191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[そんな思考はかき消されて。 おかしな質問が飛び出てくる。>>299]
…………え?
[女友達?多いか? そう考えて、思い当たる。 ああ、自称は多いかもな。]
お前がそう思うんならそうなんだろう。 俺には友達なんて呼べるものいた覚えがないが。 いいな……って思えるもんじゃねーぞ。俺の立場も。
[皮肉を言いたくなる時とは、口を滑らせやすいのか。 彼女が何かに感づかなければいいが、それはそれとして、だ。]
(310) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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時間は作るよ。どうにか。 ……ああ、甘ったるい飴はやめといてくれ。
[そんなふうに注文をつけて、また空のクラゲへ。 一太刀、二太刀、浴びせていく。
生産元を失っているのか、空に浮かぶクラゲの雲は少しずつ減ってはいるようだが。 やはり、高いところには手が出せず、時間は掛かりそうだ。*]
(311) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[ 包丁は、ヤクザっぽい人の腹に刺さっていて、
……多分、大丈夫だな、って、思った。 大丈夫、あのひと、助からない。
小津さんは、こちらを見ていて>>303、
どういうつもり、って言われても、]
……椅子取りゲームじゃないですか。
[ おれも、多分、困惑、って顔をしていて、 包丁を引き抜くのには時間がかかりそうだから、 そのままにして、一歩下がる。
おれは、小津さんに向かって、首を傾げて、]
(312) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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強いひとが残ってたら、困る、し。
── でも、おれなんかにやられるなら、 結局、最後には死ぬって、決まってたんだと思います。
[ ですよね? って言うおれは多分、 ”そりゃそうだろ”って、顔をしている。
ところで、 今は、きみのことが気がかりだし、 また、増えた血の跡を、どうごまかそうとか、 包丁、どうしよう、とか、 考えることは色々とあるので、
おれは、小津さんに、にっこり笑って。]
(313) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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……見つかったなら、良かったです、ねこ。
[ 他に言いたいことは、特に思いつかないから、
「”二度も”ありがとうございました」
とだけ言って、その場から離れようと。*]
(314) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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/*類くんすごい勢いでカルマを積んでいる…www すごい好きだよ、そういうの。
(-123) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[ コワイ ]
[ また、大切なものを
亡くしてしまう。 ]
(+94) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[大きく開かれた死の淵に 眼を大きく見開いたまま 叫ぶことも忘れて。]
[あの時は横切ったものが、今度は自分の正面にあって なんだか あの時のフィリップの頭がそっくりそのまま 自分のモノに置き換わったような。]
[でも今回は横から光の玉が飛んできた。>>+89
あの時が遠ざかり、感覚が今に戻ってくる。]
(+95) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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―スクランブル交差点―
[上空に揺蕩う靄に向かって叫べば、 それは嬉しそうに返答を寄越した。>>+0
ポケットで震える携帯。>>+1 どうやら差出人はその靄の人物のようだった。]
あァ、もう、くッそ! コンポタだかコンポートだか知ンねェけど! つまりはテメェをぶッ飛ばせっつゥことだよな? ……その勝負、受けて立つッ!!
[これまでのミッションよりは、数段シンプルな指示。 設定期間が長いことから、恐らく困難ではあろうが。 説明するだけして消えゆく人影を睨みつける。>>+2>>+3 さっそく、と思っていただけに出鼻をくじかれた思いだ。]
(+96) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[後を追おうにも、自分のサイキックでは適わない。 しかし、 どうしようかと悩んで鉛色の空を見上げたところで、 一際目立つ、鮮やかな赤が横切るのが視界に入った。>>+60]
………ッ! ヒトシっ!!
[この次元には、死んだ者だけがいると思っていたが、 よく考えれば、相方を失った者もまた、消滅するのである。 なんとなくあのインコは生きているような気がしていたが、 鳥飼がここに来ていても、なんらおかしくはなかった。
目的を持ってミタマ電機へ向かうらしい赤を追って、 フィリップもまた、地上を駆けてゆく。]
(+97) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[体力のない身ではあるが、必死で駆ける。 新たなミッションへの挑戦を諦めた元参加者を尻目に、 ヴァニタスコロシアムへ出入りするモノクロの雑踏を抜け、 いくらか視界が開けたところで、電器店の屋上が見えた。
決して近くはないその距離でも屋上の会話はよく聞こえ、 明かされたコンポーザーの目的にゴクリと唾を飲む。>>+69]
なンだよ、それ、 なンだよ…、なンなんだよ…ッ!!
(+98) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[ようやくミタマ電機の近くへ辿り着いたが、 中に入って屋上へ向かう時間も惜しい。
肩で息をしている間にも、靄の人影は鮫の形になって――>>+71]
や、……
……やめっ、
[まるでインコを一飲みにでもしてしまいそうな、]
(+99) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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やめ、≫ろォォォォォ!!≪
[サイキックと言っても、元は音波だ。 届くかもしれない。届かないかもしれない。
けれど、そこはもう、問題ではなかった。 ただ、ただ必死に、大声を鮫へぶつけるように。
少し前方の方から、 バチバチと音の鳴る光の球が、宙へ。>>+89 それはまっすぐに、鮫への向かっていった。]
(+100) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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ヒトシっ!!!
(-124) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[聞き覚えのある大声に一瞬そちらを振り向く。
──北見圭一。 こいつは死んでも尚俺の目の前に現れるのか。
それから「鮫は」という言葉に弾かれるように 距離を取ってそちらを向く。]
コイツ コンポーザー モリク ケスッテ!
[端的にそう伝えると 無性に彼の、フィリップの無事を確認したくなった。 でも、今この場には来てほしくない。 彼に鮫を遭遇させたくなかった。 こんな思いをするのは自分一人で十分だから**]
(+101) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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/*きちゃったwwww
タイミング!!!w
(-125) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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……う、るせえ。よ。 聞こ、えてるぜ……。
[ああ。なんだよ、小津。慌てた声を出して。 らしくねえだろ。そんなのは。
口の中に広がる鉄錆の味が、酷く気持ちが悪くて。
感覚が段々となくなって。 腹を刺されたはずなのに、痛みをもう感じない。
―――椅子取りゲーム。>>312 ―――強いひとが残ってたら、困る。>>313
遠くの方から聞こえてくる単語は。ああ、なるほど]
(315) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[この紀陸という男は、たぶん。“昔”の自分なのだ]
(316) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[目的のためには手段を選ばず。 どこまででも、冷酷になれて。 人の不幸に“鈍感”で――――
“生前”の怒鳴だったら、 紀陸と同じ行動を取ったであろう自信があった。
生き返るためには、他人を蹴落とすことを厭わなかっただろう。 例え、その命を奪ってでも。
きっと、それが正しいのだ。でも]
(317) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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(何でだろうなァ、小津)
(俺、今の自分が。割と嫌いじゃねえみたいだ)
(318) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[―――ただ、と怒鳴は思う。
俺はそんなに優しい男じゃねえよ、と。 紀陸の言葉>>306を心中で否定する。
もしも自分が本当に優しい男だったならば。 そもそも、こんなゲームに参加するはずもないのだ。
どんなに“今”の怒鳴自身が“善人”であろうと。 過去の行為が消えるわけではない。
きっと俺は地獄行きだな、と。 怒鳴は嗤った*]
(319) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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── 5th day:北エリア ──
[ きみはどこにいるんだろう。
おれの頭にあるのは、ただそれだけで、 そういうとき、この世界の、 こうして、頭ごときみにつながってる、みたいなシステムは、 とても、ありがたいなあ、なんて思いながら、
おれは、ふと、空を見上げて。>>@54>>57
ノイズに紛れる大きな影。 見覚えのあるソレ、或いは、ソレらに、]
(320) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[眩い光も、音波も、その行く末を確かめることなく。 そこそこ人の出入りしているミタマ電機へと入ってゆく。
UGにいた時は時折、RGの人々に認識されることもあったが、 はたして今はどうであろうか。 そんなこともお構いなしに、なりふり構わず、上を目指す。 なぜ自分は飛べないのだろうと思うと、酷く歯痒い。]
ケーイチ、テル、あいつを頼むッ!!
[ちょうど入店前、北見と皆方の横をすり抜けた。 どうやら光球の出所はそこであったらしい。
外でまた何か動きがあれば、彼らが動いてくれるだろう。 鳥飼の知人である彼らであれば信用できると考え、そう叫んだ。]
(+102) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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………… なに見てんの?
.
(321) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[ ── って、声に出したあたりで、
そんなことより、きみの元に行かなきゃ。
って、思うのに。 ふわり、と、意識が、飲み込まれていく。**]
(322) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[妨害が入るであろうことは、手に取るように分かっていました。 しかし、来るのが分かっていようとも、避けられないものはあるのです。
>>+100音波が耳に届けば、一瞬だけ、身を止めざるを得ません。 その大きな大きな声量は、純粋に芯へと響きます。
そこへ、ぱち、ぱち、と、>>+89口の中へ光の玉が飛び込んできたので。 それが炸裂するや否や、少しだけ怯み。 後は口を閉じて、光を噛み砕くように咀嚼します。]
……なかなか。 期待には、答えてくださるみたいですね。
どなたの挑戦も、歓迎します。 可能性の種は多いほうがいいので。
(+103) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[新たにここに駆け付けた者に一瞥をくれると、 “サメ”の姿でくるりと宙を旋回、空を泳ぐように舞いましょう。
そして、ぐるりと身を回転させながら。 純粋に押し潰すように、光の玉を放った少年――今はその姿ですが、本来は違うことを知っています――に、突進を繰り出すでしょう。**]
(+104) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[うっかり店内に入ったがために、 鳥飼とすれ違ってしまう可能性も、無くはなく。 けれど気が動転していて、それどころではないのだ。
他に方法を知らない元トリは、 ニンゲンの身でできると思しき最善を尽くそうと、駆けるのみ。
テレパシーで無事でも確認できれば、 多少、冷静さを取り戻すだろうけれど。
その手段を思い出すのは――もう少し、先のこと。]**
(+105) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/06/15(Wed) 01時半頃
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フィリップ……?
[それは自分の声のハズだというのに。 その自分の声が自分の名を呼ぶのを聞いて 心底安堵した。]
よかった。
(-126) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[“見える”。 ゲームはとうとう5日目にして、消え行く参加者の、その顔が。]
怒鳴も、ここで退場しちまうかァ。 ……にしても。
[アイツが、人を庇った、ねェ。]
考えられねェなァ、ったくよ。
あァ、やっぱ。 反吐が、出る。
[怒鳴のことを貶すわけじゃァ、ない。 アイツの行為が、アタシがゲームに参加していた時のことを思い出させるから。>>190>>194]
(323) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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