131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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― 聖堂 ―
[ヘクターとアマトの周囲を魔法陣が唐突に取り囲む。 そして、その中の一つから現れたのはクラウディアの姿だった。
逃がさないとでも言うように。 周囲の魔法陣からは次々と配下の神聖十字軍が現れる。]
(41) 2014/08/18(Mon) 08時頃
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ご機嫌よう。 見学かしら?それなら私に取り次いで欲しいと言ってくれればお迎えに行ったのに。
あら、そちらの方は初めまして。 クラウディア・リーズ・エリサ。 クラリッサと呼んでも構いませんわ。
[こんな状況なのに自己紹介などをして見せた。 それは慢心ではなく、余裕から来るものか。]
貴方、お名前は?
(42) 2014/08/18(Mon) 08時頃
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いいか、俺の経験から言うと。
[>>38 心なしか速足になった少年に、 無闇に探し回るなと意味を込め、口を開く。]
宝物庫や保管庫ってなァ、総じて地下に多い。 万一建物が崩落しても、地下なら安全だからな。
寧ろ問題は入り口の方で、見破れねェ様に、 何かしらカムフラージュされてるから厄介だ。
[祭壇、オルガン、墓石の1つ……などなど。 遺跡は一部崩落しているから発見が容易だが、 現役の大聖堂となると、格段に難易度が上がる。]
(43) 2014/08/18(Mon) 10時頃
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さて、どーすっか………
[何か良い案は無いものかと悩んでいると、 向こうから、見張りの兵が二人。]
! ヤバい、隠れろ!
[物陰に隠れ、通りすぎるのをじっと待つ。 角を曲がるのを確認し、背後から覗きこむが…]
(44) 2014/08/18(Mon) 10時頃
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………消えた?
[廊下の先は、行き止まり。 一見して、奥に壁があるだけの様に見える。] …………ははあ、そうきたか。 アマト。お前、隙間風を探せるか? [傍らの術師に、そう尋ねてみる。 >>42魔方陣が展開されるのは、その直後の話**]
(45) 2014/08/18(Mon) 10時頃
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/* あーっと、クラウディア。 >>1:307 たしかドナルドから名前は一度聞いている。
ロールはまた後で。
(-11) 2014/08/18(Mon) 13時頃
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/* 思い切り間違えた。>>1:307こっち。 あと、他に誰かから聞いたっけか……?
(-12) 2014/08/18(Mon) 13時半頃
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あまり無理はするなよ。
[精神共鳴では相手の様子までは分からない。 別に心配してやる義理などないはずだが、繋がっているという事実が僅かばかりの情を生んでいた。
出来ることなら傍観者のままでいたかった。 だがそれも教団がこれだけ大々的に動いたとなれば無理だろう。]
(=1) 2014/08/18(Mon) 13時半頃
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[ふと、精神の共鳴を止めて窓の外を見る。]
そういえば、何故教団が動きだしたんだ。 何かあったのか…?
[今までにも異教徒狩がなかったわけではないが。 ここまで大きく動くことなど初めてであった**]
(46) 2014/08/18(Mon) 13時半頃
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― 『錫』の記録/聖霊術師の庵 ―
[…じゃあ。研究表題は、ローレルレガリヤの意志について。 王の剣は、持ち主を自ら選ぶという伝承から。王の剣が自分の意志を持って、主を定めている?て思ったんだ。 ---血脈や紋章に呼応する条件作動パターンの考えや、そもそも伝承がデタラメな可能性は十分あるよ? う…。だけど他のローレルレガリヤには、そういう話は無いよね。王の剣だけの特別だから…これは、錫とか冠とかじゃなくて何で剣?て不思議だから。僕は、他のレガリヤの意志は眠ってるだけ?とも考えたんだ。教団にある物は安置されてるだけだし、僕達の錫杖は反応ないけど、兄さまはどう思う? ---通説は剣だけの特権事項だね。但し、王の衣もまた特別な伝承があるからそこは否定できないね うぅん…まず何でレガリヤには意志があるかなんだ。何か特別な古代魔術でつくられた?でも、魔力は無機質な物で魂や意志は篭められないから考え難いよね。どちらかと云うなら聖霊術の方がありえる? ---聖霊術でも不可能だと思うよ。有機生命的なのは飽くまで聖霊であり、聖霊術じゃない]
(47) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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[…そ、それじゃあ聖霊や神様みたいな物の魂が篭められてるとか ---それは高次生命を道具に封じ込める理論が皆無じゃないかな?仮に出来たとしても聖霊の生命力が持たないよ それはほら!古代の聖霊王とか、それ位高次の精神体ならどう? ---……。まず聖霊王なんて高次存在、現代では死滅してる。並の聖霊よりは強いだろうけど、どれ程かのサンプルすら無しにそんな事は語れないよ。 うぅ…悔しいなぁ。レガリヤには、神様とか凄い聖霊の魂が断片化して篭められているとか、レガリヤが持つ意志の『核』がきっとあるとは思うんだけど。
---云いたい事はわかるけど、流石に、【王の剣】の選定伝承ひとつだけでその理論は幾らなんでも飛躍しすぎかな?アマト。 研究サンプルも何も無い状態で、それはどう足掻いても検証も立証も出来ない。論文としては評価にすら値できないよ。残念だけどね…。
ちぇ…。どうせ僕は兄さまみたいな考察は出来ませんよだ…]
(48) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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― 現在/レグレシア大聖堂/ ??? ―
[………………待っていた。あの子が来るこの時を。
1000日を越える長い時間を変わらない場所で過ごす羽目になった。 友を奪われ力を奪われ、気が狂いそうな日々の中で僕は待ち続けていた。 彼がこの場所に乗り込んでくる、その瞬間だけをただ待ち続けていた。 最期に彼の助けとなるために]
(49) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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[生かされた。だから最大限にそれを活かした。何年も息を潜めて]
ラディスラヴァ・セラフィールド。 あなたが例えどれ程の恐ろしい存在であろうとも。 僕は確かにあの日、こう告げたはずだよ……。
[漏れだす命に栓をして、最後のひと雫を、大事に、大事に残し続けてきた 全てこの為に]
(50) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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どうせ全部 僕の勝ちだ て
[最期の命を力と成して、聖堂のとあるひと部屋で、神秘の光が微かに躍っていた*]
(51) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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― レグレシア大聖堂 ―
[周囲の捜索が無意識に拙速を求めた。アマトはそんな時掛けられたヘクターの言葉に振り向く>>43]
この聖堂が崩落しても無事な場所。 うぅん。寧ろこの聖堂が崩落するものなら、見せて欲しい限りだけど。
地下へ続く隠し通路の仕掛け、かぁ。 いやだなぁ。この教団、そういうの絶対沢山あるでしょう。
[寧ろそれを聞いていて思う。随分慣れてる。やはり盗掘者じゃないかこの人。 だが2発目のゲンコツを頭に貰う趣味はアマトにも無いため、あえて生暖かい瞳を送るだけに留めたのだが]
(52) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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…それに。まず全体どうして仕掛けのありそうな場所を……。
[アマトも共に悩み頭を抱えようとした時。 見張りの兵二人に気づいたのは、ヘクターより少し後だ]
! ゲエ、せ、聖霊術!
[物陰に隠れるだけでなく、聖霊術を行使し、更に姿を潜める。 その後の動きは、ヘクターの後をなぞる様に、兵たちの背後を見ようとしたが]
(53) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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え、どこに消えたの?
[袋小路じゃないか。逆に兵が身を隠す場所なんて無い。 変だ、どこへ消えた?まるで壁の中に呑み込まれた様に]
壁の。中?隙間風。 ……ああ!そういう!
[数秒遅れてアマトも同じ結論に達した。だから風聖霊を頼りに隙間風を探そうとしたその時だ]
(54) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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! ヘクター、構えて!!
[その警戒を口にした時、既に二人の周囲には魔法陣>>41。 侵入者を逃がさぬ、神聖十字軍の中でも際立つ、馬鹿げた魔力量は、クラウディアその人。 駄目だ。完全に囲まれた。いや、元々囲まれていたのだろうか]
(55) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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いやいや。天下のクラウディア様のお手を煩わせる訳にも。 僕達もすぐにお暇いたしますので。 どうぞ枢機卿閣下に当たってはお構いなく。
[芝居がかりな調子で、要するに『帰るから僕に構うな』と言ってのけるが>>42。 お陰で隙間風を探すなんて云う馬鹿な隙を見せる事が出来ない。 このまま逃げ帰る事も非常に難しいし、先に進むにも仕掛けの場所がわからない。進退窮まるか**]
(56) 2014/08/18(Mon) 14時半頃
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/* 離脱前においておく 結構悩んだボツ案
聖堂の深奥には、巨大大砲みたいな、大量破壊兵器 光の教団がつくった第十のレガリヤ『王の怒り』ことメギドレガリヤが圧倒的な威容で鎮座してる。 これを撃たせてはいけないと、教団と戦う更なる理由ができる。撃たれたら国がおわるぞ!
(インフレ超上昇しかねないとか、狼側悪役に決定打いれそうとか、色々扱い難しいのでやめた。展開としては王道な要素だけど ね!)
(-13) 2014/08/18(Mon) 15時頃
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――今度は闇喰みのオスカーと一緒ではないのね。
その代わり、随分とまた毛色の変わった方を連れているみたいけれど。
[目の前の相手は既に名乗っていたか。 その彼を見やりながら。
不自然なまでに膨れ上がった力に目を細める。]
(57) 2014/08/18(Mon) 15時頃
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闇の魔力……それも神器クラス。
こんなものがこの王国に持ち込まれるなんてね。
[ただ、少しだけ奇妙な違和感を持っていた。 ブラック・ダーク・デス教国にもあったような神器とは違い。
どこか、自分達の使うような神器に似た気配もしていて。 端的に言えば、その気配が揺蕩うような。]
(58) 2014/08/18(Mon) 15時頃
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ええ、見逃してあげても良いわ。 ただし、その剣は置いていきなさい。
[口には出さないが、正しく扱えるものが振るえば。 おそらくは国一つが簡単に滅ぼせるであろう。
そのクラスの神器……もしも彼らがまだ使いこなせていないならば。 今のうちに奪取しなければと。]
(59) 2014/08/18(Mon) 15時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 15時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 20時頃
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[レティーシャに憑りついた病魔を目として街の様子を覗う。 連れ出されていくスラム街の人々。 あまり見ていて気持ちのいい光景ではなく、思わず眉を顰めた。
何故、今になって教団の動きが大きくなったのだろう。 断罪の子羊がパルックを殺した事を知らない。 それを知れば多少は納得がいくのだろうが、残念ながらそれを知る術はなく。]
…このまま高みの見物というわけにはいかんが、しかし。
[精神を共有している人物のように教団へと紛れ込もうという気にはなれない。 闇の血が流れるこの身体、光とは相性が悪い。]
(60) 2014/08/18(Mon) 20時頃
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/* ん? 教団に紛れ込む? アマトが片割れか……?
(-14) 2014/08/18(Mon) 20時頃
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枢機卿閣下におかれましては随分彼にお熱なご様子で。
でもだめだよ?彼は友達なんだ。 恋情の熱いプロポーズはまず僕を通してからにしてほしい な!
[両掌にナックルを構える。聖霊の黒雷が迸る。 護る様にアマトが前へ出る。その背後には闇の魔力が色濃い。気取られたか]
(61) 2014/08/18(Mon) 20時頃
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あはは。慈悲深い神様の使徒が、人様の物を無理矢理強奪するの?
君たちの神様もきっと天で嘆いてるんじゃないかな。 嗚呼、強欲は大罪なのだ。て。
メサイア教の教典にはこんな教えはないのかな? 『汝、見返り求める無かれ』 てさ。
[にこりと爽やかな笑みで挑発して見せる。クロス・オブ・メサイアが奉じる天の主神を揶揄る、神をも恐れぬ愚か者。 神聖十字軍から向けられる殺気が密度を増した気がする]
(62) 2014/08/18(Mon) 20時半頃
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――つまりは 交渉決裂だよ、お姉さま!!
トロン! フォルミナフィスト。付与式展開。 サンダーラッシュ!
[ビリィ…ッ!聖霊の力に満ち溢れた、雷の拳がクラウディアへ飛ぶ。 敵は格上だ。先手必勝、肉薄一寸、今度はアマトが得意で魔術師には苦手だろう密着戦で戦闘開始だ]
(63) 2014/08/18(Mon) 20時半頃
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ヘクターさん! 3分までは僕が何とか抑える!!
道を作って!
[残りの神聖十字軍を蹴散らす、最低でも突破口を開けるか。 あの隠し扉を抉じ開けても良いし、来た道を逃げるもよし。3分まではクラウディアの相手は自分がする。だがアマト単体の実力ではクラウディアには適わない。 故に制限時間3分。それ以降はアマト自身も命が保障できない]
(64) 2014/08/18(Mon) 20時半頃
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何ッ……!?
[>>55 少年の声と同時、周囲に展開される魔法陣。 >>41 二人を囲む様に、兵士が次々に転移してくる。 ……その1つに、先導と思しき若い女の姿があった。]
クラウディア? …… お前が………
[何処かで聞いた名だと、過去の記憶を辿れば。 >>1:302 ドナルドを阻んだという、あの卿の名だ。 驚いた。男が想像していたよりも、遥かに若い。]
ハッ…… どうせもうお見通しなんだろ! ヘクター・ローガンだよ、文句あっか?
[>>42 此処で自己紹介とは、余裕綽々も良い所だ。 しかもニックネームまで!態度が一々癪にさわる。]
(65) 2014/08/18(Mon) 20時半頃
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