42 とある結社の冬休暇
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──談話室──
[簡素な窓の部屋ある部屋。すでに日は明けて、 揃いの木製の机と椅子の足元に日差しを運んでいる。
普段は酒や飲み物が置いてある机の上に、資料が出ているのは、支部から持ち帰った報告と伝達に人を捕まえて回っているピッパがいるからだ。]
──出かけた?
ユリスと──ヒューバートで?
[「そうよ。」と返事をするピッパに、 彼女の対面の椅子に座った赤毛の女は瞬いた。 水を入れた木製のマグを口紅を引いた口元に両手で包んで持ち上げる。]
(27) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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ユリスとヒューバートの村にぃ?
[「そうよ。」と返事をするピッパに、 彼女の対面の椅子に座った赤毛の女は瞬いた。]
じゃあ、ネルちゃんも一緒にぃ?
[もう出たの?と尋ねると。 「同行したのはメアリーよ。」と簡素な返事が返った。]
(28) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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ローズマリーは、微妙に表情を変える。
2012/01/10(Tue) 22時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 22時半頃
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[結社の支給品のローブを来たピッパに青緑の目を向ける。 手の中で、透明な水を意味もなく揺らした。]
…
[書類に目を通している様子を眺めながら 黙って、間を持たすようにふちに口をつける。]
(29) 2012/01/10(Tue) 22時半頃
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[頭の中で考えを組み立てるように長い事、唇をマグの縁に添えたまま、透明なだけの冷えた水に少し視線を落とす。]
未解決事件、ってぇ
…いつごろのぅ?
[口元をマグに添えたままでピッパへ視線を投げる。]
(30) 2012/01/10(Tue) 23時半頃
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─ 奥広間 ─
[新年の浮かれたざわめきは既に去って、 さざめくような静かな緊張が、結社のうちに漂っている。 普段の気配だ。もう、宴気分は終いであるのだろう。
奥広間の暖炉の火は今も赤々と灯り、少し焦げたような匂いと 暖かな熱を、陽気な音と共に辺りに振りまいているのだが]
(31) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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んぁー?
[その火の近くで、机に広げた書類に鼻先を埋めていた男が、 女の声に顔を上げた。華やかな女が立っていた。 鼻腔を甘い香水が擽った。パピヨンだ]
おらァ…別に今は、なンも。 ちょこッと手伝いをしてただけだべ。
[手伝いと言うが、広げているのは男の担当した事件の手記だ。 けれど文字を記すのを未だ得意としない男は、 同僚の手を借りて──むしろ任せて、それを仕上げていたのだ。 手記は既に出来上がり、今はそれに目を通していたということになる]
(32) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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…んだ。纏めはもう終わったべな。 したから…、……。なンか用だべか。
[男の口の端が下がる。ローズマリーに見せたと同じ反応だ。 彼女がパピヨンから仕草を学んだとは知らず──、 けれど、良く似通うごく女らしい”都会的な”雰囲気の女を、 男は少しだけ苦手にしている。
何やら落ち着かない。甘く香る香水の所為かもしれない。 もぞりと、落ちつかなげに身じろいだ]
(33) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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― 個室 ―
[クラリッサが使う部屋には物が少ない。 必要なものが必要なだけ。 きちんと整頓された空間。 結社の存在を知るまでは可愛らしい小物が好きで たくさん集めていたものだった。 親友もそれを知っていたから "クラリッサが好きそうだから"という理由で小物は増える一方。 一つ一つが大事な思い出の品であったが 娘はその殆どを大事な人たちが眠る故郷に置いてきた。
寝台に腰を下ろし、両の手で顔を覆う。 熱を持つ瞼に冷えた指先が心地よく感じた。]
(34) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[机の上には幾度となく読み返した手記がある。 自らが関わった事件の写し。 無論、一番古い手記は集める側ではなく集められただった事件。 占い師であるブローリンが担当であった一件。
これはその事件を体験したクラリッサの記憶の一部。
村の小さな集会場に呼び集められた。 両親は宿の方へと呼ばれたらしい。 親友と幼馴染である恋人が集会場に居た事に 初めは安堵したのを覚えている。]
(35) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[集会場に集められたのは十四人。 結社員と名乗る人が事件の説明をする。 御伽噺のような話を大人がする事に驚いた。 すぐに信じられるような内容ではないけれど 親友と幼馴染の様子が何処かおかしかった。 何か思い当たる事があるのか"信じられない"風には見えない。
占い師や霊能者。 名乗り出るように言われた直後、親友に呼ばれた。 結社員のいう力を持っているのだと言う。 親友が自分に対して嘘を吐くとは思えない。 何より親友の口調や気配から信じられる言葉だと知れたから クラリッサはその時、漸く人狼が居る事を理解した。]
(36) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[占い師として名乗り出ようと思うと親友に告げられる。 何処か調子の悪そうな親友に止めるよう頼んだ。 引き止める言葉に親友は揺れていたようだったが 正義感の強い親友はその後直ぐに皆の前で告白した。
一夜経ち、占いの結果を記すメモがコルクボードに貼られる。 小さな双子の片割れが人間であると記されていた。 霊能者は、現れない。
二夜経ち、占われた双子の片方が犠牲となった。 親友は双子のもう一方を占ったらしい。 人間であることが記される。 人狼は、見つからず、この日も霊能者は現れない。 村に来て日の浅い流れ者がその日処刑された。]
(37) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[三夜経ち、双子のもう一方が後追うように犠牲となった。 親友は修道士を占い人狼であると告発した。 神につかえる者であり人望もあった修道士に下された結果に 集会場に残る面々は途惑いを隠せぬようだった。 信じがたいと占い師を強く疑う者も居た。 クラリッサは無論修道士に投票した。 けれど処刑されたのは宝石商だった。 霊能者はこの日も名乗り出ない。]
(38) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[次に歌姫が占われて人間だと親友が言う。 その日、犠牲者は出なかった。 触れぬようにしてきたが守護者が親友を守っていたのだと思った。 親友が無事なことに安堵したのを覚えている。 クラリッサは再び修道士へと票を投じる。 けれど処刑されたのは引きこもりがちな修道女だった。 霊能者は現れない。 集会場には居ないものと思うようになった。]
(39) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[前日に占われた歌姫が犠牲となる。 占いが確かである事を示すように人間だと言われた者が消えてゆく。 次に占われたのは小説家、人間だと親友は言う。 親友は“明日は薬師を占う”とも皆の前で言った。
占い師に人間だと証明された小説家は酷く怯えていた。 次に襲われるのは自分だろうと涙ながら零したのを聞いた。 クラリッサに守る力はない。 甘めのホットミルクを小説家の為にいれて泣き止むまで傍にいた。
――翌朝、見つかったのは占い師である親友の無残な姿。 クラリッサは親友と共に過ごさなかった事を酷く後悔した。]
(40) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[涙と声がかれるまで泣いて。 泣き疲れて眠ってしまったクラリッサの傍らには幼馴染が居た。 ずっと付き添っててくれたらしい。 幼馴染の目許も赤く、彼もまた泣いたのだと知れた。
幼馴染は自分が守護者であったのだと言う。 犠牲者が出なかったあの日、守っていたのは――。
何も知らず守られていた自分。 “すまない”と謝る幼馴染に “ありがとう”を返せたのが唯一の救いか。
その翌日、幼馴染が犠牲となり大事な人が人狼に奪われた。]
(41) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[クラリッサの村で起こった人狼騒動。 集会場のグループの生存者は三人だけ。
何も出来ぬと思い何もしなかった自分。 何か行動を起こしていれば犠牲者を減らせただろうか。
未だ答えはでないけれど いつか答えが見つけられると信じている。**]
(42) 2012/01/11(Wed) 00時半頃
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[鮮やかな青に彩られた女の紅い唇が弧を描く。 艶やかに微笑んで首を横に振るパピヨンに、 左肩のキツネザルの方がキキッと鳴いた]
依頼でもあンなら、
[背を向ける女へと、声を投げておく]
───準備出来てるでなァ。
[ローズマリーを占った時と同じ言葉を告げる。 そうして、手元の手記に再び顔を俯かせた]
(43) 2012/01/11(Wed) 01時頃
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[かつて、クラリッサと出会った村の手記もこんな風に纏められた。 彼女が手にする手記は、だから男の手によるものではない。 書庫にある原本には、ところどころみみずののたくったような、 男のメモ書きが記されては在るのだけれども]
────…。
[この手記にも、かつての手記にも悲惨な事件の顛末が記されている。 かの事件で、最後に残った人数は僅かに三人。 占い師が襲われ、漸くかの修道士は処刑された。 それでも惨劇の舞台は続く。
彼女の幼馴染が犠牲になり、 ひとりの演奏家が処刑され───悲劇は終わった]
(44) 2012/01/11(Wed) 01時頃
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[同じ力は反発を呼ぶのだという。 クラリッサのグループを占った時に、それを感じた。酷い疲れだ。 だから占い師はこの中に居るだろう。そう告げる。 人狼を処刑するためには仕方のないことだ。
けれど同時に、それはその人の身を危険に晒すことでもある。 同じ”占い師”であれば知っている。
───身をもって、良く知っている]
(45) 2012/01/11(Wed) 01時頃
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『…──なァ。あんたァ…、どうしたいんだね?』
[事件のあと、親友と幼馴染を人狼に奪われ嘆く娘に声を掛けた。 何も出来ないと思い込んでいた。 何か出来たのかも知れなかった。 己を責めて嘆く娘に、らしくなく共感したのかも知れなかった。
野生動物を共に従えて、容疑者たちとも馴れ合わず、 中に入ることもなく危険からの保身を図る占い師でも、
───…人の死ぬのを願う、わけではない]
(46) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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『何かしたいなら…。……。』
[すぐには結社に誘わなかった。 ひょっとしたら彼女には別の道があるのかも知れない。 迂闊に結社員になったなら、より辛い道になるのかも知れない。 軽率に踏み込むほどに甘い道ではないだろう。
…けれど、彼女はあの事件で帰る場所を失っていた]
『…結社さァ来るかね。』
(47) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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[最終的に、結社員に必要なのは人狼に対する思いだろう。 そう男は思うから、事件に大切な人々を奪われた娘を誘った。
視力の弱い彼女が誰の庇護もなしに、 荒れ果てた村で生き延びられるとは容易には思えず、 ならば結社でしか彼女は生きられないのかも知れなかった]
(48) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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[”占い師”の自分と、同じように]
(49) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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───ん。これでええだ。 したら、これはおらァ書庫に仕舞うべか…。ん?
[書記を務めてくれた結社員が、手を差し出した。 まだ手記を見たいのだという。大人しく手渡しておく]
なら、あんたさァ任せるで。 おらはまァ、ちょっくら用もあるでな。
[肩に乗せたキツネザルが、キキッと鳴いて主張する。 そろそろ餌の時間だということだろう]
(50) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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そういえば…、
[目元を髪で覆った頭が、ゆるりと室内に巡らされる。 一度右に向いて、次に左に戻った]
…シメオンはどうしてるべかなァ。
(51) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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[珍しい名前を口にした。 傍らの結社員に何故と聞かれて首を振る。
言うほどのことでもない。 ただ、昨夜は彼のことが気に掛かったのだ。 同じ結社員であれば、自ら願うローズマリーの例を除いて 何か”占い”めいたことを口にすることはない。
けれども気が整えば、夢も見る。 …宴気分は、終いなのかも知れなかった**]
(52) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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──談話室──
[木の椅子に横すわりして、くるくると赤毛を指で巻く。 机の上に置いたマグを片手で斜めに傾ける。
いつの。というという問いに、 「22年前のよ。」とピッパは言った。
ああ。と短く言って「ユリシーズの事件ね。」と端的に添えられた情報に、息を大きく吸ってから吐き出した。]
…。
[返答を聴きながら、水を入れたマグを覗きこむ。 ほとんど空になった中身を見て、傾けた底を机につけ直した。]
(53) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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ローズマリーは、空のマグを持ち、両手で包む。
2012/01/11(Wed) 01時半頃
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… それの、"容疑者"が見つかった、ってぇ 真偽はぁどれくらいなのぅ?
[中身のないマグの縁に唇をつけて聞く。狂人のいうことだから。と、信憑性を半々に見ているらしきに。そぅ。と短く答えた。]
(54) 2012/01/11(Wed) 01時半頃
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[マグは完全に空になった。意味もなく、くるくると手元でマグを回す。机の下で、組んでいた足を組み換えた。]
随分とぅ、急いでぇ …出てっちゃったのねぇ
[別段。別れた後に、探しもしなかったのは自分だけれど。
──出がけの顔を、見られていない。
少し、マグの中に視線を落とした。 つまらないときのように、唇が尖る。]
……。
[書類を整理しているピッパへ視線を向けて 空っぽのマグを机に置いた。]
(55) 2012/01/11(Wed) 02時頃
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――二階の個室―― [ンナオ。猫が小さく鳴いて窓際に飛び乗った。 薄らと結露のついた窓の外を猫の目が覗く。 外には馬車と、人の影。 ラディスラヴァが目覚めたのはその馬車が出て 暫くしてからだった。窓を開ければ息が白い。]
……おはよう。
[ンナオ。見上げてくる猫が鳴く。 寝起きに露になった瞳を細めて寒さに冷えた毛を撫で、 部屋の空気を入れ替えながら朝の支度をはじめる。]
(56) 2012/01/11(Wed) 16時頃
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