82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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/* しかしこれジェームスと白接触した時どんな顔をしたらいいのか…
過去の申し訳ないきもちが拭えずってかんじでぎこちない態度をとっておけばええのんか
(-267) 2013/05/10(Fri) 18時頃
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―8年前、洞窟にて―
[攻芸に誤解されていたことなど、気付きもせず。 ただ、言われた言葉>>277に対しては、若さから来る逸りなのだろうと。
自分にも、そんな頃があった。 周りに認められたい一心で、必死に腕を磨き続けてきた。 その気持ちがわかるからこそ、なおのこと若者の身を案じていた。]
(281) 2013/05/10(Fri) 18時頃
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[事切れる瞬間。 右の瞳に最後に映ったのは、若者の慟哭。
あぁ、悲しませたくはなかったのに――。 せめて、こんな記憶を引きずらずにいてくれればいい。 こんな無残な死に様など、忘れて欲しいと――…
――――――そう、願った。]
(282) 2013/05/10(Fri) 18時頃
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―5年前のある日―
[ラーマとして目覚めた時。 記憶も何もなく、ただ、ジェームスと言われた時に咄嗟に返事をした。 それだけのことで、あぁ、自分の名はジェームスなのだと認識した。 その程度の記憶しかなかった。
だが、攻芸の姿を見た時。 ズキリ――左胸が痛んだ、気がした。]
(283) 2013/05/10(Fri) 18時頃
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[その時の攻芸の表情は、どのようなものだっただろう。 身体は確かに何かを覚えているのに。 記憶はまっさらで。
口から出たのは、唯一言。]
………………えぇっと、卿は……?
[自然と、相手を誰何する言葉が零れた。*]
(284) 2013/05/10(Fri) 18時半頃
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ううん、ちょっと吃驚しただけ
[問われて>>266、慌てて首を横に振る。
気付いていれば大丈夫なのだけど、 ふいに、大きな音や触れてくる感触を感じると、 4年前のあの日の事を思い出してしまって、 どうしても……反射的に怯えてしまう。]
(285) 2013/05/10(Fri) 18時半頃
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―回想・4年前のあの日― [普段から人もそこそこ出入りしている森。 そこで、珍しい花が咲いているという噂を聞いて、 友人3人と森へ入ったのが運の尽きだった。
確かにそこには、綺麗な花が咲いていた。 だが、3人で感嘆の声を上げていると、突然、草陰から 獣の唸り声が響いた。
そこには、ウルフの群れが―――…いた、]
逃げろっ!!!
[奴らと目があった瞬間。 とにかく二人を逃がさなければと、叫んだ。 1人囮になるように、違う方向に逃げて……そこまでは良かった。 友人たちは無事だったのだし、だが16とはいえ、まだまだ子ども。 子どもの足で逃げ切れるはずもない。]
(286) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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[迫りくる獣の唸り声、足音。 鋭い痛みが背中に走り、そのまま地面に叩きつけられ。
そのまま、右肩を激しく噛まれた。 骨がゴリゴリと言う音を、あんな風に聞いたのは初めてだった。 痛くて、痛くて、熱くて、気が狂いそうだ。 泣き叫ぶ度に全身が痛んだ。
ぼたぼたと滴り落ちるのは、血なのか、獣のよだれなのか。 よく分からない丹念に腕や足を舐められて、気持ち悪いし怖い。 逃げようともがいていたけれど、血走った獲物を殺す目。
それを見た瞬間。
もう、このまま喰い殺されるんだ。 引き千切られて、俺が俺であったことも分からないくらいに めちゃくちゃにされてしまうんだと、そう思っていた。]
(287) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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[だがその時、他のウルフの断末魔が響いた。
肩を噛んでいたウルフが離れて、ちらりと群れの中に 大柄な男の人が二人見えた。
群れを蹴散らして、俺を見つけてくれて
ほっとして、すぐに意識を失ってしまって、 なんと言ってくれたかは、殆ど覚えていないけれど、
最高に二人が、ケヴィンさんとホレーショーさんが、 かっこ良かったのだけは、よく覚えている。*]
(288) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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[あれから、4年も経ったと言うのに、 情けないなと小さく自嘲の笑みを浮かべるが、 口を開けろと言われたのを思い出し、素直に開く。
まさか、20秒で音を上げた散打のことを 思い浮かべられているなんて、露知らず。 問われた事に驚いて、目をぱちくりさせていた>>260]
(289) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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―現在・自宅台所にて― [>>274火傷と言われれば、ああと思い出す。 お茶で火傷していないか心配してくれたのかと なんともないのだけど、その気持ちがちょっと嬉しかった。
だけど、そんな事よりも問われた事の方が重要で。 俺の気持ちが伝わって欲しいと言葉を継げた。
そして、帰ってきた言葉>>275に嬉しそうに笑みを零した。]
……うんっ
[主人じゃなくて、"相棒"と言ってくれたことが嬉しくて。 重ねた手をきゅっと握る。なにやら落ち着かない様子に くすっと笑って、舌を見せろと言われれば、素直に従った。]
(290) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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[火傷していると言われれば、]
へっ? ほう?
[舌を出したまま、不思議そうな顔をしていたが]
ん……っ!?
[近付いてくる攻芸の顔。 舌先を食まれる甘い感触。
一瞬何が起きたのか。分からず呆然としていたが、 すぐに状況を把握して、頬を赤く染めた。]
(-268) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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――ラーマ転生後(5年前某日)――
[自分が死ぬ前に見たものは、父親の驚いた顔だ。 あの親父殿でも、驚く事があったのかと思う。
―――この親不孝物が。
投げかけられた言葉に篭められた悲しみの色は、 今でも明確に思い出す事が出来る。
何故そんな扱いをされなければならないのかが、解らない。 上に居た二人の兄は、親父殿の傍から離れてしまった。
上の兄は修行の厳しさで村を出た。 もう一人は、自分が生まれる前に亡くなったという。
それでも、―――親父殿の代わりは居ない。
老いたとはいえ、優秀なライマーを育てる事に関しては 相当の手前を持っていた事は、己が一番良く知っている。]
(291) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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うひゃぅ!!
[唐突な出来事に、ばっと反射的に攻芸の胸を押す。 だけど、突き飛ばすわけではなくて、そのまま俯いた。 耳まで赤いのが見えただろう。]
ここ、こ、攻芸……ど、どうしたの? 急に……び、吃驚したじゃないかー!
[顔全体が熱い。 絶対に顔が真っ赤だ。見せられないと、俯いたまま 動揺した声を漏らした。胸が高鳴りすぎて、心臓が痛い。
誤魔化すように、妙に明るい声を上げるも顔は伏せたまま。]
(292) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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[――親父殿の代わりが居ないから、死ぬのは俺でいい。
その程度の事だ。
自分が味わった思いを父親に味あわせた事など、 自身を『所有物である』として吹っ切った18歳の攻芸には 到底至る事の無いまま、その短い生涯を終えたのだった。
そして、日を置かずにラーマとして生を受けた。 出来る事が残されているなら、廃棄されずに居たいと思う。
………というか、もっと自分を鍛えたい。
確りと考え込んだ末望んだ復活なのか短絡的なのか。 他人に話しても理解を得れそうにないので、 特段打ち明けた事はないが、別に後悔もしていない。]
(293) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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どうして? なんで?? 気付かれちゃった?
[隠していた小さな恋心。 気付かれてしまったのかと、焦る。
だけど、胸を満たすのは、嬉しいと言う昂揚感と嬉しい混乱。]
(-269) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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[生前は赤の道着を着ていたが、 復活を遂げた後は白銀のそれに身を包んでいた。
「本来の姿」同様の色であり、 刃に施された金と同じ刺繍が道着に刻まれている。
しかし、妙な感じだ。 生前と変わったところは服装程度なのだが。]
―――…!
[>>283己の他にもラーマに転生した者が居たようだ。 其方に視線を向けて、固まった。 8年前のあの日とまるで変わらないジェームスの姿。
普段ほぼ無表情といっても過言では無い男の顔は 純粋な驚きと―― 呼び起こされる記憶により、動揺を露にしていた。]
(294) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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/* リアルに驚きつつ、嬉しいチアキです。 あれ、わんこ系攻めもいけるぜーと思ってたけど、 安定の受け方向だ!!
まぁ、いいんだ。右も左も愛さえあればっ!
(-270) 2013/05/10(Fri) 19時頃
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――――……。
[>>284しかし、その口から溢れた言葉を聞いて理解する。 おそらく、彼には記憶が無いのだ。
思い出して喜ぶような記憶であれば、幾らでも話そう。 しかし、アレを打ち明けて喜ぶ者が居るか? 貴方を間接的に殺したのはこの俺だと、伝えてどうなる。]
…………攻芸だ。
[短く自分の名前を伝え、視線を逸らす。 冷静を努めたが、名乗る時の声は少し震えた*]
(295) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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/* 動揺する攻芸可愛いよ! 青竜刀の方が大きいけど、俺がラーマの場合は 薙刀になるはずだったんだよね。何か親近感が←
そういえば、ウィキとか緋灯さんに言い忘れたことがあったのだ。 エピで言おうかな…。
この武器が人間になれる設定は、とある同人ゲームの オマージュです。本家は、人間が武器になれるようになる。 って感じなのだけど
(-272) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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/* >>287よく分からない「が」が抜けている… チェックしたのに(*・ε・*)ムー
(-273) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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――現在・キッチンにて――
…………。
[>>290向けられた笑みに、暫し悩む。 こういう時、どういう顔をしたら良いか解らない。
本当に僅かにだけ頬の筋を緩ませ ぎこちなく口端を持ち上げる。
チアキの様子を真似てみたのだが、 うまく笑えたのか、正直なところ自信が持てないのだが。]
(296) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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/* 次にお前は、「笑えば良いと思うよ」と言うッ!!
(-274) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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/* 抱き締めたい可愛さっ
(-275) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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[>>292胸部を押されたので、頬に添えていた手を離す。 そもそも腔内を怪我したら、冷やして放っておくしかない。 薬草や薬を塗れる場所では無いのだし。
薬草を煎じてもらうならお隣に行って相談した方がいいが 実際、チアキの舌は火傷に至ってはいなかったから、 別に相談しなくてもいい。
あれを口に塗ったら、どう考えても苦いのだし。]
多分、治った。
[ラーマにそんな力などないが、そういう事にする。
握られた侭の手を見下ろす。 朝の件同様に離せと視線で訴えようとしたが、 俯いてしまったチアキと顔を合わせることができない。
主が落ち着くまで、無言で待つことにした**]
(297) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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/* …鳩から返せるものじゃなかった 箱につくまでまとうそうしよう
(-276) 2013/05/10(Fri) 19時半頃
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―4年前>>286>>287>>288―
[それは、兄と一仕事終えて帰路についていた途中の出来事。 突然、道の横の森から少年が2人、飛び出してきたのだ。
『友達が魔物に襲われてる、助けて!』
大まかな場所を聞けば、兄と、相棒と共に駆け出す。 息を切らせて現場に近づけば、ウルフの群れと血の臭い。 相棒を両手剣に变化させると、問答無用で近場のウルフをまとめて叩き斬った。兄と二人で、なるべく急いで片付けていく。
しかし、その際に。
『ぐあ……ああああ!』
群れのボスだろうか、鋼のような体毛を持つウルフが最期に粘り、一気に数匹が相棒に飛びかかった。ピキリ、とヒビが入って、ラーマの悲鳴を聞く。一瞬、息を飲んだが、兄がそれらにとどめを刺し、何とか仕留めるには成功した。]
(298) 2013/05/10(Fri) 20時頃
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おい、生きてるか……
[ケガを負ったチアキに話しかけるも、どうやら気絶してしまったようで。応急処置をして、急いで医者の元へ運んだ。
早めに駆け込んだのが効いて、命に別状はなかったようだ。
しばらく見守っていたが、少しだけ目を覚ましたチアキに、友達の安否を尋ねられた。自分たち以外の悲鳴が、聞こえたのだという。先に逃げていた二人は、現場に近づけないようにしておいたから、その場で悲鳴を上げたのは……つまり。]
……そうか。君は、ラーマの声が聞こえたんだな。
[つまり、彼にはライマーの素質があることを示している。 その言葉だけで通じただろうか。 チアキを微笑んで見つめるも、どこか寂しげだったのは、その相棒との別れが近いのを悟りつつあったからで。*]
(299) 2013/05/10(Fri) 20時頃
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/* >>292 何があったのか必死に探してしまったが、秘話だな…!www
(-277) 2013/05/10(Fri) 20時頃
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