171 獣[せんせい]と少女
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俺も皆を笑顔にしたい。 そう思えば、この力も悪くないな
一緒に、その…俺が鳴神になるのを、手伝ってほしい。
[もう、雷を使うことを恐れるばかりの自分はやめだ、 電気の花火や、イナヅマと呼ばれるような落とし方を 積極的にしていって。 人々を、幸せにするんだ、という 決意と、コリンへの感謝を込めて―――
コリンの片手を手に取って 跪くようにすると、いつかのように口づけた。]
(260) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[>>147それからは、 休耕地を見つけては二人で顔を見合わせ、 悪だくみをするようにくすくすと笑って。 コリンを乗せて空中を駆けまわり、稲光を落とした。
雷を落としそうな嵐には進んで突っ込んで 家や樹に落ちそうな雷を、麒麟の力で逸らし 街への被害を最小限に食い止めた。 (追加で"イナヅマ"を落としていたから 結果的に、雷の量は嵐の分より多くなった…というのは内緒だ)
雷を見てはしゃぐ子供や、伝承を思い出し笑顔になる大人。 怖がりつつも、大人から伝承を聞いて、 不思議そうに空を見上げる少年など。 人々の反応を見て楽しめるようになったのも 全部………コリンのお陰だ。]*
(261) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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/* 書こう書こうと思ってたあれを回想ぽく投下(・x・) かなりのトラウマ克服になった気がする…!稲妻の話聞いて救われた思いだったろうなあと
(-434) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[一緒に海に行ったあの日から私は絵を描くようになった。 下手ながらに一生懸命描いた最初の絵はヴェラの絵。 青い空の下、佇むヴェラの絵を描いた。 それはちょっとヒナコにも似ていたけど。
それからも何枚も何枚も絵を描いた。 沢山の思い出があるから、何枚描いても足りないくらいで。]
ねえ、ヴェラ。 私の絵、大分上達したと思うんだけどどうかな?
[ヴェラに描いた絵を見せて笑う。 その髪はもう大分黒く染まっていた。]
(262) laetitia 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[遠い未来だと思っていたそれは近いのかもしれない。
山のような紙束と共に私は置いていってしまう。 それはとても悲しいけど。
でも、悲しいだけじゃないんだよ。 一緒にいた想い出は色褪せず、きっと心の内に残っているから。
私のこの身体が朽ちても。 ずっとずっと、一緒。 沢山描いた想い出の詰まった絵が、きっとそれを証明してくれるから。
だから、その時がきても泣かないで。 私も最期まで笑うから。]
(263) laetitia 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[私の笑顔を覚えておいて*]
(264) laetitia 2015/10/20(Tue) 20時頃
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―雷の向こうのてっぺんへ―
わぁ!ユージン、すごいすごいっ 嵐の中は何度か飛んだことあるけど、 こんなの、初めてだと思う!
[足元には雲の道、振り向けば虹の軌跡。>>231 そこまでは、いつもと変わらないけれど。
上下は黒々と広がる雲と木々に挟まれ、>>232 左右を数えきれないほどの稲妻が走り抜ける。
限られた空間を器用に駆ける麒麟の様子に、 思わず興奮して叫んでしまった。]
(265) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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[一瞬で落ちる稲妻、真横を過ぎる衝撃。 全てを一度で追うことはできないけれど、 上へ下へと忙しなく目を向ける。]
歩くのも、悪くないけど! やっぱり、飛んで良かった!
だってこんな、すごい景色、 ユージンと、一緒じゃなきゃ、絶対! 見れないもの!
[示された獣道は、不思議なことに落雷もなく。>>233 上を目指して歩く動物の影も幾つか見える。
あの道を歩くことを選んでいたとしても、 遅かれ早かれ、飛んでくれとせがんだことだろう。
普段の旅では経験できない、危うさと紙一重の飛行。 こんな貴重な機会を逃す手などないでしょう?]
(266) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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[高く聳える山へ至る頃には雷も止み、 雲の切れ間から陽の光が射す別世界に。>>236]
――――……っ!!
[本当に感動した時は、声も出ないんだ。 美しいとか、そんな言葉では全然足りない。
天へと伸びる山、それを覆う厚い雲。 幾本もの光の帯が七色に輝いてさえ見える。 人の手にかからず、永く護られてきた土地。
…この光景を表現する術を、 残念ながら、今のあたしは持っていない。]
(267) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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[どれほど沈黙が続いただろう、 不安げに振り向くユージンに>>236 紅玉のお守りを握りしめながら、言葉を紡ごう。]
大丈夫だよ、ユージン。
…怖がらないで。 だって、あたしが一緒にいるじゃない。
どうしても怖い時は、 あたしが、抱きしめてあげる。 …泣きたい時は、慰めてあげる。 ……嬉しい時、には、…二人で、笑お?
[変わらず彼は、怖いと口にしたけれど。 その瞳に宿る感情は、怯えより決意の色濃く。>>237
それを見れば、励ますように笑顔で頷きを返した。]
(268) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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…だから、一緒に行こっ!
[この先に、何が待っていたとしても。 ――あたしがずっと、傍にいるよ。]*
(269) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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/* わぁい稲妻のお返事!ユージンありがとう!
そして今日はユージンの誕生日とな!! あたし、何もプレゼント用意できてないよ!www ふえぇーん貰ってばかりであげれないよぉぉぉ!!!
…なんて泣き事言いつつ、 PLは全力でお祝いの心なのです!
改めて、お誕生日おめでとーーー!!(*´∀`*)
(-435) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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/* ユージンがトラウマ乗り越えてくれたんなら、これに勝る幸せはないのよなぁ。
どうにか元気にしたい一心で(PLがw)調べたので、 恐らくコリンも、そんな気持ちでアレコレ話を聞いて回ってたんじゃないかな。
ところで、自分がPCに色々喋らせたい陣営であることをすっかり忘れてて、 段々声が出ないという加齢現象を付加したこと、少し後悔しているw 意地張って喋らなかったうちに、色々言い損ねたよね本当に…www
(-436) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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[自分だけが描くのであれば、ペンとインクだけでいいと思っていたけれど。 少女の絵には絵の具やパステルが必要だろうかと問うこともあった。 自分はやはり、クラリッサには甘いと感じながら。]
元から上手だったが…… さらに、上手くなったと、思う。
[腕を伸ばし、沈んだ色を混ぜる少女の髪を優しく撫でる。
紙の上には、優しく笑った自分の顔があった。
思い出を描いた紙は二人分、量は増えて。 けれど、それを抱えて旅をする重みは苦痛ではなかった。]
(270) lalan 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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[目視するリミットを振り切るように、少女に問う。
やりたいことは? 食べたいものは? いきたい場所は? 自分にできることは?
叶えられるだけの願いを叶えながら、思い出の枚数は、更に増え。]
(271) lalan 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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/* ゆーじんおめでとう! と、オズワルドに期待のまなざしするる!
こんばんはこんばんは。 ゆったりと終わりへと移行気味なヴぇらです
(-437) lalan 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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/* >>-436段々、声が出なくなる、だよね(日本語がほんと迷子
ここ数日の自分の文章、読み直すとわかりづらい文章が多くて(´・ω・`)ってなる。 ユージンの読解力に感謝…感情の途中経過とか、随分端折ってる気がする。気を付けます…(
今日はもう夕飯コールが来ちゃったので、一時離脱>< その分、いつもより早く戻れるとは思いつつ!
(-438) 螢 2015/10/20(Tue) 20時半頃
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/* ユージンせんせいお誕生日なの? おめでとう!
(-439) laetitia 2015/10/20(Tue) 21時頃
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[絵の具やパステルが欲しいかと問われれば欲しいと頷いた。 想い出は色鮮やかだから、それらを表現したかったから。
ヴェラは優しい。 それは他人から見れば甘いというのかもしれないけど。 私にとっては安心できる存在。
優しく髪を撫でられれば嬉しそうに目を細めて笑う。]
ほんとう? 上手くなったかな私。
[絵を描く事は楽しい。 想い出が形となって残る事が嬉しい。]
(272) laetitia 2015/10/20(Tue) 21時頃
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[やりたいこと、ヴェラと一緒にいたいの。 食べたいもの、そうね甘い果物のケーキを一緒に作りたいの。 いきたい場所、ヴェラの生まれ故郷を見てみたい。 ヴェラにできること、それはもういっぱい叶えてもらっているんだよ。
最近は願い事を口にする事も減ってきた。 ただ、傍にいてくれたらそれで十分だって知ったから。
手を繋いで歩いて。 疲れたら寄り添って休憩して。 時々想い出を絵に描いて。 そして顔を見合わせて笑いあえたらそれで幸せ。
笑える私は本当に、幸せなんだよ。]
(273) laetitia 2015/10/20(Tue) 21時頃
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/* ずさーーーー ロルかきかきしてきまっす
(-440) fumifumi 2015/10/20(Tue) 21時頃
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なったと、思う。 モスに見せても、絶対に間違われない。
[少女を撫でながらこっくりと深く頷いて、判断基準を口にする。
クラリッサの思い出は、紙の上に鮮やかに残される。 自分の絵は、相変わらずの白黒ばかり。 時折絵の具を借りるも、慣れていないためかなかなか思い通りには描けなかった。]
(274) lalan 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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/* おなかいぱい(すとん
おれは!よだれたらしながら見守ってっから! (らくがきがき
(-441) kanko 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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[白黒のクラリッサは、花柄のエプロンを身につけて。 クラリッサの描いた果物は、色とりどり。 甘い果物のケーキは、これまで食べたどんなケーキよりも美味しかった。
少女を連れて、岩だらけの山中にある、洞窟の奥。 灰色と土色の岩を動かしながらでないと進めなかったその場所は、人の手の入らない地底湖があった。 貴重な宝石が磨かれずに転がるばかりのその場所で、ただの岩である自分が生まれたのだと説明すれば、少女は驚いただろうか。]
(275) lalan 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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[手を繋いで歩いて。 疲れたら寄り添って休憩して。 時々想い出を絵に描いて。
そして、顔を見合わせて笑いあう。
もっと我侭でも構わないのに。 本心を言ってしまえば困らせそうだとも思えて。 言葉の変わりに、黒の混じる少女の髪をひとふさ、指先に掬って口付ける。
終わりを示すその色も、共に歩んだ時間を刻む愛おしい色。 そう考えてしまうのは、独占欲のような何か、だったかもしれない。]
(276) lalan 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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/* おずがよだれだばあしてる
(-442) lalan 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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/* ようやく箱げとー
(-443) souya 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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…………。
[>>249ほら、ごまかした。 ブローリンが言葉を発してゆく度、 わたしの表情は険しくなる。
わたしはブローリンの事が好きだ。大好きだ。 彼の触れたりんごの一生を早送りしたかのように、 赤黒く、細くなってゆくこと>>250も。 嫌いになんて、なるはず無い。
わたしはブローリンのキラキラが好きだ。 彼のキラキラを、これくらい>>251と思った事は、 一度たりともない。
ねえ、ブローリン。 わたしが聞きたいのは、そうじゃないのよ。]
(277) fumifumi 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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ブローリンのこたえは、 わたしの望むものじゃあないわ。 だって、ぜんぶわたしの話じゃない。 ブローリンの話を聞きたいのに。
[ぐっと、手に力が篭る。 わたし、ブローリンは大好きだけど。 そうやって誤魔化すところは、かなしく思う。]
わたしは、
[下唇を噛んだ。
わたしに話してくれないのは、 誤魔化そうとするのは、わたしが子供だから?]
(278) fumifumi 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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わたしは一度たりとも、 ブローリンのことを嫌いと思った事はないわ! これくらい、なんて思ったこともない!
これっぽっちも、一度たりとも! 嫌いだなんて思った事はないの!
[知ってたけど。 やっぱり、ブローリンはいじわるだ。 今日も、こうして誤魔化そうとする。]
そんな誤魔化し、わたしにシツレイよ! ブローリンのばか!いじわる!
[皺が出来る程にブローリンの服を握って、 ぐいぐい引っ張った。嫌がらせ。 零れそうになる涙は、 もう片方の手でごしごし拭う。]
(279) fumifumi 2015/10/20(Tue) 21時半頃
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