219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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─ 3rd day / トランジハウス ─
(>>276 きみの気遣いのような誘いに 悪いと思い乍ら、つい、と好奇の華を咲かせた。 思われているる事の一端くらい、 常なら分かろうものなのに、留まるのを忘れていた。)
[なんせ、旧い付き合いのきみ為ら。 僕の収集癖を知っていると思っていたから、 それを知ってて言ってくれているのだと思っていた。 だからこそ、問われないのなら、由も理由も、 省いて仕舞う、と言うもので───。]
…… 流石にレプリカだろうけど、なァ。
[>>#5>>#6老兵の語る知識程では無いとは言え それなりには知る目がケースの中を撫ぜるうち、 きみを置いていきぼりにしてるのを知るは少し後。]
(310) 2017/06/16(Fri) 19時半頃
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(……それでも、 きみにくらいしか見せられない幼さを、 如何思われているかなんて、分からない儘。) あ……っと、きみは詳しく無かったよな。
[>>277 宝石の輝きにも似たそのバッジに 謂れにも通じる事を感じとったのなら何某か、 それこそ歴史を語りでもしたかもしれないが──。
気恥ずかしげにはにかめば 硝子箱から離れた手は、癖のように髪束を梳き 呟き混じりに対の、”妃”の話を掻い摘んで話してから、]
(311) 2017/06/16(Fri) 20時頃
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(……店主への問いに少なからず滲んでいた、 >>278"我”に黙られていたと知りゃ羞恥の色に 紫花から青も抜け落ちて、 赤く染まろうよ、と言う処だったろうが───。 黙されれば、秘するもの為れば。)
……だよな。 然し、このバッジ、何だと思えば。 まっさか、マブスラの為のもんだとは…。 ……思わねえよなァ。
(※そうとは限りません。)
[>>281 惑いも呆気も、ある程度理解があるからこそ。 困惑すらも仄かに薫る程度のきみの吐息と云うのは、 想像に難くに無いわけで、にがわらいひとつ。 掌に並べたうち、小さな青のひとつを摘んだら、 「これがなあ、」と外円を指の腹でなぞって居た。]
(312) 2017/06/16(Fri) 20時頃
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そういえば、 こっちは「輝久」って結構名前あえてよんでるが 榴斗くんのほうは名前は呼んでいないあたりの 対比がにこにこできるPL
(-132) 2017/06/16(Fri) 20時頃
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[きみの中の”先生”の像など、 こんな内面を識るたびに崩れてゆくばかりだろうに。 然れでも、心内で敬の称を留めていてくれている事を 知らないからこそ、疑念の程を積み乍ら──。]
(『……まあ、確かに軽いものではないよな、』)
[きみのその言葉に、分かっちゃいたから。 ミッションに確証があるかも分からないような、 こんな軽い、掌の上のバッジのような重さの其れと、 天秤に掛けたうえで、きみの判断に任せようとした。]
(僕だけでは、諦められないような。 持ち前の”狡さ”ってやつで振り返ってさ、 …さすれば、叱りつけてくれると思ったのさ。)
(315) 2017/06/16(Fri) 20時頃
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[ ─── ……なのに、]
………… 、
( きみが、この身の中の幼子の部分を、 甘やかしなんぞするから。 ) ─── いい、のか?
[>>290引っ込められた驚嘆の代わりに、 驚いたのは、まんまるに縁取られた黒玻璃の方だった。 袂の下に潜められていた、残り一枚を駄賃のよう、 広げた掌の上の青いバッジの海に積まれれば、 涼やかに打ち合う音色がする。
口にせずとも、自分が強請った事なのに。 唖然としていたかんばせは、噴出されようものなら 我に帰って、耳元迄、朱に染まった。]
(317) 2017/06/16(Fri) 20時半頃
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(……笑われちまった。)
───、… えっと。済まねえな…。
[>>290其処で漸く、──。 随分と自分が子どもっぽい事をしてんな、だとか。 割り切れない自分の性質へ、不可思議を抱いたふうに 首を傾げ、それから、……罰の悪そうに頰を掻く。
が、それも、 きみの手で乗せられたひとつを大事そうに 握り締めて、店主の方にからん、と踏み出す迄のこと。]
……でも、 有難う。
(ふふ、と、掌から浮かせた瞳できみに笑いかけた。)
(318) 2017/06/16(Fri) 20時半頃
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[背中を押されるようにして、 から、と、もう後名残る事も無い一歩を踏み出せば。
(……また、集めりゃいい事だよな。)
きみの優しさに、 恥じる事の無い働きをしてえもんだ、とさ。 思い乍ら、4つの青をショウケースから取り出される アンティーク・ゴールドの燦きと換える。 白熱灯に照らして、嬉しそうに微笑んでから──。]
……臆。 ひとの集まっているところなら、 なんか分かるかもしんねえしな。
特に本当に、 この王様の対となるバッジ関連だってんなら、 マブスラーの方が詳しいに違いねえだろうし…。
(320) 2017/06/16(Fri) 20時半頃
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(但し、”届ける”…ってからにゃあ。 まことそうなら、渡さなきゃなんねえのかな?と 思えば、複雑な独占欲が出てくるのを引ッ込め。
>>291噛み締められた笑みのもう隠れた横顔に、 未だ気恥ずかしさの残るかんばせは、 仕切り直すように開いた扇子の音と影に隠す。)
[───臆、扇子、ってのはほんと、便利なもんで。]
(321) 2017/06/16(Fri) 20時半頃
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[”王様”は、 袂じゃ落とさねえか怖かったからこそ。 丁重に帯の隙間に挟めば「行こうか」と声を掛けて、 その儘、きみが声に出した公園に向けて──踏み出す。
(そうやって、 「公園だな」なんて会話してたもんだから。 次にトランジハウスで”鎧龍王”を求めるものが 居れば、店主から持ち主の所在は自然、 …耳に入るかも知れない。)
────尚、熊の次に潜む鮫が居る事なんてのは、 >>291無論のところ未だ、存ぜぬところである。]*
(323) 2017/06/16(Fri) 20時半頃
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はーーーーっ、 榴斗くんがかわいいし優しいでちょう和んでる・・・ まじで >>290こんなの惚れるやろ!!
(-134) 2017/06/16(Fri) 21時頃
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>>328>>>>かわいい<<<<
(-138) 2017/06/16(Fri) 21時半頃
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─ 3rd day ・浄玻璃公園近く ─
[九想屋近くまで惹きつけられた、 >>285>>@13神聖なる場を守護するサメ達も 少年を見失い、時間が経てば──戻って来るもので。
怒れる熊の居場所を避け、自然と北上した先。 人鳥とも、狐とも、幸か不幸か出会うことのなく 公園ももう、黒玻璃の目の前にするところ──、
───……だったのだが。]
………だから、なんで、なァ…。 百歩譲って陸の生きもんなら分かるが、 サメなんかが居るんだ…?
(350) 2017/06/16(Fri) 22時頃
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(「熊と鮫で潰しあっちゃくれねえのかね?」
夢の雑音大決戦なんてした日には どっちが勝つんだろうなァ、なんざ。 ぐるぐると廻る4匹の鮫を前にして考える事じゃあ ないにしても、浮かんで仕舞えば致し方無い。)
[戻って来ていたのは4匹のうち3匹。 とは言え1匹や2匹なら如何にかなるとしても、 こう、数の積み重なると面倒なもんで───。]
(……逆にこと、対数に置いては。 僕のサイキックってのは真価を発揮する”筈” なんだが、未だに掴みきれてねえってのは きみと同じところで。)
[手に扇子を抱いた儘、呆気に取られる事暫く。 公園に出る影やら、往く影が見えたのであれば、 おや、と瞼肉を開ける事くらいはしたもんだが──。]
(353) 2017/06/16(Fri) 22時頃
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漢詩聞いてたら急に吟詠ながれてきてびびったwwwwwwwwwwwwww
(-144) 2017/06/16(Fri) 22時頃
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探してたら、か
(-145) 2017/06/16(Fri) 22時頃
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……因幡の兎みてえに渡れるんでもなきゃあ、 駆除しねえといけねえのかね。 害獣…ってか、人喰い鮫なら致し方無し、だが…。 さっさと渡れるようにした方が、早えかな。
[ぱん、と、扇子を開く。]
” 單蓑直ちに入る 虎狼の窟 一匕深く探る 鮫鰐の淵 ” ──。
[此度藤花に連れられて 踊るは、十二の短刀。
(亦、だ。何時のような虚脱感を 踏み耐えるようにすれば、踏み出した足鳴り、 逆さ手で抱えた袖毎、袂扇は上から下へと ひら、と───滑り、食らうように舞い降る。)
浮遊した劔に誘い出されるように此方を向いた鮫達の、 開いた口の中に釘打つように、地と顎を縫い止め──。]
(360) 2017/06/16(Fri) 22時頃
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[三の鮫に、四の杭。 大地に見事、楔を作れたの為ら、 安息と共に「今のうちに渡っちまおう」と きみに話しかけ、と、と、往く。
かすかなふらつきを隠すように、 下駄の前のめりにへと変えて。
鮫が痞えを喰い千切る前に、 早早と公園の敷地内へと跨ぎ、転がりこもうとすりゃ ───果たして、先客は幾許か見えたものやら。]
(”見た事のある姿”でも無きゃ、 こうも、密度を濃くしてゆく熱狂の中だ。 参加者とは容易に気付けねえものだろうが。)*
(364) 2017/06/16(Fri) 22時頃
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ペンギンさんと遊びたいが、遊ぶならミッションのあとだな・・
(-148) 2017/06/16(Fri) 22時半頃
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/* きつねかわいいbot
(-149) 2017/06/16(Fri) 22時半頃
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─ 浄瑠璃公園 ─
[バッジを手に入られた嬉しさは 店主の声と周囲の子どもたちの声に引き戻されて、 どっちかって言うと気恥ずかしさのが勝り乍ら。 >>#18『お殿様みたい』だなんて囃し立てには、 「大袈裟じゃねえか?」と苦笑いしてたのも先刻迄。]
(>>@56 足止め──と言うよりは、 足の無い鮫なんかには口止めってのが 正しいかったかも知れんが、──其れはさて置き。)
……──対になる、は兎角良いとして。 老兵、ってのは如何やって探しゃいいんだろうな…。
(407) 2017/06/16(Fri) 23時半頃
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(扇を持つのと逆さの掌で、 手に入れた『鎧龍王』を摘みあげた時──だった。 >>398ばさ、と聞こえる羽音と共に上げた瞳玻璃は、 自然と浮かんで──……何か、こっちを見てるような。)
[(気の所為なら良いんだけどなァ…。)
掻き立てられるような不安は、”いきもの”としては 違う刺青めいたシンボルの格好で殊更。 と、と、情報を集めるほうが先決だ、と踏み出した足で >>406空を仰いで、カラスを見たかと思えば、 >>410象られた指鉄砲、>>413ぼとぼとと落ちる、 グロテスクに二度程瞬きしてから、 その周囲の影を認めながら──。]
(414) 2017/06/16(Fri) 23時半頃
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───……きみ、…ってか、 きみらも参加者か?
(から、と下駄を転がして。 昨日”きみ”と会った少年だとは思わねえで 「ちょっと訪ねてくる」ときみから少し離れて、 その明るい髪の少年に声を掛けた。)*
(416) 2017/06/16(Fri) 23時半頃
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/*
せっかくならひとりで進めてもいいけど 味気ないんで情報聞いてたどり着きたいのじゃったー
(-173) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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>>410まじで怖いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-174) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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(……山に帰るどころか、 足をぼとぼと、と落とす様にゃあ、ちょいと。 可哀想になると言うか──。 烏が帰るのに必要なのは 翼だからいいのかもしれねえが、 …いや、よくねえ気もするが。) [>>419 至極真っ当な突っ込みを小耳に挟みながら、 ”それを”我が身に向けられる事なんか微塵も考えない 男は、ミッションの事でも聞けりゃあいい、と 軽い気持ちで近づいたのであったが───。]
(433) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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[……もうひとつ、──ぱち、と瞬いた。] [ふたつの単語が噛み合わない感覚は、 まるで、不揃いの歯車のようだ。]
(亀吉、なんて苗字がそこらへんにあるもんとは 思ってはねえから、瞳に戸惑う彩を載せた。)
……あ? 亀吉、ってえと…、輝久の事だよな…? 相方で友人ではあるが、…先生、ってなんだ?
(──然う、揺らぐ心辺りの一辺も無いのだ。 盗られたもんが時だと思っても、その時の中の記憶が 容易に想像つくようなものでも無いからこそ、──。)
(436) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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[ほんとうに心当たりが無いのだと、首を傾ぐ。 >>432それと言うのも少年の紡いだ次句で 気恥ずかしげに眉を垂らした。
如何返していいか悩んだ唇を扇子の影に掛けて、 照れを誤魔化そうと、扇をはためかせる方に 転ろり、と意識も傾ぶくもので。]
………ええと、なんだ。 その大仰なのは、褒めてんのか? 何処にも居るレベルだと思うんだが、 ───ええと、…。 (「輝久のが綺麗だろうよ、」と。 困り調子を仕切り直すように、扇子の内側じゃ 咳払いをひとつ、こなしたもんだ。)
(443) 2017/06/17(Sat) 00時頃
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……嗚呼、そうだ──。
(『きみも、ミッション見てんだろ。 「老兵」とかについて知らねえか?』)
[そう二、三、と問いかけようとした時だった。 >>424張り上げられた声に思わず振り向けば、 結った黒髪が空を薙ぐ。
(直前、聞こえた>>445問いの応えだとか、 他人の空似だとか、苗字がおんなじにしても 似通い過ぎた”偶然”ってのに覚えた違和感は、 問い正してえ気分と気持ち悪さごと、飲み下した。)
序でに烏の残党がこっちを見てたのにも 気づいたもんだから、「──臆、あれか」と 老爺と少年の方を見初めてから、──。]
(448) 2017/06/17(Sat) 00時半頃
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