248 冷たい校舎村6
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[ 朝食を教室でとるため、 もともと余裕をもって家を出たはずだが、
コンビニへの寄り道とか、 職員室訪問だとかの間に、 あったはずの余裕は幻と消えたらしい。
なんかひと少ねえな。 って思っている間に、チャイムが鳴る。
そのときも、教室には、 両手でギリギリ数えられるかどうか。 ってくらいのひとしかいない。]
(21) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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— 回想:購買 —
[>>16無言でレジを打ってもらってる間、びくびくと縮こまりながら待つぼく。 渡されたお釣りをざっと数える。合っていた。]
……レジの使い方とか、わかんなくて。
[>>17図々しいと言われてしまった。 ちょっと焦りながら弁明を返し、でも、それ以上の悪態をつかれなかったことに安堵して。]
ありがとう。
[パンとジュースと靴下を握り締め、 普通にお礼を言って、そして散けながら同じ目的地へと向かったのだった。*]
(22) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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──8時50分──
[ チャイムが鳴る。
いつもはそれを合図に静かになる空間が、 ”いつも”に反して、ざわめいた気がした。
思ったよりももさつくアンパンを飲み込もうと、 一生懸命、口を動かしていた空木も、 何かにつられるように、顔を上げる。
その動きに反して、 手元でスマホが震えた。ぶぶっと短く。
弓木からの返事が今頃届いたのかな。 ──って、空木はのんきに考えた。]
(23) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ まだ、教室の外の騒がしさには気が付かない。 するりと慣れた手つきでスマホを起動する。
通知の画面に、名前がないな。 って、少し不思議に思った。こんにちは。 タイトルだけが表示されるそれ。
こんにちは。ええ、こんにちは。 間違いなく、弓木じゃねえな。ってことはわかる。
迷惑メールかな。って空木は思う。 しゅっとアプリを起動させて、 普段なら、開封もせずに消しそうなメールを、 頭からお尻まで読んだのは、なぜだろう。]
(24) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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──こんにちは。 たまあに、思いませんか。 自分の姿なんて、誰にも視えてないんじゃないかって。
(*2) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ ──不穏なことをいうわりに、 そのメールは、金をくれるとも、 金をよこせともいわないもんだった。
迷惑メールじゃねえの。 って言おうとしたのを、空木はやめた。
画面の中で、視線を移ろわせる。 圏外。このご時世、早々見ることもない文字。 そこんところは、揺るがないらしい。]
(25) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ ふと、顔を上げたら。 みんな、同じような感じで、 スマホに目を落とすやつがほとんどだった。 圏外だっつってんのに。
SFでしょうか。ホラーでしょうか。 それとも、ミステリがお好みでしょうか。
そんな問答を思い出して、 空木はぐるりと、教室を見回す。
空席の目立つ、見慣れた教室。 みんなの前に立つ、委員長。 閉められた扉。空木の席は端っこ。
本当にぐるりと、教室を隅まで見回して、 最後方、窓際の片隅に置かれた鳥かごに、 空木は、ああ。って思う。思い出す。]
(26) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ ──ああ、そういえば。そんなのもいたなあ。って。]
(27) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ オレンジ色のまあるい額をした鳥が、 一羽きり、静かにとまっている。それだけ。
非常事態、だから。 空木は次の瞬間には忘れてる。 部屋の隅っこの、ちいさな生き物のこと。
扉のほうに視線を移して、]
……なんか、外。騒がしくね?
[ って、不思議そうな顔して、言う。*]
(28) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ おはよう! などと快活な挨拶をする 社会的な生き物にはなれなかったので、 無言で扉を開けて教室に入った。
ちらほらと同級は集まっていたが 来る途中、どの教室にも人は居なかった。
違和感どころの騒ぎで無い事は 英司ですら理解したが 真面目腐った委員長であるヨスガあたりが なんとか問題を解決するだろう と 窓の外を見ては欠伸をしていた。 ]
(29) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ 皆がとやかく喋っていたので 雑音が耳に心地よく、 眠気が楽し気に近づいてきた。 上体を机に伏せかけたところで、
音 が鳴った。
どの学校にもあるようなごくごく一般的な 鐘が鳴っても担任はやってこない。 それどころか 生徒の気配がこれ以上にない。
まあ 帰っていいだろう と ひと眠りしてから何処かへ行こう と 次は本当に顔を伏せた瞬間に、 ]
(30) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ 台の上、置かれて響くバイブ音。 それが遺書だと今、知らされた。]
(31) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[ ごろり としたまま通知を視て 長いメールだ と仕方なく開き、 読んだ後 頭と携帯を伏せた。
ここに居るやつら以外で仲良くした人など 劣っている英司には居なかったので 間違いメールだと思って、どうでも良かった。* ]
(32) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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おはよ。
[次々と入ってくるクラスメイトに声をかけ、 周囲の様子を見守る。]
うん、これはちょっと、ね。
[危ない、という委員長の声に促されて、>>0:1111 ぼんやりと外を眺める。
その時だった。 いつものチャイムの音。]
先生、いないんだよね?
[その声は委員長>>7と重なって、口を閉ざす。 目の前に立てて置いたままのスマホに光が灯り、 メールのタイトルが表示される。 差出人は、奇妙なことに文字化けしてわからない。]
(33) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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……なにこれ。
[ぽつりと呟いて、指先を伸ばす。 軽く画面を弾いて表示されたメールはまるで。]
……。
[遺書と言うわりには、恨み言ひとつない文面に、 眉を軽くひそめて。 何かがおかしい、ということはわかった。 けれど言い換えれば、只それだけ。]
戻れたら>>5、か。
[心残り。 わたしにだって、無いとは言えない。]
(34) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[多分、地獄があるとするなら、 こういった場所なのだと思う。]
(35) 2018/08/22(Wed) 01時頃
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[チャイムが鳴った。8時50分。>>#0 誰かが現れる様子はない。
だというのに、スマホに視線を落とす クラスメイトたち――主に男性陣に 乃歌は苛立たし気に眉根を寄せた。]
チャイムなっても、先生来ないじゃん。 ほら、もう、帰っても……
……………え?
[外は白一色、廊下もほぼ灰色のはずだ。 聞こえるのも、風の音ばかり――
だった、はずだ。]
(36) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[それなのに、廊下がやけに騒がしい。 取り出していたスマホをポケットに仕舞って、 乃歌はふらふらと席を立つ。
少し逡巡したのち、一気に教室の扉を開いた。]
(37) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[廊下を彩る、きらきらと光る小さなライト。 屋台をしていたクラスのソースの香りに、 調理部のお菓子の香り。 薄らと聞こえてくるのは、流行りのJ-POPだろうか。
文化祭そのままの光景に、 脳が殴られた時のように、ぐらりと揺れる。]
(38) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[必死の抵抗は、いとも簡単に押さえつけられた。 獣のような異臭と無精ひげの不快な痛みが 身体を撫ぜる。
『自業自得だろ』
嘲笑う兄の声が、頭痛のように ぐわんぐわんと頭の中で響いた。]
(39) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[――あ、やばい。
咄嗟に口元を押さえた。 多分、顔色は死人のように真っ白だった。
いつかの現国の時間と同じ。 けれど、流石にもう慣れている。]
う、ぇ
[吐きかけたのをなんとか堪えて、 乃歌は廊下へ、トイレへと駆け出す。
着信を告げていたスマホに触れる余裕なんて 今は、ない。]
(40) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[ソースやカステラの匂い、賑やかな音楽。 画用紙や絵の具の鮮やかな色。 それは廊下中を彩っていた。
五感を殴ってくる“文化祭”>>#1に、 こみ上げる吐き気は強くなるばかりで 最悪、と吐き捨てる余裕さえない。
言葉を発すれば、一緒に全て吐き出してしまうような。 そんな気がして、 乃歌は、俯きがちに文化祭の廊下を駆けた。**]
(41) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[高校最後の文化祭、青春の一大舞台。 映画の一作でも作れちゃいそうだ。
けれど、きっとわたしには似合わない。 辛い境遇も過度の幸福も、何も無い、 わたしみたいな人間には。きっと。
スマホの画面を消して、周りを見回す。 みんなそれぞれ何かしらしていて、 その表情はみんなどこか戸惑っても見えた。
ふと、空木くんの声が耳に届く。>>28]
(42) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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え、そう? …そういえば何か、聞こえるような。
[耳をすませば先ほどは無かった音が聞こえた気がして。 ふら、と立ち上がった一色さんが、扉を開く。>>37]
……わあ。
[思わず上げた声は、乾いていて。 駆け出した一色さんに目を丸くした。**]
(43) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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──幕間>>0:1044──
はは、無礼者。ままよ、ままよ。
[ 王子ってなんだろうな。って空木は思う。 チャーミング王子しか出てこないので、 それこそ、シャルウィーダンスくらいしか、 汎用性のあるセリフが思いつかない。
と、思ったけれど、 唯一のセリフにも、汎用性などない。]
え? 連太郎には言われたくねえけど。 は? レンタロウ王子よりは、ハイカラじゃね?
[ さとし。特殊なボールを投げてきそう。 は、小学校のころにさんざん言われた。 でも、レンタロウ王子よりは、 まだサマになっていると、本気で反論する。]
(44) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[ そんな、些細な会話の中でのことだ。]
や、こーゆーのって、 手の皮が分厚いほうが、 うまくいく気が──、
[ はっ倒されるのはやだな。って思って、 反論を重ねようとして、ふと想像する。
ぎざぎざの親指の爪が、 ひとさし指の腹をじゅっと裂いて、 じわっと血がにじんでいく。
或いは、バンソーコーの上からじゃ、 たぶん、しゅんともすんとも音はしない。]
(45) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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……嘘。やっぱ、前言撤回。 指パッチンできるようになったら、 おまえ、勝てるよ。桜ヶ台になら、勝てる。
[ 空木は、不意にそう言う。力強く。 いいか、勝利のカギはそこにあるんだ。 ってな具合に、強くうなずく。
……ところで、どうして王子様対決を? そこには何かが賭けられているのか?
って浮かんだ疑問はあったけれど、 指パッチンのせいで桜ヶ台が負けることがあれば、 それは、悪癖をなおさなかった、あいつのせいだ。**]
(46) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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/* 4d:▼一色 ▲仁鳥
なんかここの並びがおもしろい気がした( 一石二鳥みたいな
(-28) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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— 8:50 —
[着席した時間も時間だったので、折角買ったカレーパンを食べ損ねた悲しい朝になった。
チャイムの音がする。>>#0]
(47) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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[圏外の電話。人の気配が無い校舎。 それらの異常事態の報告を受けて、なんだか胸に不安を覚えたぼくは、 急に聞こえてきた日常の音にびくりとしたのだけど。
次にスマホを開いて目にしたのは、意味不明なメール。>>5
よくある心霊的な迷惑メールかと思った。 だけど、読み進めれば遺書だとかぬかしている。
文化祭の日に戻れたら——その一文だけ、ひっそりと同意して、 追伸は軽く読み流して、画面をしまう。]
(48) 2018/08/22(Wed) 01時半頃
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