272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[ぶわっと全身の血が泡立った。 拳を強く握りこんでから、私は駆け出す。
新たな乱入者に気がついたのか、人影は私の方を向いた。 フードの内側には妙なマスクをかぶっているけど>>284 そんなの今の私にはどうでもいい。]
おっ、ま、え、が‼
[腹の底から叫びながら私は駆ける。
人影につかみかかろうとするけど さすがに直線的すぎたのか 相手は数歩ひいて私の攻撃を避けた。
何とか片手だけでも あるいは大和を刺した武器だけでも取り上げようと 私は欲張って手を伸ばしたのが徒になる。]
(303) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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[突っ込んだ私はそれなりに速度があったから 綺麗にかわされて空中を半回転し 受け身もうまく取れず地面にたたきつけられた。
直接頭を打つのだけは何とか避けられたけど 肩を打ったのか指先まで強く痺れて 立ち上がりが遅れてしまう。
それでも何とかあがいて体を回そうとすれば 焼けるような痛みが左腕に走る。]
ぐっ… ――っ、ぁ゛っ……!
[ぐり、と何かが肉の中に押し込まれる。 目の前が真っ赤になったけれど 大丈夫、耐えられない痛みじゃない、大丈夫。]
(304) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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[私は右腕を伸ばして私に刺さっている武器を それを持っている先の相手の腕を掴む。 ぎょっとして身を引いてももう遅い。
人に刺しても自分の腕を掴まれない距離が欲しければ 槍でも持ってくるしかないんだからね!!]
………スゥ
[握力も腕力もそれほどいらない 大事なのは重心の移動。それだけだ。]
(305) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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――ハッ!!
[呼吸に合わせ、腕を掴んだまま地面にたたきつける。 私の体重はそれほどではないだろうけど 自重でそれなりにダメージにはなったはず。
すぐさま手首をひねって武器を奪おうとして 私の腕に刺さりながら抜け落ちていく武器を 私は確かに自分の目で見てしまう。
――ナイフじゃない。錐のような武器でもない。 これは――細長い まるで 爪みたいな……]
(306) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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[……暗器ってこんなやつだっけ? 見覚えのないものに混乱しながら 手から叩き落せないことに私は呆然として。
――向うが跳ね除けて走り去ろうとすれば それは許してしまうかもしれない。*]
(307) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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/* どうしよう勝ってしまいそうだしそもそも大和も命どうこうの重症さじゃないし私もそうだしで これ大和もダメージ軽いよね???
葛藤とは。
(-130) 2019/11/09(Sat) 23時半頃
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/* わぁああああん フラグ回避した?した?
大和ぉ…… 41>[[fotune]]
(-140) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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/* 76(0..100)x1
うーんうーん しかし血みどろな気がするな 血の海じゃないけど
(-141) 2019/11/10(Sun) 00時頃
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[完全に関節を抑え込んでいたはずなのに ありえないほどの膂力でもって 私の体は押し返される。
ブン!と振り回される武器が目の前に迫っても 上手く動けなかった私は何かに引っ張られて その場でぐるっと回転した。]
――ぅ、っ。や、大和! 大和、大和、大丈夫!?
[起き上がる頃にはもう人影はいなくて 追いかけたい気持ちもあったけれど 私の腕を掴んだものは明らかにぬめりを帯びていて。]
(329) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[薄暗いとはいえ明かりがある場所だから 私の目は怪我をしていないはずの私の腕が 真っ赤に染まっているのに気がついてしまう。
私の血じゃなくて――大和の血だ。>>309]
どこっ、どこ刺されたの!? まって、やだよ、大和、ねぇ……!
[私はこころが笑っている未来が欲しかったの。 何だってするって思っていた。 どんな犠牲だって払っていいと思っていた。>>0:271
でもそれは「私は」だ。 犠牲を払うのは、私だ。私であるべきだった。]
(330) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[震える手で大和の怪我を確認しようとして 彼がつぶやいた一言に青ざめる。>>312
あんな人がバスの列に突っ込んだら そこに――そこに、こころがいるのに。 動くなって私が言ったから、そのままそこに]
(331) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[ヒュッと喉が鳴って私は立ち上がろうとしたけれど うっかり怪我をした腕を支えにしようとして 今さらの激痛に顔をしかめながら膝をつく。
私を引き留めるように電話の音が鳴って 大和が出たから必死に袖を引いたけれど 変わることもスピーカーにしてくれることもなく 彼が話をする横でじりじり喉が焼ける心地になる。
こころを助けたかったの。 だからって大和が代わりになれなんて思ってない。 でも――いまは、とにかく無事でいて欲しい。]
(332) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[しばらく黙って通話をしていた大和は ゆっくり私のほうをみて、しっかり頷く。
『ちょっと菜摘どうしたの!?』
スピーカーから聞こえてきた声に 私はへにゃりとその場に座り込みそうになる。]
こ、こころ、大丈夫ね、何ともないね? お店の人に急いで警察と救急車、呼んでって頼んで 急いでって!
[何とかそれだけ口にできたけれど 私もそんなにうまく話せたわけじゃなかった。 それより隣でぐったりして痛そうにしている 大和の方が気になってしまう。>>315]
(333) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[しゃがんで頬とか触ってみるけど 血の気はちゃんとあるし意識もしっかりしてるし 流れる血がどんどん広がっていることもなくて むしろほとんど止まっているようだった。
大丈夫、って聞いたら 全然違う答えが返って来る。>>316]
なんで。逃げるわけないじゃない。
[押し当てられた頭をそのまま抱き寄せて 私は大和の呼吸を感じながら目を閉じる。]
……違うの、違うんだよ大和。 謝るのは私の方なの。
[やっぱりモールには来るべきじゃなかったし せめて大和には打ち明けておくべきだったし もっと注意するべきだったよね。]
(334) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[上手くやればもっと、どうにかできたのかな。 大和に怖い思いや痛い思いをさせず 上手に全部なかったことにできたかも。
ああ、それでも。]
ねえ、大和。
[どこからか音が聞こえる。 それは私が昨日聞いた音。>>0:271
帰り道に言うって言ってくれた「続き」は>>181 どうやら間に合わないみたい。 だから私は大和の髪にそっと鼻を触れさせる。 血の臭いの向うに、ちゃんと大和の匂いがして 小さく吸い込めばなんか安心できた。
うん、大丈夫。]
(335) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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私ね、大和のこと好きだよ。
(-151) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[ここから先はどうなるのか私は知らない。 私がどうなるのか、私はよくわかってないの。
だからもしかしたら明日の私は 今の私ではないかもしれないし それどころか消えてしまうのかもしれないけど。
それでいいんだ。 だって私は目的を達成したんだから。]
(336) 2019/11/10(Sun) 00時半頃
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[もしも今の私じゃなくなったら 私が大和のことを好きなこと 忘れちゃってるかもしれないけど。
――そんなのたいした問題じゃないよ。 だって私は、あなたが傍に居てくれるなら
何度でもあなたを好きになるから。]
(337) 2019/11/10(Sun) 01時頃
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[もし大和がすぐに返事をくれていても 私の耳に届くことはなかった。
かわりに世界が止まったようになって 昨日会った男の人が もう一度私の前に立っていた。>>308
その人は特に感情を見せることもなく ただ私に、一つ問いかけをする。
「戻った暮らしはどうでしたか?」
私はにっこりと、笑ってみせた。**]
(338) 2019/11/10(Sun) 01時頃
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/* 実際これって記憶はどうなるんですかみたいな疑問があるんだけど、まどかちゃんのとこ見ると忘れちゃうみたいだし、どっちでもいいようにふわっとしておきましたふわっと…
(-152) 2019/11/10(Sun) 01時頃
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/* これ戻った菜摘視点では「すべてを手に入れた!HAPPY END!」って感じになるんだけど、大和視点だと「この後7年間を共に過ごした菜摘を失う」というエンディングになるんですよね。 業の深い設定だなって思います。おいしいです。
(-153) 2019/11/10(Sun) 01時頃
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/* ハラフせつない…>>351 言えないよね、言わないよね、
ティムと幸せな未来があるといいなぁ
(-166) 2019/11/10(Sun) 07時頃
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/* >>343 かわいいwwww
というか私の記憶の連続性がどうなるかの話なので、美味しい方にしようかなへへへ。かわいい。
(-167) 2019/11/10(Sun) 07時半頃
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