246 とある結社の手記:9
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改めてログ読んでるけど うーん。地上組全員愛しいな。
(-140) 2018/08/03(Fri) 22時半頃
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[宿では、人の気配と、子どもの鳴き声と、 今日も誰かを殺すための相談がなされている。]
[15人。結社の男も含めて集められて、7人減った。]
[食われて殺された人間と、 人間の手によって殺された人間と。]
(+135) 2018/08/04(Sat) 04時半頃
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[─────]
(+136) 2018/08/04(Sat) 04時半頃
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[生きたい、と声がする。]
[( 生きたかった、と誰かは思った。 )]
(+137) 2018/08/04(Sat) 04時半頃
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[(人殺しの生き物を、許してしまうなら。
それは──それは、やっぱり。 マトモじゃなかったんだと、誰かは思った。)]
(+138) 2018/08/04(Sat) 04時半頃
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[人狼は人を殺す。人間は人を殺す。 人狼も、人間も、生きたくて生きていて。
そうして、生きるために人狼は人を殺す。 なんのために生きるのかは、──知らない。
知らないまま、男は死んだ。]
(+139) 2018/08/04(Sat) 04時半頃
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[そうして人間も、生きたいと願って生きる。 たとえ、人間の死体を踏みつけにしても。
人間が生きたいと思う気持ちの方は、少し知っている。 人間が、誰かを殺すことを苦しく思うのも、知っている。
男は人間だったし、 ──弟妹の多い相方の声を聴いていたから。
だから。
人間のことは、知っている。]
(+140) 2018/08/04(Sat) 05時頃
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[知っているから。 だから。
人間に──彼女に、味方をした。]
(+141) 2018/08/04(Sat) 05時頃
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[彼女が、自分なんかよりマトモだと思ったからだった。
自分と違うと思ったからだった。
前を見ていると思ったからだった。 苦しそうだったからだった。 辛そうだったからだった。
男は──誰かに助けてほしかったから。 あるいは、あの時見た濁った眼の友人に、
──許されたかったから。
"マトモな"彼女を助けて、身勝手に、救われたがった。]
(+142) 2018/08/04(Sat) 05時頃
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[ああ。でもそれも
もう叶わない。]
(+143) 2018/08/04(Sat) 05時頃
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[だって、これまで見捨ててきた知らない誰かの気持ちを、 まざまざと、最期に、知ってしまった。]
[彼女が、いっとうまともで、正しかったと。
男は思う。]
[見捨てられていい誰かなんて、 ── 食べられてもいい誰かなんて。 きっと本当は、どこにもいない。]
(+144) 2018/08/04(Sat) 05時頃
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[だから。
他人を見捨ててきた男は許されないし、 ───人を食べる人狼は、許されない。
ばけものかどうかは、知らない。わからない。 でも、ただ一点。人を殺すということだけは、
見ないふりをして許すのも、罪だと。
誰かはそう思った**。]
(+145) 2018/08/04(Sat) 05時半頃
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