人狼議事


233 冷たい校舎村5

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【墓】 少年探偵団 ガーディ

 そうだね。

[あたしは、もう一回頷いた。>>+1
あたしの考えたとおりのことだったからだ。>>4:+69
ずっと死ぬことを考えて、それでもまだかろうじて踏みとどまっているあたし。
だけど椿ちゃんはそこから一歩踏み出した。
その、最後の一歩。
なにが椿ちゃんの背中を押したんだろう。]

(+16) 2018/02/21(Wed) 01時半頃

【墓】 少年探偵団 ガーディ

[だけど、続く言葉には同意できなかった。>>+2
自分は、死にたいと思ってるくせにね。]

 それは、どうかな。
 無理に連れ帰ることは、しちゃいけないって思うよ。
 だけど、椿ちゃんが“生きたい”って……ううん、そこまでは無理でも“もうちょっと生きてみてもいいかな”って思えたら、それが一番いいんじゃないかって、あたしは思うな。
 死なせるのが一番だとは、思わない。
 ……ああ、でもエゴだっていうのはわかる。

[その指摘は図星過ぎて、ちょっと笑ってしまった。>>+3
自分は死ぬ気満々なのに、生きたいと思ってほしいなんて、エゴとしか言いようがない。
誰かがあたしに生きたいと思ってほしいって願ってくれたとしても、きっとあたしはその願いをかなえられないもの。]

(+17) 2018/02/21(Wed) 01時半頃

【墓】 少年探偵団 ガーディ

 自殺以外の、願いかあ……。

[椿ちゃんの精神世界。
時の止まった文化祭の校舎。
死に際の光景は、きっとその人の心が創るもの。
鎖に殺されていた黒岩君。
まるで死刑囚のようにお膳立てされた舞台で首を吊っていた十朱君。
そして今、あの校舎には屋上から飛び降りたあたしのマネキンが転がっていて、亀森君のマネキンだってあるんだろう。

椿ちゃんは何が見たかった?
みんなが抱えてる、死にたいと思うくらいの絶望が見たかったの?
そんなことを考えて、あたしは首を横に振る。
あたしがマネキンになったら、なんとかするねって。>>3:397
放置なんかできないって。
そう言ってくれた椿ちゃんが、そんなことを考えるなんて思えない。]

(+18) 2018/02/21(Wed) 01時半頃

【墓】 少年探偵団 ガーディ

 ……お礼?

[考えても、答えは出ない。
ぐるぐると考えていたら、亀森君は思いがけないことを言った。>>+4
あたしは顔を上げて、亀森君に向かって首を傾げる。

もういないお姉さんに会えたという亀森君。
もういない、その意味は、多分そういうことなんだろう。
良い夢だったと亀森君は言った。]

 そっか。
 黒岩君も十朱君も辛かったんだろうなって状態でマネキンになってたし。
 あたしも……正直、見たくないもの見たからさ。
 そういうものなのかなって思ったんだけど、亀森君にとっては優しい世界でもあったんだね。

[亀森君が死にたいと思った理由は知らない。聞くつもりもない。
だけど、もういないというお姉さんがその理由に関わってるのかもしれないとは思った。
だけど、亀森君が辛くなかったんなら、良い夢って思えるような再会が果たせたんなら、よかったと思う。]

(+19) 2018/02/21(Wed) 02時頃

【墓】 少年探偵団 ガーディ

 よかったね。
 その話を聞いたら、椿ちゃんだってきっと“よかったね”って言ってくれるんじゃないかな。
 なにそれなんて思わないよ。

 ……伝えられたらいいね。

[きっと伝えられるよなんて言えない。椿ちゃんがどうなるのか、まだわからない。
だけど、亀森君がその感謝を伝えることは、椿ちゃんにとってもいいことなんじゃないかなって。
そう思った。**]

(+20) 2018/02/21(Wed) 02時頃

【人】 子守り 日向


[ 決断を覆すことの何が悪いのでしょう?
  人は往々にして悩むもの。
  其れを悪とはしませんでしたので、
  理解があるようなフリをした、>>4:284
  彼の言葉に、薄く瞳を覗かせるだけ。

  さて、物語は中盤を超えていたのでしょう
  返ってきた音を拾い上げたなら、>>4:286
  あたしは、ほぅと息を吐きまして。 ]
 

  それじゃあまるで、
  手品をしてるみたいだねぇ


[ と、微笑みを浮かべました。 ]
 

(11) 2018/02/21(Wed) 04時頃

【人】 子守り 日向


[ ─── 秘密、というのは誰にも
  識られないからこそ秘密であるからして、
  ─── 秘密、というのは誰かに
  識られるからこそ七色を持つのでしょう。

  つまりは、秘匿であることを、
  誰かに知られなければ、
  其れは存在しなかったことになり、
  表面上の事象ばかりが、
  真実として浮き彫りになる。

  ですから、現状の一見無意味に思える
  意味の見出せないやり取りも、
  何らかの意味を確かにもっている、
  …… そう、言ってもよいと思うのです。 ]
 

(12) 2018/02/21(Wed) 04時頃

【人】 子守り 日向


[ さて、探るような瞳は、>>4:288
  あたしと彼を級友ではない何か、
  まるで別の糸で繋いだかのように。
  濡れた唇を隠すように、
  掌を口許へ添えましょう。 ]


  ─── 時計の針を、進めただけ


[ 名探偵でもない安楽一記の前には、
  種も仕掛けもない古守日向が、
  そおっとそおっと、微笑んでいるだけでした。 ]
 

(13) 2018/02/21(Wed) 04時頃

【人】 子守り 日向


[ 安楽一記、その人物と離れた後、
  あたしは花瓶を抱きしめてお水を替え、
  家庭科室へと向かって、
  お芋の煮っころがしを作りましょう。

  ただ、作って持っていったときには、
  食べさせたい相手はもう夢の中。>>0
  丁寧にラップで封をして、
  あたしも、その後は
  保健室にて休むことを決めました。 ]*
 

(14) 2018/02/21(Wed) 04時頃

【人】 子守り 日向



   『 ひなちゃん、幸せになるんだよ 』


     [ おばあちゃんは、そう笑ったのです。 ]

 

(15) 2018/02/21(Wed) 04時半頃

【人】 子守り 日向

── 終演 ──

[ その想いは永遠に変わらない。
  あたしの想いだって変わらない。
  でも、魔法は自然解けてゆく。

  知ったかぶる声も、>>4:59
  きつく握られる掌も、>>4:60
  ただ一つの事象に過ぎません。 ]


  だって、まだ見せられるような
  答えを作れてなかったから、


[ そうだ、このときのあたしは、
  間違いなく救い≠求めていたのです。
  穴埋め問題の答えを見つけようと、躍起になって。
  継ぎ接いで。それで、ようやく────  ]
 

(16) 2018/02/21(Wed) 04時半頃

【人】 子守り 日向


[ 正解を、求めたわけじゃない。>>4:61
  欲しい言葉も、何にもない。
  あたしはきっと、ただ、 ]


  へへ、聞いて欲しかっただけ
  どうもしないし、何もいらない
  でもね、あたしは何にも苦しくないよ、


[ むしろ、解放された気すらしていたのですから
  選択肢は、二つだけではありません。
  どちらかひとつ?
  気にやむことなど、ないのです。
  嘆きを口にできる彼は強いのでしょう>>4:62
  古守日向は、嬉しそうに笑います。 ]
 

(17) 2018/02/21(Wed) 04時半頃

【人】 子守り 日向



  ……ありがとね、
  あたしはね、これが最善だったと思うんだ


[ 彼ならの出ない答えを追求はしません。
  しかし、興味がないわけではないので、
  答えが出たら、教えてね?と、
  約束を翳したでしょう。 ]
 

(18) 2018/02/21(Wed) 04時半頃

【人】 子守り 日向


[ ─── 答えを探して、
  あたし自身の幸せを探して、
  彷徨う時間は、もうおしまい。 ]*
 

(19) 2018/02/21(Wed) 04時半頃

【人】 子守り 日向

── 目覚めの朝 ──

[ あたしの朝は、はやい。
  まだ眠る寝顔を覗き見て、>>9
  起こさないように小さな声で、
  おはようを告げましょう。

  お芋の煮っころがしは
  教室に置いてきてしまっていて、
  メモも、黒板に丁寧に書かれた文字しかない。

  『 たべていいよ 』

  と、整列した綺麗な文字で。 ]
 

(20) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ 休む前に、シャワーを浴びる。
  それが古守日向ですので、
  寝覚めに熱い湯を、
  浴びることはしませんでした。

  ただ、ひとつ。
  目的地は決まっているかのように、
  その足を伸ばしましょう。 ]


  たのもー


[ 其れは、3年3組の教室でした。 ]
 

(21) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ 古守日向は、まだマネキンの姿を、
  ひとりもこの瞳に映してはいませんでした。
  其れは、逃避によるものなのか、
  それとも、偶然によるものなのか。

  しかし、漸く彼女は、
  級友たちであった筈のものへと、
  その眸を向けることにしたのです。 ]
 

(22) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ 本来の色を失った、
  黒く酸化し始める血濡れのカーディガン。
  チョークの粉をつけたままの指先で、
  軽く、髪を梳こうとするけども、
  血で貼りついた其れは、
  真っ直ぐにはいきません。 ]


  ……蘭ちゃん、ごめんね


[ 折れ曲がった四肢を捉え、
  あたしはぽやんと名前を呼んで。
  あの直前を、───…… 後悔しました。 ]
 

(23) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ 後悔から始まった其れは、
  まるで美術館に並べられる作品を
  ひとつひとつ順繰りに巡るよう、
  マネキンの姿を確かめるように、
  まあるい瞳をひとつひとつへ
  向けるようなそぶりを見せていました。 ]
 

(24) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ ジャラリ、とする鎖の欠片はあったでしょうか?
  本来の繋ぎ目は、引き千切られたよう。
  バラバラに解放された身体を見下ろして、
  あたしは、 ]


  黒岩くんぽくないなぁ


[ ……だ、なんて。
  くだらない呟きを落としたのでしょう。
  何から逃れたかったのか、
  何によって引き千切られたのか、
  そんなものは知りませんし、
  こんな姿を、ずるいとも思いませんでした。 ]
 

(25) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ ただ、当たり前の姿ばかりを浮かべます。 ]
 

(26) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ 縊頸。索状痕にも見える、
  首筋のいろを瞳を細めて見詰めましょう。
  掌から取り上げられた一冊の台本。
  其の結末を、後日こっそりと、
  読ませてもらったことは秘密です。 ]


  ……しんじゃったあとは、
  物語はどうなるの?


[ まるで探偵物語の結末のよう。
  役者魂は何時迄続くのでしょうか?
  塗り潰された顔は、役者の務めを果たし、
  台本には描かれていない、
  双子探偵の物語。死の先に在るものは── ? ]
 

(27) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ やさしい、きよしくん。
  まだ、おかえりを告げられていないのに。
  と、すぐに赤くなる頬に軽く触れます。
  ほかのみんなとは違うとても綺麗な姿。
  控え目で一歩後ろに引いた其れは、
  美しい≠ニ捉えることができるでしょう。 ]


  やさしいなぁ、
  ……残ったみんなの為?


[ ううん。無残な姿すらも見られるのが、
  恥ずかしかったのかもしれません。
  壊れる程に繊細であるのは、
  繰り返しやさしくしていた所為で、
  心がどうにも痩さしくなってしまっていたから、
  ……なのかもしれませんね。 ]
 

(28) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ 遠くに倒れる上着を背に掛けた姿。
  隙間から乱れる衣服が覗いて、
  女の子≠フ側面が強調されます。
  触れることができなくて、
  掌をぺたんと窓ガラスにくっつけるだけ。 ]


  ……香里ちゃん、
  そんなとこにいちゃ、声が聞こえないよ


[ どうやって、外に出られたの?
  出られても、死んでちゃ意味ないよ。
  あなたがいなきゃ、
  みんな纏まらないじゃない。
  …… キィ、と嫌な音を鳴らして、
  爪を立てた窓硝子から、手を放しました。 ]
 

(29) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向



  ……あたしなら、 ─────


[ ぽつり。
  雨音が落ちるよう、
  小さな声で呟きました。
  精神世界、答え合わせの時間は何処?
  体感時間としては、
  恐らくチャイムが鳴る時も近い。 ]
 

(30) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【独】 子守り 日向



     こんな死なせ方、しないのに

 

(-13) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向


[ それは、あなたの願いを乗せて、
  それは、あなたの嘆きに流されて、
  それは、あなたの流れる時を止めて、


       ──── 物語は佳境を迎える。 ]
 

(31) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向



  『 キーンコーンカーンコーン 』


       [ 幾度目かの、終わりへ近づく音 ]
 

(32) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向



  ……まだ残ってるや、
  はは、 次は誰かなぁ


[ ──── チャイムの音。
  もう驚くことはありません。
  あたしは、平静のままに、
  廊下へともう一度足を踏み出したのです。 ]*
 

(33) 2018/02/21(Wed) 05時頃

【人】 子守り 日向

── 階段の踊り場にて ──

[ 何かが罅割れる音がしました。
  其れは、単なる空耳かもしれませんし、
  現実にあったことかもしれません。
  ただ、この異空間に於ては、
  気にしたら負けということも言えましょう。
  ですから、古守日向はその音の出処を探り、 ]


  ……なぁに、アレ


[ まるで、宝探しをするかのように、
  瞳をまあるくとさせました。 ]
 

(34) 2018/02/21(Wed) 05時半頃

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