187 お狐祭り村
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/* 霊結果ださんとね。
(-30) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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―2日目・夜:《禁足地》―
[吊り橋をわたり、谷の斜面を下っていく。何度か往復したことで、進みやすいルートは把握していた。道中、見回りをしている村人を見かけるも、騒ぎが大きくなるから、と黙ってやり過ごす。かくして、《禁足地》の洞窟に、遥香をつれてくることができた]
……寝ちゃってるね、ゾーイちゃん。無事でよかった。 わたしたちも、ここで寝ちゃう? もうすっかり暗いし。明るくなったら、一緒に帰ろう?
[洞窟の中では、不思議と爽やかな空気が流れている。あの甘い香りも、ここまでは届いていない]
(*3) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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投票理由はヒナコが死んで何かに『気付く』リツが見たい。
なーんてね。 はずれてたらもうしわけないけど、すっげーぼりっぽいんだよなぁ、リツくん。
(-31) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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―2日目・夜:《禁足地》―
へぇー、こんなところあったんだ。 よく見つけられたね。 アユくん、怪我もないみたいだね。 あ、なんかサバイバル気分で楽しいかも。 あっ、でもケイちゃん家に行くって言ってあったから心配してないかな?
[マユの案内に従って洞窟の中に入る。 大きく深呼吸をすると、澄んだ空気が肺を満たす。 甘い香りを感じないのはいつぶりだろうか]
(+3) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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/* ←忘れてた。 ナナオ的には、着物をきたヒナコちゃんがすっごくかわいかったから。かなぁ。
(-32) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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/*なるほどなあ。狼の立場になってみてやっとわかったけれど、普通この村の設定だと親しい相手から襲う形になるんだな。だから、噛み順ってそのままその人にとって助けたい人のランクになるのか……これえぐいなあ。その辺ちょっと詰めたい気はするな。
村側の立場だと、狼の目的がはっきりしないから噛み先から誘拐者を想像するのは無理なんだな。この構造は面白い。というか、そもそも、村の人間にとって、身内に犯人がいるって発想が浮かばないのか。
(-33) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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― 2日目・夕方 ―
[『処刑』を受けることになった。年功序列などと軽口で言いはしたものの、自分が最初に選ばれるとは考えていなかった。 自分が生徒たちに慕われていられたことの証のようで、誇らしくある。 教室の中央でシートにゆっくりと落ち着いて座り、その瞬間を待った。]
(最期に見るものがこの教室と生徒たちで、良かったなあ……)
(良い、人生だった)
(+4) 2016/04/03(Sun) 02時頃
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[三十年の教員生活、卒業していった生徒たちを思い返す。 そして、今の生徒たちを想う。
惜しむらくは祭りを目の前にして『監視委員』の役割を全う出来なかったことだが、きっとこの生徒たちなら真面目に、上手くやってくれることと思える。]
(+5) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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[背後で賀出が杵を振り上げる気配がする。
目を閉じ、ゆっくりと胸中で念仏と唱える。
振り下ろす空気の音。
そして、漂うお香の匂い――。]
(+6) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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/*というわけで狼に占いだよと伝えるのも終わり。 もうやれることはなにもないぞーーーーーーっ。
(-34) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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― 昨日:帰りのHR ―
[同票が4名。そこから先は、シンプルにじゃんけんで決めた。 今度は、グー・チョキ・パー。たったの3つの手だけで誰が処刑されるかが決まる。
じゃんけんの勝ち負けはさておき、結果的に『勝利』したのは先生だった。
年功序列なんて言っていたから、きっと処刑されたかったろう。 慶一は手を叩いて祝福した。おめでとう、先生。]
(6) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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ふふ……キャンプみたいでしょ? 大丈夫。ちょっと心配かけちゃうけど。 もう大丈夫だから。
[そっと後ろから、遥香を抱きしめる。しなやかな背中に、顔を当てる。あの夜に感じた、香りと温もり。それが今、たしかにここにある。遥香の背中を濡らしてしまう。けれど、我慢できなかった。涙がとめどなくあふれて、とまらない]
るか……絶対、護るからね。
(*4) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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/* オーマイゴッド */
(-35) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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/*ケイちゃん、サイコーじゃね?タネやん先生も、んんんんん、もっと絡みたかった……!霊界から見守っててね! */
(-36) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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/* なんかこう、役職の采配がこう……ねぇ。どうしよう? */
(-37) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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マユ?泣いてるの……? ど、どうしたの何かあった? 私なら、何でも力になるよ?
[背中にマユの体温が染みてくる。 少し慌てながらも、口に出たのは本心からの言葉]
(+7) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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―昨日・準備時間―
>>2:81 うぉ、まじかシーシャ。着付けできんの……!? すっご。尊敬するわー……。 っていうか前から思ってたけど、シーシャってばなんでもできすぎでしょ。 ……卒業したらうちにお婿にこない?
[心底感心したようにうんうんと頷く。]
っていうか、ひなちゃんもできるのか……あれ、もしかして出来ない勢少数派? 女の子としての能力が足りてない系?
むむむ……。
[その後、椎社に着付けを教えて貰って試行錯誤したり。そうこうしているうちに時間は進む……]
(7) 2016/04/03(Sun) 02時半頃
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― 昨日:聡による酒匂先生の処刑 ―
[聡と酒匂先生は、教室で処刑を執り行うと決めらしかった。 処刑監視係として教室に居残った慶一は、余計な口出しは、もうすべきじゃないと、極力無駄口を叩くのをやめていた。 出来る限り神聖な処刑の邪魔にはなりたくなかったから、処刑の準備を始める途中、どこに居ればいいかを尋ね、結局教室の隅っこに居させて貰うことになった。 手伝いの必要があれば、直接的に処刑に関わること以外は手伝うとも申し出た。
酒匂先生は、校長として幾日も通った歴史あるこの学校で、担任として生徒たちを受け持った教室で、生徒の手で処刑されることになる。 大きなレジャーシートが広げられた。
レジャーシートの色ばかり冴え冴えと明るくて、床に空があるように感じられて、何だか不思議だった。 聡は、小鈴が家から持ってきてくれた餅つき用の槌を使うらしい。
処刑には、時間がかかった。]
(8) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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[鈍い音。人の頭に餅つき用の槌がぶつかる音がした。
その際聞こえた唸るような声は、まるで先生が上げるお経のようにカッコよかった。 何度も何度も、聡は餅つきのように槌を振り上げては下ろす。
慶一は、それを教室の済で正座して見ていた。 先生には、だらしのないことや、ふざけた態度などを叱られたから、せめて処刑の時くらいちゃんとしていようと思った。
生徒の手でその人生が終わる。 教師として、これほど華々しい最期があるだろうか。]
(9) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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/* もうやめて!ガーディのSAN値はもう0よ!? */
(-38) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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[先生は、村の祭のため、温かな最後を迎えた。 慶一の目には、そのようにうつった。 歩の誘拐疑惑や、狐子なんて関係ない。
処刑は、清く正しく恙無く執り行われたのだ。
この村の『村人』として、 酒匂篤胤の魂は捧げられたようだった。]
(10) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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大丈夫。 いろんなことがあって。 ありすぎて。目がまわって。 疲れちゃっただけ、だから。
明日、また、いっぱい話そう? いまはなんだか、とっても眠いの。
[全身からどっと疲れが吹き出し、鉛のように重くなる。 ぐったりと身体を遥香に預けてしまうかもしれない]
(*5) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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―昨日・処刑時間―
[何度も、何度も、槌が振り下ろされる。 槌の先端が先生の身体に幾度となく食い込み、赤い飛沫がレジャーシートに飛び散るように広がっていく。 菜奈緒はケイイチたちと一緒に教室の隅でその幻想的な光景を見つめながら、祈るように両手をあわせた。
先生は私の両親を天国へ送ってくれた。
だから、私も先生が無事にお狐さまの元へいけるよう、ちゃんとお狐さまにお願いしないと。] (……先生、本当にお世話になりました。)
(11) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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うん、何でも話してね。 マユの為なら、私なんでもしちゃうから。 それじゃあ、明日、ね。 おやすみ、マユ。
[マユの肩に腕をまわして、ぎゅっと抱き寄せて座り込む。 マユの温もりを感じられるように。 マユに温もりを与えてあげれるように]
(+8) 2016/04/03(Sun) 03時頃
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おーーーー。そうか。処刑監視員なんだわ。
(-39) 2016/04/03(Sun) 03時半頃
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/* さとるくん、素で狼っぽく見えるにゃ
(-40) 2016/04/03(Sun) 03時半頃
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[感無量だった。先生には、この生徒数も教師の数も少ないこの学校で、ずっと世話になっていたから。 生意気も言った。先生が大切な話や為になることを教えてくれているのにふざけた事もあった。 餅つき用の槌が振り下ろされる間も、酒匂先生は立派だった。 今、レジャーシートの真ん中で、幾度も頭蓋に槌を振り下ろされて真っ赤に染まった先生は、全国のどんな教師よりも尊敬に値するたった一人の素晴らしい教師であったように感じられる。
膝においた握りしめた拳が震える。 感激にだろう。それが不思議で、手をしばしの間見下ろしていた。 一人の死が、人にこれほどまでに強い充足感を与えてくれるなんて。
処刑を終え、手を血まみれにした小さな聡は、そそくさと教室から飛び出していった。 慶一は未だ正座したまま、満面の笑みでそれを見送る。]
うん。ちゃんと出来たな。 聡はえらいよ。
――そうだよな。いてもたってもいられないよな。
[クラスの最初の処刑という役割を聡は立派に終えた。 きっと彼は、幸福な感情の昂ぶりをどこかにぶつけたくて飛び出していったんだろう。]
(12) 2016/04/03(Sun) 03時半頃
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― 昨日・処刑時間 ―
……?
[恩師が処刑された。相応しい人選だ、と思った。 しかし、教室から出て行ったガーディの表情が気になった。 緊張するのは分かる。だが、刑を終えた後の顔色は、幸福感や達成感というよりは、むしろ――]
……オメデト。一仕事やりとげて疲れたのかしらね。 とりあえず片付けしなくちゃ。センセも椅子に座らせてあげたいしね。
[その様子に引っかかりを感じたが、ひとまずは目の前の仕事を片付けなければならない。 後で聞いてみようかとも思ったが、結局、その日は尋ねるタイミングを逃したまま。]
(13) 2016/04/03(Sun) 03時半頃
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[酒匂先生と向き合う。今日ほど、彼と教師と生徒という関係を感じられた日など他にはない。 聡が教室から飛び出したまま中々戻らないようなら、血などの体から出たもので塗れたレジャーシートも、掃除の時みたいに重ねて後ろへ追いやられた机も、なにもかも元通りにしておく手伝いをするつもりだ。 そしてなにより、渚のいう通り、彼を椅子に座らせてあげなければいけない。]
……先生はずっと、俺たちの先生だよな。
(14) 2016/04/03(Sun) 03時半頃
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[教卓と黒板の間に椅子を置いた。 酒匂先生に相応しい場所だと思ったからだ。]
(15) 2016/04/03(Sun) 03時半頃
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