18 Orpheé aux Enfers
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―廊下―
[かちかちかち、と携帯電話を慌てて操作して。 メールを送り終えればほっと一息]
遭難……!
[そして、スティーブンの言葉に戦慄する。 あながち現実になりかねない…と、本人は思っているのかもしれない。
次第に廊下が騒がしくなってきた。合宿に来た者たちが集まってきたのだろう。戸口に見える同じ高校の生徒へ緩く手を振って]
手?
[ベネットの意外な言葉>>21に、反射的に片腕を差し伸べる。 直ぐに我に返って、首を横に振った]
さ、流石にこれなら、僕でも迷いませんってば…!
[多分、とこっそり心中で付け足したのは、色々と自信をなくしている所為であった]
(28) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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…………
〔指の心配にはきょとんとした 元々、携帯は良く使うし、 特に声が出なくなってからは それはもう、ないと困るぐらいだったから ……むしろ、弦を抑える握力で 携帯の寿命が縮まりそうで、そこが怖いです先生。 ただ、気遣ってくれてるんだなぁと笑って〕
『ん……ありがと。疲れたら、では、遠慮なく。』
〔気遣いを無駄にしないよう、短く。 返ってきたメールとラルフの言葉には 僕は笑って頷いて。 サイラスの音、素敵だから聴いて欲しいなと思いつつ 練習室で合流しようと、ラルフとともに 指定されてると予想した部屋へと向かった〕
(29) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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★部屋割お待たせしました(ディーンとボリスは別階です)
A:カルヴィン/ヤニク (B:ナユタ/ドナルド) C:ベネット/ラルフ
[ 廊 下 で す よ !]
D:セシル/(ヴェスパタイン) (E:テッド/ワット) F:バーナバス/サイラス
※部屋は練習室階の上にあります。
部屋の構造としては一般的なワンルームを想定して下さい。
必ず【ユニットバス・簡易冷蔵庫・机とベッド×2】があります。
(#6) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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/* 最早神が空気読んだとしか思えない部屋編成。
(-17) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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/*もう、何と言う失恋フラグな部屋割りなんだ、これ!!
(-18) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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/* お約束といわんばかりの バーナバスとサイラスに期待しよう。
(-19) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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やーった。じゃあチャッと行ってピュッと帰ってきます。 ちょっと待っててくださいねー。
[学校指定のバッグにキーホルダーがヴァイオリン。 何とも分かりやすくて助かる話だ。 ちょーこーちょーこー、なんてよくわからない歌を口ずさみながら 足は練習室Aへと足取り軽く向かう。 明らかに餌付けされていた]
(30) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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/* ちょ、サイラスと同室wwwwwwwwwwwww
アレですね。 もうこれは遠慮せずに食っちゃえばーかってことですね。 うん。
任せろよ(←
(-20) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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皆さんも、急いでくださいね。 揃わないといつまで立っても話が始まりませんから。
[廊下に居る面々に声をかけて、メインホールへ歩き出す。 片方にスティーブン、もう片側に自分。 サイラスを挟んで歩く姿は囚われのなんとやら。 残念なのは身長差が違う事くらいか]
→メインホール―
(31) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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/* F部屋が仕込まれていたようにしか見えんwww よし、横恋慕するなら此処だな。 派手に散るぜ
(-21) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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副部長に輪をかけてフリーダムな部長は部屋割をホワイトボードに張り付け
後は簡単にこの後の流れの説明をしました。
少し休憩時間をおいてから、昼食後(9/5 01:30)から最初の全体練習開始。
夕食(9/5 21:00)は懇親会を兼ねて。但しアルコール禁止。
明日以降についてはまた追って連絡。
そんな簡単な連絡だけして、遅い朝食を取りに学食へ向かいました。
*壁の時計は現在10:28を指しています*
(#7) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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[セシルの携帯メッセージには返す言葉はなく、ただ笑むのみ。 自分が何かを言えば、余計に携帯を使わせてしまうだけだともう分かった。 声が出ない理由は知らないが、それでもちゃんとコミュニケーションを取ってくれるセシルがすごいなと内心思う。 自分なら、先ず携帯を打つのが面倒だし、なおさらきっと人を避けるだろう]
たぶん…あっちかな。
[耳を澄ませなくとも聞こえてくる人の声や物音のする方に歩いて行けば、やがてメインホールに辿り着いた]
(32) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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[再び鳴るメールの着信音に、 少しどきりとした面持ちで内容を確認する。 読み終われば、 しょんぼりしていた筈の顔は嬉しそうに綻んでいて]
そうですね、皆さんに迷惑をかけるわけにはいきません。 助けて頂いて助かりました。
[スティーブンへ向き直ると、そのままの笑顔を向けた]
心の準備はばっちりです。 先生、ありがとうございます。
[プロの演奏家、という言葉に一瞬真顔になりかけたが、すぐににこりと笑んで頭を下げた]
(33) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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from:Cyrus sub: -------------------- 大丈夫、迷ってないよ。 迷う前に捕獲して貰ったよ。
ありがと、ナツキちゃん!
(-22) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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〔ラルフの言葉に頷いて 彼が内心>>32と思っているのには気がつかないまま 賑やかなメインホールへたどり着いた〕
― メインホール ― 〔メインホールに着くまでは暢気に笑っていた けれど、僕はそれまでの楽しさが 一枚の紙によって打ち砕かれたのを知る
部屋割りのルームメイト……部長の名前 ……話したこともない人と相部屋だなんて!! 無理だ、絶対眠れない……
元々、そう言う傾向はあったけれど 此処最近は対人関連は特に神経質になっているから 僕は他の話を上の空の青ざめた顔で聞いた〕
(34) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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頼むわー。
[取りに行ってくれたカルヴィンにひらひらと手を振って見送る。 じんじんとしていた頭の芯はだいぶすっきりしてきてはいたけれど、 素直に後輩の好意に甘えることにしたのだ]
・・・指揮者って変わり者だって言うけれど。
[あの人もそーとーだと思う。 海外からお呼びがかかっているらしい部長を見ながら思った]
(35) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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―廊下→大ホール―
あまり萎縮してしまうと、実力も出にくくなってしまいますよ、アルバーンさん。
[さすがに手を繋ぐことは躊躇われたのか、その役割はベネットに任せるとして、サイラスの様子を時折横目で観察することにした。これではますます人間に囚われた銀色のアレという雰囲気になってしまうが、生憎スティーブンにはその自覚が一切無い。]
せっかく屋上で素敵な曲を弾いていらしたというのに。
(@6) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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[移動中、帰って来たメールを読みながら。]
うわぁー、ステフちゃんってばホントに鬼だわ。 俺、成績は常にトップじゃーん。
[謂うとおり、男は頭も良かった。 音大には少なくないであろう、絶対音感に曲を理解する力。 成績もトップクラス。 ただし、出席率が悪い上に演奏は―――……
文句を垂れるもメールにしなかったのは面倒くさいというのもあり。 さっさと集まっていないと、悪友にも近い部長様に何を謂われるか判らなかったのもあり。 携帯を閉じると小さく溜息をひとつ、練習室へと向かった。]
(36) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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―メインホール―
ちょっとまった、ダイジな事言い忘れてますってば。
[>>#7朝食を取りに行こうとするヴェスパタインの首根っこ捕まえて引き止める]
全体練習の曲。 っていうか、高校生たちまだ何演奏するか知らされていないんじゃないですか?
(37) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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[はーい、とお行儀良い返事をして部屋を出ていくことしばし。 途中でセシルやラルフたちとすれ違っただろうか。 簡単な挨拶だけしてその脇を通り抜けると、練習室Aへ。 学校指定の鞄とあれば、見つけるのはそれほど難しくないものだ。
言った通りに行って帰ってくるまでの時間は迅速。 帰ってくれば発表されている部屋割に軽く驚きながら、 ヤニクに鞄をわたし、そのお駄賃としてチョコレートを強請る事も勿論忘れなかった*]
(38) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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ベネットは、そっと胃を抑えた。
2010/09/04(Sat) 02時半頃
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- 大練習室にて -
うお? おー、皆さんお揃いな感じで? そして部長は小姑に捕まった感じで?
[ひっ捕まえられた部長とぶつかりそうになりつつの入場。 殆どのメンバーが揃っていただろうか。]
アルコール禁止って…。 真っ先に飲むでしょ、ヴェスちゃん。
[ポツリ、呟いてみた。]
(39) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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>>37 ……大丈夫ですか?
[胃を押さえるベネットの様子を見る。 気苦労が多いタイプの学生であるから、ただの緊張ではないことくらいは察している。]
普段から抱え込み過ぎですよ、ベネットさんは。 少しは他の人に緊張を丸投げしても構わないと思いますけれども。
(@7) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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バーナバスは、胃を抑えたジェリーちゃんを偶然見て、とんとんと肩を叩いてみた。
2010/09/04(Sat) 02時半頃
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―廊下→大ホール―
[その姿は囚人か、はたまたEBEか。 両脇を固められて歩く姿は、事情を知らない者には奇異に映ったことだろう]
………僕の音は、いつも同じ色ですよ。
[スティーブンの言葉>>@6にぽつりと返した声。その穏やかな声色を、相手はどう受け取るか]
――――――――…?
[時折横目で此方を見つめる彼に気づき、よくわからないままに笑顔を向けてみた。 ただ、相手の最後の言葉には驚いて瞬きを零す]
あ、あれ。屋上、―――…って、聞いていらっしゃったんですか。 何だか少し照れてしまいますね。 でも、気に入っていただけたなら嬉しいです。
(40) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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サイラスは、えへへ、と子供っぽく頬をかく。
2010/09/04(Sat) 02時半頃
『あとよろしくねー』
自分を捕まえた手を離すと、その指先に失敗をごまかすように口づけを落として
部長は食堂へと消えていったのでありました。
*後に残されたテッドすら、ポカンとしているような状況でありましたけれど*
(#9) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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―大ホール>>39―
高校生もいるんですよ、トラヴェルソさん。 さすがにお酒を飲ませるわけにはいかないでしょうに。
[と言いつつ、酒と聞くスティーブンの胃も若干痛くなる。 学生時代の同窓生を除けば、ごく身近な存在、或いは共同研究をしている学生以外は知らないことではあるのだが。]
(@8) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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アルコールなんて未成年の前で飲ませるわけが無いでしょう、却下したのは当然僕です。
[呟くバーナバスに気付いて、引き攣った笑顔で告げる。 肩を叩く仕草に溜息ひとつ。 傍に居た講師が心配するのには、首を振った]
もう長くないかもしれません。 …まる投げしようにも、部長があれで副部長がこれですから。
[そう言ったら舌打ちなんてされました。 それでも楽譜はもらえるようで、ほっと息を吐きつつ]
(41) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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あああああもう……
[まる投げされましたよ、逆に。 指先をこれ見よがしにシャツで拭いつつ溜息をもう一つ。 完全に癖がついたよう]
(42) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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― メインホール ― 〔曲目(>>#8)を聞いても僕は 心此処にあらず状態だったが 目の前で繰り広げられた(>>#9) 他愛のない、戯れめいたもの、 なんだろうけど…………〕
…………
〔眩暈がする。身体が震えないようにするため ぎゅっと自分の身体を両腕で押さえ込んだ〕
(43) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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―メインホール― [メインホールに辿り着く前にカルヴィンとすれ違えば、思わず引き止める。 どこに向かうのかだけ問いかけて、事情を聞けば、遅れないようにとそれだけ声をかけた。 やがてメインホールに辿り着けば、セシルと同じく部屋割の紙を見つめる。 セシルほどではないが少し意外そうに瞳を瞬く。 相部屋とは聞いていたが、同じ高校の生徒とかなと勝手に思っていた。 音大生と一緒になることもあるのかと今さら気付いてもどうしようもない。 こういうことはやはり目下の者から同室になることの挨拶をすべきだろうと姿を探す]
今は…止めた方がいいかな。
[部長らしき人物を引きとめたり、胃を抑える様子を目にして忙しそうだと首を振る]
えっ……??あの…セシル、大丈夫?
[隣に視線を戻せば、驚くほど蒼褪めた顔。 元々身体が弱いとか何かあるのだろうかと思いながら、自分ではよくわからないから、南校の生徒を探してきょろきょろした]
(44) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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