97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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俺は――。
まだ、俺自身の価値観しか、ロクに知らない 自分の気持ちばっか優先して、勝手動く奴だよ。
[だから、永遠に近い時間、触れ合う事で導き出された価値観。 それに至るには、余りにも時間と経験の差は、谷より深く]
(-15) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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だけど。 俺に、お前とのキズナが巻きついた時、想ってた。
近くで歌えるといいのに。 お前の音に触れられると良いのに。
――――……"今度は"。
傍にいられるといいのに。
[今度、その音にした記憶に、彼は覚えているだろうか。 気の遠くなる昔に離れたひとり。永遠の中では、そんな存在の夜色を]
(-16) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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勝手な想いで、押し付けの願いで。
ひとりの、祈り《ウタ》で。
[願い続けた執着にも似た想いは、長い祈りの意志の鎖で]
俺がいるだけでも、お前の何かに鳴れたら……。
[嘗て『アルト』の旋律と共に広げた歌の翼は、今も確かに在る。 想いで繋げた、キズナの鎖を巻く、夜色の羽]
(-17) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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……ごめん。やっぱり、云ってるのは俺の気持ちばかりだ。
[最後やがて、ぽつりとそう、居た堪れない様な小声と、顔を伏せていた**]
(-18) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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[物憂げに伏せる表情、しかし、掠れた声で、《聴こえた》一語の歌。 物思いを置き直し、少年は十字架軋む、屋根への最後の道を登り切る]
――チェレスタッ!!
[教会の天井、いや頂上に聳える十字架。 恐ろしく随分とした不安定な状態、そこに揺れる身体。 身を乗り出し、下を眺めず、痛む損傷抱えたチェレスタの身体へ、大きくその腕を伸ばした**]
(31) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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[伸ばされた腕を、見下ろす。 足が掴めるかどうか、くらいの高さまでしか伸びてこない腕。 吊られている、という状況は、手足が自由であるにも関わらず、それ以上動けはしない。
目一杯にチェレスタも腕を伸ばす。 みしり、めき、ぎし、ぎぎぎぎぎ。
限界をとうの昔に超えていた十字架が、ついにスータンどめとしての役目を終え、チェレスタは中空に放り出された。]
[再び
*落ちる*]
(32) 2013/10/04(Fri) 04時半頃
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/* あ? もしかして、最終日? まじ? うそ いやアルトさんとオルガニストさんが師弟で全力の復活劇を見せてくれるんだろ? そうだろ?? そして無事に死にたい おいしく食べられたい 寝返って裏切って盾になって死にたい でもあれだな やっぱ作ってきた設定がちょっと生存向きすぎて序盤でなかなか死ねん感じだわ それとも鱗じゃなくてはじめからどっちかにぺたっとくっつけば言えたのかな ああそれだと言えた気もするかな
何にせよ早いうちにやろう! エピには持ち込まない! Yes!
(-19) 2013/10/04(Fri) 04時半頃
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アスラン…………?
…………セシルの辛さはセシルのものだ…… いくら、彼の来世だからと言って アスランが馬鹿だなんて言っては悲しい……
[ふわっと笑う表情はセシルを彷彿とさせて。 パイプオルガンを奏でる手を止めて、 その髪に触れたい衝動に駆られながらも セシルの行動を自分の行動とする アスランに青年は目を瞬かせて。
言葉にゆるく首を振る。]
(33) 2013/10/04(Fri) 09時頃
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………… 魂が地続きでも……名前も性格も…… 何よりも、記憶も分けて持つぐらい別の心……
[嗚呼…………ーー イーシュが何故明乃を置いて行ったのかが 少しだけ分かった気がする。]
確かにセシルはアスランの前世だ。 切り離せないものなのかもしれない。 でも、アスランはアスランだよ…… セシルがセシルなのと一緒で。
例えば、俺がアスランにセシルに対する
[ここまで言って、言い淀む。]
……執着、で接されたら それはアスラン、 君にはきっと嫌なことだろう……?
(34) 2013/10/04(Fri) 09時頃
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[口に出すため、選んだ言葉は”執着” その執着をアスランに見ないように。 スータンを着ていない、貸したシャツ姿の シャツの白さがよりセシルを思わせて。 青年はアスランから目を逸らす。
それを振り払うように、数度首を振る。 今は楽曲に集中しなければ、 いけないのに…………]
(35) 2013/10/04(Fri) 09時頃
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柄悪いとか……こっちが素だ
[同じ人格が、猫を被っているのとは 大きく違うんだ]
[微笑む様子が、アスランの発言で セシルと混同してしまいそうで、怖い。 だから、そう言って笑うも 力のない笑みになってしまった。]
(36) 2013/10/04(Fri) 09時頃
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…………俺……??
[聴こえる声に目が瞬く。 ……アルトはアルトだというのだろうか? でも、今のアルトはアルトなのに。
最後までアルトの思いを聞いてから 青年はゆっくりと思考する。]
……じゃあ、俺も…… 俺の気持ちを、言おうかな。
(-20) 2013/10/04(Fri) 09時半頃
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……俺は……どんな旋律も 素敵なものに、やはり聞こえるんだ……
腹立たしいことに、あの自分勝手な 独善の天使……明乃の毒奏でさえ、……ね。 毒奏じゃなくて、アリアなら、と 思ってしまうぐらいにね。
だから、役割、じゃなくても 俺は、ずっと
ーーー何もしない。
[指揮存在故の思考なのか、 元々そうなのか? 自分でもよくわからないけれど。]
(-21) 2013/10/04(Fri) 09時半頃
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……なぁ、アルト。 アルトの言葉は……嬉しいよ。 ありがとうな。
でも、アルトの記憶を置いて、 今のアルトだけでも、そう、思ったのかな……
[”今度は”確かにそう言ったアルトに。その心に 最初に問いかけたのは そんな言葉ーーーー*]
(-22) 2013/10/04(Fri) 09時半頃
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イアンは、オルガンを弾くては今にも*止まりそうで*
2013/10/04(Fri) 10時頃
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[自身の思考に没頭している時だった。 その音が聞こえたのは。]
‘‘Help《たすけて》‘
[とっさに鍵盤に指を滑らして。 傍観の指揮存在にあるまじき 直接の関与。聖堂を伝う蔦がゆるり*動いた*]
(37) 2013/10/04(Fri) 10時半頃
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[神父の返答を《聴いて》から すっと、視線を逸らし]
ごめん…俺もいいすぎた それは「セシル」にも失礼…だよな
[胸元に手を当て 無意味にぎゅっと服をつかむ]
「執着」か…それはどうだろう… 「俺」には、よく分からない
[今の生を受けて 自分は"失うこと"ばかりを繰り返している 故にそれは持つことすらないまま ここまで来た
《見えて》しまったから 《美しい音楽》のために必要なことだから]
(38) 2013/10/04(Fri) 12時頃
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["失うこと"の繰り返しは 「セシル」の時も同じであった 彼も生前に様々なものを"失い"続けていた
そして、さらに"失うこと"を恐れた結果 自らの「命を失う」選択をした その理由はとても「業が深い」もの
それが神父のいう「執着」なのか よくは分からなかった
それくらい「セシル」は《見え》なかったのだから]
(39) 2013/10/04(Fri) 12時頃
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[言葉が途切れて 天使の歌声が降り注ぐ中 神父は鍵盤でそれを抑えていたが
『Help《たすけて》』
チェレスタの歌声が響くと 蔦に命じる動機《モチーフ》が挿入され
蔦は十字架から落下した《楽器》を守るため その蔓を伸ばし始めた*]
(40) 2013/10/04(Fri) 12時頃
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[鼠はスータンの中ですやすや眠る 全ての《音楽》を子守唄にして]
(41) 2013/10/04(Fri) 12時半頃
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/* にしても、神父様…>>9のそれが見出しかwww
くそ可愛いぞ…その大人げなさが
(-24) 2013/10/04(Fri) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/10/04(Fri) 13時半頃
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/* ところで、イーシュ=あんびとさん以外の 中身あてがとっても自信がなくなってる今日この頃 いかがお過ごしでしょうか?
*/
(-25) 2013/10/04(Fri) 14時半頃
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[視線を逸らすアスランに 鍵盤を見つめたまま首を横に振る。 だから、シャツを掴むては見えなかった。]
……そ、っか…… アスランは……未来?に帰ったら 執着すれば、いいさ。 …………下手にもつと、辛いだけ、だ。
[そろそろ、自分もまたいなくなる時。 この楽曲がどちらに転んでも 今回の指揮はそこで終わって、 もうすぐ、忘れてしまう。
ーーーー忘れたくないのに。]
(42) 2013/10/04(Fri) 14時半頃
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[楽曲の展開補正、促進ならまだしも 旋律の運命が変わりかねない関与を してしまったことに その後の思考は取られて。
一度、深いため息を*ついた*]
(43) 2013/10/04(Fri) 15時頃
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/* 今、初めて気づいた衝撃の…投票にランダムあr
(-26) 2013/10/04(Fri) 15時頃
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/* あ"〜ぎゃ〜 [壁打ちごんごん]
(-27) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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……毒奏でも……。
[スト、んと聴こえた気持ちに欠片同士が合わさる小気味良い音色。 唯世界の調和の為、瞼を閉じ見過ごす。のでは無い。
美しい楽曲の調べを信じる、お人好しな奴。 喩え独善で、悲愴で、絶望に暮れた毒奏でさえもやがて射し込む光を信じたがっている?]
――――あぁ…。
[指揮存在故の思いなら、やがて自分もそうなるかも知れない。 然し少年の中に抱えた悩みは、曇天を振り払う晴空の旋律の様に消え去って]
(-28) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[彼の音に、今少しでも触れられた気がした]
…………馬鹿似非神父。 俺は"俺"だ。
[心に初め問いかけられた、そんな彼の言葉に。 強く断言した、自分の心]
(-29) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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過去にどんな想いが残されても。 この鎖は、唯ひとり、俺に巻きついたキズナ。
俺が、望んだから、現れたキズナの証だ。
まだ、指揮存在の力なんて俺にはわからない。 だけど、俺の音からお前の音に触れて、感じて。
このキズナに奏でられるのは、俺だけの特権。
馬鹿正直で、そして死んだ"あいつ"とは違う。 俺は、お前の音が聴きたい。だから此処にいるんだ。
(-30) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[堕天使の死に啓かれし新約の扉から得た物は、"知識"]
――それに俺。 "あいつ"の名前知らないし。
["記憶"でなく"知識"の様、嘗ての片翼の死を前に、少年にそれらは流れた。 この身この瞳に焼き付く想い出は無く、顕れたのは譜面に描かれた旋律の刻みの様。 遥か昔流れた天庭の音律、罪と片翼の天使の足取り。 然し、鏡無き己の顔を窺えない様に、少年は"前の自分"の名を知らずにいて]
(-31) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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