18 Orpheé aux Enfers
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―廊下→部屋C― [すべき事を間違えるなとベネットに言われ、先ずはシャワーを浴びに部屋に戻る。 やることはたくさんある。時間も有限ではない。 てきぱきと準備を整え、シャワーを浴び、歯磨きを済ませる]
………んー。
[楽な服装にしようか迷うも、練習する時は制服が一番落ち着く。 結局替えのシャツを出して、元の制服姿に戻る]
……これくらいなら…すぐ乾くかな。
[元々癖のない髪の毛。水滴は落ちない程度には乾いている。 しばらく迷うも、その時間も惜しいから、結局そのまま部屋を後にした]
(289) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[サイラスをからかったつもりが真に受けられた様子に瞬いた。 いままでずっと、負けたくないって心のどこかで意識していた人物だったから、 なんとなく引き気味だったのだけど・・・この人天然かな?って思ったら あまり意識をしなくなった。
もちろん、演奏がどうこうではなくて、人として対抗心がなくなった、って話]
そりゃあ、俺だっていい先輩に恵まれてますからね。
[ふふ、と笑ってナユタがまだいればナユタの方を見る。 まあ、本当に視線を向けたい人はここにはいないからだけど]
それはよかったです。 けどそう言われちゃうと俺、気を抜けなくなりますね。
[元気をもらったといわれて苦笑した]
これが、何かのきっかけになればいいと思ってたんですけど。 あんまり簡単にはいかなそうかな・・・。
(290) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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検討もつかないものを闇雲に探すよりも、今出来る事を考えましょうか。
[ヤニクに向けて、微笑んだ]
皆の様子を知る事から始めてはいかがでしょうね。
(291) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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〔ヤニクが手を振ってくれたところまで(>>287)は 僕も、笑って……多分…緩く手を振り替えして 敬語?気にしなくていいよと、 同校の後輩ドナルドの敬語のなさからすればと少し思う〕
――――……
〔ただ、頭を下げた相手……ジェレマイア先輩に >>288と、言われれば正直困ってしまって すれ違い様携帯で文字を打つのも……と 声をかけられ立ち止まりはしたが、 ばつが悪くて眼をそらし俯いてしまう〕
(292) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[部屋の荷物の中には大切に保管されたスコアブックと ヴァイオリンのストラップ。
大切に仕舞ってある。]
(-237) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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〔呼び止められれば顔を上げないわけにはいかず にじみ始める視界を隠すように 右手を目元に翳して誤魔化そうとは努力、はして〕
〔努力しきれないことはわかっているから 過ぎに足早に立ち去る
滲むしか、逸らした視線、余裕のない心では ジェレマイア先輩の目元にまでは気がつかず〕
(-238) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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セシルは、ばつが悪くて足早に部屋の外へ。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[視線をそらしたセシルを、それ以上追及するのはやめた]
ゆっくりおやすみなさい。
[ただ、そんな風に労いのような声をかけるだけ]
(293) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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- 大練習室にて -
そんな早く見つかったら、こんな大事にはなってないんじゃねぇ?
[あふ、と欠伸を漏らしながら廊下奥より副部長登場。 すれ違うセシルには挨拶よろしく。 体に纏うのは鼻を擽る重い煙草の匂い。]
事情聴取うけに来たんだけど。 進展はなしって感じね?
(294) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[手で隠そうなんてするから、逆に注目を集める。 碧交じりの瞳は彼の表情を見てしまって 思わず部屋の向こうへ視線を投げた。 彼にそんな顔をさせたのは誰だろうと]
(-239) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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みんなの、様子・・・ですか?
[ジェレマイアの言葉に、首を傾げた。 つい顔を見ると小言を言われるかと思うけど、 微笑んでいたので今は大丈夫そうだとか心の中では]
(295) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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…何でなんだろ。
[ぽつりとつぶやく。 楽器に聞いたって返事がかえってくるわけがない。 楽譜を追いながら、弦を響かせる。 心に迷いがあればある程、弦は酷い音を立てた。
あまりに耳障りな音が続いて、思わず弓を投げそうになった。 結局は、思いとどまったけれど]
(296) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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煙草臭いですよ。 ……少しは自重なさってください。 貴方ひとりの身体じゃないんですから。
[遅れてやってきたバーナバスに気付いて、ため息。 何時も通り小言を向けた]
進展は無いですね。 もう夜も遅いですし、寝る子は部屋へ、練習の足りない子は練習室に向かってしまいました。
(297) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[見て取れる程の【声】に 同じようにして無音の声を送った。]
【…――――ありがと?】
[なんならウィンクだってつけて。]
(-240) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[首を傾ぐヤニクに頷いてみせる]
ええ。 オケのメンバーの様子を知らないなら、知る所から始められては如何ですか?
[盗難騒ぎがあったというのに、悠長な事をいう。違和]
(298) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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― メインホール→ ― 〔>>293の言葉には振り返らず頷いて。 まさに入れ違ったバーナバスには、 声ない声をぶつけて、重い煙草の臭いから 逃げるように足早に立ち去る。〕
………――
〔右手の甲で目元をする。
……スコアブックの盗難やオケの亀裂も 気にならないわけではなかったけど けれど情報も少なく出来ることも ヤニクのように思いつかない
……疑われた時の気分で、オケ自体の 印象が下がっていたのもあり 積極的にどこかなれないのもあって〕
(299) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[「先に戻る」とセシルに示された画面は告げている。 その理由は多分、分かっていた。
自分は酷いことをしているのだろうな、と思う。 彼を一番傷つけているのは自分なのではないか、とも。 自己嫌悪しつつも、それでもその場から動けないでいる]
………………、分かった。ありがとう。
[眉を下げた表情が、辛い。 笑っている筈の彼の顔は、泣いているようにも見えた]
遅くならないうちに、戻るから。 そうしたら、沢山話そう。 南高の課題曲の打合せもしなくちゃね。
(300) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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〔まさか努力が逆効果になっているなんて気がつかず 振り返った視線にも気づかず戸口をくぐる〕
(-241) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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事情聴取なんて感じ悪い言い方、勘弁してください。
[やってきたバーナバスに向かって眉を下げる]
進展なんてありません。 全員からみっちり話を気くつもりもあまりないですしね。
(301) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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ええーっ、やだなんか俺が孕んでるみたいな?
孕ませられた覚えはないんだけどなぁ。 孕ました記憶なら無きにしも?
[冗談だらけで笑いながら。]
そかそか。 遅くまで練習すんのもいいが…。 今日は初日だわこんな事件あるだわで、休むことをオススメすっけどなぁ。 って、練習しろったのは俺か?
[つとめて明るく見せた。 事件発覚後、ただでさえ雰囲気は重いのだから。]
(302) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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〔その様子が余計に腹が立つ。 嫌い、大っ嫌い。
滲む視界でもう一度睨みつけ 殆ど走るようにして通り過ぎた〕
(-243) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[音楽をやる目標がなくなって。 音楽に抱く感情が憎しみで染まる。
たった一度の願いが たった一言で幻になる]
(-242) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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/* そしてセシルグラに対する苦手意識は積もっていく私だった。
ごめんねセシル!! この村のセシルが悪いとか、どの村のセシルが悪いとかじゃなくて!!
単にグラがどうしても苦手+よくセシルと負縁故になるんだ。
(-244) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[セシルが去って、 それまで彼と話していたのは誰だろうと辺りを見渡す。 ヤニクか、サイラスか首を捻りながら]
……貴方はどうしてそういう風にしか捉えないんですか。 このオケの副部長でしょう。
[バーナバスにまたため息。 胸を押さえた]
ご自身で言った事くらい覚えていてくださいね。 まだ耄碌する年じゃないでしょう。
(303) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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― →練習室C ― 〔サイラスの返事(>>300)に少しだけ ちゃんと笑めた気がする。
そう思いながら楽器を置きっぱなしにしていた 練習室へと半ば駆ける様に入って 慌てて戸を閉じる。
泣き声なんて声がない僕からは零れないんだけど それでも、何かが漏れないように〕
(304) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[嫌い、大嫌い。 受けることに慣れた負の感情。
だからか、煽るような行動になる。
くつくつと喉を鳴らして逃げる背を見送った。]
俺はみーんな、大好きだよ?
(-245) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[今まで見えていたはずのものが見えなくなった。 手が届くと思っていたものが幻のように消えた。
耳に残る、公衆電話越しの声]
…。
[僅かに唇を噛んだ。 吐き出されるのは、呪う言葉]
音楽なんて、要らない。
[歪んだ感情。 スコアブックがなくなった今、暴力的な思考に火が付く]
(305) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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ああ、なるほど・・・
[知らないなら知るところから始めよう。 それもそうだと頷いた。
けれど、さっき喧嘩じみた言いあいをしてしまったし それも時間がかかるかもな・・・なんて、ちょとこまったことにもなっていた。]
(306) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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───要らないなら、楽器なんてもう必要ないよな。
[弓を投げかけた手が止まる。 誰もいない部屋。唇をゆっくりと吊り上げて]
…楽器がなくなったら、もっと酷い事になるかな。
[チョコレート色の瞳に浮かぶのは歪んだよろこび]
(307) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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――――…バーナバス先輩も、おかえりなさい。
[登場した副部長へ顔を向けると、にこりと笑って頭を下げた]
……………………。
[ベネットと繰り広げられるやりとりに、くすくすと小さく肩を揺らす]
そうです、そうです。 大切な副部長さんなんですから。
せめて煙草は控えめにしてください。
[冗談に乗っかるように。でも、少しだけ真面目に付け足した]
(308) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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無くなったら、びっくりするかな。
[く、と響く]
…壊れて出てきたら、誰か一人ぐらい泣くかなあ。
[くすくすと、壊れたレコードのように笑い声が重なって、不意に止まる]
(309) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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