82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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/* 誤爆注意。 誤爆注意。 (自分に言い聞かせ中)
(-249) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[小瓶から呼び起こされる病の話。 この村に病がやってきたら。 その病にサミュエルがかかったら。
…………。
[そこまで考えて、体の芯が冷たくなる。 棚の取っ手に手をかけたまま、しばらく立ち尽くした。*]
(344) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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くび、くすぐっ――!!
[二度、三度と舌が首筋を這うと びくりと身体をすくめてぎゅうと眼を閉じる。
名前を呼ばれるとうっすら目を開けて、 押し倒される格好になっている、ということにやっと気がつき、 服の端から潜りこんできた指にまた身をすくませながら、]
んっ、ん、っ――!
[切れ切れに声を、漏らす。]
(-252) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[ああ、欲しいってそういうことか、と。 今まで見たことのないような笑みを浮かべて 愛撫を続けるジェームスを見ながら 今更ながらに言われた意味を理解した。
あげると言ったのは本心なので、嫌だとは言うつもりはないけれど。
一つ屋根の下、ずっと一緒に住んでいた。 彼がその想いをいつから抱いていたのかはわからないけれど 抱きついたりくっついたりと、自分の行動は酷だったはずだ。
その度に赤くなっていたジェームスをからかっていたのも 今考えれば――]
(-253) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[その手(身体)に触れたら、どんな顔をするだろう。 どんな視線で見て、どんな声を上げて。
自分は武器としてではなくそれ以上まで求めているのだろうか。 単なる相棒以上のものを求めても良いのだろうか。]
(-254) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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……俺、お前に無理させてたよな。 ごめんな……
[そんなつもりはなかった、と言う意味などなかったので。 手を伸ばして彼の頬に触れて。]
――大好き、だよ。
[そう言いながら、彼の頬から首へ、そして胸へと手を滑らせた。]
(-255) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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――自宅――
[チアキと共に自宅へと戻る。>>343 荷物をチアキが片付けたのを見計らい、来い、と手招き。 籠はどうしたのかと聞かれ、時が止まる。]
……森にわすれ、た……。
[まずい、銛も忘れてきた。]
取ってくる―――
[流石に引き止められたので、諦めた。 銛は他にもあるし、籠はまあ…また作ればいいか。 24個の損害は、割とでかいのだが。 誰か拾ってくれたら良いのだが、期待できない。]
(345) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[どこで話してもいいのだが、瞑想用の部屋へと招いた。 畳に座布団なので、靴は脱ぐ。]
………れんきんじゅつしに会った。
[話の口火を切る。]
お前も、会ったのか?
[>>330話したいこと、に思い当たるのは一つしかない。 森や川ではしづらい話というのは、 今日の夕飯や、修行の話では無さそうだ。]
(346) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[水音と鳥の声が遠い記憶と重なり合い。 少しの間、記憶と感情の海を揺蕩った。
巨大なオオカミの化物が吐いた血で濡れた森 死にゆく男を見下ろすばかりの無慈悲な人間 死に絶えるのを待ちに待って嗤った嗄れた声 握った途端に壊れてしまった鎌の最期の悲鳴 フクロウが鳴いていた遠いどこかの夜の深森 男の死体を漁って喜ぶ父を蔑む少年の憎しみ
ガサガサ…と傍の繁みが揺れ、 立派なネズミに似た魔物が姿を現した。 獰猛さは無く、こちらをただ見ているから、 水場を譲ってやる気持ちで、川から出て衣服を纏った。*]
(347) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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だめっ!
[>>345忘れた。と言って、出かけそうなのを慌てて呼び止める。]
あ、明日……俺が取ってくるから、
[なんとなくだが、場所は覚えている。大丈夫だろうと それから、攻芸の部屋へと招かれた。
れんきんじゅつし。とたどたどしく、言われて、こくりと頷いた。]
うん、……俺も、会った。 攻芸も聞いた……んだよね、病気の話
[顔も洗った後なので、少し顔の赤みは引いていただろう。 沈んだ顔で、ぽつりと語る。]
(348) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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……薬、予防薬だっていう奴、貰ったんだけど
[懐から、取り出して、黒い小瓶をとんっと畳の上の置く。]
俺、……どうしたら、いいか、分からなくて
[だから、相談したいと、正面に座る攻芸を見つめた。]
(349) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[主の途切れがちな声が、耳の奥で響く。 その声が心まで蕩かせ、呼吸を速めていく。]
トレイル様――…、
[見下ろす紫黒の瞳は、どこか熱を帯びていて。 主の胸元に掌を這わせながら、そっと、唇を重ね合わせた。 触れるだけのキスではなく、しっとりと重ねて。 舌先で、ゆっくりと唇をなぞる。]
(-256) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[肉欲ばかりに支配されていた訳ではない。 ただ、感情を押し殺そうとしていた時に悪戯をされれば、否応なしに反応はしてしまい。 ……辛くなかったと言えば、嘘になる。
欲を自覚する度に、それを押し殺し。 そこから逃れるように、鍛錬や、仕事や、日々の生活へと打ち込んでいた。 ただ、共にあれば良いと、そう言い聞かせながらも。 芽生えた想いは、いつしかこんなにも大きく成長していた。]
(-257) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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……元より、過ぎたる想いとばかり、思っておりました。
[トレイルの言葉には、儚い笑みを零す。 頬に触れられれば、嬉しそうに目を細めた。 触れることも、触れられることも、どちらも心地よく。]
俺も、愛しています……トレイル様……。
[耳たぶに口付けながら、低く、囁いた。]
(-258) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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――少し前――
[荷物を片付けるチアキに、 これだけは忘れなかったらしい包みを見せる]
キリシマ様から頂いた腸詰と、 トレイル様から頂いた果物だ。
お前に持っていけ、と。
[そう告げて、一緒にしまって貰う*]
(350) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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少し前まで…ですか。 では頑固そうなジェームス殿の考えを変える程の お力がトレイル様にはあったと言う事ですか。
[これ以上聞くと惚気られそうで。 惚気ているジェームスを見るのも面白そうだと 少しだけ意地悪な考えを浮かべるが、表情に出す事は無い]
互いに…よい刃、盾になれるよう。
[最後に口元を結んで、互いの先を祈る様な言葉を贈った]
(-259) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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死にたくはないんだ。 だけど……俺は、攻芸に見合うライマーになりたい
[薬を飲んだら、その道が閉ざされる可能性がある。 だから、悩んでいると……]
どうしたら、いいんだろう
[ぽつり、呟くのは相談というより、独り言。]
(351) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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/* 途切れ途切れでごめんね、攻芸!!! すぐに、ログインしてくださいになるんだよ(ノд-。)クスン
(-260) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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─ 自宅前 ─
[客人達がすべて去ってしまうと、心なしか、風がざわめいているような気がした。]
………ケヴィン。
戻ろうか。
[胸中にうまれた不安を掻き消そうとするかのように、家の中へ戻ろうと、弟を促した。]
(352) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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― 帰宅の道中 ―
……何。
[我が家へと向かう道すがら、 錬金術師だという噂の客人に行き会った。
やはり難しい話は途中で眠気が押し寄せて 病についての詳細は頭に入らなかったが、 ともかく薬だという小瓶をひとつ受け取った。]
(353) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[死に至る病と、不確実な予防薬。 副作用の危険性と、儚い希望。
それだけ覚えておけば良さそうだと 残りの部分はだいたい記憶に留めず捨ててしまう。]
まあ。うん。ありがとう。 キミもどうぞお大事に。
[そして錬金術師にそう声をかけて、家路についた。*]
(354) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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―少し前― [腸詰と果物を受け取れば>>350]
あ、ドリベルに聞いてたんだ! ありがとうー! あとで、お礼しに行かないとね
[嬉しそうに受け取って、貯蔵庫にしまった。 これで美味しい一品ができると、少しだけ調子を 取り戻していた。*]
(355) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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…ああ。
[兄に促され、力なく笑って、頷いた。 兄にだけは素直に見せる、弱気な顔。
家に入れば、食卓の椅子へと腰掛ける。]
………………。
[が、口は重い。]
(356) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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ム……。
[>>348明日取ってくると言われ、無言。]
最近魔物の数も多い。俺も同行しよう。
[そう告げて、座布団の上にあぐらをかく。 病気の話になれば、静かに主の言葉>>349を聞く。]
……俺も渡されたが、いらないと断った。
[正面に居るチアキを見据えた侭で視線は動かさず。]
お前はそれを飲め。 万が一身体の一部が硬化したとしても、 可能性として予防になるのならば、それにこした事はない。
(357) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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判りました。 では私がやる気を出される様に褒めておきましょう。
[いつの間にか皆それぞれの用事に消えていて、2人きりになっていた。 だからこそ、堂々とサミュエルを褒めると口にしたのだが。 逆に怖がらせる可能性があるかもしれない]
腸詰ですね。 承知しました。 他にリクエストはありますか?
[夕食のリクエストに頷いて、今日はサクラチップを少し枕に 混ぜておこうかと考えていた]
(358) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[久しくこんなことはしていなかったので 身体が敏感になっているような気がした。
ぞくぞくとしているのは多分、行き過ぎた快感だ。
ジェームスの指が触るところはどこでも熱くて 通り過ぎた後は切ない。
甘いキスを受けながら、唇をなぞられて軽く開く。 僅かに舌同士が触れ合えば、やはり身体をびくつかせた。]
(-261) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[初めて出会った時、ジェームスは何にも執着していない様子だった。 その彼が――今、こんなに求めているのが自分だ、ということは どこか深い満足感をもたらす。]
……ジェームス、もっと
[さわって、と。
耳元に口付けられて思わず、強請るような声を漏らす。]
(-262) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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― 自宅 ―
[そうしてようやく帰宅した我が家。 まだ湿った髪は少しだけ冷たかったが、 汗を流して新しいシャツを纏うのは心地良い。]
ただいま。……ドリー ?
[既に帰っているだろうかと声をかけ、 ささやかな食卓に受け取ったばかりの小瓶を置きつつ そっと呼びかけてみる。]
(359) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[>>351見合うライマー。 その言葉に、目を細めさせる。]
………無理にライマーで居続ける必要などない。 人里へ帰れ。
[だから思ったのだ、こんな道を歩むなと。 だから、――普通の生活に、戻ればいいだけだ。]
今なら、まだ戻れる。
[チアキには、帰る場所があるのだから――]
(360) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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―何処かの道すがら― [兄と共に歩いていると、 ゆったりのんびりと言った雰囲気の男に出会った。>>353
兄が説明する言葉を、夢心地で聞いているようで 少しだけ心配だったけれど、どうやら大事な部分は、 理解してくれているらしい。
小瓶を渡して、同じように案じる言葉を掛ければ、 あとは誰に渡せばいいだろうかと、考えながら立ち去った。**]
(361) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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