256 【R18-BL】もうじき聖夜だってのに!
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ん、ならよかった。 どうしても苦手なものってあるからなぁ。
[音について気にならないと聞けば。 やはり1人にせずに良かったと思える。]
了解。 へぇ、このシャンプーいい匂いだな。
[修学旅行の子供のように無邪気とは言えないかもしれないが、なんだか楽しそうに掌で泡立てる。 彼は自分のことも洗ってくれるつもりらしいが、その時になったら巧妙に逃げようと決意。 そんなの、こっちも反応してしまう。]
(!62) 2018/12/23(Sun) 00時半頃
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……寒くなくて、いいな。
[呟きながら。 泡をまとった指先を首筋に沿わせながら、背中へと下ろし、室内仕事のせいか日に焼けていない、しかし自分より健康的な肌を泡で覆ってゆく。 男の手だ、力を込めすぎないように慎重に。 そんな風だから、修学旅行みたいな洗いっこにしたかったのに、いやに丁寧な指の運びになってしまって。
脇でもくすぐってみた方がいいだろうか。 なんてことを考えながら、背中を洗い終え、胸元に指を伸ばしかけたところで、ふと思うのだ。
背中以外も洗い合うのか、と。]
(!63) 2018/12/23(Sun) 00時半頃
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……背中以外も、洗って欲しい?
[一応確認、しよう。 迷いは口調に表れ、かすかに震えた声は、ちょうど楠の耳元をまた擽ることになるか。 だって、背の高さはほぼ変わらないのだから。]
オレは別に、構わない、けど。
[滑らかな肌は手に心地よい。 でも、だからこそ、此方の欲情も煽ってくる。 彼は友達だというのに。 鼓動は素直に早まり、下腹部に熱、が。
同性に抱かれた経験が――抱くことも出来るだろうが、そちらの経験はまだない――身体に蘇ってくる感覚を、必死に押し留めようと試みる。*]
(!64) 2018/12/23(Sun) 00時半頃
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左になったら頑張る。右でも頑張る。 楠さんは右……? ど、どっちが良いのかな……!
(-50) 2018/12/23(Sun) 01時頃
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薔薇への不慣れさが滲みすぎている。 も、もうダメだ……。
(-51) 2018/12/23(Sun) 01時頃
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[楠の言葉は、なんでこんなに優しいのだろうか。 心の一部分に頑丈に鍵をかけたはずなのに。 なんてことないように、柔らかに解けさせようとする。]
どんな、オレでも、
[認めてくれると言うのか、 その上で、困らないって、笑ってくれる?]
オレは、……、 楠サンに気持ちよくなって欲しいと、思うから。
[だから、ては止めない。 そう言葉にして。
手を導かれたならば、今まで意識して強気で豪胆に見せかけていた部分を忘れかけ、恥ずかしげに肩を震わせてから。 少しずつ素が露わになっていく。
触れた熱のあつさに、小さく息を飲んだ。]
(!71) 2018/12/23(Sun) 01時半頃
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目、閉じて。 鏡に映ったオレの顔、見られたくない。
それは、恥ずかしい。
[正直に。]
……さっきの、苦手なことってやつ。 オレにも沢山あるよ。
[自分がしていて、されて、気持ちよく感じた愛撫を彼に施したい、その思いで、熱い昂りを手で包む。 さすって、撫でて、悪戯に先端を親指で捏ねて。 目元を赤く染めながら、ちゃんと気持ちいいかな、と心配そうに耳元に囁いた。*]
(!72) 2018/12/23(Sun) 01時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/12/23(Sun) 02時半頃
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……っ、…、
[素直に快楽を追う姿は、ひどく艶やかで。 流しっぱなしの温水の熱と湯気より、狭い浴室に響く彼の甘さを帯びた声が、此方の身体に火を灯す。 知らず知らず強く唇を噛んでいた。 彼は自分が今まで接してきたような“恋人”ではないのに、今日沢山話せるようになったばかりの友人、なのに。
触れて欲しくなる、もっと触れたくなる。
このままでは、理性が溶かされてしまいそうだった。]
(!80) 2018/12/23(Sun) 11時半頃
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楠、さん、
[小さく名を呼ぶ。 此方が発したのはそれだけ。 彼の返事と、それより雄弁に教えてくれる腰の動きと手の中の反応に安堵しながら、一心に絶頂へ導いていく。 半ば抱え込んだ身体が腰を揺らせば、体格差のせいで不安定なのもあり、自然引っ付いて支えようとする。 擦れ合う肌と肌が泡で滑り、背中と胸元が触れ合う。 確かな悦楽が身体を走り抜けた。]
……、
[びく、と震えながらも、声は勿論息遣いも潜めようとしたのは、此方の存在は意識させたくなかったから。 目を閉じてもらっているし、彼が女性からしてもらっていると想像できるのではないかと、思って。]
(!81) 2018/12/23(Sun) 11時半頃
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[でも、楠の声は確かに鼓膜を震わせていて。 達する前でさえ自分の、名を。]
っ、あ、
[呼んでくれるんだな、と。 そればかりが、頭の中にいっぱいになり。
手を離してという要求に反応できず、最後まで搾り取るように熱いそれを包み、震えを感じとっていただろう。 右手はトロリとした白濁に濡れていた。]
(!82) 2018/12/23(Sun) 12時頃
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どういたし、まして?
[此方こそどう返していいものか。 質問に困ったように眉を下げてみせ、首を傾げる。 触れ合った場所に楠の体温と息遣いを感じながら、彼が少し落ち着くまでそっと、鏡越しの表情を見つめる。 赤く染まった目元、吐息を漏らす唇。 すぐに目を逸らすべきだと後悔したがもう遅かった。 争いきれない、隠しきれない熱が、主張する。]
自分で洗えるから、大丈夫、だぞ。 汚れたなんて、思わない。
[慌てて手を引っ込めようとするが間に合わなかった。 声に焦りが滲むのが伝わらなければいいのに。]
(!83) 2018/12/23(Sun) 12時頃
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ちょ、だから、っ、ぁ……!
[紛れもない善意、なのだろうけれど。 丁寧に指を洗われる、それだけで刺激が強すぎる。 しかし突き放すなんてできるはずもなく。]
――、ん、ッ、もう、いいだろ、
[今自分がどんな表情をしてしまっているのか知られたくなく、長い髪で隠そうとしながら、身を震わせる。 指の股を擦られれば唇をまた噛んだ。 これだけのことで変な声が出そうなんて。
手を完全に委ねながら、細く、熱い吐息を吐いた。*]
(!84) 2018/12/23(Sun) 12時頃
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……、
[ごくり、唾を飲み込む。 のぼせた頭の中で必死に思考を働かせようとしても、空回りを繰り返すばかり。
触れて欲しい。 気持ちよく、してほしい。
でも、やっぱり。 この事を隠したままではいられなかった。]
(!90) 2018/12/23(Sun) 13時頃
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さっき、修学旅行みたいって、言ったけど。 オレは男同士で居ても、君と同じ感覚じゃないんだ。
今まで、女とも、……男とも付き合ったことがある。 勿論、寝たことも。
[ぴちゃん。 水滴が落ちる音が、妙に響いて感じた。 それ程告げる声はひどく小さい。]
だからといって、誰でも好きになるとか、 ……誰にでも触れるとか、そんなことはない。
オレは、そういう人間、で。
[楠の肩口に顔を埋める。 隔てるもののない、本当を明かしてしまった。]
(!91) 2018/12/23(Sun) 13時頃
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それでも、いいなら。
[受け入れてくれるのなら。 ここまで隠してきた臆病さを、罪悪感を滲ませて。]
君に、触れてほしいって。 思ってる、よ。
[今の感情になんて言葉を当てはめれば良いのか。 まだ分からない。 こんなに我慢してきたのに、彼の言葉1つで崩される。
それでも、酒に酔っていたとしても、錯覚ではないと信じて、今度は楠に全てを委ねたいと望んだ。]
(!92) 2018/12/23(Sun) 13時頃
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気持ちよく、して?
[噛み締めていたはずの唇で囁いた。*]
(!93) 2018/12/23(Sun) 13時頃
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[離されることのなかった手。 例え白濁に濡れていて、お互い酔っていて、傍から見ていたら冷静じゃないのだと言われようと。 伝わる体温がくれる安心感が全てだった。 柔らかな女性ではない、少し力強すぎるくらいの男の力が、今の自分には有り難かった。
楠だから、そう思えた。]
…………ありがと。
[頭を撫でられる。 いつもなかなか言葉にしない感謝の言葉が、込み上げかけた目の奥の熱さの代わりになった。]
(!100) 2018/12/23(Sun) 14時頃
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楠サンも、好きな人、見つけられたらいいな。
[自分の失恋経験は。 人を好きになった、ということでもある。 彼の言葉で気付かされた。
楠はまだその好きを感じたことがないのだろうか。 それは勿体ないな、と。]
オレも、――君のこと、すきだよ。
[今ある親愛を込めて。
きっと彼からの『好き』に、恋は含まれていない。 でも、嬉しかった。 そうでなくても告げてくれることが、なによりも。]
(!101) 2018/12/23(Sun) 14時頃
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が、頑張りますって……。 ここでまで真面目じゃなくて良いんだけど。
[思わず小さく吹き出す。 かわいいな、と思う。
しかしそんな余裕も、体勢が入れ替わり、いよいよ触れられる段階になれば消し飛んでしまう。 鏡越しに目が合えば、すぐに伏せた。 それはそれで自分の局部と彼の手が視界に入り。]
(!102) 2018/12/23(Sun) 14時頃
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下手なんて、言わないって。
[悩ましげに眉を寄せ。 触れられた瞬間、強く目を閉じる。 音と伝わる熱が鮮明になる。]
ん、ん……あ、ッ…!
[昂りは正直に、より硬さを増し、次第に濡れて。 荒くなる息遣いに抑えきれない声が混じる。 咄嗟に自らの手で口を塞いだ。 それでも潤む瞳と紅潮した頬は隠せないが。]
……ん、ぅ、
[溜まっていたのは此方も同じ。 強気な言葉なんてもう何も出てこなくて、問いにこくこくと頷くだけで、年下の楠に翻弄されるがまま、高められてゆく。*]
(!103) 2018/12/23(Sun) 14時半頃
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[確かに息は苦しい、が。 それよりも居た堪れないくらいに恥ずかしい。 快楽に溺れかけながらもそれだけは中々拭えない。
それなのに手を重ねられ、口元から外そうと促されたら、何故か素直に言うことを聞いてしまう。 絆されているのとはまた違うのだ。 声を、言葉を望まれていると、言外に伝えられた気がして、それを叶えたくなった。
その癖、少し恨めしげに。 潤む瞳を薄く開き、鏡越しに彼を睨んだ。]
(!109) 2018/12/23(Sun) 15時頃
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え、あ、はじめてって……ひぁっ、
[どういうことだ、と。 続けようとした言葉は、胸元への刺激に途切れる。 気持ちはなかったとはいえ彼女が居たのなら、柔い身体に触れたことくらいあると思っていたが、そうではないのだろうか。 膨らみのないそこを愛撫されれば、経験のある身体は正直に快感を拾い上げ、昂りがとぷりと蜜を溢す。]
そこ、気持ち、い……んんッ、ぁ、
[どうせ隠しきれない。 良いということを言葉にして、ただ胸をどう弄って欲しいかまでは言葉にできなかったのは許して欲しい。 生理的な涙が滲む。 何もかもが、あつい。]
――ッ、!!
[此方を思いやる指先は優しく。 激しすぎない気持ち良さが、積み重なっていく。 溢れ、達する瞬間は言葉にさえならず、楠のように予告なんてことも出来ずに、欲を吐き出してしまった。*]
(!110) 2018/12/23(Sun) 15時頃
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……なんか、君、色々狡いな……。 悪いわけじゃないけど。
[達した後の冷静さの中で。 とても素直に、自分の状態を実況されたことを思い出し、今更ながら羞恥心が限界突破しそうだ。 彼の中では意地悪でもなんでもないだろうことが分かるからこそ、言い返すこともうまくできない。]
うん、久しぶりだった。 ここに越してきてから、誰とも付き合ってないし……。 1人でするの、あまり得意じゃないし。
[いっそ自分も優雅なんちゃら、買うべきか。 隠し事なく、自分について語る。 苦手だったはずなのに、自然とそうなっていた。]
(!115) 2018/12/23(Sun) 16時頃
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いや、洗うのは自分で……!
[一度落ち着いたとはいえ。 これ以上触られていたら、また危ない気がする。
狭い浴室で慌てて身動いだせいで。]
(!116) 2018/12/23(Sun) 16時頃
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――、い、痛ッ!!
[浴室の壁に何かをぶつけた鈍い音が響き渡った。 普段ならこんな深夜に、騒音ものだ。]
(130) 2018/12/23(Sun) 16時頃
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[打ち付けた肘と腰が痛い。 バランスを崩しかけたため、彼の手を下肢から退けるどころか、逆に先程までより身体を寄り添わせることになる。]
風呂場で暴れちゃ、ダメだな。
[後ろを振り返って。 気恥ずかしげに苦笑する。 鏡越しでなく、瞳に、瞳を映した。*]
(!117) 2018/12/23(Sun) 16時頃
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/*
表に出すやつが、たつみんもノリノリで楽しいwww
(-59) 2018/12/23(Sun) 16時半頃
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/*
実は今外で移動中なので、画面が人に見えないところに行けるまでお返事はお待ちください……。
(-60) 2018/12/23(Sun) 16時半頃
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管理人サンとレンレンは普通にお休み……? もう一休みの段階?
隠れているととても気になる。
(-62) 2018/12/23(Sun) 16時半頃
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いや、いらないって。 あの玩具は、君がもらったものだし。
[有効利用、と彼は言う。 本当に真っ正直だ。 それに合理的だし――部屋にあった書籍のタイトルを垣間見る限り、かなり理系な人間なのだろう。 典型的文系の自分とはきっと正反対。 だから話す度に新鮮で、驚きの連続なのだろうか。 いや、楠という人間だからこそか。]
……ふ、あはは、
じゃあお互い、恋人できるまで、ふたりで?
なんでだろう、別に嫌じゃないな。 君のこと、セフレなんてことは思えないし、思いたくないけど……これ、特別な友達に、なるのかなぁ。
[打ち付けた肘が痛むことはすぐに忘れてしまった。 抱きしめる腕から、逃れようとは思えなかった。]
(!124) 2018/12/23(Sun) 17時半頃
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