人狼議事


248 冷たい校舎村6

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【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[所々鮮やかな色がついた椅子に彼を座らせて
即席美容師は、簡単に髪をセットしなおしたのち、
カラースプレーを振りかけていく。]

 ……やっぱ、こっちの方が似合うって。

[目に痛い金色が、黒に覆い隠されていく。
丁寧に、丁寧に。こういう作業は慣れている。

ただ、他人にするのは慣れていないからか。
やけに緊張して、手が震えたのは内緒だ。]

(522) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[女装ではないし、派手にメイクする必要はなさそうだ。
目の下にファンデーションを軽く塗るに留めた。

案外肌綺麗だなぁ、なんてどうでもいい感想が浮かぶ。

その際、眼鏡はこっそり拝借しておいた。
服にも、髪にも似合ってない。そう思ったから。]

(523) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[そそくさと眼鏡をスカートのポケットに仕舞って、
ゴム手袋をごみ箱に放り投げる。
ふ、と。窓の外を振り返ってから、
乃歌は大袈裟に溜息をついた。]

 ほんとさー、今日だけと言わず毎日すればいいのに。
 カラースプレーくらいならやったげるよ、いつでも。

[不満げに唇を尖らせる。
けれど、彼が乃歌の言葉を聞き入れることは無いのだろう。

長い付き合いで、彼の気質はそれなりに理解しているつもりだ。
根は真面目だし優しい奴だということ。
虚栄心とか反抗心で、外面を取り繕う人間ではないこと。

派手になった外見。そこに彼の意思はないということ。]

(524) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【秘】 聖愛色同胞 ノッカ → 架空惑星 レン

 
 ……………レンタローのばーか、意気地なし。

[小学校の頃の呼び名が、記憶が、ぽつりと漏れた。]
 

(-122) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[呟きを掻き消すように、ごみ袋のケープを乱暴に外す。
所々黒になった半透明が、がさがさと音を立てた。]

 はーっ、終わり!お疲れ様でしたー。
 感想どーぞ、お客様!

[手鏡を持たせて、
乃歌は大仰に手を広げて見せた。おどけるように。

眼鏡を外して、黒髪になった阿蘇は、
クラスの人間からすれば、見慣れない人間に見えるだろう。
けれども、“久しぶり”に会った気分になって、
乃歌はどこか安堵したような溜息を洩らした。]

(525) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ……私も、ピアス空けてみよっかなぁ。

[阿蘇の耳を飾る、いくつものピアス。
髪や眼鏡と違って戻しようがないその色を暫し眺めて
乃歌はぽつ、と呟いた。]

(526) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[その日、阿蘇から拝借していた眼鏡は、
夕方には彼の手元に戻っていただろう。
クマの刺繍をあつらえた、可愛いハンドタオルにくるまれて、
下駄箱に放り込まれていたはずだ。

眼鏡を傷つけないためか、触りたくもなかったためか。
或いは、――その両方か。

未だ彼に預けたままの
ハンドタオルの意味を告げることは、決してない。*]

(527) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―回想:バイト―

[夜が近づき始めた繁華街を
様々な人間が歩いていく。
サラリーマンにOL、作業員、学生、
大量の紙袋を抱えた女性に、リュックを背負った若者。

何処か浮足立ったような往来の中で、ひとりだけ。
熱すら裸足で逃げ出しそうな視線と、呼ばれた名>>516に、
乃歌はそちらを振り向いた。]

(528) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 弓木じゃん。珍しい。
 こんなとこに居るなんて意外〜!

 っていうか、その名前はやめてもらえませんかー。
 『ノッカちゃん』って名前なの、ここでは。

[彼が自分の事をどう思ってるか知らないが、
少なくとも、此方は、彼を嫌っている訳ではなかった。
平たく言えば、ただのクラスメイトという認識だった。

あぁ、けれど、一つだけ言えるとすれば
彼とは余り趣味が合わなさそうだということだ。

ミニスカメイド服にオーバーニーソックス。
可愛いの黄金比のような組み合わせだというのに
まるで宇宙人でも見るような視線を向けられて
いたたまれなくなった乃歌は、それなりにある胸を張る。]

(529) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ふふふ、見とれて声も出ませんかな。
 いやー、可愛かろう可愛かろう!

[何とも言えない空気が漂った、と思う。
深い深いため息を吐いて、乃歌は声を潜めて囁いた。]

(530) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 ……悪いけど、ここでバイトしてること、
 あんまり言いふらさないでね。

 最近、厄介なお客さんも多くて
 これ以上面倒ごと増えるのは嫌なの。

[サービスと好意は別物。
それを理解できない人間が悩みの種でもあった。

魅力的な人間になりたいとは思う。
けれど、ナオミのような痴人になりたいわけじゃない。
乃歌はただ、好きなものに囲まれて生きたいだけだ。]

(531) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[とはいえ、その日以降、弓木の申し出のおかげで
その悩みは多少改善されたように思う。

耳障りな言葉を発する酔っ払いに絡まれた時は
氷のような眼差し>>518が追い払ってくれたし、
他愛無い話をしながらの帰り道では
電柱の影に怯えることもなくなった。]

(532) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 弓木とうちの兄貴って似てる気がする。

 何でかなー。口数の多さは私と兄貴がいい勝負だから
 そこは絶対に違うんだよね。
 口が悪いとこ?あ、そこかも。

[納得したようにヒールを鳴らして
乃歌はけらけらと笑う。
いつの間にか自宅は目の前だった。

こうやって、わざわざ最後まで
送ってくれるようなところも、兄貴と似ている。
そっちは口にしない。
伝える機会もないままに、乃歌の世界は一変した。]

(533) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[バイトを辞めてから、弓木と会う機会は学校のみになった。
バイトを辞めることも、起こった出来事も、
何も伝えなかった。伝えるつもりもなかった。

いつもの調子で話そうとした彼>>519に向けた眼差しは
憎悪すら籠っていたものになっていただろう。

不快になってくれるなら万々歳だ。
合わなくなった視線に、乃歌は酷く安堵していた。
弓木と兄は似ている。そう思っていたから、余計に。*]

(534) 2018/08/20(Mon) 13時半頃

【人】 夜笑国 メイ

─── 回想・文化祭準備の合間


[ 委員長に、演技指導を乞うた。>>476
  自分の感情を覚えるって、具体的に?なに?
  「よくわかんない」と、答えただろう。

  着ぐるみカフェ、とかも。>>288
  完全に自分を隠してしまえるから、
  容れ物を変えたみたいに思えるのかも。

  例えば、これ。
  出来上がったかわいい衣装を広げて、
  アタシは猫のように目を細めた。 ]


  かわいい。とても、かわいい。


           [ しみじみと繰り返した。 ]

(535) 2018/08/20(Mon) 14時頃

【人】 夜笑国 メイ


[ 文化祭の準備が進み、
  アタシも他の作業の手伝いで回っていた。
  人も捌けた頃に、教室の片隅にある
  衣装の入った箱から其れを取り出してみたのだ。
  姉好みのしそうな、フリフリ。

  この衣装を身に纏ったら、女になれる?
  いや、着ろともし言われたらどうしよ。
  ……どう考えても、無理だ。 ]


  はー……


[ 裏方に回って、よかった。
  心から、安堵していた、 ]*
 

(536) 2018/08/20(Mon) 14時頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2018/08/20(Mon) 14時頃


【独】 夜笑国 メイ

/*
やすとし。身長おそろじゃん。いまきづいた。

(-123) 2018/08/20(Mon) 14時頃

【独】 一切一門 ヤスリ

/*
>>486
FINAL FANT
      ASY

(-124) 2018/08/20(Mon) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

―現在:コンビニ前―

[お洒落には様々な犠牲が伴う。
ヒートテックやら何やら重ね着しているとはいえ
この雪はパーカーには重荷だったようだ。
赤くなった指で、照れたように鼻の下を擦る。]

 実は、最近引っ越して
 手袋実家から持ってくんの忘れちゃった。
 いやー、一生の不覚!

[服は大方持ってきたものの
防寒具までは頭が回らなかった。
故に、近頃は有り合わせの服で
何とか寒さをしのいでいる状態だった。

絶対に、あの家に戻るつもりはなかった。]

(537) 2018/08/20(Mon) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[雪道を歩き始める。
ずいと差し出されたペットボトル>>397
乃歌は首をぶんぶか横に振った。]

 うれしいけど、それ夜子のじゃん。
 自分で使って?

[ね、と可愛らしく首を傾げて見せるも、
案外彼女も頑固だった。

押し付け合いのようになっていたその時、
不意にポケットでスマホが震えた>>472ものだから、
怯んだ乃歌は彼女の手から
すんなりとココアを受け取ることになったのだった。]

(538) 2018/08/20(Mon) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ……ありがとう、神様、仏様、夜子様。
 この御恩は決して忘れません!

[バツの悪そうな顔をしたのは少しだけ。
ははーっと頭を下げて、ココアの温もりを堪能しながら
何気なくスマホを開く。

差出人の名に、表情を凍り付かせた。]

(539) 2018/08/20(Mon) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[これが初めてではなかった。
阿蘇は、幾度となく問いかけを投げて来ていた。
困ったような表情を此方に向けていた。知っている。

彼は何も悪くはない。
理屈では分かっていても、心はそれを許さない。

どうせ、彼も、アイツと同じなのだ。
ひげだらけの面が、兄貴の顔が交互に過って
乃歌を責め立てる。]

(540) 2018/08/20(Mon) 14時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
[――男じゃなければ、よかったのに。]
 

(541) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[寒さか、それ以外か。
震える手で、メールをスライドさせる。削除。
スマホをポケットに戻して、
温かなペットボトルを握りしめた。

夜子と今、何を話していたっけ?
そうだ、どの服屋さんに行くかだった。

胸の中、ぐるぐると渦巻く
罪悪感と不快感を飲み込んだ。]

(542) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
 ……えーっと、ほら、駅前のロータリー。
 そこの近くに、新しく服屋さんが出来たんだって。

 あんまり、電車には乗りたくないから
 近場の方がいいと思うんだけど、どう?

[スマホに届いたメールには触れることなく、
ふたり、学校へと向かった。

校門の上の雪だるま>>400に出迎えられた頃には、
手元のココアはすっかり温くなっていた代わりに、
乃歌も何とか平静を取り戻せていたと思う。**]

(543) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 少女 A

 
 
      [料理は、それなりにできます。
        お裁縫も、割と得意です。
       器用だから、ではありません。
 自分がしなければ、誰もしてくれなかったからです。]
 
 

(544) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 少女 A

―― 文化祭準備:休憩 ――

[文化祭の準備が具体的に動き始める頃には、
書記としてのお仕事はほとんどありませんでした。
毎日の進捗状況は記録していましたが。
そうなると、私も何人目かの“雑用係”になります。

私は主体性のない人間です。
頼まれたことは断りませんが、自主性に欠けています。
やりたくないわけではありません。
なにをすればいいか、わからないのです。

与えられた役割しか果たせない。
私はそういうモブでした。]

(545) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 少女 A

[その日は本当に暑い日で、
みんなだらだら汗を流しながら作業をしていました。
その日の私はたまたま調理班の手伝いをしていて、
「誰か、飲み物買ってきてくれない?」
上がったそんな声に、おずおずと手を上げたのです。]


 いいよ。
 私、買ってくる。


[調理班のみんなの飲み物のリクエストを書き留めて、
あれ? と私は首を傾げました。
人数が足りません。

書き留めたばかりのリストをじっと見て、
ああ、弓木君が足りないのだと気がつきました。]

(546) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 少女 A

[軽く見て回って、見つけられなかったら諦めよう。
その程度の気持ちで、軽く捜しましたが見つかりません。

見つからないなら仕方ありません。
私はあっさり諦めて、靴を履いて外へと出ます。

私は、決して弓木君を捜しているつもりでは
ありませんでした
その場所>>347>>491に足が向いたのは、
偶然で、気の迷いみたいなものです。

文化祭準備の喧騒を離れて、
少しばかり外の静かな空気を吸いたくなったのです。]

(547) 2018/08/20(Mon) 15時頃

【人】 少女 A



 ……あれ。
 弓木君?


[ふらりと足が向いたひとけのない場所。
捜してなかった捜し人の姿に、>>492
私は喜んだというより戸惑った気がします。]

(548) 2018/08/20(Mon) 15時頃

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