218 あした、ぼくはきみになる
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[ 別に日記を習慣付けるつもりはなかったけど。 空気の入れ替えをしようと窓を開けた瞬間。
ぺらり 、
風で捲れたノートの 白紙の頁へ目線がいってしまったものだから。
どこかの国民的アニメの次回予告みたいな三本立てで 今日一日を記す。]*
(27) 2017/06/08(Thu) 13時半頃
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― 金曜日 ―
[ 浦美里町を生きるアタシは 当然三年後のことなんて知らない。 せいぜい明日は待ちに待った夏祭り。 わかっていることなんて、それくらい。
―――ガタン、ゴトン
だから何も知らないまま。 いつものようにばっちりメイクで いつもの電車の二両目で いつも通り揺られている。
今日提出の進路希望調査票 白紙のままだってことに気付くのだって 先生に言われてからなんだから。 ]**
(28) 2017/06/08(Thu) 13時半頃
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/* お、追いついたぞ。(ぱたり)
(-2) 2017/06/08(Thu) 13時半頃
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─── 金曜日の朝 ───
[ あたしの朝は、いつも早い。 けど、今日は街を散策すんのはやめて、 朝から台所に立って向き合っとった。
バランを合間に挟みながら、 きんぴら、ひじき、からあげ、オムレツ。 あとは、彩りに枝豆とミニトマトを乗せる。 俵型のおにぎりと、いちごは別添え。 ( おにぎりの具は、かりっとした梅な! )
ふふん、と、腕を組んでしたり顔。 並ぶ4つの弁当箱に同じように詰める。 ]
(!15) 2017/06/08(Thu) 14時半頃
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[ 父ちゃん、あたし、しょうこちゃん、そんで、 ]
──── … あ、拓人、 あんたの弁当も作っといたよ。 きょう、お弁当の日やろ?
[ 寝起きの弟に声をかけるけど、 …… 肝心のあのこは、こちらを見てくれん。
『 ババくさい弁当なんかいらん。 』
って、一言告げたなら、 さっさと引っ込んでしまうもんやから、 あたしは、悲しい気持ちになっとるわ。 確かに、母ちゃんの作るキャラ弁のが、 何倍も、かわええもんな!おこや、おこ。 ]
(!16) 2017/06/08(Thu) 14時半頃
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[ ぷすぷすと、不満は残りながらも、 いつものように制服に腕を通して、 ふたつ、お弁当箱を持って通学路をゆく。 いつもより、ぎりぎりの時間やから、 寄り道せんと、真っ直ぐ向かう。
学校に着いたなら、グラウンドで走る、 慧ちゃんの姿は見えたやろか?>>!3 もう、終わり頃やったかもしれんなあ。 ]
おはようさん、 ええ天気ですねぇ。
[ すれ違うひとたちに、挨拶する。 ]
(!17) 2017/06/08(Thu) 14時半頃
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[ シュシュもしとらんし、化粧も薄い。 髪ももちろん染めとらんくて綺麗やし、 お肌は確かに、まだまだ若者やけど、 おばあちゃん≠フように、 降り注ぐ陽射しに、瞳を薄めようかねえ。 秘密の冒険に飛び出してゆく、 こども≠フような心を持って、 昨日あった現実をこの目の前でもう一度。
まだ、あたしは何も知らんかったんや。 好奇心≠ノ任せたまんま。 ]*
(!18) 2017/06/08(Thu) 14時半頃
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[ 長い間の病院暮らしで、 箱ん中に入れられとった あたしの世界を広げてくれたんは、 腕の中に収まる、紙の束やった。
それは、色んな物語を描いてくれて、 それは、色んな表現を描いてくれて、 それは、色んな景色を描いてくれて、 それは、色んな音楽を描いてくれて、
あたしの白が基調の世界を彩ってくれた。 好きなことや、趣味ではなくて、 あたしの生活の一部になっとったんかもしれん。 ]
(!19) 2017/06/08(Thu) 15時半頃
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[ そんな慣れ親しんだ、物語の中のお話。 憧れの、世界のお話のことや。 わざわざ、遠いとこに行かんくてもええ。 向こうから、こっちにきてくれた。
夢やったら、どうしよう? びっくりどっきりやったら? 今日は、せんせのとこ行って、 相談する余裕もなかったんかもしれんなあ。
手に汗を握りながら教室の扉を開ける。 そんでもって、いつもと同じに、 みんなに挨拶をしながら、 自分の席へと向かおうか。 ]*
(!20) 2017/06/08(Thu) 15時半頃
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[ 現在、学校で。 突き刺さる視線を全て無視して自分の席に座っている。
結論から言えば父親の話と日記に何の矛盾も無い。 恐ろしいくらいに繋がっていた。 腹を括り全て話した。 知らない町のこと、 知らない女と入れ替わっていたこと。
昨日の今日でこれじゃ普通は正気を疑うだろう。 しかしこの親戚の悩みの種である奇人は
「実はそんな気がしてたんだ。」
いつも通り腹立つくらい呑気に笑うから、 本気か冗談か分からなかった。 けれど、俺も 「実はそう言われる気がしてた。」 ]
(!21) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ 父親のことは問題無い。 だけど一つだけ未解決のまま 家を出てきてしまったこと。
町の名前を教えた時、 顎に手を添えて少し考えた後。 あの人はこう言った。 聞いたことがあるような……、と 結局思い出してはくれなかったんだが。 ニュース、だろうか?
時間がある時に調べるか。なんて
ちっとも深刻に考えられていなかった。 ]
(!22) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ 教師にもあれこれ聞かれた。 水戸部祥子……?は随分やってくれたらしい。 勝手に明野とも知り合いになっているし。 日記を読む限り赤点まで作りやがった。 面倒が沢山生まれている。 きっと、まだ知らないところでも。 ]
夢でも見てたんじゃね 煙草が駄目だからって酒に溺れんなよ。
[ 心中穏やかでないことをひた隠し いつも通りの敬う心の欠片も見当たらない態度で 堂々と言い放ってやった。 言い訳出来るレベルを越えてんだよ。 昨日のこっちも大概だったけどな。 ]
(!23) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ 超常現象に見舞われて授業に関心は向かない むしろ、元から割とどうでもいい。
黒板を写す気も皆無で白紙を睨む。 描けなくなってから、何度かそうしたことがある
ふ、と思い出したのは どこぞの勝手に人の悩みを覗き見た輩のアドバイス ”目を瞑って絵を描いてみるのはどうでしょう?“
何言ってんだ、そう思った。 そんなことをしても前衛的芸術が完成するだけ。
だけど、まあ。……やってみてもいいかと思う。 わざわざ聞いてもないのに答えてくれたし? ]
(!24) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ 多分、水戸部祥子の意図とは違っていた。 だけど、アドバイスに従い瞼を下ろして その後、驚いた。
こんなこと言ったら笑われそうだけれど 俺には暗闇じゃなくてあの風景が 田舎町が見えたんだよ。
自然と思った。 描きたい、って。 ]
[ あの家を ]
[ あの商店街を ]
[ あの学校を ]
[ あの裏山を ]
[ 水戸部祥子が生きる世界を ]
(!25) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ 記憶にある風景を白の上に再現していく 何枚も、何枚も。 夢中だった。 まるで昔に戻ったみたいに、少しも惑わずに。 教師に咎められても目が離れればすぐに続きを。 イヤホンなんて無くても何も気にならない。 どこかの誰かにならなくても描ける。 “スランプ”という重くのしかかる言葉は この間、頭からすっかり消えていた。 ]**
(!26) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ ダストトレイルの軌道と地球の軌道。 同時期に交差地点にさしかかった時 両者の衝突によって生じるのが流星群。
条件が揃わなければ起きない現象。 今は違うけど、大昔は不吉の象徴。
大体は宇宙の塵、氷の塊。 一瞬で燃え尽きてしまう輝き。 その運命を越えて流星が辿り着いた時、
──── 隕石 ≠ニ、その名を変える。 ]
(29) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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── 電車内 ──
[ 俺はクラスメートと話していた。 男子高校生の話なんて大したもんじゃないけど いよいよ明日に迫った夏祭りの話題。 バイトが入ってる奴、彼女と行く奴。 俺はどーすんの?って聞かれたもんだから ]
俺はー 奏多と、祥子と、みぃと行く
[ そう答えたワケですよ。 みぃが通じるわけもなく、結城サンって 付け加える事になるんだけどな。 奏多に声を掛けられた奴もいたみたいで、 あーなるほど、と頷かれて、そのあと。 ]
(30) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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「 知ってるか? 結城に告白した奴がいるらしい 」
[ ど田舎ネットワークは 俺に思わぬキラーパス。寝耳に水。 え?マジ?一緒に夏祭り行っていーの? でもそんなのここで聞いたって意味ないから、
昨日の水戸部は変だったな、とか、 進路希望調査票に何書いた、とか、 移り変わる話題の波に身を任せていた。 ]*
(31) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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── 教室 ──
[ そのまま学校までバカな話とかしながら 俺は教室に入る。明日は休みだし、 その上夏祭りがあるから、もうみーんな そっちに意識が向いてるよーな空気だ。
授業中。センセーの目を盗んで、 俺はノートの隅っこをビリビリ破いて シャーペンを走らせて、ぴょいっと回す。 ]
(32) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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みぃってさ、夏祭り俺達と一緒でいーの? 告白されたって聞いたけど
(-3) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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[ 内容はいたって単刀直入。 シンプルイズベスト。
勿論一緒でいいなら余計なお世話なんだけど 変に遠慮されてたらやだなーってだけ。 ( その告白の返事がどうこうも知らないで )
そんな俺に早速バチが当たる。 数式を黒板に書かなければならない刑。 ]**
(33) 2017/06/08(Thu) 16時頃
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/* 奏多と祥子どーなんの? どーやってリア充になんの?←
海側の被害が甚大ということで、 俺は遠慮なく海に行ける!わーい!←
(-4) 2017/06/08(Thu) 16時半頃
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/* ダストトレイル……流星……
もしかして:俺のせい
(-5) 2017/06/08(Thu) 16時半頃
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[ 肝心のあのこは、>>!21 既に自分の席に座っとるんが見えた。 周囲からの熱烈な視線を諸共せずに、 ただ、静かに座っとった。 ]
流くん、おはようさん。 …… クールでイケてるメン、 上手にできとるんやない?
[ 顔をしっかりと合わせんと、 あたしは椅子を引きながら 後ろのあなたに言葉をかける。 ]
(!27) 2017/06/08(Thu) 16時半頃
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[ …… けど、こんときは、 さらなる違和感に気付けんかったらしい。 あたしは、彼の机の上に、 ぽんとお弁当箱の包みを乗せて。 ]
ほら、約束の品。
[ そうして、あたしは机に向かう。 後ろで白紙が、彩られてゆく様は、 まだ、気付いとらんかった。 ]**
(!28) 2017/06/08(Thu) 16時半頃
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ぇ。
[久々に一緒に登校したいと 私の家の前に来た君は言いました>>18
其れはとても嬉しいことでしたが 同時に、拗れに拗れて君とどう接していいのか 分からなくなった私にとっては ある意味試練でもありました]
ぁ、うん。そ、ぅ、だね……
[教室の様にふうちゃんやなゆ君が居るなら もう少しだけ元気な感じで取り繕えるのでしょうが 突然の事で私は困惑を抱いた様子を 貴方に見せてしまいます]
(34) 2017/06/08(Thu) 17時半頃
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[何時も私は貴方を 電車の入り口近くから見かけるけれど ――それか、遅刻ぎりぎりに私が電車内に 滑り込んだ際の視界の端に映る くらいでしょうか
ママにきちんとした挨拶をするかなちゃんは こうしてみると随分、大人になりました 並んでみると背が高い、とか 肩幅がわりとあるとか。そういうのもありますが
雰囲気が、やっぱり変わったなと思うのです]
(35) 2017/06/08(Thu) 17時半頃
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[2人で一緒に歩く駅までの道程 蜩が、かなかな鳴いていて 今日も暑くなりそうだなぁ、って思う
だから、君のしょっぱなの一言>>20に 私は肩までの髪を揺らし]
そう、だね。蒸し暑いのは もう夏だからかもしれないね
[と、何時もの不器用な笑みを浮かべて告げたのですが 斬り込んできた、彼の言葉に 私は一瞬固まります
確かに、そう思ってましたから 何時も避けていた君らしくないな、と でも。其れは警戒というよりか 長年経て積もった諦念でありましたから]
(36) 2017/06/08(Thu) 17時半頃
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……警戒はしてない。でも 少しだけ驚いてる。鴇田君は私と あまり関わりたくないと思ってた
[と、ぽつんと告げました]
[唯、続く言葉に私の脚は止まります>>21 ――疎遠になった寂しさに慣れて 其れが当たり前になって 漸く距離の取り方を覚えた私に
君はこうしたかったんだって 昔みたいに、お話ができる仲になりたかったと そう、言うのです]
(37) 2017/06/08(Thu) 17時半頃
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(私が、貴方に何度も言おうとして、 その度にあの拒絶が思い出されて怖くて
諦めてしまった、ことを 君はあっさりとするのです)
[はた、と気づけば一歩ずつ歩く貴方 私は貴方の方へとぱたぱたかけた、その時
追いついた私の顔を覗き込んだ貴方は尋ねます ――昨日何があったか聞くか?と>>22
その事で、私は君が私が何処か、に行っていたのを 知っているのだと思いました でも、私は日記帳を見ていなかったので 私と流君、が入れ替わっていた事をしりません ですからとってもびっくりしました ――まるで。私が昨日1日変になってたみたいじゃないですか]
(38) 2017/06/08(Thu) 17時半頃
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