193 ―星崩祭の手紙―
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星暦***年 / **月 / **日
昨日植えた星が、星らしくなってきました。 隕石の衝突を繰り返し、形を成したんです。 すごくって、僕は感動してしまいました。 どんな名前をつけてあげたらいいでしょうか? La Belle Terre は、すこし仰々しいかな?
僕は、いま、この手紙を空に送ろうとしています。 見知らぬ星の、あなた。 はじめまして。 僕は、キカ。
あなたの住む星は、どんなところですか? 僕の住む星は、まだ発展途上です。 白い箱に、世界を支配されています。 宇宙も、滅多に見上げることはできません。 本当は、このように言葉を書き連ねることも することはほとんどないのです。
(-30) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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でも。 星崩祭の日だけは、僕らは赦される。 だから、こうして言葉を綴っています。
あなたは、しあわせですか? 僕は、…………わかりません。 でも、星を創り出すことに没頭することで、 僕は僕なりに、 ココロ を保てている。 そう、感じています。
あなたの星では、星崩祭はどんなお祭りですか? 僕の星では、みんな無邪気にはしゃいでいます。 子供も大人も、みんなです。 きっと、赦される日々が嬉しいのでしょう。
(-31) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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あなたは、いつも何をしていますか? 僕は、星を創っています。 あなたにもひとつ、お裾分け。 まだ、臨床実験を重ねている最中ですが、 7日後に、惑星の爆発が生じて無くなる、 民衆向けへと試作中のものです。 良ければ、試してみてください。 試した結果をいつか教えてもらえたならば、 僕の次なる研究に繋げたいです。
……僕の取り留めのない話を、 読んでくれてありがとう。 また、あなたに出会えることがあるのなら、 あなたの星のことを、教えてもらいたいな。 あなたの星に、幸多かれと。
───……キカ
(-32) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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[共に添えられているものは、
< らくらく惑星育成キット >
1、水槽、もしくは大きめの入れ物を用意します。 2、同封されている袋をすべて、いれます。 3、指で軽くくるくると混ぜてください。 4、愛情を持って、毎日話しかけてあげてください。
と、小型チップから浮き上がる映像のお姉さんが 懇切丁寧に説明してくれる。 同封されている袋のひとつは、種。 もうひとつは、さらりとした砂。 さらにひとつは、一滴分だけの秘密の液体。]
(-33) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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ごくろーさまでーす。
[形だけ隊章を見せ、開門を願う。 第Dゲートは比較的古く、規模も小さなものだ。 顔を覗かせた初老の男性は、もはや顔馴染み。 守衛とは名ばかりで、来訪者など滅多に訪れないここでは、椅子を温めるしか役目が無いというのが口癖だった。]
「おう、お疲れさん。」
[2重式ゲートの内側に入ると、脱気処理が始まり、周囲に水が満ちる。 内ゲートが開くのを待たずして、私はメットを取った。 空気を掻いて泳ぐのも嫌いではないが、やはり地に足の着く水中のほうが、落ち着くというのは性なのだろう。 着替えは、しない。 どうせまたすぐ出ることになるのだ。]
[そうして帰ってきたドーム内は、数時間前とは一変していた。]
(26) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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/* 碧も翠も一緒じゃないかなあという気持ちは書いた当初からあったのだけど、違和感がここにきて仕事をし始めた……はうあ。
みんな裏で宛先振ってるのかあ。 とう。あなたにきーめた。 ライジ[[who]]
(-34) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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[映像では、すべてを入れ物へと移すと、 自然と無重力空間を創り出しては、 引力により周りの砂を引き寄せたり、 惑星同士の衝突、大気圏などの発生。 さまざまなイベントをこなすことで、 ひとつの種が小さな惑星へと育っていくもの。 寿命は、たった7日間。
愛情のかけかたで、育ち方も変わるらしい。 星が創られてゆく様は、割と綺麗だそうだ。]
(-36) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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/* おとうさん! ちょうどイースターRは折り紙同封予定だったので、なんかいいかんじする。
(-35) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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[何を書いたのだろう。 私は、君の綴る言葉を知りたい。 私も、君と同じように言葉を綴りたい。 どうしたら、いいの?]
ふふ、文。 出してくるねぇ
[君は、片手に持っていた筆記具を 私の前、硝子を挟んだ其方側にそっと置き。 両手でカプセルを抱きしめる。 落とさないように、大切そうに慎重に。 カプセルを送る場所。 其処は、私の居場所からでは見えやしない。 ………また、君が帰ってきたら。 教えてもらえるかなと、期待すること数度。]
(27) 2016/07/17(Sun) 00時頃
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………ふぁ、ふ…
[大きな欠伸をひとつ。 目尻に涙を浮かべながら、 ぐぐぐ、と伸びをしたり首を鳴らしたり。
暇だ。実に暇である。]
(28) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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平和っつーのも、考えものだな。
[ここは、とある保険会社のオフィス。 《ロボット保険課》 そう書かれた電子札の下げられたこの場所は 名の通り、ロボットに関する事故等を担当する部門で 俺はそこの調査員として働いている。
星が滅亡しかけているのに仕事なんて… そんな風に思った時期もあったが、 悲しいことに、五年も経てばその考えは消えた。 どんな状況であろうと事故は起こるし、 それに伴い保険金も請求される。 商店も、郵便屋も、テレビのアイドルも 皆、平和な日常を取り戻すように 数年前と変わらずあくせく働いていた。]
(29) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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暇だ。
[声に出した呟きは、上司に届いてしまったらしい。 液晶端末越しにギロリと睨みつけられ、 俺は慌てて端末の陰に隠れる。 でもだって、仕方ないじゃないか。 ロボットの技術も向上した今、 故障事故など起こることはほとんどない。 せいぜいあっても、 ペットロボットに噛まれただとかそんなものだ。
皆が日常を取り戻そうと働くなか、 俺はこのデスクで暇をつぶすだけの生活。]
(30) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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( ……なにしてんのかなあ、俺 )
[イスの背に体重を預け、 ズルズルとだらしなく身を沈める。 働く意味、とは。 そんなことを考え始めたところで デスクの下で光る物の存在を思い出し、 課長に見つからないよう、こっそりそれを取り出した。]
「 あ、それ文流しの…… 」
[ギクッ。 背後からかけられた声に大きく肩を揺らし、 手にしたカプセルは手の上をわたわたと踊る。 どうにか落とさずにキャッチしたところで振り返れば、 若手の女性社員が笑みを浮かべていた。]
(31) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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[無数の流船が、町中に上がっている。 立ち並ぶ露店は煌びやかに飾り立てられ、普段の何倍もの活気で溢れかえっていた。]
「よう、環維隊のねーちゃん!今日もお勤めかい?」
あー、コンバンハ、フローレス。 あんたらはいいねぇ、浮かれていられて。
「はっは!ねーちゃんもこれから思う存分浮かれりゃいいんだよ。 光籠流し、今年の担当はアンタなんだろう?」
そーだけど、仕事の一環じゃないの。 もっとくつろげる時間が欲しいわぁ。
「おっ!そんならこいつはどうだい? ねーちゃんの殺風景な部屋に1本!」
……殺風景は余計だっつの。
(32) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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これは、えーと、 嫁に頼まれて…… や、俺が送りたいわけじゃないんだけど 違うって、俺のじゃないって。
[「意外とロマンチストなんですね」なんて によによ声をかけてきた彼女は、 俺が否定をしてもひらりと手を振って そのまま離れていってしまった。
文流しは若い女性や子どもに人気のあるイベントらしく(もちろん、老若男女問わず行われてはいるが)、俺のような男がカプセルを持っているのは、少しばかり目を引くようだ。]
(33) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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………はぁ、持ってこなきゃ良かった。
[今朝、セトとシンに必ず手紙を書くよう念を押され、 家に帰ったらみんなで一斉に空へ飛ばす約束をした。 けれど、見ず知らずの誰かに書く手紙など なにを書けばよいのかもわからず。
───…いや、ひとつだけ 俺の言葉が、空の果て どこかのだれかに届くのなら…
俺は静かに、ペンをとる。]
(34) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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[営業に余念のない花屋にひらひらと手を振って、歩を進める。
光籠流し──それは、創世祭に先立ち、数日間に渡り光籠と呼ばれる透明な草で編まれた籠を、宙へと飛ばす行事。 その際に、願いや祈りをしたためた札を共に入れると、神様に届き御言葉を下さる……と、言われていた。 科学の進んだ現代では、その原理は既に解明されているのだけれど。 他所の星では文流しと言うのだったか。 他星言語の解読ができなかった昔の人々は、それを神の御言葉とあれこれ勝手な解釈をして、有難がっていたというだけの話だ。]
[宇宙プランクトンがどうの……という話は、あまり馴染みはない。 だが、どういうわけなのかこの星の創世祭は、***年に一度と言われる星崩祭と、まるきり同じ時期に重なるのだった。]
(35) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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宛先は、宇宙のどこかのポーラ[[who]]様
(-37) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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……ただいま。
[そう声をかけると、方々から賑やかな声が上がった。 通称ホーム、身寄りのない子供たちが暮らしていくための、早い話が孤児院である。 彼女の家も、そこだった。 幼子特有の高い声を適当に躱しながら、彼女は1人の少女へと近付いた。]
ただいまステラ。 帰ったよ。
「……お姉ちゃん、お帰り。」
[ステラ。 その少女との間に血縁はない。 けれど間違いなく、少女は彼女の妹だった。 ぺたんと床に座り込んだままの、ステラの瞳を捉えんと、彼女も腰を落とす。]
(36) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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[虚無。 ステラの目は、彼女を見ない。 代わりに映し出すのは、どこか遠い宇宙の景色。 真っ暗な黒の中に、極々小さな光を宿すその眼に、光を感知する能力は無かった。]
書くことは決まった?
「うん。どこか、遠くの誰かに届くんだよね。」
["光籠に入れる御札に、お手紙を書きたい" こくりと頷くステラの、それがお願い事だった。 どこで仕入れてきたのやら、創世祭……と共に訪れる、星崩祭で行われている行事。 文流しと呼ばれるそれを、自らもやってみたいとせがまれたのだ。]
紙とペン、持ってくるからちょっと待ってて。
[そう告げて、彼女は白墨を取る。 そして、紡がれる小さな言葉に、耳を傾けた。]
(37) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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[届いたのは、透明な筒に、銀の蓋、 金の装飾が施された宇宙カプセル。
中に入っていたのは、ガラスを思わせる半透明な便箋。 見た目に反して紙のような柔らかさを持つそれに 夜の色をしたインクで文字が綴られている。 並ぶ文字はやや大きく、流れるような字体で]
(-39) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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1日目 お手紙が届くのは、エフ[[who]]
(-38) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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どこかの星のだれかへ
この手紙は、本当にどこかへ届くのだろうか。 いまだに半信半疑だけれど、 無事に受け取ってもらえたなら、嬉しい。
これを読むあんたは、どんな世界を見ている? 空は何色だ? 食い物は美味いか? ハナ、というものは 咲いているか?
俺たちは、外の世界を知らない。 きっと、これから知る機会もないだろう。 だから、もしよければ教えてほしい。 あんたの住む星のことを。
そして、覚えていてほしい。 遠いどこかの星に住む俺が あんたに手紙を書いたことを。 俺たちが、生きていたことを。
(-40) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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追伸
息子がどうしても入れてくれとせがんだので、 紙飛行機を一緒にカプセルに入れておく。 息子は最近、折り紙にハマっているらしい。
ライジ
[カプセルに入っていたのは、 便箋と同じ、半透明な紙で折られた飛行機。 紙の端には、“シン”と書いてあるようにみえる]
(-41) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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[手紙を書き終えペンを置くと、 くるくると便箋を丸め銀の糸できゅっと結んだ。 それをすとん、とカプセルに放り入れ シンに頼まれたプレゼントも一緒に中に入れる。]
………。
[結局、思うような言葉はうまく出てこなかったけれど それでも、手紙には自身の想うことを 僅かながらに込められた、はずだ。
最初は本当に誰かに届くのかさえ信じていなかったのに カプセルを手に家に帰る頃には 返事を期待している自分がいた。
空は夕暮れ。 紫色から夜の群青へと変わっていく。]
(38) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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よし、これで終わり。 今度は引っかかるんじゃないぞ。
[頭をすっぽりと覆うマスク越しのくぐもった声では、仮に聴覚があったところで聴き取れはしないだろう。 抱えた無人探査用の機械を、なるべく平たい場所を選び、置いてやる。 最後にぽんと背を叩いてやると、どちらが前か分からない丸い身体を一つ震わせてから、湖底を進んで行った]
(39) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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[透明な、水草で編まれたその籠を開けたのなら、中から水が溢れるだろう。 中にあるのは、真っ黒な紙。 綴るのは、真っ白な文字。 幼い文調とは裏腹に、流れるように書かれた文字は、見る者によっては雑に映ることもあるだろう。 水中で扱うことを前提とされたその手紙は、空気に晒されたのなら徐々に劣化し、数日と経たないうちにひび割れ始めるかもしれない。]
(-42) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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――さて、これはどうすっかね。
[小さくてどこにでも入り込め、人が探索出来る場所でも出来ない場所でも全自動で調査を行ってくれる。 しかも何だか動きが健気で可愛いと、婦女子やお子様、一部寂しい独身男性まで広く人気の無人探査機くん。 困ったことに、分かり易い欠点が幾つか既に発覚している]
[一つ、気付いたら同じところをぐるぐる回っている。 二つ、僅かな段差に脚を取られて動けなくなる。
――探査機としては、割と致命的な欠陥だ。 偉大なる先人達の功績への敬意と尊敬は持ち合わせているものの、この探査機がトラブルを起こす度に駆り出される現代の技師としては、可愛さよりももっと優先する事があったんじゃないかと突っ込むくらいは許されたい]
[段差ならまだ可愛い方で、今回のように調査対象の遺物に引っ掛かって動けなくなるようでは困りものだ。 探査機の進行を妨害していた一抱えほどの遺物と、メンテナンス用の機材一式を手に、湖面へと脚を蹴り出した]
(40) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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― 調査船島 ―
……ぷはっ。
[擬似陸へと上がり、マスクを外す。 仄碧く光る肌に落ちた水滴を乱暴に拭い、未だ潜水スーツに包まれた掌で耳をぱしんと打った]
あーーーーーー耳おかしい。
[水中と陸上で感じる音への感覚の違いは、何度潜っても慣れない。 暫く使い物にならない耳の代わりか、マスクの両端に付いた小さなケースへ押し込まれていた触覚が自由を取り戻した事への歓喜に震える。 そして、馬鹿になった聴覚に届く前に触角へ届いたのは『誰かが近付く気配』だった]
(41) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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どこか遠いところのあなたへ。
こんにちは。 わたしの名前はステラと言います。
あなたの星は、どんなところですか? 楽しい、ところですか? わたしの星は、ずっと昔に沈んでしまったから、お外のことはあまり知らないの。 お水がないところでは、息ができないから。 お外に行ってみたいなぁって思うけど、ちゃんとした服を着て、息ができるような機械を背負わなきゃいけないから、わたしにはダメなんだ。
だから、お外の世界のこと、いろいろ知りたいの。 他の星には、わたしの知らないものや知らないこと、いろいろあるって聞きました。 私の考えられないような生き物とか、いっぱいいるのかな。 ちょっとだけでもいいから、教えてくれると嬉しいです。
ステラ 代筆 ステラの姉、アマルテア
(-43) 2016/07/17(Sun) 00時半頃
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