232 いつかの、どこかの、だれかの話
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[男の問いかけに、少女は悲しげに微笑んで、首を横に振った。]*
(25) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
|
|
『お前と一緒だな』
[悪魔は哀れむような声音で言った。]
『可愛がって欲しいのにこんな面倒くさい身体になっちまってさ。 撫でてももらえず、抱き締めてももらえず。 人間の物好きには飽くことがないな』
[悪魔は我々の気持ちは分かるまい。
しにたくないのにしねない苦しみも あいされたいのにあいされない悲しみも。]*
(*0) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
|
|
/* おおー綾辻おる!
(-26) ヨキ 2018/01/29(Mon) 21時半頃
|
|
/* とってもよく見たことがある酒場だと
(-27) Eurail 2018/01/30(Tue) 01時頃
|
|
/*
ラ神がここに行けって
(-28) kumiwacake 2018/01/30(Tue) 07時半頃
|
|
/* 実は酒場村番外をここで書くか悩んでた はよう、帰りに締めを書きますね(シルクを引きずる)
(-29) Eurail 2018/01/30(Tue) 14時半頃
|
|
[インカムから、グラスホッパーの声がした。「もうすぐ着く」と。 敵に思い切り傍受されているが構いやしない。 私は動けないし、彼女も動こうとは思わないだろう。
新しい掌の傷はじくじくと熱を帯びている。]
ねえ、アイアンメイデン。君の名前は?
[ヒーロー同士名前を名乗り合うことはタブーであった。 案の定、彼女は首を横に振った。 男は口を曲げて一瞬だけ考えると、もう一度提案した。]
(26) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
|
|
君は、恐らく遅かれ早かれ、殺されてしまうよ。 誇張でも脅迫でもなく、ね。
その棘が、君の意思を超えて動くとしても彼らには関係がない。
[仲間二人はそこまで人非人ではない……けれど、財団はどうだろう。 男の不死性を確かめる実験のために、残虐非道な実験を幾度と繰り返してきた彼らは。]
(27) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
|
|
『おい、そんなことをしてどうするんだよ』
[悪魔は嗤う。]
『お前より“老い先短い”その子を連れて逃げて、その先はどうする。 財団を敵に回して逃げるのか、それとも……お前がその子を殺すのか。
ハ、ハ!死ねない以外何の特筆すべき点もないお前ごときが!』
(*1) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
|
|
[けれど、もう悪魔が何を言おうが、私は己の意思で動こう。 死ねない身体でこの先地球が滅びてなお生きねばならぬとしても、私に残る極僅かな“人”としての部分が、この子をこのまま殺させたくないのだと。
それは果たして善なのか、私には分からない。 結局私は彼女を苦しめるだけかもしれない。
死ねない以外特筆すべきところがないヒーローの私が彼女を救ってやれるのならば、きっと死ぬほどうれしいのだろう。]
……私は、ハワード。ハワード・マクレラン。
[ヒーローとしての掟を破って、何百年ぶりに名を名乗った。 何百何千年経とうと忘れられなかった、私の人としての部分だ。]*
(28) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
|
|
/* どうしても癖で一人称ロルになりそうだったのを、やっとちゃんと正式に一人称に出来た……。 ゆるゆるアイアンメイデンちゃんを助けようかなと。
(-30) ヨキ 2018/01/30(Tue) 18時頃
|
|
≪このこえ きこえます か≫
私はここにいるよ。 私はここにいたよ。 私はここにいたの。
[私は、確かに、ここで生きていたの。 どんなに誰かに伝わらなくても、 どんなに私がずっと一人ぼっちでも。]
≪はろー はろー ぷらねっと≫
[ひとりは寂しいから。 誰かに見つけてほしくて、 誰かに見つけられたくって。]
(29) Eurail 2018/01/30(Tue) 20時半頃
|
|
[そのために、このアンテナ伸ばして 誰かに見つけてもらえるため 見えない誰かに許しと願いを媚びるため
いつしかのあの人を真似るように]
遠い遠い空に夢を乗せて 遠い何処かへと言葉を投げた
[ひとりぼっちが、苦しいから]
わたし、アンテナ、伸ばすの もっと…
誰か……だれ、か…
(30) Eurail 2018/01/30(Tue) 20時半頃
|
|
≪これは よん んろく ひゃく さん ゅうは かいめのそうし てす と
で す≫
(31) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時頃
|
|
≪ga、gagaga…≫
「……」
[指が痺れる感覚がする。 胸が苦しくて、左腕の感覚もなくて、 喉の奥にホースあるみたい。
込み上げるものは何かしら。 迫り来るものは何かしら。 真っ赤なお花を久しぶりに見たわ。 それはとってもとっても甘美で、久しぶりの色。]
≪……gaga、ga…≫
[黒いガラクタだらけのノルジスタ。 もうだれも生きていない、 ただあるのは終わりのない戦争を繰り返す 意思を持たない機械の兵士たちだけ。]
(32) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時頃
|
|
[わたしは、その世界でずっと、 ガラクタを集めて生きていたの。
ずっと、ずっと。何千日も。 誰かに見つけてもらえるその日まで 全て夢見て。]
≪hyu……ha、h…≫
[誰かに苦しかったねって言って欲しかった。 誰かに、こんな世界にしてごめんなさいって 叫んで伝えたかった。 だけど、それを伝えられる人はこの側にいない。]
(33) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時頃
|
|
[きっと、きっとこれは… いつかの、どこかの、だれかの話だって、 誰かの目線では、そう言われるのかな。
いつの、どこの、わたしの話だって …わたしが、ここにいたんだって、 誰か、わたしを…わたしを……]
ひとりが、寂しい…よぉ…
[ノルジスタにも捨てられた。 わたしは、長く生きすぎて 衰えていたんだろうなぁ…
目の前ひぅるり光の榴弾。 転がり流れる流星や、 目を奪われた挙句に貰い受けるは存在意義のみ]
(34) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時頃
|
|
は…ぅ……
…っ…つぅ、し……しな、いと
[今日も、誰かに私を見つけてほしくて。 霞む視界、痛みが響く腹部、 わたしは指先を伸ばして、求めるの]
──はろぉ、は…ろ…ぷらね、と …ひっく… こ、これ、 ──は、…
[届いて、届いて]
(35) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時頃
|
|
とど、…て…よ……
(36) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時頃
|
|
≪BiBi…gi、BiBiGA──…≫
はろー はろー ぷらねっと
[高く高く、積み上げたのはガラクタ 高く高く、伸ばしたのはアンテナ どんどん積み上げて、もっともっと遠くに 姿形見えぬ誰かに、この想いを伝えるため]
≪Bi BiBiBi、Bi…BiBiBi──…≫
[この世界は滅んでしまいましたから。 少しでも、どっかに夢見るのはいいでしょう? どうせこの声が誰に届くなんて]
(37) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
夢にも思ってないから…
(38) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
≪めーでー のんさーち おーばー≫
[わたしは、通信を おわり… ます]**
(39) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
/* 届いてるよおおおおおおおおおおおおおおおい
(-31) ヨキ 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
/* 最悪宇宙空間でもハワードは死なないからああぁぁぁああ (ただしダメージは受けるから全身破裂した状態でのお届けになります)
(-32) ヨキ 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
/* これを、ひとりぼっち惑星BGM30分耐久を 聴きながら読むとかなり死にます(わたしが書いて死んだ)
(-33) Eurail 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
/* ( ՞ټ՞)ギャァァァァァァ死ねないんだ私は!!! 続きを書く!!!!
(-34) ヨキ 2018/01/30(Tue) 21時半頃
|
|
/* そわそわ
(-35) Eurail 2018/01/30(Tue) 22時頃
|
|
[私の名乗りに、少女は少なからず驚いたようだった。藍色の目を見開いて、半開きの口が何事化を呟いたけれど、そんなものはどうでもいい。
使い物にならない手をついて、少女の方へと身体を引きずっていく。]
「……だめよ……」
[少女の拒む声も厭わず、じりじりと距離を縮めていく。 少女が本気で拒むのなら、走って逃げればいい。 だが、彼女は近付く私に震えはすれど、動くことは無い。
もう一歩、少女との距離を縮める。]
(40) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
|
|
[そしてーー私はアイアンメイデンの裸の肩をそっと抱き締めた。
私と触れた箇所に生えた無数の棘が、掌、腕、顔……数多の傷を作っていく。
感覚の危うい指の先が、彼女の髪の一筋に触れていた。
かつて子供にしたように、とはいかずとも、慈しみを込めて私は言った。]
大丈夫。死ぬほど痛くとも、私は死なない。 ……君の、名前は?
[暗に、ヒーローとしてではなく、人として生きよ、と。 少女は見開いた目から、ぽろりと涙の雫を零した。]
「むりよ……ふくもきれないし、きずつけるつもりがなくても、とげがでちゃうんだもの……」
(41) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
|
|
大丈夫、私は、死なない。 傷付いてもすぐに治る。 ……一緒に逃げよう? お互い厄介な力を持っているが、どうにか生きる道を共にみつけようじゃないか。
[深く食い込んだ棘に肉が裂けても、彼女を更にきつく抱き締めようと。
ややあって、少女は血で顔を汚したまま、はっきりと私の目を見て言った。]
「……でめてる。て、わたしはよばれてた。 わたしのちからじゃとげはおさえられないの…… おねがい、いまはやめて。」
[彼女は、私から後退りしながら呟いた。 「こんなはずじゃなかった、こんなつもりじゃ」と。]
(42) ヨキ 2018/01/31(Wed) 00時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る