26 堕ちる、花 ―Degeneration―
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うんっ、挨拶してくるね。
ピッパちゃんも行こう？
[後から来るというなら其れに任せるが、
兎角、表情を笑みに解し、気合を入れて楽屋を後にする。
先輩の楽屋に着いたなら、たおやかにノックし
それはそれは丁寧に深々と頭を下げて
腰の低い姿勢で挨拶を*した*]
(46) 2011/03/08(Tue) 04時頃
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ああ、よしよし。
泣かないのよメアリー。
ミッシェルは怖いけどいい娘なんだから。
[泣きついてくるメアリーを慰める真似。
ミッシェルが先に一人で回ったと聞けば
少し驚いて]
そうなの？
じゃあ、メアリーも今日は一人で挨拶行ってみる？
今日は単独のお仕事デビューだったんだし、
せっかくだから挑戦してみたら？
(47) 2011/03/08(Tue) 04時頃
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……
[美味しかった、などと言われれば
空腹が気になりだすのは人間の性質。]
余計な事、ぐだぐだ言ってないで
さっさといけよ、ったく
[悪態は空腹と相まってやや殺気立つ。]
(48) 2011/03/08(Tue) 04時頃
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……
[唇の動きに強張りが緩む
心中は薄ら笑いを浮かべた
お互いの均衡を保つ為に―――]
『鍵のかかった密室の中だけ、だろ？』
[ゲームを愉しむかのような、笑みに混じる唇の形]
(-4) 2011/03/08(Tue) 04時頃
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ピッパは、ミッシェルの様子に肩を揺らしながらメアリーを見送る
2011/03/08(Tue) 04時頃
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『だって』
[震える。
密やかなため息がひとつ。
メアリーの背を見送り
小さく喉をならす]
暫くは帰ってこないもの。
着替えてるって、鍵かけちゃえば
[瞬きひとつ。
強い視線はその瞬きの合間に緩み蕩ける]
……ね。
(-5) 2011/03/08(Tue) 04時頃
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ミッシェルは、メアリーを見送ってランチボックスとピッパを交互に見た。
2011/03/08(Tue) 04時半頃
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[メアリーを送り出したあと、
機嫌の悪いミッシェルをみやり]
お腹すいてるんでしょ。
食べて。
[お茶は要るのだろうか。
隣に腰かけたまま様子を伺い]
(49) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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ピッパ。
[先程までの渾名では無く確りと呼ぶ。
蕩ける色合いに眸を細めた。]
其れ位で時間、足りるのかよ
お前の挨拶、どうすんだ
[言葉を向けながらも、もう一方の手が
ピッパの唇へと伸びた。
眸には支配権を持つ者独特の愉悦が浮かぶ。]
(-6) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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ん。
[食べてと言われると
少し動きを止めて―――]
なんだよ
お説教とかするんじゃ無いの？
まさか、そんな気遣いまで学べって？
[ピッパの優しさすら皮肉にして
素直にならず、小さく笑った。]
(50) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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メアリーが早々に切り上げられると思う？
[共演だけに挨拶を済ませるなんて
器用なことは出来ないだろう。
スタッフの一人一人まで丁寧にしてくるだろうと踏んでいた。
伸ばされた指先、口づけて僅かに舌を這わせる]
支度に時間がかかったとでも言えばいい。
(-7) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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しないわよ。
今更でしょ、ミッシェルには。
そんなに怒られたいなら構わないわよ。
叱られてるのを見られたくないなら、
鍵かけといてあげるわ。
[鞄から携帯を取り出すと
いたずらっぽく笑いながら
メアリーとマネージャーにメールを出し
それから扉に鍵をかけた]
『ちょっとミッシェルにお説教する！
多分一時間ぐらいやってるとおもうから、
挨拶回りはゆっくりじっくりしてきてね♪』
[一時間といいながら結局三十分ほど
オーバーするのはいつものこと**]
(51) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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時間ったって、なぁ
[まるで紅い虫のよう
心中で優越を噛み締め指先に走る感触に酔う]
どうせ、掛かっても30分程度だろ
それで満足出来ると思うか？
[要領悪く進んでも小一時間。
それでも足りはしない。
優越を徹底的に独占したいからこそ
この職業にしがみ付くのだから。]
なぁ？
[問いと共に唇を寄せて答えを許さぬとばかりに
咥内を、言葉を奪う。]
(-8) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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あたしがそんなに要領悪い女に見える？
[鍵のかかる音。
ミッシェルには聞こえただろうか。
言葉を奪われ、唇を奪われ。
それでもすがるように、両の腕は
細身の体へと伸ばされる]
…お願い。
[口づけの合間。
囁く声は餓えていた]
(-9) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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げ
[ぎょっ、とした。
まさか本当に鍵をかけるなんて、と。]
わかったよ
黙って食えばいいんだろ
食えば、さ
[実はほんの少しだけ
嬉しかったりするのを必死で*押し殺しながら*]
(52) 2011/03/08(Tue) 04時半頃
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さぁ？
[口接けの合い間、あえて惚けて見せた
知らないと眸を閉じ、首を左右へ振って
絡みつく柔らかな腕と身体。]
私が満足するかって話だよ
ピッパが何度満足しようが関係無い
何度も堕として
何度も壊してやるんだ
私の気が、済むまで
[酷く身勝手な言葉と共に
ピッパの背を冷たい壁へ押し付けた。]
(-10) 2011/03/08(Tue) 05時頃
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だから
―――、足りないんだ
[そしてそっと身体を離すと]
………ふふ
[妖艶に笑んで、もう一度。
ピッパの艶やかな唇を人差し指で*撫ぜた*]
(-11) 2011/03/08(Tue) 05時頃
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ッ
[壁との間に挟まれる。
からだの熱を奪われると感じるほど
堪えきれないからだは熱を持っていた。
酷く倒錯的な状況。
けれど今はそれが充たす糧のひとつ]
…壊し、て？
[こく、と、僅かに喉が震えた。
渇望していた。充たされたいと。
このままではスタジオにも行けない]
(-12) 2011/03/08(Tue) 05時頃
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[離れていく体。
なぞられる唇]
…ミ、シェ…っ
[声に滲むのは慾。
震える。涙がにじむ。
足りない。
訴えるからだを抑えながら
赦されるまでミッシェルの指に
丹念に舌を這わせ続けた**]
(-13) 2011/03/08(Tue) 05時頃
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/*
くっｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ピッパとミッシェルは明らかに秘話でAREなことしてますねｗ
こなくそｗｗｗ先手打たれたｗｗｗｗｗｗ
ミッシェルもピッパも唾つけようかなーとか思ってたのに！！
ちょっとね、嫉妬しますｗｗｗ
ちょっとどころじゃないくらい嫉妬しますｗｗｗ
さーせんｗｗ本当だめなんだこういうのｗｗｗ
(-14) 2011/03/08(Tue) 06時頃
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/*
私が挨拶回りしてる間にAREなことしてるんじゃねええええええｗｗｗｗ
ｷﾞﾘｷﾞﾘ
メアリーは純粋な子から堕落しようと思いましたが、
これ90℃くらいベクトル変えましょうかね。
うんうん。
×純粋 ○小悪魔 ◎悪魔
(-15) 2011/03/08(Tue) 06時頃
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mail to ピッパちゃん
酷いよぉ、一時間も締め出すなんて。
今度はミッシェルちゃんが挨拶回り行ってる間に、
私にお説教して、ね？
ピッパちゃんのお説教、受けたいなぁ
[文末にハートを幾つも並べて、送信しておいた]
(-16) 2011/03/08(Tue) 06時頃
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mail to ミッシェルちゃん
ピッパちゃんのお説教は為になった？
今度は私がミッシェルちゃんにお説教してあげるね。
愛の鞭、でしょ？
[悪戯にハートマークを付け、送信しておいた]
(-17) 2011/03/08(Tue) 06時頃
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[携帯にメールが着信して暫し。
楽屋前に佇んで、鍵の掛かった扉を睨んだ。]
……。
[何処か冷めた眸。けれど焔の揺れる瞳。]
……嫉妬しちゃうな。
[それだけ独りぽつりと呟いて、楽屋前を*後にした*]
(53) 2011/03/08(Tue) 06時半頃
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―撮影中・スタジオ―
[焚かれるフラッシュ｣]
[中央でポーズを取る少女]
[浮かべる表情は愛らしく、
男性の視線を意識した上目遣いの幼い色香が何処かに漂う]
(54) 2011/03/08(Tue) 10時半頃
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[命ぜられるままに、くるくると変わる表情]
[えくぼを作る満面の笑顔。
拗ねたような上目遣い。
媚びる指使い。
誘うように薄く開いた唇]
[沢山の表情を瞬時に作り、フィルムへと収めて行く]
(55) 2011/03/08(Tue) 11時頃
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[――――撮影終了。
最後の一枚を取り終えたカメラマンの言葉がスタジオに響く]
…………お疲れ様でした。
[返すのは瞬時に消えた表情と、
無機質な声――――]
(56) 2011/03/08(Tue) 11時頃
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[立ち上がる。
下着が見えそうなほど短いスカートの裾を正し、ゆっくりと。
そのさい僅かに傍に居たADの青年の視線を感じ、
ちらりと見て]
なにか？
[問う、硝子球の眸]
(57) 2011/03/08(Tue) 11時頃
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[なんでもありません、と顔を赤くする青年]
そう………。
[興味なさそうに呟き、荷物を置いていた椅子の元へ向かう]
[マネージャーは傍に居ただろうか。
偶数：いる 奇数：いない 30(0..100)x1]
(58) 2011/03/08(Tue) 11時頃
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[ポーちゃん、良かったわよ。
厚化粧の女――マネージャーの一人だ――が、
蛭の様な唇を震わせて労うのをちらと見上げ]
…………ん。
[やはり無機質に、無感動に応えて。
差し出されたドリンクのストローに口をつける]
(59) 2011/03/08(Tue) 11時頃
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