 同じ白を身に纏う私が、疑わしくみえたのでしょうか。]
(21) 2011/02/14(Mon) 13時頃
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……そう。
[素直に情報をくれた使用人に、ゆるく頷いて、私は硝子片散らばるホールへと足を運びます。
白を止める人は、ありません。 薄気味悪そうに、遠巻きに私を見ております。 私は意に介さず、散らばる硝子片の中から、紅がべっとりとついたものを拾いあげました。それを、そっと袖の中に隠せば、ぬるっとした感覚が指先を伝いました。 硝子の上で混じり合う、紅と紅――それがとても厭わしくて好ましい。]
あの方は、本当に何を考えていらっしゃるのかしら。
[小さく呟く声を拾うものは、誰もいません。 硝子片拾っていない方の手は、無意識に下腹部を撫でます。 仮面の下、下がる眉尻と、ショールの下、上がる唇の端。 そのどちらも、遠巻きに見る人には伝わりません。
私はポタポタと、硝子欠の先から床に紅を僅かに散らしながら、白を翻し来た道を帰ろうとするのでした。]
(22) 2011/02/14(Mon) 13時頃
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[桃色の上に深緑の外套。 妻が纏う様を見て、男は唇をつりあげた]
…やはり、深い色は似合うな。 肌に好く映える。
[まるで、己が彼女を抱いているようにも 感じる錯覚がある。 かといって、この腕には伝える熱も伝わる熱もない。
意味もないことを夢想する。 妻に似合いそうな絹のいろ、織りや柄。 どんな風にこれから歳を重ねていくのだろう。 イゾルテはどんな娘に育つのだろう。 どんな恋をして、どれだけ泣くのか。 そして、どんな家庭を持つのか。 自分が生きて帰っていたら、彼女に 弟妹が増えることもあったのだろうか。
全てはもう、遠い話]
(+9) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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[そんなせんのない話を夢に見ていた頃、 部屋を出ていった妻のかわりに ひとつ増えた気配を見て鳶色は瞬く]
…バーナバス。 まだお前もここに留まっていたのだな。
[見覚えのある傾いだ肩、声。 そして何よりてにしたその瓶。 見つけて男は、く、と笑った。 まるで、子供をたしなめるかのようなことをいう]
なんだ、お前。もう空にしてしまったのか? まったく…仕方のないやつだ。
(+10) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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―前夜/ダンスホール― [白刃は、それが必然であったかのようにアイリスの胸に吸い込まれた。 肉を引き裂く、もはや馴染みの感触をセシルの剣握る手に伝え、 スティレットを手に懐に飛び込んできた勢いをそのままに、刃は彼女の体を貫き通した。]
(23) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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