131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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[漆黒の銃剣、ブラックボルト。 彼がコードネームとして取り扱っているのは銃剣の名前。
銃は使用者の魔力を用いて魔術を放つ魔銃。 剣は魔力を切り裂き無効化する魔剣。
二つはカードの表と裏であり、一方が出ている時は一方は使えない。
この国やルーベリオン、カーライルとは異なりもっと小さな国。 今は既に名前も失われてしまった祖国、フラウティアと呼ばれた小さな国の騎士達が使っていた武器だ。 フラウティアに住む多くの民は魔法が使えない。 故に取り扱われていた特殊な武器がこの銃剣だ。 漆黒はその中でも騎士団長と呼ばれた人物が使っていた。
騎士団長クロードは自らの父であった。 最早そんな小さな国のちっぽけな騎士達の名前や、使っていた特殊な武器など大国からすれば些細なことで、覚えられてもいないだろう。 それでも、その国から逃げる時、父から譲り受けた銃剣は何よりも大切なもので、自分の存在価値に等しかった。 故に名乗るのはブラックボルト。]
(474) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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― 大聖堂 ―
[一度、鳥から意識を切り離す。
こちらから出向こうかとも思っていたが。 仁右衛門だけでなく、ラディスラヴァ卿とヒロまで向かったのであれば任せておけば良いだろうと。]
さて……私はお客様をお迎えする準備でもしましょうか。
(475) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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ああ、申し訳ないわね仁右衛門殿。 この場は私にまかせて頂いて結構。貴方がお忙しい方なのは、私も重々承知しておりますわ。お手を煩わせて申し訳ありませんわね。
[傍にいた仁右衛門に、もう仕事に戻っていいと告げた。]
人造妖精…ご承知でしたか。まあ、……そうね、不安定なのですよ。多感な年頃の娘ですし。その辺りもあるのでしょう。
(476) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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取り戻すべきは3つ。 孤児院にいた子ども達。 正気を失っちまったレット。 それから……そんな小さな国の国宝、星の冠。
[そんな小さな国の国宝だ。奪われた所でなんとも思われやしないだろう。 それでも、それは、自分の国が確かにそこにあったと、そこにあるのだという象徴なのだ。]
あんたら、大聖堂に乗り込むってんなら…
[ふと、思い出したように声をかけようとして振り返る、同時耳に入ってきた言葉に>>469]
(477) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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……ん? 今。聖霊の力が何処かで流れた様な。 イアンさん、近くで誰か、それぽい人はいません、か?
[妙だ。元々聖霊使いの絶対数は少ない。しかし唯一思い当たる、兄の魔力でもない。 付近で思いもよらない、まだ見ぬ存在が、確かに聖霊力を行使していた>>473。それには今はまだ気づかないが]
(=47) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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[固さのないその笑みは随分と可愛らしく、好ましく目に映る。 もし妹がいれば、きっとこんな感じだったのだろう。]
…俺を信じる事は出来ぬか、それは残念だ。
[少女がどれだけ教団について知っているのかは読み取れない。 ただ、この純粋さを見れば教団の裏の姿までは知らないように思えて。
そっと片手の革手袋を外して黒く染まった手を少女の眼前に翳し。]
俺はこういったモノだ、だから教団が俺を受け入れる事はありえん。 もし、教団が俺を断罪するというのならば。
お前にならやられてやってもいいかもしれんな。 どうせぐだぐだ今も悩んでいるのだろう? もし、教団の為に動くのならば、その決心がついたのなら。
(478) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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その時は俺を殺しに来ればよい。
[どうせ何れは戦う事になる。 黒衣の預言書《ドレスコード》の担い手の言葉が頭を過る。 あれは出鱈目などではなく、真の予言であると本能が識っている。]
まあ、簡単に殺されはせんがな。 さて、そろそろ戻るといい。
[渡したお茶もなくなった頃合いだろう。 ここは教団とは相容れぬ場所、あまり長居をする事は少女にとっても好ましい事柄ではないはず。 こちらとて少女を探しに来た教団員にでも見つかれば面倒臭い事になる。 故にそろそろ行けと、少女を促すように微笑んだ。]
(479) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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聖具《レガリヤ》の奪還。
[預言書たる少女>>459の言葉を繰り返す。 断罪者が見せるのは、迷い。]
私は貴方に出逢う前に騎士と会い、別れました。 私は闇の中でもより暗い場所に居る断罪者。 『王』の道に添うにはふさわしくないです。
それに、私は……。
(480) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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『王』に会うのが、辛い。
[独りでない。 少女>>458の言ったその言葉が胸に突き刺さっていた。]
(481) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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いや、ここには可愛らしい少女しかいないな。
[聖霊の力を感じ取れる程、聖霊術に精通しているわけではない。 なので力が行使された事に気づく事はなかった。]
(=48) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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/* レティーシャ可愛いな
(-64) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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オーケィ、死にたいって事だな。
[一緒に連れていってくれないか? そんな事を頼もうと思ったが、その考えは一瞬で消え去った。 というか、消し去った。 ヘクターって奴はともかく、この男はここで殺さないといけない。 あとで助けたレットが半泣き、半怒りでブチ切れる姿が目に浮かぶ。]
おし、お代はお前の命10個分で勘弁してやる。 死んでも情報は売らないがな。
[魔力を籠めた銃弾を彼に向けて1発撃ち込んだ。 もっとも、余計な動きさえなければ全て掠っていく程度だし、当たったとしても凄く痛い程度で殺傷力は無い。]
(482) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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/* ドナルドwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww まァそうなるわなwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww しかし亀吉、レットからもドナルドからも1発だけ。 妙に運が良いな……!wwwwwwwwwwww
(-65) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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[少女は絶望的な状況下でもなお、諦めていなかった。 足は抑えられ、骨でも折る気かと覚悟して。しかし聖霊力が直接流れ込んでくるのを感じ、目を見開く]
……貴女、一体…。
[痛みは徐々に引いていくが、それでも気怠さまでは抜けてくれない。 次の算段を考えようと頭を働かせて。 …女の問いかけ>>473に、デメテルが頭に浮かぶ。]
――……さ、あ? 知らない、知らないわ。
[隠し事が出来ないのもまた母譲り。女の様子は平然としたまま変わらず、憎々しげに睨みつける。 親友の情報を敵に流すなんて絶対にしない。固い決意を胸に宿し、ポケットに入った指輪を握りしめた]
私が知っていることなんて僅か。貴方達が得をするようなことは知らないわ。 …ほら、これでご満足? ちゃんと答えたわよ。
[殺されてしまうだろうか。母の願いを聞き届けられないまま。 ――それが継接ぎだらけの自分に相応しい最期なのかと思い至って、自嘲めいた笑みを浮かべる。]
(483) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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ここで待っていってもしょうがねーよな。 向かうしかないか……。
(484) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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……オーケィ。 次回はお歳暮と土下座付きですね。
[1発の銃弾が、アマトの髪を数本もまとめて引きちぎり、背中の壁にめり込んだ。心なしか殺気がむんむんと漂う。何か作法を間違えただろうか?と逡巡するも、今回は交渉決裂とあきらめるしかない様子で。つつつ、と冷たい汗がただ流れていた]
それじゃあ、次に会う時には必ず! お互いに幸運を。御義兄さん!
[これ以上この場にいたら、妹さんじゃなく銃弾を戴く事になる。 同じく男にひらりと手を振るヘクターと共に、小走りにその場を離れる事になるだろう。目指すは教団本部。光の中枢たる大聖堂を目指して]
(485) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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……信じるにも、知らなすぎるし。 それに…………。
[>>478言葉にできぬ思いは、遠く。 いきなり出会った者を信じると言い切るには、二つの記憶の《大切》は、優しすぎて。ただ、苦笑を浮かべる。
だが。 黒に染まった掌を、目の当たりにして。ようやっと、理解が追い付いて。]
………………!
それじゃ、貴方は。
[ただ。>>479静かに続く言葉に、息を呑む。 それは、覚悟のなさを指摘された故か、或いは……別の何かか。]
(486) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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/*亀吉wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(無限芝)
(-66) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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…………お茶、ご馳走さま……でした。
[けれども。 なにも語らず、促しの笑みに、カップを置いて。]
……お名前、は。
…………ううん。
もしいつか本当に、その時が来たら。 …………その時に、教えてくれますか?
[名乗るか否か迷った末に。出てきたのは、そんな言葉。 今はまだ、そんな日が来ることなど、信じられはしなかったが。促されるままそっと、バラックを後にした。]
(487) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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かわいらしい少女……へぇぇえ……。 なんだ、イアンさんも隅に置けない人なんですね?
[情報を得られないのは残念だが面白そうな声で、アマトはイアンを揶揄る。 然し残念ながら、もしその可愛らしい少女の姿を見せれば、敵対も辞さないかも知れないのは幸い]
(=49) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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[ラディスラヴァの言葉に、困ったような笑いを浮かべる。>>476]
これはこれは、失言でしたかな? 何かの折に触れた書にあったと覚えていますが、いや、年は取りたくないものだ。 いや、物珍しい存在を目にすることができて、長生きはするものだというべきかな? はっはっは。
[ちらりと捕縛された黒い少女を見やり、下卑た笑いを浮かべた。]
それでは、ラディスラヴァ枢機卿猊下。≪無粋な邪魔が入らない事を祈っております≫。
[笑みを張り付けたまま恭しく一礼。]
(488) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 00時頃
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/* 変態認識wwwwwww アマトのドナルドからの心証悪すぎるwwwww
バインバインとかいうからwwwwww
(-67) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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やめとけ、殺されても知らねェぞ。
[>>485 壁にめり込む弾丸をまじまじ見つめ。 それでも諦めない様子に、呆れ顔で肩を竦めた。]
(ッてか、兄妹にしちゃ似てねェだろ…)
[先程見た二人の姿を思い起こし、冷静に比較する。 隣の男を夢を打ち砕くので、口には出さないけれど。]
(489) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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[自身を否定するかのようなオスカーの言葉>>480を受け、思案するかのようにしばし沈黙する]
……預言書に、人の心は書かれてはいない。
[ややあって零したのはその言葉]
貴方がここに至るまでに歩んだ苦難の道程に関しても、ここで触れるのはやめておきましょう。 ただ、忘れないで欲しい。
闇は全てを受け入れ、受け止めるのだと。
如何なる立場、身分の者であろうとも――闇はそこに在ることを許すでしょう。
(490) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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[その言葉が気休めになるかはわからない。 ただ無理を強いてまでの協力は求めないと示す]
それと、一つだけ言い添えておきましょう。 ……クラウディアという者との戦いならば、個人的に協力を惜しまない、と。
[それは運命や使命などとは関わらぬ話。 けれどそれ故に、『王』と切り離した形での協力要請になるのではと考えていた]
(491) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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逃がすかっ!
[銃弾はもっと撃ち込んだつもりだったのに、一発しかでなかった。 恐らくジャムったのか? 追いかけようかとも思ったが、武器の調子が良くないのであれば無茶は出来ない。]
あれはよく理解していないな? 次会ったときは必ず殺してやる。
[銃をホルスターに戻す。 一度だけ孤児院を振り返れば、敷地の外に出ていたからか、そこは景色と一体化して見えない。]
行ってくるからな。 いい加減取り戻すべきものは全部取り戻すか。
[ちょうどいい機会だ。そう、ちょうどいい機会なのだ。 黒いローブを脱いで近くの木に縛り付ける。]
俺はお尋ね者ってわけでもないし、堂々と行くか。
(492) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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/* というか、ヒロさんの武器の糸すごいこわい 私と同じで近、中距離型で屋内・市街地戦得意って感じかな。 あっちのが経験豊富で強そうだけど。
(-68) 2014/08/18(Mon) 00時半頃
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― 大聖堂・入り口 ―
[クラウディアの指示で集められた神聖十字軍。 ノックス卿の横槍のせいで全員を集める事は出来なかったがまあ、問題はないだろうと。]
貴方達、お客様が来ても深追いはしなくていいわ。 どうやらそれなりの力の持ち主のようだし……ね。
[それでも、大聖堂の入り口を武装した神聖十字軍がまるで学校の集合写真のように並ぶ光景は威圧感を与えるだろう。
それは見ようによってはクラウディアからノックスへの力の誇示でもあったのだ。]
(493) 2014/08/18(Mon) 00時半頃
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分かった、その時が来たら教えよう。 その時にはお前の名も。
[その時、対峙する時が来たならばお互いに。 何もせずに出て行く少女の背中を見送る代わりに土産を一つ。
曝された黒い指先から瘴気が小さな球となってふわりと少女の背中に憑りつく。 手で払えば簡単に消える小さな病魔。 それは己の眼の代わりにする為のモノ**]
(494) 2014/08/18(Mon) 00時半頃
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何を勘違いしている、子供だ。
[イアンの目から見ればあの少女は子供。 可愛らしい事に変わりはないが。]
まあ、子供とはいえ教団の軍人だったからな。 油断は出来ぬが。
[背中に憑りつけた病魔にいつ気づくやら。]
(=50) 2014/08/18(Mon) 00時半頃
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