19 【minus apple 〜 僕の心臓は僕を壊す】
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[月は青を投げかける。 砂になった身体を潮風が遠くへ運んだ。
――それは 果てか?
ヨハネの肩の上でセラが小さく羽ばたいた。 飛び立つことはないけれど、 零れ落ちた砂を見下ろし、咽喉の奥でまた小さく啼いた。]
……―― Amen
[胸に手を、口の中で小さく呟く。]
(9) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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[痛みを感じる][それは己のものではなくて] [しかし予期していた いたみ]
―――… 俺に任せてよかったのに。
(*3) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/09/24(Fri) 00時頃
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―――――…………馬鹿……
[自分でもその言葉が誰に言ったのか わからないまま呟く。 耳に届く幾つかの呟き。]
[背後の暖かさから聞こえた呟きには 僕は首を振ることも頷くことも出来ず俯いた]
(10) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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……女の子襲っておいて、 無事でいられると思うなんて、虫良すぎ。
[>>3:+96 ヤニクの抗議にきろりと眸を向ける。
ラルフの身体が崩れ、砂と化せば、遣る瀬無さげに天を仰いだ]
(+0) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/24(Fri) 00時頃
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[祈りの言葉。それは偽善か?
――セシルの震える声が、 木々のざわめきに紛れていった。]
(11) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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[ふと、後ろを振り返り、表情を変えずに見ているであろうロビンに]
ロビン先生、これで、ご満足?
[と、だけ言った。いつも通りのうつむき加減で、その表情は、暗くて見えなかったかも知れない]
(12) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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ヴェスパタインは、きつく眉を寄せて、唇を引き結んだ。
2010/09/24(Fri) 00時頃
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[見上げず、ただ 聞こえるものに耳をすませた]
……
… 、――― ドクトル
お気に入りだって 「こころ」は あんだ
(+1) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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……俺が、殺したかったんだよ… ……。
(*4) 2010/09/24(Fri) 00時頃
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イアンは、…ケホ、(06)
2010/09/24(Fri) 00時半頃
イアンは、――…ケホ、ケホ…(09)
2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[セシルの様子に。 そこまで人を思えるのは少しうらやましいと思う。
同時に。
私の中にそういう感情が少なくなっていることに気づく]
人間だって思っていたら、人間なのかな。
[小さく呟いた]
(13) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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― 電波塔付近 ―
[ラルフの身体がさらさらと砂に変わるを、薄青は見届ける。 全てが砂に返った瞬間、一度瞼を伏せると何事もなかったように]
さて、そろそろ動き始めませんか。 野宿をするにしても、此処は適さないのは、以前言った通りです。
次に陽が暮れるまでに、橋までは辿り着きたいのもありますしね。
[皆にそう言葉を向けた。]
(@0) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[痛いくらいに 伝わってくる 身体は死んだのに、魂だけのはずなのに
呪いのように それすら、仕組まれたことのように―――]
(+2) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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ペラジーは、イアンの咳の音にそちらを見る
2010/09/24(Fri) 00時半頃
ベネットは、イアンが咳をするのに気づけば、顔を上げ背を撫でようと
2010/09/24(Fri) 00時半頃
ロビンは、キャサリンの言葉には、ただうっすらと微笑むのみ。彼女の表情を窺う素振りもない。
2010/09/24(Fri) 00時半頃
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/* っちょ イアンのその咳は いばらを思い出してしまう (違う村です)
(-2) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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……ガシャン
[鎖の音が大きく響いた。 セシルの指の間から零れた砂が風に散っていくのを黙って見つめる]
(14) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[トニーの呟きに、こくんと頷く。]
んむ。 俺らだって、痛ぇもんは…痛ぇよ。 [胸へとそっと手を当てた。]
(+3) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[ふりかえるペラジーに、小さく首を傾いで。 違和感のない佇まいは、前からそこにいたとでも言ったふう]
―――ん、大丈夫か?
[無言のペラジーを案じる声をかけて近寄れば、 ひんやりとした夜の空気がほんの微かに感じられただろうか]
(15) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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/* ケホ ケホ
って 咳は 待て
俺が 動揺する(別の村
(-3) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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………ノルを殺されたからか?
(*5) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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…どいつもこいつも。
[どうして。 何をそんなに急ぐんだろう。 解らない。理解できない]
そんなに簡単に死ぬなら、お前の取り分こっちに寄越せってんだ。莫迦。
[死を望んだことなんて、一度だってない]
(+4) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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お前が言うんじゃねぇよ
[じと、とヤニクを見てからぷいと顔を反らす]
あんとき ―― どんだけ、 痛かったか
(+5) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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……此れが望んだことなのか
[低く呟く、――握り締める手。 淡々と次の目標を告げるスティーブンを振り返り睨む>>@0 唇を噛んで、首を横に振る。]
――…、 ――
[ペラジーは動かずに居れば スティーブンの傍に居り―― 先程まで其処にいたようにごく自然にペラジーに近づくナユタに ひとつ、互い違いの眸は瞬いた]
(16) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[それから、振り返って、ケイトの姿を探し、無事にいることを確認する]
さっき渡した人形、まだ持ってる?
[>>5:53そう、一応尋ねる。 それから、ロビンの後を>>@0黙ってついて歩き始めた]
(17) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[脳裏で響くうめきにも叫びにも似た耳鳴りは、止まない。 1つ消えた心音…、けれどもそれで終わりではない。 きっとまた、直ぐに音に支配される。
[ ―――…とくん、 ]
咳と共に聞こえる、心音に。小さく、舌打ちをして。
―――…ああ、…うるさい、な。
今までで一番近くから聞こえた音は誰のものだろう。 壊して止めてしまわないと、また音が痛みに変わる。
…うるさい、うるさい、うるさい―――…うるさい。]
(18) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[ナユタに声をかけられると、首を振った]
うん、大丈夫。
[ナユタが近づくと、冷たい空気がそこにあって。 少しだけ気持ちいいと思う]
大丈夫って、言うのかわかんないけどね。
[だから、少しだけ笑った]
(19) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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トニーは、そういえば肉体的に痛かったのは…きっと、ノックスのあの攻撃
2010/09/24(Fri) 00時半頃
イアンは、咳を続けていた身体は揺らいで――…砂のあった傍で、倒れた。*
2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[小さな咳が、夜に落ちる。
イアンが何をなして“そう”したのか。 身体をすり抜けるように見えた其れは、 ――宿泊施設で己の身体を通り抜けていった 触れられない“もの”を何故か想起させた。
――「君たちの能力を見せてくれるかもしれませんよ」
ヨハネは、ロビンの言葉を知らなかったけれども。]
(20) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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―――…俺がぞろ目だから…かな…。
(*6) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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……ラルフ君はちゃんと逝くことができたのかな。
[自ら消えてしまいたいという想いは理解出来ないままだけれど、それならせめて、――自分たちのように留まりませんようにと、小さく祈った]
(+6) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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…ごめん。 [それだけは、素直に謝って目を伏せた。]
(+7) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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ヤニクは、アレはシャレにならないよな…と遠い目。
2010/09/24(Fri) 00時半頃
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[言葉はかけるものの、まだ歩きはじめてはいない。]
やれやれ、イアン君は倒れてしまいましたか。 何方か、運ぶのを手伝ってくれませんか?
[先程までの命をもてあそぶような言動とは裏腹な言葉を紡ぐと、念のためイアンの様態を確かめに近づいた。]
(@1) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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ノックスは、記憶にございません。
2010/09/24(Fri) 00時半頃
トニーは、ゾロ目がみんな男だったからなぁ、…と思いだしてしまいそうになって思考を止めた
2010/09/24(Fri) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/09/24(Fri) 00時半頃
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――――――――……イアン君…?
[触れたか、触れないかわからなかった。 すぐにその身体は傾いで……崩れ折れる。
僕は驚き反面……多分、反動…… なのだろうと想った…… あんなに、痛かった、のだから……
>>@1には頷いて、 いつだったかイアンに背負われた 借りを返そうとおもった]
(21) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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――――……っ
[砂が崩れて風に消えても、まだ信じられないという風に座り込んだまま。 それでも少しずつ現実なのだと理性が見つめつつあれば、合わせて零れる涙も増していく。 もはや何も残されていない地面にすがりつくように声をだして泣いて。 流れる涙が枯れ果ててしまっても、それでも嗚咽がやむことはなかった]
(22) 2010/09/24(Fri) 00時半頃
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