199 獣[せんせい]と少女 2
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― 家 ―
[ きっかけは、畑で草むしり…という名目で 小さな野草たちからいのちをわけて貰っていた時のこと。
すっかり作業着にも慣れて、麦わら帽子もばっちり。 泥だらけの軍手装備で土の上にしゃがみこみ じゃがいもをほりほりしているわたしに 街でレストランをしているおじさんから声がかかった。
「 あんたら、畑はじめる位長居すんなら住んじまえよ。 空き家貸してやるからさあ。 」
話に聞けば、ちょっと小高い丘にあって 眺めはいいが少しばかり不便。 それでもいいなら…… 店で使う野菜を専属で作ってくれりゃァ家賃はロハで。
………だそうな。]
(441) 2016/10/18(Tue) 14時頃
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[ ”おやさいのかわりに、おうちがかりられる。” 私が理解できたのはこれだけでしたが まあ、まちがってはいません。もんだいない。
そんなこんなで、いまは 白いペンキがところどころハゲた、 青い屋根のおうちに住んでいます。]
せんせ! 畑、いくよーーーー!
[ 玄関の前で立つわたしは 野菜を入れる籠と、首から下げたふかふかタオルを装備。
片手を上げて 朝日の中へ声を響かせるわたしの髪は せんせに結って貰ったおだんごになって 頭の上で空色のリボンを揺らしています。]
(442) 2016/10/18(Tue) 14時頃
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[ 最初は結ぶだけだったそれ>>432も 日に日に上手くなって、わたしはせんせいに甘えてばかり。 いつになっても自分で結べるようにならないけれど もし、結べるようになったら わたしの髪に櫛を通すせんせいのやわらかな顔を 化粧台のおおきな鏡越しに ちらりと見る楽しみがなくなってしまうから ずっとこのままでいいや、って最近は思ってる。 ]
おそぉぉいーーーーー!
[ ぱたぱた、泥んこの靴で 泥んこの玄関に戻っていく。 そのあとを遅れてタマが入ってくる。
こんな朝を迎えるのは、もう何回目になったのか おうちを借りたさいしょは数えていたのに いつからか、わからなくなっちゃった。]
(443) 2016/10/18(Tue) 14時頃
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[つまみぐいは味見って言えばいいって事も覚えました。 >>433 植物や海からいのちをわけて貰うことも覚えました。
はじめてその意思を持って「海」に触れたときは あまりのいのちの多さと 入ってくる記憶の欠片の量に 目を回してしまったのも、今となっては笑い話。
”どういうわけか毎日完熟” のお野菜を 撫でては、「おいしくなれ!」って声をかけ 籠に入れて、レストランと街へ卸しにいく。
帰りにはお肉や卵、パンにチーズを籠に入れて 丘の上の「家」へと帰る。
「ただいま」って挨拶も覚えました。 「おかえり」って挨拶も覚えました。
「帰る場所」ってどういうものか、わかってきました。]
(444) 2016/10/18(Tue) 14時頃
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さ、いこっ。 今日はトマトがたべたいなあー。
[ 畑へ手を繋いで向かうのも、 繰り返す毎日のひとかけら。 けれどひとつとして同じ日は無い毎日のひとしずく。
ぎいい、と軋んだ音を立てて閉まる玄関の内側 海が見下ろせる、おおきなおおきな窓の前には わたしの”アトリエ”が広がっています。
ノートは画帖になって 画帖はいつしか画板になって いま描いている「海」は、3枚目。
まだまだ描き足りないから 最近すこし、心配になってきました。 かきたいものが、全部描ききれるかなあ……って。]
(445) 2016/10/18(Tue) 14時頃
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[ ”畑の日” は、お絵描きはおやすみ。 家の窓から海を見守る監視のおしごとを画板にまかせて わたしはせんせいの手を取り、家から畑へ いつもの道を下ってゆきます。
思惑>>433どおり、また身長は伸びた気がしますが せんせいより大きくなることはなさそうですから いいって事にしておきます。 もう”可愛くない”ことは、心配しなくていいのです。
坂道を下りながら、わたしはたたたと駆け下りて ぱっと振り向き、せんせいをじぃっと見上げ ]
………………… せんせ、だいすきだよっ。
[ にゃふふ、とわらって、また走る。 首元から胸へ向かって溢れるように咲きはじめた花は、 いまは鎖骨のあたりまで 伸びてきました。**]
(446) 2016/10/18(Tue) 14時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/18(Tue) 14時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/18(Tue) 14時半頃
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―あるにっき―
約束の日、たんじょうび。 忘れてないよ、約束!
みんなもどこかで同じ空、見てるかな? 今日、ぼくが見た空は、小さな星でもよく見えたよ。 みんなの色のお星さま、ちゃんと見えた。
みんなで見た星空は特別。ヘクターせんせいと 見る空も特別!!どっちも大事!
デメテルの教えてくれた歌と、ニコラスせんせいに 教えてもらった歌。二つのお星さまの歌をうたって。
来年は、どこでお星さまを見てるかな?
だけど、(以下消されている)
(447) 2016/10/18(Tue) 15時頃
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―あるやくそくのひ―
せんせ!今日は星がよく見えそうだね!
[ 星空を見上げることは何回もあった。 聖誕祭の夜、森で、火の山で、砂漠で、他にも―― ……とにかく、色んな場所で!
だけど今日の星空はとくべつ、なんだ。 がっこうの屋根でピッパ達とやくそくをした日。 ぼくはヘクターせんせいに抱きつく。 わざわざ言うから変に思われるかな?どうしてって 聞かれたら、やくそくの事を話して、一緒に見たいってお願いしたら……来てくれるかな?]
…………きれい
[ 星空を見上げてぽつり。青、白、黄、橙、赤。 みんなの色。その後ろの方に、ぼくの暗い色も 見えたと思う。いつも見てる空だってきれいだ。 外の世界は悲しいこともあるけど、それでもきれい。]
(448) 2016/10/18(Tue) 15時頃
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あ、流れ星!
[ うるり、星がきらめいたと思ったら流れていく姿。 すぐに消えちゃったけど、ぼくはたしかに見た! 初めて見たけど……なんだか涙みたいだ。]
Twinkle, twinkle, little star♪ How I wonder what you are♪
[ あの時と同じように、ぼくは歌う。 がっこうを出てから、ぼくは色んなところに行った。 ヘクターせんせいの幸せを探す旅。まだ見つからない。 ヘクターせんせいにとって、何が幸せなのかだって ぼくはまだわかってないんだ。考えてるのにな……]
(449) 2016/10/18(Tue) 15時頃
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[ ぼくの胸だけだった鎖のもようは、お腹まで クモさんの巣のように広がっていた。 ヘクターせんせいに見てもらったら、せんせいは どんなお顔をするだろう?
きっとまだ背中までには広がっていない。 毎日の変化には気がつかなくても、ふとした時に 広がっている事に気がつく。
このまま広がっていくのかな…?]**
(450) 2016/10/18(Tue) 15時頃
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/* 結局点滴してるあいだに進めてしまうやつ。 片手で打つの難しいです()
(-180) 2016/10/18(Tue) 15時頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/18(Tue) 15時半頃
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― ある旅の一ページ ―
……できねえ!!
[何度目かの蝶々結びはやっぱりかた結びになって終わった。 喉の奥で唸りながら、また練習用に買ったリボンをほどいて練習する。 可愛いちょうちょはいつまで経っても出来ない。何度も練習しているのに。
砂漠の街でのシルクのアイス屋はなかなかに人気で、店頭で息を吹き込んで作れば歓声が沸く。 シルクは俺の力をどんどん使ってたくさん新しいアイスを作るのに挑戦したり>>428しているのに!俺はせんせいなのに!
お店が終わったら適当な木の枝にリボンを巻いて、明日の朝シルクの髪を結ぶための練習をし始めてどのくらいになったろう。けれど毎回かた結びか縦結び。 ……ああ、また失敗した。]
(451) 2016/10/18(Tue) 17時頃
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[ 「ばかな犬ね」マリアンヌは言う。 「リボンを結んでぷうどるみたいにしてあげようか?」ゾーイは言う。
シルクはそれでも俺の蝶々結びのせんせいをしてくれている。 髪の結び方が変だってもほどこうともしないで。
だから明日こそはちゃんと成功させて、蝶々結びのシルクにしたい。
毎晩そうやってシルクに聞いたことを反芻しながら木の枝にへたくそな蝶々を作る。]
(452) 2016/10/18(Tue) 17時頃
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― 三本フォークの子ら ―
[マリアンヌはとにかくよく食べた。 何でも食べてみたいという欲求に突き動かされて、世界中どこへでも行きたがった。 そうして見つけた美味しいものの作り方を人に教えてていた。
マリアンヌは年を取るごとに横に広がっていった。 大きく丸くなって、鞠みたいになって……そして死んでしまった。
ゾーイは本を読むのも好きだったけれど、犬と遊ぶのに憧れていた。 一人でボールを投げても弾むだけ、でもそれを喜んで取ってきてくれる犬がいたら素晴らしいんだって。
ゾーイは年を取るごとに枯れ木みたいに細く細くなって、その体はうまく動かなくなっていった。 そうしてうまく息をすることも出来なくなって……そして死んでしまった。
もう一人の空白の子は、どうやって旅をしたのか、どんな子だったのか分からない。 気が付いたら焼けるような空腹感と一緒に、どこかに行ってしまった。]
(453) 2016/10/18(Tue) 17時半頃
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[シルクにそんな目立った変化は見当たらなかった。尻尾が生えたり、透けてきたり、そんな変化があったら絶対気付くんだけれど。
注意深く、朝起きたらおはようをする時、髪を結わえる時、じっとシルクをみつめるのだけれど……変化は見られない。
だから、いつもまでも一緒にいられるような気持になる。 そうするととても安心して、すぐに明日とか来週とか来年の話をしてしまう。 いつまで一緒かなんて分からないのに、そんなことは忘れようとしてしまう。
今日は誕生日だから星を見るって約束した>>448 お店は早めに切り上げて、何にも知らないせんせいはうきうきしながらサンドイッチを作る。]*
(454) 2016/10/18(Tue) 17時半頃
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―― 思考の欠片 ――
[ サトウキビから、お砂糖はうまれるらしい 海には、お塩が溶けているらしい。
サトウキビから生まれた お砂糖はとても甘い。
それなら、私たちは?
神木は私たちのお母さん 私たちは神木からうまれた。
桃も、イチジクも、サトウキビも 木からうまれるものは、どこか甘い だから、私たちも甘いのかな?]
(-181) 2016/10/18(Tue) 18時頃
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[ 苦いのも、辛いのも私は嫌い。 酸っぱいのは、ちょっと苦手。
せんせいはどんな味が好きなんだろう。
もし私が、サトウキビみたいに甘いなら せんせいは美味しく食べてくれるかな。
嫌いな味じゃないといいな。 そう、思ってるんだ。*]
(-182) 2016/10/18(Tue) 18時半頃
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/* ごめん、なんかもうすでに涙ぐむわ、わたし
(-183) 2016/10/18(Tue) 18時半頃
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―せんせいってむずかしい―
[ ヘクターせんせいの力はすごい! 息を吹きかけてアイスを作ったら、みんなが 喜んでた。ぼくもそれを見て嬉しくなる。>>451
ヘクターせんせいの真似っこは得意。アイスも、 お魚を捕まえるのも、雨を雪に変えるのも真似っこ。 ぼくが自分で“応用”するのは、まだまだ難しい。]
ぎゅーってして、輪っかをつくって…… ぐるんってして、きゅ!
[ ちょうちょ結びのせんせいも、難しい。 ぼくの説明が悪い……気が、する。きっとそう。 だけどヘクターせんせいに何かを教えることが 出来るのが嬉しくて、ぼくはにこにこ。
ゆっくり結んで見せたり、銀色の糸の一本を使って 一緒にやってみたり。色々せんせいしてみた。]
(455) 2016/10/18(Tue) 19時半頃
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[ すこぅし上手く結べた日、すぐにだらりと 下がって来る日。色々あるけど、ヘクターせんせいが ほどこうとしても、外さない。
(2番目のおねえちゃんの声が聞こえていたら、 ぼくはせんせいをぷうどるにしていたかもしれない)
さいきん、夜になったらヘクターせんせいは 木の枝でちょうちょ結びの練習。>>452 ぼくは日記を書いたら、ホレーショーせんせいに もらった卵を明かりにして、銀色の糸で刺繍。
何縫ってるかはナイショ! だから、お星さまの刺繍よりもゆっくりゆっくり だけど心を込めて縫って、せんせいの練習が終わる頃にぼくの刺繍も終わり。
ヘクターせんせいに飛びついたら、まるーくなって 今日もおやすみなさい。また明日!]*
(456) 2016/10/18(Tue) 19時半頃
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また明日があることが、この時はあたりまえ
(-184) 2016/10/18(Tue) 19時半頃
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/*マリアンヌおねーちゃんの死に方こわいです>>453
(-185) 2016/10/18(Tue) 19時半頃
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せんせいの手が頬に触れる。>>399 その時になってようやく、自分が涙を流している事に気付いた。 雫が伝った一筋だけが、冷たい空気に触れてひんやりする。
「 泣き虫さん。 」 そんな声が聴こえた気がした。]
ん、そうだね せんせい。 僕たち随分急いでがっこうから遠い場所まで来ちゃった。
[声を紡ぐたびこぼれる白い息が、星空の中に溶けていく。 ピッパならこの空を描くのだろう。 デメテルは光のカーテンを題材にお話を書くのかな。 そうして間もないうちに、雪合戦が始まるのだろう。 最初に雪玉を投げるのはシルク[[who]]あたりだろうか。
せんせいが何かを作ってくれている間>>400 ぼんやりそんなことを想った。]
(457) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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折角こんなに素敵なものが空に在るんだもの。 せんせいとお話するのも"わるくない"ね!
[腰ぐらいの高さまである壁を不思議そうに見つめて。 せんせいがそこの真ん中に胡坐をかけば、 誘われるまま腰を下ろした。
身体をせんせいに預ければ、心地よい温もりに包まれる。 暖かいのはせんせいの体温か、その力のおかげか。 きっと両方だろう。 せんせいの背に凭れて、肩口に頭を預けた。]
(458) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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[手渡されたマグカップをひとつ受け取って 注がれる液体を見つめる>>401。
温かい液体の温度がカップを伝って、 かじかんだ指先を温める。 暖を取るように、何度かそれに手の甲を当てたりして。]
……ぎゅうにゅう。 寒い夜は、これだよねえ。
[野菜入りのポタージュではなく。 果物を絞ったジュースではなく。 安堵したような表情を浮かべ、誤魔化すように微笑む。
乾杯。マグが合わされば、鈍い陶器の音が鳴った。]
(459) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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[星空と、その中に浮かぶオーロラを見上げて。 息を吹きかけて僅かに冷めたホットミルクを口に運ぶ。 ミルク特有のあまい香りが、鼻を通り抜ける。 喉を伝って温かいそれが身体にじんわり染み渡る。 からっぽの胃に、落ちていく。
そうして、吐いた息を見送った後 かけられた言葉>>403に大きく肩を震わせた。]
(460) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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…… そん なこと ないよ?
[小さな声で呟く。 隠しているつもりだったけれど、 せんせいに隠し事なんてできないって、分かってる。
あの日の自分の言葉>>1:786がそのまま返ってきたようで。 頭を鈍器で殴られたような衝撃が思考を揺さぶる。 あの時せんせいから返ってきたこたえに 僕はなんと言ったのだったっけ。]
(461) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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…… うそ。 嘘ついてごめんなさい。
[うそつき。 そう言ったのは僕のこころか せんせいか。 それとも傍に在る針葉樹か。]
(462) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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わかんない。でも少し 怖くなったんだとおもう。 あの動物や、野菜や果物は。
僕みたいに 喰べられるために生まれてきたんじゃないのに。 僕はせんせいの為に生まれてきたよ?
でも でも…… みんなは食べられるために居るんじゃないのに! …… たすけて っていってた。
(463) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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[俯いて、空になったマグを握りしめる。 だから、せんせいの優しい微笑み>>406だって、 僕の瞳に映っていなくって。
ただ、ただ綺麗なばかりの空の下。 瞳に映るのは真白い雪ばかり。*]
(464) 2016/10/18(Tue) 20時頃
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