194 DらえもんNび太の遺産相続
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死んだ?
誰が。 ……何言ってんだアンタ。
[アパートから5分も歩けば辿り着く通い慣れた屋敷。 その玄関口で訃報を聞かされた日。
ただでさえ目つきが悪いだの、仏頂面だの 言われることの多い男の表情が、一層険を増した。*]
(32) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
(-16) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34
(-15) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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[あれから数日。気付けば葬儀の日だ。 生憎の空模様の下、一張羅の黒スーツを着て、 黙って棺を睨みつける。
傘は差さずにポケットに手を突っ込んでいた。 湿った気配がする。衣服からは雨の匂いが立ち上る。 ぬかるんだ足元。窮屈なネクタイ。 一面黒ずんだ人々の群れ。 その人々の間から囁かれる声の調子。
何もかも鬱陶しい。
思わず舌打ちをすれば誰かに聞き咎められただろうか。]
(33) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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――――……
(でも)
[思い出してほんの少し、表情が和らいだ。]
[最後に見た、マダムの顔は穏やかだった。]
(34) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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―― 回想:マダムとの思い出 ――
[もう15年も前になる。 キルロイのいた孤児院にマダムが訪れたのは。
恐らく慈善事業というやつなんだろう。 金持ちの偽善と同情。 そんなものにオレは靡いたりしない。 挨拶もせず睨みつけるキルロイにマダムは微笑んで、 そして言ったのだ。]
(35) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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は? 誰に似ている?
絵の、少年? 何だソレ。
[彼女が真実そう思っていたかどうかはわからない。 何故なら、彼女の大事な絵の少年は、 全くキルロイに似ていなかったから。]
[それでもそれ以降、彼女の支援を受けることができて 学校を出て全うな生活をすることができた。]
だから感謝してんだよ。
(36) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* キルロイさんもかっこよくない?わたし死ねばいい?
(-17) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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[それは絵に対してだったか、彼女に対してだったか。
3年前、キルロイは城の料理人に抜擢された。 それ以降 城で食事を供するのが彼の日課であったように、 城でその絵を見るのも彼の日課になった。*]
(37) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* どろんさんは第一声で分かった と言いたいところだけど 実を言うとキャラ予約の段階で分かってた
(-18) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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手紙? オレに?
[湖のほとりにあるレストランはキルロイが監修を務める店だ。 マダムの古城から車で10分。死の翌日、手紙はそこに届けられた。]
…………? 招待状、遺産……?
[眉間の皺が深くなる。 親族でもない一介の料理人に何故?
それでも彼女の遺言ならば否も応もない。**]
(38) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* 囁が多そうだなぁと思ったので無理やり鳴にしたわけですが。 この設定で通いは無理がある気がする。
でも、あんまり屋敷に住むの好きじゃなさそう。 というか、なにゆえ、喫煙者設定にしたんだ… 奥さんのメモ残したかったん…
(-19) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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79(0..100)x1
(-20) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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承りました。 貴方に分配される遺産については開封をお待ちください。
(-21) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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/* じさくじえん^^
ジェームス:9 オーレリア:37 ポーチュラカ:34 キルロイ:79
(-22) 2016/07/27(Wed) 00時頃
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ー古城へー
[ 月日が経ち、かつての少女は女性と呼ばれる年齢へと 成長した。彼女は画家の家に1人で暮らしている。 両親は昨年事故で亡くなっており、信頼できる親戚も おらず、そのお転婆は今や鳴りを潜めていた。
手紙や指輪の存在を忘れたわけではない。 手紙は破れたりしないよう大切にしまっているし、 指輪は鎖に通して首からかけている。
だがあくまで昔の世界のことで、幼い頃に少し夢見た ことだと思う程には遠ざかった存在になっていた
ーーそれなのに。
招待状が届いた時、迷いなく席を立っていた。 汽車に揺られ、更にしばらく歩いて辿り着いたのは、 古城……伯爵家の屋敷。 そう、あの日、訪れるのを諦めたあの場所だった。]
(39) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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ー古城:応接間ー
失礼致します。この度は心からお悔やみ申し上げます お招きいただきましたオーレリア・C・デュナンです
[ 案内された応接間。 既にそこには、何人も先客達がいた。 緊張のあまり顔などはしっかり見えていないが。
面識はなくとも絵画を知るものならば、デュナンの 名に反応はあるかもしれない。
オーレリア自身は、マダムDと呼ばれる伯爵夫人とは全く面識がない。 当然、為人も、招待状が届いた理由もわからない。 しかしこれほど多くの人々が集まる伯爵夫人はきっと素晴らしい方だったに違いない。
何故か、胸が詰まる。 少し前に亡くした家族の事を思い出したからなのか それともーー。]
(40) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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(ーーーー変わってしまっても、変わらないな)
[ 無意識に首にかけた指輪を撫でる。 その目は遠く、懐かしむような色が浮かんだが、 彼女自身が気づく事はない。**]
(41) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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ー回想ー
[彼女の職業は雑誌記者。 担当記事は「マダムDの真実と嘘」。 半年前に「ノッシー」の記事から配置換えとなった。配置換えの報せを聞いたとき、椅子から飛び上がって喜んだことは今でも覚えている。 しかしその喜びは一月と保たなかった。
なんせ、やることがないのだ。
落ちぶれたゴシップ雑誌の編集部に伯爵家とのコネなどあるわけもなく。勿論取材などできるはずもない。]
じゃあどうやって記事を書けばいいんですか!?
[リッカに詰め寄られた編集長は、意味ありげに微笑みながら人差し指と中指でこめかみをとんとん、と叩いてみせた。
ーー要するに、「自分で創作(つく)っちゃいなよ」ということらしい。
あのとき奴の頭におやつのピーナッツをぶちまけてクビにならなかったのはひとえに私の理性の賜物だ、と後に彼女は語る。]
(42) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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[こんなことならノッシーの方がいくらかマシだった、あれは少なくとも取材と称して外に出られるのだからーー最も、揺れる漁船の上で船酔いと戦いながら出てくるはずのない首長竜を待ち続けることを取材と呼べるかどうかは甚だ怪しいがーーなんて嘆いていても仕方ない。 とにかく、仕事をしなければ。 そうしてデスクに着き、ペンをとった。しかしやはりというかなんというか、全然進まない。 当たり前だ、彼女は小説を書くためにこの会社に入ったわけじゃないのだから。
彼女は記者になりたかった。謎を暴き、陰謀を、裏に隠された真実を白日のもとにさらけ出す“記者”に。 なのになんだ、この体たらくは。 自力で調べたマダムDの資料の上に突っ伏しそうになって、ーーふと動きを止める。 つまみ上げた資料の紙切れの中の一項目。
「X城の思い出」
プリントアウトされた印刷用紙に描かれたそれは、この国ではマダムDの所有物として知られている。 ところどころ滲んだインクに安物の用紙、しかしそれらはこの絵の持つ不思議な魅力を損なっていないように見えて。 そこはかとなく漂うミステリアスな雰囲気。]
(43) 2016/07/27(Wed) 00時半頃
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ミステリアス……謎……。 なんだかとってもいい響き……!
[気づけば、自然と手がペンに伸びていた。
こうして彼女は書き始めた。マダムDと「X城の思い出」それにまつわる謎を。
例えば、マダムDとこの絵を描いた画家の関係について、とか。 例えば、マダムDと彼の執事の、この絵にまつわる話、とか。 あるいは、この絵を愛し抜く人たちの思惑について、とか。
こんな謎があったらいいな、あんな陰謀があったらいいな。あんな夢こんな夢大変だけーどー。 ーー勿論、これらは全て取材などしていない、完全に彼女の創作である。 彼女は「X城の思い出」を通し、自分があったらいいなと思う「謎」について書き始めたのだ。 あれだけ嫌がっていた割に文才はそこそこあったのか、その結果右肩下がりだった雑誌の売り上げはほんの少し持ち直し、フォーサイは面白い小説誌の名をより強固にしたのだった。]
(44) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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― 古城の一室 ―
[ 目が覚める、何の変哲もない朝。 自分には不釣り合いな大きくて豪華なベッドは 恐ろしいほどにふかふかで、 起き上がろうと傍らについた手が白いシーツの中に沈み込む。
なんとかベッドから脱出して、 まるでステンドグラスのように大きな窓を開け放つと 目に飛び込んでくるのは眩しい朝の輝き。 ]
おはよう、マダム。
[ 今は亡きこの古城の主に向けての挨拶、応えはない。 ]
(45) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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[ 彼女はナイトウェアとして着ていた白いシャツを脱ぎ捨てる。 陽の光に晒された肢体には至るところに包帯が巻かれていた。 あちこちについた痣が白い肌を鮮やかに彩っている。
それがいつついたものなのか、彼女には分からなかった。 ]
(46) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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― 回想 ―
[ 最初にマダムと会ったのは病院のベッドの上。 交通事故にあったのだと彼女はそう教えてくれた。
マダムの乗る車――の、 一つ前の車と何らかの理由で接触してしまったらしい。
たまたま居合わせたマダムが心配だからと、 事故現場からここまでずっと付き添っていてくれたのだ。
ご家族に連絡を取りましょうと優しい口調のマダムに、 けれど彼女は口を噤んで首を小さく振る。 ]
(47) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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・・・・・・わからないんです。 何も、思い出せない。
[ 事故のショックによる記憶喪失。 医師がそう告げた言葉に何も言えないでいると、 それなら私のところへいらっしゃい、 そうなんでもないことの様にマダムは言ってくれた。
そうして彼女は古城の住民となった。 ]
(48) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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[ メルヤという名はマダムがくれた。
呼び名がないのでは不便でしょうと、 記憶喪失ということに対して 腫れ物に触るような態度をとる訳でもなく、 ただただ穏やかに過ごす日々が続いた。
マダムは不思議な人だった。 素性も知れぬ自分の医療費やら生活費やら全て出してくれ、 なおかつ記憶の戻らない自分を、 まるで昔からここに住んでいたかのように扱うのだ。
最初は遠慮していたけれど、 それもいつしか氷が解けるように消えてゆき。 ]
(49) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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マダム、今日もお客様が怒って帰られましたよ。
[ 先程までマダムが客人の応対をしていた 応接室にひょこっと顔を出す。 廊下の奥では乱暴に床をずんずんと 踏み鳴らして去っていく小太りな男。 ]
またあの絵画が欲しいっていらしたんですね。 ――――ほんと、人間ってとても強欲。
[ マダムが所有している一枚の絵画。 それは時価1億ユーロはくだらないと 言われているほどのものだった。
メルヤはそれを見たことはない。 けれど、マダムが大事にしていることだけは知っていた。 ]
(50) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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でも、そんな高値がつくんですから、 人間なんかよりも大切にされるんでしょう。
どんな絵なのか、一度見てみたいです。 [ くすりと笑う。 それが一年前の話。
訃報は突然だった。 ]
(51) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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─葬式、そして─
[小雨。啜り泣くような声の中、様々な声が入り乱れていた。 唐突な死は、人々の関心を惹き、根も葉もない話から憶測が飛び交う。 花で満たされていく棺を眺め、傘を差しながらジェフはいとことの過去を振り返っていた。
どこの出目なのか分からない子供たち>>19>>36>>49の面倒を見たり、ある日突然雇ったという執事>>20といい、選抜にも関わりにも謎が多い彼女。 それでも彼らは優秀であったし、最初は正直訝しげに眺めていた視線も年を重ねるごとに柔らかくはなった筈だ。 とある人物に至っては胃袋を掴まれた可能性も高いが>>37]
( ……、正直、何がしたかったのか。 あの絵に描かれた子ども探しってわけでもないだろうが。 )
[謎は深まるばかりだ。 舌打ち>>33を咎めることはしなかったものの、瞳を細めて一暼に留めた。 突然の死。俄かには信じがたい現実。 その日は雨の音が遠く聞こえた]*
(52) 2016/07/27(Wed) 01時頃
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