191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[その方向に進めば、泣いている男の子に、二人の女の子が話しかけていた。>>358 その片方はコロシアムの中へ。 もう片方は、知っている姿。 急ぐこともなく歩み寄れば、向こうも姿を視認できるか。]
なにやってんだ。
[持っている何かを見れば、だいたい事情は理解できるが。 ……死神マンって。 死神は向こう側だろ。なんだこのキャッチコピー。]
(382) 2016/06/08(Wed) 21時半頃
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[彼女と話す前に、そこで男の子に事情を聞く。 少しだけ、顔を歪ませれば。]
英雄さん、どれだけ帰ってきてる?
[ここに来てから出したことのないような。 やさしい口調と語り口で、そう聞いた。 全てを聞ければ、すぐに里佳の方に向くだろう。]
どこに行けばいいかな。
[いつもよりは柔らかい口調。 それが子供の前だから、というのはわかるだろうか。]
(383) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・7〜8階ノイズ<グリズ>の居る階段 ―
[マスクと、ちょっとした医療品を入れたリュックを背負い進む。 勿論、自分としては非常時の備品購入のつもりだったので、保護的目線を向けられていようとは思わない。>>369 階段に足を踏み入れ進もうとしていた時に、皆方の言葉で足を止めた。]
>>376 ……どうした?輝にい?
[振り返り、その姿を確認する。 クマだ。 大きい。 変なタトゥーのような模様がついてる。 ぐるるるるっと、鳴いている。]
輝にい…さんけべつひぐまじけんって、知ってる?
[ちょっとひきつった顔で、不吉なことを言ってみた。 だってこれ、超怖いし。 超、人食いそうだし。]
(384) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/06/08(Wed) 22時頃
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>>379 うわぁぁぁぁっ!!!
[予想通り、クマは自分達に襲い掛かってきて。 皆方の狼の手が止める。]
わかった!電撃…… いけーーーー!!!!!
[パチパチと中サイズの光球が出現。 クマノイズに直撃するが………図体がでかいためか、あまり効きがよろしくない]
もっと大きい電気なら…… いや、ここで力を使い果たしたらミッションが…
[自分達が向かっているミッションは、屋上のカラスからのバッジ奪取。 そして、自分が力を使い切ったら、屋上にたどり着いてもカラスを捕まえる手段はない。]
(385) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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……………。
[考える。最善の方法を。 長いようで、決断は一瞬。 こくりと…頷いて…]
先に屋上でバッジを取り戻す! そうしたら、残りの力で全力ぶっぱなせるから。 それまで、もたせてくれ!!!
[グリズに対峙している皆方に、そう声をかけて。 全力で階段を駆け上がり始めた。]
(386) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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お、渡す気になったか。糞インコ。
[下卑た笑みを浮かべながら。 飛び立つ様子の見えないインコに向かって歩を進めていく。 炎の壁に行く手を阻まれ、途方に暮れているのだろうか>>353]
すまねえな。 俺も、横にいるアイツを生き返らせるために。 必死なんでねェ……!
[ちらり、と視線を傍にいるであろう小津に向けて。 自分が生き返るために、とは言わなかった。 『今の』怒鳴は、自分が生き返るべき人間だとは思っていない]
(387) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[怒鳴は生前にした自分の行為に、罪悪感を覚えている。 自分がとんでもない「悪人」だったことを自覚している。
しかしそれは、エントリー料を徴収されたからだ。
もしも生き返って、エントリー料を返されれば。 また、「昔のような」怒鳴に戻ってしまうのだろう。
そうなってしまえば、また自分は愚行を繰り返すのだ。 きっと罪の意識など忘れて、人々を不幸に陥れるのだろう。
だから、怒鳴は。 ―――自分が生き返るべき人間だとはどうしても思えなかった。
しかし、小津は別なのだ。 生前の自分の行為に対する贖罪は、しなければなるまい]
(388) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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覚悟しろ、糞インコ。 バッジは俺が、ありがたくいただいてやる。
[嘴に光るバッジを奪わんと、インコに向かって手を伸ばした。 ―――その刹那。 ばさばさっ、と。インコが舞い上がった。>>378 予想外の動きに、怒鳴の反応が遅れる]
……く、そ。
[思わず、目を守るように腕でガードをして。 しまったと腕を下げた時には、インコは飛び立っていただろうか]
(389) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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すまねえ、小津。 俺の力が足りなかった。
[言ってから、人に謝罪をするなどいつぶりだろうと思った。 まったく、自分らしくもない。 これでは本当に只の「善人」だな、と。 怒鳴の口元に微かに笑みが浮かぶ]
……本当に、らしくねえな。
[ぱしん、と。怒鳴は自らの頬を叩いた**]
(390) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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>>384
知らん。知らんが、今はググっているひまがない。
[圭一の言葉にそう返しただろう。 むしろ。その名前からして、不吉な予感しかしない。 ネットの中のクマーはなんて平和なんだろう。いや、そんなこといってもしょうがない。 このクマーは、UGのノイズだ。
つまり、こちらをガチで殺しにくるやつだ。]
あーーー、こわっ
[その目がぎらーんと光る。 思わず受けた狼手、押し返そうとして、こりゃ無理だと飛びのいた。]
(391) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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── 宵越屋・屋上 ──
[ ”先客がいる”という言葉に、 てっきり、よそのペアがいる光景を予想したのに、 どういうわけだか、そこには、 見覚えのある顔がひとり。>>386]
── あれ、昨日のおじさんは?
[ おれは尋ねる。確か、目的地は屋上と言ったはずだ。
ぐるりと屋上を見回してみても、 ノイズらしき鳥が見えるくらいで──、]
あ、黄金って。
[ アレか。って、つぶやきつつ、 一日ぶり二度目。おれは自分の視力に少し感謝する。]
(392) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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聞こえてるよ、ごーちゃん やっと呼んでくれた…
[自分の名前を叫んでくれる景山を見て、力無く笑った 彼の力になれただろうか。もう一人で置いていくのも歩いて行くのも御免だから]
ね、認めてくれた? 頑張ったよ? だから今は…。褒めて
[お願い、と小さく呟いて。良かった、と言う彼に「そうじゃないよ」なんてクスクス笑ってしまう 約束守れたよ。頑張ったんだよ。 その手に寄り添うように、頭を委ねて。それから小言は、笑って誤魔化しておこう]
(393) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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ん、行きたいんだけどね。ごーちゃん ………おんぶ
[少し俯いて、ほんのり頬を染めて 久々あれだけ派手に動いたのだ。それも、白上が(パンツが見えるだろうくらい)見ている所で 足はまだ震えているし、1分程度の休憩では息が上がったままだし あとは、頑張ったご褒美に、少しだけ甘えたかった]
んっ、もう…。くすぐったいよぅ
[頬をハンカチで拭かれれば気持ち良さそうに目を細めて 結局彼がしてくれるかは置いておいて、コロシアムの方に向かう事は出来ただろう*]
(394) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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/* えーっと。 ユニシロはケイドロ組。 宵越屋は色男組、同級生組。 ミタマ電気に鳥組、かな?
(-127) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[ さてと、ミッションの意味は大体理解できたけれど、 果たして、同い年くらいと思しき彼から、 彼のパートナーの居場所を聞き出せたんだか。
ここに至るまでの背景を聞き出したなら、 やっぱり、おれは、 「どうしようか」という顔できみを見て、 正しい決断を、知るのだと思う。*]
(395) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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/* 取立組もミタマか。 今日は出遅れたのもあり、昨日進められなかったのもあり、きつかったな。
ううむ、申し訳ないぜ。
(-128) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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>>386
おうさー。 よくわかってんじゃねーか。 お利巧さんだよ。我甥っ子はよ。
[そして、グリズから一旦距離をとりつつ、 階段を上っていく甥っ子にやっぱ、血縁はいいものだと思う。 本当、思ったとおりに行動してくれやがるんだからさ。]
圭一ッ!さくっと捕って来いよ。 集合は、下のクルマだ。
[そう叫ぶと、返事はあったか。 二匹のグリズの一匹が圭一のほうを向いたので、すかさず、その横っ面、狼手のパンチをくらわす。]
(396) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・階段―
―――ッ……く…そぉっ…
[駆ける。駆ける。全速力で階段を駆ける。 本心はすぐにでも戻って、皆方の加勢をしに行きたいのだが。 ミッションを失敗すれば、二人揃ってあの世行きなので。 どうしても、成功させなければいけない。
やがて、階段の上。明るい光が差し込んできて…]
(397) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・屋上―
……………ついた。
[宵越屋、屋上フロア。 夏になると、ビアガーデンで盛り上がる広場。 今はまだ、時期はずれなので店も閉まり、折りたたまれたテーブルや椅子が、出番を待つように店の隅に重ねられていた。]
(398) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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お前の相手はこっちだ。 とりあえず、きやがれ。このクマー!!
[そして、狼手の中指を思いっきりたてました。 超下品だったよ。気にしない。]
つーか、あー、なんかやっべ。 楽しいかも。
[自分よりもおっきいクマ二体なんだけど、 こう、高揚するっていうの? 口端はニヤリ、あがった。]
(399) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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/* うむ、だいたいどこも終わりそうだな。 じゃあどうしよう(
(-129) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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「…行きましょ、ワタルさん。」
[そう言って真っ直ぐに駆け出す彼女に合わせて駆け出すが、 たどり着いたところで、まだバッジは揃っていない。 どうしたものだろうと思案していると]
『死神マンが助けてくれないよぉぉ…!!』
[いつのまにか手にしていた(他の参加者が渡したんだろうか?) チラシを叫び出すものだから。]
…。
[なんとか押し殺そうとするものの、 表情には困惑が浮かんでいるかもしれない。 彼の目線に合わせて屈んだまま、ぽんぽんと頭を撫でていると]
(400) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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…?
『え?』
[思わず心中の声が漏れていたかもしれない。]
(401) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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/* 2
(-130) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・屋上―
>>392 ――輝に……あ、向坂せんせーと相方さん。
[彼らが追いついてきたのは、自分がカラスを捕まえようと、フェンスに捕まり回転位置を確認しているときだった。]
下に……階段の下に、ノイズがいてっ… 輝にいが、一人で止めてる! 早く…あれを、捕まえないと。
[カラスは悠々と羽ばたき、円を描くような動き。]
(402) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[そんなこんなで、大会に参戦している彼女を モニターごしに眺めることになった>>350]
『お待たせェしましたァァ!Jブロック、第1回戦ンン!!『黄金の英雄』はどうやら深紅の妃殿下を連れての参戦!!兄妹揃って熱き世界の平和を救えるカァ!!?』
[どんな気持ちで眺めていたか、と言われれば。 ……圧倒されてた、というのが本音だった。 独特の空気感というか、老若男女を問わない熱狂に包まれるコロシアム。 「一体となる」とは、まさにこのことだろう。]
…。
[男の子が心配そうにモニターを見つめているのに気づけば、大丈夫だよ、と言うようにそっと肩を叩いて頷いてみせる。
それから、さっきミームに声をかけていた女の子と>>358 そのパートナーであろう少年>>382>>383にも、小さく会釈した。]
(403) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋:屋上―
[幼なじみの視線>>395に、僕は小さく唸りました。 曰く、>>402ノイズとの戦い。それから、カラスからの黄金の奪取。 となると、自ずと分担は決まるでしょうか。]
……その、戦うなら、ルイより僕の方が、多分、向いてる、し。 ……カラスは飛んでるから、だから、ルイが、彼と協力して捕まえるのがいいと思うんだけど、どう、かな?
[鏡か何かを持って近くを飛べば、悠々と飛んでいる影の気を引けるかもしれませんし。 もごもごとそんな提案をして、僕は幼なじみの顔を仰ぎ見ました。
受け入れられたなら、すぐにでも建物の中で孤軍奮闘をしているらしい人の助太刀に入るつもりで。*]
(404) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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/* そういや気になることがあるんだよな。
ゲームマスター問い詰めたい。
(-131) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[ おんなのこに こくり 頷いて。 さて 彼女のパートナーの お兄さん に、 "どうしますか?"と 聞こうとした矢先。 声がかけられた>>382。 ふ と 振り返って。 森 里佳も、―― 桐原 率に。 "そこにいたの?"って顔をする。
さて そんなパートナーが男の子に話しかけて、 死ぬ前以来か と 思うばかりに、 優しい口調に変わるものだから>>383。 理由は察することが出来ても、まあ。 己の瞳が 驚愕で丸くなるってもので。 ]
(405) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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……ここで良いんじゃ無いかな。 あんまり離れても、みんな場所わからなくなるし。 ここ、モニターもみえるし。
[ ね?って。 男の子の手を取って、 気を紛らわせるように、ゆらゆら振る。 なんとなく、泣いてしまっている男の子に、 いつかの己を 誰かを 重ねてしまいそうになって。 そんなのは やだなあ と思うのだ。
今の己に出来ることは。 きみの探し物を一緒に待って、 きみのために戦う人を、応援することだ。
―― それじゃあ駄目? って。 やっぱりそんな顔をして、パートナーを見やった。 ]
(406) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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