197 冥桜絵巻
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 22時半頃
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[暗闇の中に瞬くのは、一粒の小さな炎]
ああ、暇だなあ……ぷぅ。
[小ぶりな唇を突き出して小さく息を吐けば、間の抜けた擬音とともにそれは吐き出される]
暇だなー、ぷぅ。暇だ。誰か助けてー……ぷぅ、ぷぅ、ぷぅ。
[吐き出された小さな火の玉は辺りをふよふよと漂っている。 その姿はまるで、主人に付き従う下僕のようだ。 無数の火が漂う暗闇の中、少女の細腕がひらり、空を切る。ふわふわと漂っていた炎たちが掌の中に集まってゆく。 そうしてひとかたまりになった炎たちを、]
ばくん。
[大きく口を開けて、放り込む。 もぐもぐ、ごくん。げふ、と鳴らすげっぷも淡い紅色。ここは無人の空き家、人目を気にする必要なんてありゃしない。気にしなきゃいけないのは火事だけだ、なんせこの根城は木でできている]
(40) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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― 羅生門 ―
飽きる……か。 趣味ではないからな。
飽きるも何もないさ。
[羅生門の上まで登ると、怪鳥に対してそう答えていた。 無論、向こうから手を出してくるのならば反撃はするが。
目の前の相手を積極的に切り捨てようとは思わないまま。]
(41) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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そなたこそ、飽きると言う事は無いのかい。 京の都も随分と楽しくなったが。
それはそれとして、ただ飛ぶだけでは面白味も少ないのではないか?
[興味本位でそんな事を問いかけていた。 果たして、どんな答えが返って来るのか。]
(42) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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自給自足も飽きたなあ。
そろそろ、動くとするか。
[そう独り言ちて立ち上がり歩き出そうとした足はしかし、何かに引っかかって立ち止まる。 ほんの少し眉間にしわを寄せて、下を見る。 そこにあったのは、]
……あー。忘れてた。
[そこにあったのは。 手。 足。 髪の毛。 胴体。 なにかのあたまだったかもしれない、なにか。 つまりは、一刻前の「食事」の残骸たち。 美味しいところだけーーまだ食べられるところだけ食べて吐き出された雑魚妖怪どもの成れの果てだ。 完全に意識の外に追いやっていたそれに、すこしめんどうくさいな、という顔をする。 しかし仕方ない、お残しは流儀に反するのだ]
(43) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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[まるでいただきますをするときのようにぱん!と手を合わせて。深呼吸。]
ふうっ!
吐き出した息は紅色の波となって雑魚妖怪たちを包む。 そうしてもう一度深く息を吸い込んだ、炎たちはそのままくるくると少女の口に飛び込んでゆく。 全ての炎が消えたとき、もうそこに妖は一匹しかいなかった。 雑魚妖怪どもを全て食い尽くした少女は、さっきと同じように満足げなげっぷをひとつ。 お腹をさすりながら隠れ家をあとにした。 もしかしたらそのげっぷで小火騒ぎの一つでも起こるかもしれないけれど、どうでもいい。 そうなったらなったでまた新しい根城を探せばいい話だ。殺して、奪って、食って*]
(44) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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町娘 小鈴がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(町娘 小鈴は村を出ました)
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[ゆらゆら、ゆらゆら]
[宵闇に淡い紅色を揺らめかせながら、少女はゆく]
(45) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 22時半頃
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[>>35にんまりとした笑みは、やんちゃさすら垣間見えて。 けれども。妖の見てくれは、願望にして本質。履き違えるほど、稚くもない。]
いいえ? 門が開いてからこちら、逢引もおざなりにしてたから。偶には、ね。
[そして、また。 その性、その所業、風の噂で如何程化けていようとも。 逢瀬相手の末路までは、吹聴する事もせず。]
(46) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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[ふむ、と。 双方の言の葉に耳を傾け、頷いて。]
――――……イイわ。 なら、暫くウチで面倒見てあげる。
[からり。 閉めようとした木戸を再び開けば、内からは付喪のさざめき声。]
(47) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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此処は相当賑やかしいし、行儀の見習いにはなるでしょ。
新たな縁を見付けるのでもイイし。 元居た蔵に戻るにも、自在に身動き取れて大人しくモノの振りが出来る位は、処世に慣れて行きなさいな。
……さ、どうする?
[つい、と、手を延べて。 鏡が来ると言うのなら、そのまま面倒見の良い化粧用具達側にでも置いてやろうと、眼差しで促した。]
(48) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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[なんだかんだと鏡を受け取れば、そのまま店へと戻りかけて。]
――――……ああ、そうだ。
お嬢、最近其方界隈はどう? 《門》が開いてから此方、どうにも、乱暴なお客様増えたのよねぇ。
[ふ、と。 少しだけ北の界隈を根城にしていた筈の猫又へと問い掛けるも。 見た目の割に血の気の多い妖故に、言葉の割に、声音は楽しげに弾む。]
(49) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 23時頃
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おぅや、羅生門の主がお出ましだ。
[上まで登ってきた鬼>>41の姿に。 にぃ、と笑えば鳥に割に鋭い牙が口元に覗く。]
いつまでも、いつまでも。 飽きはしないさ、趣味でなく性分だから、ねえ。
いつまで。 いつまでも。 捨て置かれた死骸……そう! 丁度、君が切り捨てて来たモノのようなやつの山生まれでね。
[ばさりと一度大きく羽搏き。 身を覆うように畳んだ翼は人の形へと変わり、両手で頬杖をつく姿勢。]
(50) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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死と血の気配を感じると。 ついつい飛び寄って行きたくなるのさ。
だから、君が飽きないなら私も飽きない、な。
君は性分、とは、少し違う、気がするが。
[ゆらりと機嫌よく蛇の尾が揺れる。]
(51) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 23時頃
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/* 本格的に(見かけ)女の子ばかりに。
あ、こんなんですが私はたぶん雌です。
(-10) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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……なるほどな。
[趣味ではなく性分。
その言葉に納得したように頷いて。 京の都を指さしながら。]
良い風が吹いている。 そうは思わないかい?
[はぐらかすように、そんな問いかけを。]
(52) 2016/09/13(Tue) 00時頃
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>>46 おお、馬に蹴られへんくてよかったわ。
[ほっと胸をなでおろすしぐさをした。 相手がどうなったのか。詮索するほど野暮ではない。 自ら燃え盛る火に飛び込みたいと思いはしないので、 逢引相手を羨ましくはないけれど、 しかし手の明かりに描かれた牡丹のように、香り立つような美しさの妖怪だとしみじみ思う。]
(53) 2016/09/13(Tue) 00時頃
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>>48 よかったなキミ、よー勉強しいや。
助かったで。さすが露蝶はん。やっぱり、餅は餅屋やからな。 ボクじゃ猫に鏡やてどうにもできひんかったから。
[差し伸べられた手に、ためらいなくひょいっと飛び移った鏡の付喪神に激励をかけ、 骨董店の店主の少女に礼を言う。見事な手際で安心した]
(54) 2016/09/13(Tue) 00時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 00時半頃
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ふうん?
[鬼の問いかけ>>52に首を真横に傾け、指差された先を見やる。 ゆらりゆらりと揺れる尾の動きはそのまま変わらない。]
『アレ』が開いてから。 随分と死臭が濃くなった。 実に。
うん、実に居心地が良い、ね?
いつまで。 いつまでも。 『アレ』は開き続ける、かな。
[首を傾けたまま、にぃと笑い。 黒に時折白の混じる、両の翼を広げながら立ち上がる。]
(55) 2016/09/13(Tue) 00時半頃
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それならば、長い付き合いになるだろう。
私は、『鐘』なんて勝手に名乗っている。 忘れても、構わないけど、ね。
[大きくひとつ羽搏けば。 黒い羽根を何枚か残して怪鳥の姿は空中へ。
羅生門の上空をくるりと大きく一度弧を描き飛ぶと、また今日の何処かへと飛び去っていく。 「いつまでいつまで」と甲高い鳴き声を上げながら。**]
(56) 2016/09/13(Tue) 00時半頃
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[>>49去り際に楽しそうに尋ねられれば、 返すのは反対に気だるげな声色だ]
ああ、忙しゅうてかなわん。 色んなのが紛れ込んできて、猫の手を借りても昼寝の回数が減ってしもうたわ。 川がある分、この店の位置よりまだマシかもしれへんけど。
[門がある六道珍皇寺にほど近い此処は、さぞかし 「乱暴なお客様」の数が増えたはずだろうと同情する。 しかし、同情する相手は反対だったかもしれないがそれを猫は知らない]
(57) 2016/09/13(Tue) 01時頃
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まあ、ボクかて、最初のころはおもろい思ってんけど、 断り≪理≫もなくシマで調子にのる輩には辟易しとんねん。 猫《ナカマ》は当たり前に、人間≪ヒト≫かて、ボクらの子分やで。
それに手を出されるのは、正直気に食わん。
[目の前の女店主が、人間の男を喰らう妖怪だと知っているが、 シマの人間に手を出さない限りは関与しない。 そう住み分けているつもりだ。…まあ、人の恋愛事情は複雑怪奇。 いざそうなったとしても、猫には手の出しようがないかもしれないが]
(58) 2016/09/13(Tue) 01時半頃
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[今は昔のことだが、そのころまだそんなにいなかった、稀に現れる悪さをする妖怪亡霊を追い返し続け、 一介の猫又から土地神へと位が変わったのは、門が開く百年ほど前だったろうか。
人間が商いを健康にできる土地として、土地力が高まったとも聞くが、それは、人間の力であって、猫には与り知らぬこと。
キナコという猫が、いつから住んでいるのか、土地の人間たちは知らない。]
門を開けるなんて、あの陰陽師、まったく持って面倒なことをしてくれたもんや。 こっちはもっと昼寝三昧、自由気ままに暮らしていたいっちゅうに。 あんさんの方も大変やと思うけど、お互い養生しましょうな。 なにかあれば力になるで。ほなまた。
[店主と鏡にひらひらと別れの手を振って、帰り路へと足を運んだ**]
(59) 2016/09/13(Tue) 01時半頃
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あら、お疲れ様? ああ、寝入りを邪魔されたんじゃ、確かに敵わないわねぇ。
[>>57はて、と首を傾げたがすぐに合点のいった調子。]
此方店だし、盛況なのはイイのだけれど。 それならそれで、もう少し骨のあるお客様にも来て欲しいわ。
……冗談でも、ウチの子に粉掛けて来るのなら、ねぇ?
[同情どころか手荒い歓迎の成果が>>29その辺の床に転がってもいるが。扉から見えたかは定かでなく。 概ねの理由は、目覚めたばかりの付喪への狼藉故に。 細めた目は、笑みの内にも冷たく光を宿し。]
(60) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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――――……まあ、そうねぇ。
遊び相手が増えたのは、愉しいけれど。
妾《ワタシ》の元に来る付喪も、結局、人に使われてこそのモノだから。 人の減りすぎも、困り物よねぇ。
[>>58肩をすくめ、曖昧に頷いた。
全て同意する訳でもないが、それでも。 己とて元は付喪が転じた妖故に、人あらばこその《道具》は、根底に残る意識。 人を喰らうに幾夜も掛けるのも。結局、手練手管や心の有り様も、楽しみの一つゆえ。 例えばそれで獲物を逃したとしても、その過程すら。恋を甘く焼き焦がす、炎に転じる。
妖が仕切る界隈で余分な火遊びを楽しむ程、悪趣味では無いつもりだが。 何分長く生きた身故に。さて、その実、時折は行儀の悪い真似もあったかもしれない。 いずれにせよ。目の前の猫神と、無用に対立する気は、今の所無かったはずで。]
(61) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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……ま、あの陰陽師に限らず。 人間なんて、何時何を仕出かすか解らない生き物よ。
[それが面白くもあり、悩ましくもあり。 時折、憎らしくもなるのだが。]
そうね。 お互いに、《仲間》の為にも頑張りましょうか。
お嬢こそ、また何かあれば、声を掛けてね。
[>>59ひらひら、別れの手振りに応じて。 今度こそ、新参の手鏡を化粧用具達に預けた。 小さな声はやがて、互いの話に興じる姦しい声音に変わり。重ねるように、改めて留守居を申し付け、外へと戻り木戸を閉めた。
開けても閉めても。こんな騒がしさは、何処かしらに残るのだろう。 今のままでも居心地は良いが、さて。この先は、どうなるやら。 ふわり。迷い火携え、京の街へと躍り出る。]
(62) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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[ああ。 ただ一つ、改めて識った事と言えば。
生死の別なく。 本当に良い男は大概、売約済だという事だろうか**]
(63) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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― 一条戻橋付近 ―
門が開いてから亡者達が彷徨っていると噂には聞いてたが、本当にあちらこちらに私みたいのがいるな。
[夕顔は門が開く以前の京の姿しか知らなかった。 これはおもしろい、と京の町を音もなく跳びまわり混沌に染まっていく姿を眺めていた。]
生者と死者の憎悪で満ちている。 なんとも心地よい。
(64) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 02時頃
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…ついつい呆けてしまった。 月と陽を幾度見てしまっただろう。
[呪いで満ち満ちた身体はいつも以上に軽く感じる。 軽やかに門へと足を進めるが、ふと一条戻橋を見下ろす。]
もうあちらとこちらは繋がってしまった。 亡者たちがこの小さい橋に群がりこちらに胸焦がすこともない。
[くすりと笑い、今の京の姿に高揚した。]
(65) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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