266 冷たい校舎村7
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 22時半頃
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生まれてメーワク、って誰が言ったんだよ。
[信じられない、という顔で 俺は拓海を見つめている。>>200 それから、少し声のトーンを落として]
(205) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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……少なくとも、俺は。 お前と会えてよかったと思ってるっつーの。
[賢いはずの俺は、 そんな答えしかお前に与えてやれない。 けど、俺にしては素直なその台詞は、 今の精一杯だったんだ]
(206) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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そうだよ。重いよ。 泣いて悪いかよ。 誰が泣かせてるんだよ。ぶっ殺すぞ。
[死ぬな、というのと同じ口で ぶっ殺す、と口にする矛盾。
まるで馬鹿みたいじゃないか。支離滅裂だ]
(207) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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俺を泣かせて、京輔を泣かせて、 葉子に「一緒に死んでいい」って言われて。 ここまでされて、まだお前分かんないの。
みんなに必要だ、 生きていてほしいって思われてるの。 まだ気付かねえのかよ!
(208) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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[それから、拓海の笑顔が掻き消えて 呟かれた独り言>>202に俺は息を飲むんだ]
……それは。
[先程までの勢いがなくなり、目が泳ぐ。 くしゃりと前髪を掻き上げてため息をつく。 とうとう俺は観念したように、 ぽつりぽつりと言葉を落とした]
(209) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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妹の体調が、ますます悪くなって。
餓鬼の時分とはいえ 店の手伝いをしなきゃいけなくなった。 だから、公園には行けなくなった。
言いたくなかった。家の暗い話なんて。 それは、お前も同じだろ。
離婚した、ってのは聞いてた。 でもそこまでお前が悩んでるって 俺なんにも聞いてない。
(210) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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見下してたよ。 なんで俺みたいな優秀な奴が大学に行けなくて お前みたいな奴が大学に行けるんだろって。
馬鹿にしてたし、羨ましいし、悔しかった。
ずるいじゃん。 俺を置いて大学に行くだなんて。 そんなの許せないじゃないか。
そう思ってたのに、何だよ。 大学も行かずに死ぬだなんて。
(211) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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[そこで、言葉を切った。 瞳の涙を拭って、まっすぐに拓海を見つめる]
いっぱい約束したろ。
あの夕暮れの公園で。ずっと一緒だって。>>0:272 雪の通学路で。悩みを聞いてくれるって。>>0:307 この校舎から出たら、打ち上げするって。>>3:211
全部、約束破る気かよ。 ふざけんな。
[やっぱり素直になれない俺は、 怒ることでしか自分の気持ちを伝えられない。 分かってくれ、ってお前に甘えているんだ]
(212) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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俺は最高に性格の悪い男だから、 友達のことを見下すし、馬鹿にするし、嫉妬しちまう。 けど、……けどな。
[先の、言葉が続かない。 ここにきて、変なプライドが邪魔をして。 本当に俺は自分という人間が嫌になる。
沢山の逡巡のあと、ぽつりとひと言]
(213) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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お前のことは、ずっとずっと 大切な友達だと思ってるよ。
[その呟きを、漏らしたのだった]
(214) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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死ぬなよ。馬鹿。
朝からひとりで肉まん食わせる気かよ。 誰のために毎日あれ買ってたと思ってるんだ。
……俺別に肉まん好きじゃねえし。
お前と一緒にいたかったから。だから。
(215) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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――――死なないでくれ。
(216) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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[今度こそ涙が止まらなくって。
制服の袖で目元を拭いながら、 消え入りそうな声で拓海に訴えたのだった]*
(217) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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/* 説明しよう! 高本はどこの小学校に通っていたんだよ問題とは!
高本と拓海:幼馴染 拓海と葉子と京輔:同じ小学校 高本と葉子:高校で初めて出会った 高本と京輔:京輔の姉の噂が入ってくるぐらいに実家は近いが、小学校は違う???
この設定を両立するために編み出したのが、エピローグで生えてきた>>174である!!!
(-60) 2019/06/17(Mon) 00時頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 00時半頃
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/* 拓海の中の人は 薄々さねきちじゃねえのかと思っているのですが、 なんか向こうも俺の正体が透けてて 俺じゃなくてぐりこに話しかけてるときない??? ちょっと笑ってる
リアルでさねきちに言われたことある台詞が いくつか混じってんぞ
こんなこと落としてて、 拓海がさねきちじゃなかったらどうしよ そのときは男高本、切腹します
(-64) 2019/06/17(Mon) 01時半頃
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/* エピローグに残ってる面子だと 京輔がなべさんで、葉子がぱぴこさんかなって なんとなく思ってるけど全く当たっている自信はない。
当たるも八卦当たらぬも八卦である。
(-65) 2019/06/17(Mon) 01時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 01時半頃
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/* エピローグじゃない、最終日だったな
むーん どう動こうかな 見守った方がいいかな むんむんむーん
(-67) 2019/06/17(Mon) 02時頃
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/* ホストと一対一のロル書きやすいんだけど ホスト側は三人相手しなきゃだから負担大きそう
できれば拓海のロルだけじゃなくって 京輔と葉子のロルを拾って時系列整えたいんだけど 俺の筆力じゃ難しそ……がんばろがんばろ
(-68) 2019/06/17(Mon) 02時半頃
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/* 動きに悩むが明日も朝早いのだ 早く書かなきゃ ぐおお
(-69) 2019/06/17(Mon) 02時半頃
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/* 神よ……俺に多角を捌く力を……
(-71) 2019/06/17(Mon) 02時半頃
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/* どう動くんだ高本……ほんとどう動くんだよ……
(-72) 2019/06/17(Mon) 02時半頃
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―― 3年1組 ――
行くぞ、葉子。
[駆けて教室を出て行った拓海の背を、 京輔が追いかけてゆく。>>257 待って、と呟き>>253 呆然としている葉子の手を無理やり引っ掴み 俺は廊下を駆け出した。
かつて恋人だった時のエスコートは、 もっと優しくしたものだけれど。 今の俺にはそんな余裕はなくって。
ただひたすらに、拓海と京輔の背を追う]
(267) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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葉子。お前ほんと馬鹿だろ。 自分の命を大事にしろよ。 なにお前も勝手に死のうとしてるんだよ。
[先程の拓海と対峙しているときよりは 幾分か角の取れた言い方で、思わずそう零しただろう]
裏で最低なことしてる>>246とか 何をやってるか知らないけど。
(268) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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少なくとも、俺にとっては お前は消えた方がマシな人間じゃないから。
(269) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[それきり、俺は黙り込んだ。
恋人だった時はもっと スマートな言い方ができただろうに。 俺の傍にいて欲しい、くらい言ってのけただろうに。
素の高本悟はどうしようもならない男なので そんな不器用な言い方しか、できなかったのだ]
(270) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[傲慢で高飛車で自分勝手な高本悟は、 養拓海を失うことも、七月葉子を失うことにも 耐えることができない。
弱くて、愚かで、矮小で、馬鹿ないきもの。 ――――それが俺だった]
(271) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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―― 3年7組 ――
[お化け屋敷の中を進む。 段ボールとベニヤ板で作った 廃病院を模した狭い通路を葉子と進む。
そうして出口にある霊安室で、 嗚咽を漏らし、ぐったりとする拓海の姿を 見つけたのだった。>>236
京輔が「生きて」>>263>>265と 繰り返し、拓海の手首を握るのが見えた]
(272) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[俺は葉子の手を離し、その背をトンと押す。
お前も何か拓海に 言わなきゃいけないことがあるだろ、と。
葉子に一瞥をくれると、拓海に向き直った]
(273) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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生きろ。
[俺は京輔の言葉に、重ねる。 制服のポケットに入れたガラス片を 拓海に見えるようそっと床に置く。
夕暮れの公園。約束の場所。
でも俺は過去の思い出よりも、 お前と過ごす未来が欲しい]
(274) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[京輔が拓海の右の手首を掴むなら、 俺は左の手首を掴もう。
そうして、壁によりかかろうとする拓海を 強引にこちら側へ引っ張ろうとする。
まるで三途の川を渡ろうとする彼を、 現世へ引っ張り上げるように]
(275) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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