173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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[ 誰かが悲鳴をあげました。この世を恨むような、胸が引き裂かれるような、悲しい叫びでした。それが私の叫びだと気付いたのは、それからしばらくのことです。]
(32) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ こんな時だって、私は泣きません。だって唯一私の涙を拭ってくれそうな人は、今目の前で、無残にも砕け散っているのですから。**]
(33) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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ひまわりが咲いたみたいって、思ったの。
(34) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ 母は、少女のような笑顔で嬉しそうにそう言いました。生まれたばかりの私の笑顔を初めて見た時、そう思ったんだと。 この子の笑顔は人を幸せにするから、いつだって太陽みたいに輝いて、皆を照らし導く、愛される、ひまわりのような笑顔の女の子。これが私の名前の由来でございました。少女漫画のような名前だと、馬鹿にされた事もありましたけれど、昔まだ私が小さい時、幼馴染が「にあってるんじゃない?」と言ってくれた事があります。 あの頃、私はまだあなたの事がそういう意味で好きではありませんでしたが、それでもとても嬉しく思ったことを、覚えています。 母が望んだように、私は笑顔が自慢の子になりました。けれど、笑顔でいるからといって、私がひまわりになれるという訳ではありません。 愛を知らないひまわりの花は、他人への愛の与え方も、わかっていないのです。]
(35) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ 孤独というのは厄介なものです。本当に私がこの世界でただ一人だったら、寂しいけれどそういうものだと納得できたかもしれません。けれど、世界には私以外の人が数えきれない程居て、彼らはお互いを支えあって生きているのですから、どうしても私だけ孤独だと思ってしまいます。]
(36) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ 私の母は、私のことを愛していました。いえ、正確にはひまわりという出来の良い娘を愛しておりました。 品行方正で、友達も多くて、みんなの人気者のひまわりのような笑顔の少女。異性からも人気があり、先生からの評判も良いけれど、ちょっと派手な子たちとも仲が良くて、かっこいい幼馴染と仲がいい。 母は、そんな私をとても自慢に思っているようでした。けれど、どれか一つでも欠けると母は烈火の如く怒るのを私は知っております。普段の優しい仮面をかなぐり捨てて、私をなじるのです。]
(37) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ なんでこんなこともできないの。なんでちゃんとやらないの。だから友達にも嫌われるのよ。 その度に私はごめんなさい、嫌わないで、ちゃんとやるから、許してと母に縋りつきます。 友達は多い方です。けれど私は、どうしても他人から注がれる愛が信じきれないでおりました。だって私は、両親の愛をいただいた事すらないのです。 母の顔色を伺うようになりました。そして、友人の顔色も伺うようになりました。 泣くことも、怒ることも、悲しむことも、私には必要ありません。 それは、してはいけないものです。私は母の自慢の、ひまわりの花なのですから。]
(38) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ 父はとても立派な人でした。頭が良く、誰もが憧れる一流大学を出て、誰もが知る大企業の幹部まで上り詰める、ハンサムなエリートである父は、娘の私から見てもとても立派な人でした。けれど、父は情の薄い人間で、彼の知る限りの家族愛というものを必死に演じているのが、幼い私でもわかるくらいでした。]
(39) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ パパ、今度ピアノの発表会があるの。 幼い私がそういうと、面倒くさそうな顔を隠しもせずに、仕事があるから行けないなあと言います。父と母によく頑張ったねと頭を撫でて欲しかった私は、とても悲しくて泣いてしまったのを覚えています。すると父は、慌ててわかったわかった、一応予定開けてみるから。すぐ泣かないんだよ。と撫でてくれたのです。私はそれが嬉しくて、もう悲しくはなかったのに、泣き続けました。けれどものの1分も経たない内に、気付いてしまったのです。父のその言葉は、貴重な休日を私なんかで潰されたくないから、必死にそれらしい事を並べているだけだと。 私は幼かったですが、その時に悟りました。 父も母も、娘を愛する事を強いられているだけで、本当に愛してはいないと。 結局父は、発表会には一度も来たことがありませんでした。]
(40) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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[ 暴力を振るわれなかったら愛なのでしょうか。 上辺の愛だけでも与えられたら愛なのでしょうか。 ごはんがあって、寝床があって、それすらあれば何もいらないのでしょうか。 私は人間でした。感情のある、欲深い、人間でございました。愛されたいと願う、一人の人間でございました。だからせめて母の思い通りの人間になろうと、必死で生きてまいりました。 ひまわりの花は精一杯背伸びをして、太陽へ手を伸ばそうとしておりました。決して届く筈もないと、わかっていながら。**]
(41) 2015/11/05(Thu) 06時頃
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/* あれ、平坂パーカー着てるんだっけ……?制服の下とかにパーカー着てたっけ 後で確認しよう……
(-8) 2015/11/05(Thu) 07時頃
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―回想:とある日のこと―
[それは、文化祭が終わってからのこと ママの妹、看護師の寧子さんが遊びに来た
そして、寧子さんは見てしまった こひめに赤を刻むママと にこにこ、うれしそうにそれを受け入れるこひめを
悲鳴が聞こえた
いつも低い声の寧子さんが そんな高い音を出せるなんて こひめは知らなかった
いつも冷静な寧子さんが ママをののしるなんて思わなかった
こひめはママはこひめを 愛してくれているだけだよっていった]
(42) 2015/11/05(Thu) 07時半頃
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[それから、何が起きたかは よく覚えていない
寧子さんがこひめに静かに そちにゅういん、とか かくりびょーとー、とか
よくわからない言葉をいってて
こひめにわかったのは ママが、こひめから奪われたことだけ]
(43) 2015/11/05(Thu) 07時半頃
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[寧子さんはこひめを ママとこひめが暮らしていた家から連れ出して 自分のアパートに連れていったの
『これからは、傷つかなくていいからね』 寧子さんはそういった
こひめにはよくわからない こひめ、きずついてないよ ママが付けてくれた最後の印が鈍い痛みを残して もうすぐ消えてしまいそう ママがいなくて、誰が許してくれるの?]
(44) 2015/11/05(Thu) 07時半頃
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[寧子さんは、こひめが、他人がいる状況に どうにも慣れられないみたい 時々、苦しそうにしてるのが見える
あぁ、やっぱり こひめはいるだけで 罪を犯しているの
誰も刻んでくれないから こひめは自分で痕を付けたの ママのつけてくれた痕に重ねるように一筋
違う 流れる赤い色はママの時と同じなのに 自分でつけたものでは許してもらえた気がしない]
(45) 2015/11/05(Thu) 07時半頃
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[それならこひめは誰に許してもらえば
――こひめを許してくれる人なんて もうどこにもいない*]
(46) 2015/11/05(Thu) 07時半頃
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―現在:朝―
[保健室で休んで チャイムの音にぼんやり目を覚ましたら 周りにはだれもいなかった
袖をまくりあげ いくつもいくつも印の残った腕を確認する
そして、保健室の水道で顔を洗って 鏡を見てメイクを整えて]
うん、今日もこひめはかわいいのぉ
[全身鏡がないのは残念だけど くるりとその場で回転して、 自分の姿を確認する]
(47) 2015/11/05(Thu) 08時頃
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[チャイムが鳴っていたからと ポケットのスマホを取り出して 時間をみてみた]
あれぇ?
[日付がおかしい気がした]
気のせい…?
[こてり 首をかしげるけれど、答える人はいない]
誰かに会ったらぁ、確かめよぉ
[また制服のポケットにスマホを入れて 食材確かめたら 陸がハンバーグ作ってくれるかもと たんたん、かるく、 厨房へと向かうことにした]
(48) 2015/11/05(Thu) 08時頃
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―厨房―
[辿り着くと先客がいるのが見えた]
ひまわりちゃん、おはよぉ どうしたのぉ?
[呆然としてるように見えて こひめはてとてと近づいて 彼女の視線の先を覗き込んだ]
わぁ
[目に飛び込む散った赤 そして、白いマネキンの姿]
(49) 2015/11/05(Thu) 08時頃
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りっくんだぁ
[疑いようもなく、それは陸に見えて]
ふふ、りっくん いいなぁ
[こひめは笑う]
いっぱい刻んでもらえてるぅ いっぱい許してもらえてるぅ
そっかぁ、ここにいなくていいよぉって 許してもらったんだねぇ
いいなぁ ふふ、ふふふ
(50) 2015/11/05(Thu) 08時頃
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[こひめは笑う 楽しそうに
……うらやましそうに**]
(51) 2015/11/05(Thu) 08時頃
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/* みんな厨房に行く気配を感じるので、3階の生徒会室に行くのが教室の位置的にはスマートなんだけど……生徒会室どうやって覗こう。石動くんに乗っかろうかな。
(-9) 2015/11/05(Thu) 08時頃
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/* おくすりのせいで全く起きてられないです。もうしわけなさ…
(-10) 2015/11/05(Thu) 09時頃
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――教室――
[チャイムの音で目を覚ました。 ずいぶんと寝坊したなあ。外は相変わらず白いけれど、寝る前ほど暗くはない。
腹筋の力だけで起き上がって、平坂と古屋の姿が見えないことに気づく。]
おはよー
[小声でそう言って、するりと寝袋から抜け出した。]
(52) 2015/11/05(Thu) 11時半頃
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[教室を出て、廊下へ。 と、声>>32が聞こえた気がした。
どこだろう。 多分、下の方。
自然と足は階段に向いた。]
(53) 2015/11/05(Thu) 11時半頃
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[ぺたり、ぺたり。 上履きが鳴る。 声の残響を追いかけるように、歩く。その道には、酷く見覚えがあった。 通い慣れた風景だ。]
調理室。
[ぽつり。呟いて、少し足を早める。 ぺたぺたという足音が、少し後ろからずれて聞こえた。]
(54) 2015/11/05(Thu) 11時半頃
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――調理室――
[一年生で調理部に入ったときから、ずっとお世話になった教室。 そこにいるクラスメイトは二人。古屋と咲野だ。 ――いや、違う。床に、一人。
人肌ではあり得ない光沢で蛍光灯を照り返すそれと、床に流れ、飛び散る赤に自然と眉間にシワがよった。]
(55) 2015/11/05(Thu) 12時頃
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[一歩、一歩進む。 床に倒れている誰かさんの代用品は、男子生徒の制服を着ていた。 横たわるそれの顔の部分が、あの日パンケーキを勧めた人と被る。]
平坂。
[呟いた声から、苦々しさが漏れた。 なんだって、お前。 こんな掃除がしにくいように倒れてるの。**]
(56) 2015/11/05(Thu) 12時頃
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/* >>56すき
(-11) 2015/11/05(Thu) 12時頃
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/* 掃除のしやすさなら誰にも負けない雛子 衛生的
(-12) 2015/11/05(Thu) 12時頃
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