88 めざせリア充村3
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[赤の軍服を着た兵士は安堵とともにしただろう。 『英雄殺し』を殺したのだ。 出世も夢ではないはず、だった。]
『今ので大体100kg』
[その兵士の下からくぐもった声が聞こえた]
『幾ばくか返してもらうよ』
[次の瞬間、兵士は地面に頭だけ出して埋まることになった。 次から次へと兵士は地面に埋まっていく。 埋められた兵士は鎧や武器など鉄を使っているものは全て貪食された]
[ボコリ――]
[全てが終われば黒い外骨格を纏ったオスカーは再び地上に姿を現した]
(301) 2013/06/28(Fri) 03時頃
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『その通りだ――』
[>>303ケイトの言葉に乗るようにくぐもった声をあげる]
『このまま戦えばまだ生きている彼らは死ぬぞ』
[一歩、また一歩と重い足取りでケイトに近づいていく。 後ろに立てば片手でその細身の腰に腕を回しもう片方の手でケイトの目元を隠そうとした]
(305) 2013/06/28(Fri) 03時半頃
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[ケイトとともに撤退を促し、>>307ライジの命令もあれば赤の軍は撤退を開始するだろう。
>>306殿を買って出たケイトは半ば捕えた状態だった]
『嗚呼、約束するよ――』
[約束と口にしながら、外骨格を伸ばしケイトの身体を捕えていく。 特に抵抗しなければ鉄は蝕むようにケイトの肌を内に引きこんでいく]
(308) 2013/06/28(Fri) 04時半頃
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[しかし――
それにしても――
酷く乾く――]
(309) 2013/06/28(Fri) 04時半頃
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[外骨格を形成するためには、薬を用いる必要があった。
その反動は――餓え
特に性欲に抑制が利かなくなってしまうことが多かった]
(310) 2013/06/28(Fri) 04時半頃
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『少しくらい――味見をしても構わないよね』
(-183) 2013/06/28(Fri) 04時半頃
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[撤退はスムーズに進み、そこに残る者はケイトと自分の二人だけ――ソフィアはどこかで休んでいるのだろう、その程度の思考能力しか残ってはいなかった。
ゆるり、ケイトの目元を覆っていた手が首筋へと下りていき――纏う布を引き裂いた]
(312) 2013/06/28(Fri) 04時半頃
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[>>313困惑の声にほくそ笑む]
『抵抗しても良いよ』 『いや、された方が――面白い』
[頭の上から言葉を投げかけ、腰に回した腕と鉄を移動させケイトの身体を上へと持ち上げていく。 反対の手は身体をまさぐり続け――]
(314) 2013/06/28(Fri) 05時頃
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[下を護る布も易々と破り捨てると、お尻を突き出させるようにケイトの身体を持ち上げた。 鉄の拘束はそう強固なものではない。 足と腕を絡めとり、前のめりの格好をさせているだけ――]
『いい、と言ったじゃないか――』
[くつりと嗤いを浮かべながら、秘裂に指を這わせる。 このままされればどうなるか想像に難くないだろう]
(-186) 2013/06/28(Fri) 05時頃
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[>>315腕の鉄が吹き飛べば、それは血漿となり地面に紅い染みを作った。 飛ばされた場所はすぐに再生していく。 戦場で手に入れ、こうして女に削られるのもまた一興と言うものかと小さく笑いを漏らした]
『嗚呼、そんなことも、言っていたね』 『そう、無理やりは良くないな』
[後ろから圧し掛かり耳元で囁く言葉は――]
『厭じゃないなら、お願いしてごらん』
[酷く心に傷をつけるものだったろうか]
(316) 2013/06/28(Fri) 05時頃
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[後ろから圧し掛かりながら、秘裂を這わせる指の動きは止まらない。 淫核を摘みあげ、蜜壺に指を忍び込ませていく。
ケイトの細い顎に反対の手の指を這わせ、無理からに自分の方を向けさせるとその唇を奪い去った]
『「だ…」なんだい?』
(-188) 2013/06/28(Fri) 05時頃
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[>>317悔しげなケイトの表情も酷く心地の良いものに感じる]
『なぁに? 聞こえないなぁ』
[呟かれた言葉を聞こえるように言いなおすように命じ、ケイトの頬に舌を這わせた]
(318) 2013/06/28(Fri) 05時頃
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『嗚呼、命乞いをした研究員がそんなことも言ってたね』
[殺した研究員が落した情報の中で、聞いた直後に特に酷く痛めつけて殺した記憶があった]
『みんな、みぃぃんな、殺しておいたよ』 『でもね実験体以前に、ケイトは女の子だろ?』
[障壁で抵抗されればそれもまた心地よい]
(-193) 2013/06/28(Fri) 05時半頃
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『…………』
[しばしの沈黙の後――にたり、嗤いをあげると――]
『ダ メ ♪』
[茶目気をこめて、否定するとそのまま後ろからケイトを求め――]
(320) 2013/06/28(Fri) 05時半頃
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[我慢の限界は近かった己の男の象徴をケイトの蜜壺にあてがうと、それを一気に奥まで突き入れた。 引きぬいては突き入れ、突き入れては引きぬく。 まだろくに濡れてもいないケイトの蜜壺の中をまるで獣のように蹂躙し尽くしていく。
副作用で壊してしまった女は両の手では数えられない。 特に気にいった女であれば、ドラキュラのように首筋に牙を立てて血を吸うこともあった。
そんな折に聞こえた言葉に、一寸動きが止まる――それはほんの一寸。 止まっていれば頭の中が焼き切れてしまうような感覚にほどなく腰の動きを再開させてしまう]
『あ……あぁ…………』
[止まらない、止められない―― 自分が護りたかった者を自分で壊してしまう――]
(-196) 2013/06/28(Fri) 05時半頃
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[>>321その求めに応じるように――オスカーはケイトの首筋に鋼の牙を突き立てた。
溢れ出る血の色は無色――。
身体中の酸素が一気に足りなくなり――死はじきに訪れるだろう]
(322) 2013/06/28(Fri) 05時半頃
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[ケイトの拍動が止まっても、何度も、何度も中で果てていた。
最期の言葉を思いだし、反芻するのはその時のこと。 亡骸を後ろから抱きしめながら、涙の流れぬ眼は見開いたまま――]
(-199) 2013/06/28(Fri) 06時頃
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[自我が戻った時にはその場には動かぬ亡骸となったケイトと自分しかいなかっただろうか。 キョロリキョロリと四つの目玉は周囲を伺い、誰かいないかを確認していた。
>>332ケイトの身体が振動すると防御反応が出るのはすぐの事だった。 外骨格の厚みが増す中消えたケイトの亡骸にしばし呆然と――**]
(360) 2013/06/28(Fri) 15時半頃
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―三年前・談話室―
あっ――
[耳を食まれ舌で舐められるとまた違った震えが背筋を走る。 胸の頂きを啄ばんだまま、瞼を閉じてその感覚に耐えていた。 男の昂りと耳の両方を攻められれば腰が砕けそうになってしまう。 上目遣いにモニカを見上げ――紅くなったモニカを見て自然と頬が緩んだ]
モニカも、もっと声を聞かせて?
[対するように、赤子が母乳を強請るように胸の頂に吸いついた。
離れる手に寂しさを覚え、腕の腹を撫でながら肩へと手を伸ばしシャツを剥く。 両の手で脇腹を撫で下ろして垂れ下がっていたオーバーオールを掴むとそれを下へとずらしていった]
(-241) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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腰、上げて……そう――
[モニカの腰が動いたのは上げてくれるためだったろうか。 膝頭までオーバーオールを脱がし、手指で太ももの感触を堪能しつつ脚を持ち上げ体操座りの格好にさせた。 胸の頂を解放し、頭を上げると顕わにしたモニカの秘所が見えた。 そこを布に覆われてはいたものの、はっきりと分かる程に濡れている。 濡れた布の向こう、透けて見える花弁が艶めかしく見え――]
モニカ、すっごく、濡れてる……触るね?
[返答を聞く余裕はなかった。 両の手指で秘所に向けて内太ももを撫でていき――秘所へと辿りつけば布の上から秘裂をなぞり始めた]
(-242) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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[ケイトの亡骸が消えた後、何か起こっただろうか。
その変化が終われば薬の効果が切れ黒の外骨格は溶けてオスカーの肌へと吸収されていった]
あ……――。
[周囲に見えるのは遠くに消える赤の軍勢と――
>>353首が炭化し、地面に転がるヤニクの頭――。
それを落としたのは>>370モニカで――。
>>373居なくなったと思っていたソフィアもすぐ傍に居た]
(392) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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[目覚めて動き始めた歯車が、また止まる音が聞こえた――]
(393) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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[ぎこちない、筋肉が鉄にでも置き換わり関節の歯車が掛けたような動きでソフィアに近づいていく]
――ソフィア、帰るよ。歩ける?
[そうして、>>395ヤニクだったモノを引きずって、離れていくモニカの方へと視線を送る]
(399) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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……モニカ、君は僕が"迎え"に行くから――
[普段と変わらぬ口調で、普段と変わらぬ声量で紡いだ言葉はモニカに届いただろうか]
(400) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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[残ったヤニクの頭を見ても涙は出てこない。
"魔法使い"と戦えばこうなることくらいは分かっていただろう? なんで戦ったのさ―― 何故? Why?]
国家の……任務なんてつまんないことでさ。 なんで死んじゃってるのさ――。
つまん、ない……男に、なっちゃっ……たね、ヤニクは……
[涙は出ない、でも言葉は詰って、詰って――やっと吐きだせたのは愚痴だった。 ヤニクを騙してきて、別れて、再開してこれから仲良くなれたらいいなと思っていたのに――]
もっと、もっと、遊びたかったよ……。
(-250) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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[>>404静かに首を横に振る。 適当な場所に埋めれば野犬の類が掘り起こし、食べてしまうだろう――]
連れて帰ってあげよう。 ヤニクの故郷がどこかわかんないけど、いつかそこまで――
[手を差し伸べようとして、ソフィアが手袋をしていなければ躊躇い――]
……お嬢様、手袋はどちらに?
[拠点でのやり取りの続きのように、少しだけ茶化した口調で尋ねた]
(415) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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おやすみ、ヤニク……また…………
[それはかつて研究所で寝る前に告げていた言葉だった。 「また明日」 その言葉を続けることはできなかった]
(-255) 2013/06/29(Sat) 00時頃
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気持ち悪いかもだけど、我慢してね
[>>420手袋を受け取ると汚れたままのソフィアの左手に手袋を嵌めた。
ヤニクの頭部、開いたままの瞼を閉じさせて背嚢から取り出した布で巻くと中へとしまいこむ。 それをお腹側に背負い、ソフィアに前で背を向けて屈みこんだ]
ほら、乗って
[治りかけの足で無理をすればすぐに切れてしまうかもしれないと、早く背に乗るように催促した]
(424) 2013/06/29(Sat) 00時頃
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