207 愛しの貴方を逃がさない。
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/* お香は媚薬的なアレソレですか、南方さん!?
目覚めた時に裸で手首に手錠とか、監禁プレイじゃないですか。 [※監禁されてます()]
(-6) 2017/01/23(Mon) 20時頃
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あー……ちょっと頭痛いッス。 痛み止めあるんで、飯食ったらソレ飲んでちょっと昼まで休みます。
[食欲自体もそこまでないけど、食べないで飲むよりはマシだろう。 折原さんがスウェットを借りてる事は気づいてたけど特に何も言わない。]
まー、大学生の飲み会はこんなもんで済むレベルじゃないッスよ。 ひどい時は一時間毎に起きてトイレに行くのを繰り返して、昼過ぎにやっと復活って事もありましたしね。
[あの時は思い出したくない。気が付いたら居酒屋の床で寝落ちしてた。]
まぁ、アレ経験してるんで、これくらいならまだ……辛い物は辛いッスけどね。 とりあえず、昼まで休めば何とかなると思うんで、気にしないでください。
[とりあえず、作った分飯は全部食べました。お薬飲んで、お布団イン。]
(+4) 2017/01/23(Mon) 20時頃
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[飲み会の話を聞けば、大学生なんだなあ、なんて改めて思う。こうしてれば、普通の大学生にしか見えないのに。 昼まで休むという話に頷いた]
片付けは私がやるから、ゆっくり休んで。
[枕元にトレイに載せた水のグラスを置いておく。それから洗い物。 後片付けを済ませてから、洗面所で着替えをした。洗濯済みだった、拉致された時に着てた服]
(+5) 2017/01/23(Mon) 20時頃
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[掃除をしようかと思ったけど、新井さんが寝ている。掃除機はかけられない。 洗濯をして、窓でも拭こうかなんてぼんやり考えて、我に返った]
いや、だからどうしてまったりしてるの。
[逃げればいい。カバンも無造作に置いてあるし、新井さんは寝てる。 靴がないという問題はあるけど、新井さんはさくら書房に来てたし、職場以外の場所でも会ったことがある。家からそんな離れた場所じゃないだろう]
(+6) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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― 眠りの中で ―
[夢を見た。 幼い少女がお洒落に着飾り、 両親や兄と共にどこかに行く夢。
辿り着いた場所は、とある写真館。
家族で写真を撮るのは初めてじゃないけれど、 こんな風に本格的に撮ってもらうのは初めて。
だからウキウキワクワク。 大好きな家族と一緒で笑みが絶えない。]
(-7) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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[写真を撮ってくれるおじさんの傍には、 兄よりも少し年上に見えるお兄さん。
あの人も写真撮ってくれるのかなって、 不思議そうに眺める。
目が合えば、にこって満面の笑みを少女は向けた。]
『こんどは、おにーさんもあいりのこと、かわいくとってね』
[結局写真を撮ったのはおじさんだったから、 お兄さんにそう告げて家族と共に写真館を後にした。
幼き少女が忘れてしまった
―――記憶の奥底の思い出。*]
(-8) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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/* 秘話解禁後に貰った秘話を回収したかったけど、 落とすタイミング逃した感が強いからこっそり独り言に落とす。
色々拾い切れてなくて、すまぬー、すまぬー。ってなってる。
(-9) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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[それなのに、結局私はやかんでお湯を沸かして、お茶なんか入れてる。 こたつに座って、洗濯機の音をぼんやり聞いてる。 新井さんが寝てる方を見て、呟いた]
……帰っちゃうよ。
(+7) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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― 朝 ―
[少し肌寒く感じて目を覚ます。 そのまま目を擦ろうと手を動かして、
“ガシャリ”
という音に驚いた。 肌寒さの訳も、そこで理解する。
この状況を何とかしようと起き上がろうとして、 身体の違和感にも気づく。]
……っ、ぁ…
[身体がやけに熱く感じる。 熱がある感じでもないのに、 ジンジンと身体中が疼く感覚。]
(+8) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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[横になってるだけでも幾分かマシになった。 片付けをやってくれるというのは本当に有り難かった。 枕元に置いてくれた水は、すぐに飲み干した。水が身体にしみる。
洗い物の音、お湯の沸く音、洗濯機の音。 色んな音が子守唄のように聞こえてくる。 ウトウトしていれば、折原さんの呟きが聞こえてきて。
ぼんやりとした頭で、その意味を考えていたら、何故か胸が締め付けられるような気持ちになって。]
……帰んないでください。 寂しいッス。
[つい、ポロッと言ってしまった。今、弱ってるからか。]
(+9) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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[部屋には写真屋さんの姿はない。 だからこそ、いない間に何か纏うものをと探すも、 手首の手錠>>+1と、火照る身体で思うように動けず。
むしろ、身体の火照りはどんどん増すばかり。
疼く身体を抑えるように、 口から漏れる声を抑えるように、 唇を噛みしめてその場に蹲った。]
(+10) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/23(Mon) 20時半頃
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/* 挟んだ。ごめーん!!!
(-10) 2017/01/23(Mon) 20時半頃
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/* 俊太郎くんと芽留さんのペアは、なんか見ててのほほんとしてくる。 羊毛フェルトでネズミ作ってた芽留さん可愛かった。
(-11) 2017/01/23(Mon) 21時頃
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えっ。
[まさか返事があるなんて思ってなかった。寝てるって思い込んでた]
起きてたの? お水、お代わりいるかな?
[枕元に置いたグラスは空っぽになってた。枕元に座って、新井さんの顔を覗き込む。 約束は一週間だから。自分にそんな言い訳をしてたけど、きっとそれは違う。 聞こえた言葉に、すとんと納得した。私がいなくなったら、新井さんが落ち込むような気がして、だから私はここを動けずにいるんだ。 やり方は間違いなく問題なんだけど、こんなまったりした時間を過ごすのなんて、本当に久しぶりで。 家族団欒だって錯覚するほど、私の孤独を埋められて。 私はどうやら、少しばかり新井さんに恩を感じているらしい]
(+11) 2017/01/23(Mon) 21時頃
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[ガチャリ。 そんな音が己の部屋から響いたのは一服が終わった頃。>>+8 己は椅子から腰を上げて、自室へと向かった。]
―――やぁ、気分は如何だい?愛莉。
[ドアを開き、その場に蹲る彼女にかける声。>>+10 部屋に漂う甘ったるい香りに目を細めながら、 一歩一歩彼女に近付く。
伸ばした腕は彼女の首筋に触れて指を滑らせる。 こんな簡単に触れるだけで彼女の口からは、 甘い声が零れるだろうか。]
綺麗に鬱血していて嬉しいよ、俺の証だ。
[切に、昨日の犯人は己だと自己申告をする。 ベッドへ片膝を付き彼女の両頬へ両の手を添え唇を奪った。 昨日薬を飲ませた時と同じ柔らかさ。 だが奪うように、噛み付くように荒い口付け。]
(+12) 2017/01/23(Mon) 21時頃
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[舌でこじ開ける彼女の唇。 今まで散々女と付き合ってきたが、唇だけは渡さなかった。 今日、こうして彼女に捧げる為に。
指先に力を込めて、彼女の顎を痛いほどの強さで固定する。 彼女に拒ませぬように、逃がさぬように、 己を受け入れさせるように。
苛烈な口付けは、厭う相手の軟体に絡みつく。 寄せた唇が、彼女の口唇を撫で、嘗てないほど近くで、 ハァ、と吐息を紡いだ。*]
(+13) 2017/01/23(Mon) 21時頃
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水……ください。
[おかわりを聞かれれば、素直に欲しいと申し出る。二日酔いにはとにかく水だ。 持ってきてもらえれば、また一気に飲み干して、ふう、と息を吐く。
つか、さっき俺が言ったのって。寂しいって。 最初は、ただこの人を着飾ってやりたいだけだったのに。 まだ三日しか一緒に過ごしてないのに、ずいぶんと長く一緒に居るように錯覚しちまって。
俺は、胸の苦しさに急かされるように、折原さんを抱きしめてしまった。]
(+14) 2017/01/23(Mon) 21時半頃
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[ちょっと待ってて、と持ってきた水もすぐに飲み干されてしまった。 グラスじゃなくて水差しとか持ってきた方がいいかな。水差しあるのかな]
新井さん、水差し、 ! ちょっと、
[あるかな。そう聞こうとしたら抱きしめられた。 調子が悪い時って弱気になるよね。メンタルが体調に引きずられるっていうか。 きっとそういうことなんだろう。安心させるように新井さんの背中をぽんぽんと叩いた]
大丈夫だよ。まだ帰らない。 一週間って約束したからね。
[落ち着かせるようにそう言って、やんわりと体を離そうとした。 人の温もりにこれ以上慣れたくない。帰れば、独りなんだから]
(+15) 2017/01/23(Mon) 21時半頃
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[ドアが開く音、自分に掛けられる声。>>+12 ビクリと震え、近づく相手から逃げるように、 壁際へと後ずさる。
とはいえ、場所がベッドであるうえに、 手首には手錠。
逃げられる範囲などさほどない。
相手との距離はすぐに縮まった。]
写真屋さんの…証……?
[彼の言葉の意味がわからず、 いや、わかりたくないというのが正しいか。
首筋に残った痕に触れられ、それだけで身体が反応するように、 吐息が溢れそうになるのを必死で堪える。]
(+16) 2017/01/23(Mon) 21時半頃
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や、め……
[言葉は最後まで紡げなかった。 そのまま彼の唇に塞がれ、飲み込まれる。
逃げたいのに、逃げれない。 どんなに逃れようとも、力で敵わない。
離れてと、解放してほしいと、 彼の胸元を押したり叩いたりしてはみるものの、 もちろん状況が変わることなくて。
絡まる舌と吐息に>>+13、 ただ涙をこぼすことしか出来なかった。*]
(+17) 2017/01/23(Mon) 21時半頃
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/* ああああああごめん分かり辛かったか手は動かせない状況にしたかった、んだ 頑張って修正しよう
(-12) 2017/01/23(Mon) 22時頃
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[ ぼたぼた と 首元じゃあなくて、瞳から 痛みと恐怖で涙がこぼれ落ちる。 抑えようとしても、 抑えたら逆に痛い気がして 自分で手当しようにも、 冷たくなった手は、歯とおんなじ。 がたがた震えて、いたから。 …頷きも、返事もしなかったけれど 先程とは違う手の伸ばされ方に、 言われたとおり"じっと"していた。 ]
(+18) 2017/01/23(Mon) 22時頃
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[ ―― なんで謝るんですか。 そんなこと 過ぎらなくは、なかった。 だって貴方が、やったのに。
赤色は結局 彼を見ることはせず、 手当が終わって、浅く頭を下げて そのまま何も口にすることの無いまま
卯月は 眠りに、落ちた* ]
(+19) 2017/01/23(Mon) 22時頃
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― 翌日 ―
[ 何時、だろう。 ]
[ 自然と目が覚めて、 足元、鎖の重みが現実を知らせてくる。 唇――、だけじゃあ ない。 喉もからから、胃の中も 少し軽い。 まだ大丈夫かな、って 何時もあんな生活を送っていた卯月は思う。 ぐらん、重たい頭を無理矢理起こして、 部屋を見渡した。
彼は、仕事に行ったのか、どうなのか。 そんな調子で* ]
(+20) 2017/01/23(Mon) 22時頃
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ウス……。
[背中をポンポンと叩かれて、安心しきってしまった。 もうちょっとだけ、と更に抱きしめてしまう。]
一週間と言わず、ずっとここに居て欲しいッス。 ムリっすけど…… その、折原さんいるだけで、なんか華やかになったんすよ、色々。 だから、まぁ、一週間は寂しいッスよ。
[そろそろ、折原さんを解放して。水差しについて聞かれてたけど、 そんなハイカラな物は無いと答えた。]
(+21) 2017/01/23(Mon) 22時半頃
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[───ノックの音。 虚ろな意識に割り込んだその音に身を起こした。
眠れたせいか幾らか気怠さは引いていた。 額にあてた掌はそれでも少し冷たく感じたけれど。
先程の音の元へ向かう。 その間もノックは鳴り続けていただろうか。
どちらでもかまわないけど。]
(8) 2017/01/23(Mon) 23時頃
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ごめんね。
寝ちゃったみたいだから。 ぼくの部屋じゃなんだか悪いし。
[錠のかかった扉越しに声をかける。
ドア一枚隔てた室内の様子は分からない。 彼女がどんな表情でいるのかすら。]
───そういえば、時計の話だけど、
もう、いらなくなったのかな?*
(9) 2017/01/23(Mon) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/23(Mon) 23時頃
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[やんわり離れようとしたのに、むしろ腕の力は強くなった。 困ったな。あったかい。 だけど、続く新井さんの言葉には苦笑が漏れた。典型的、病気で気弱になってる人だ。二日酔いは病気じゃないけど]
そういうことは、好きな人に言わなくちゃ。
[お人形じゃなくてね。 新井さん、いい人だし。生活力もあるんだし。きっといい子がいるよ。大丈夫。 そろそろと体を離して]
ハイカラって。 そんな言い回し、久しぶりに聞いた。
[新井さんの言葉選びのセンスがおかしくて、思わず笑ってしまう。 それじゃ、何か別のもので代用しなくちゃね。 やかんか、ティーポットか。 持ってくるねって立ち上がった]
(+22) 2017/01/23(Mon) 23時頃
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[彼女の反応の全てが、己を拒絶する。 此方が一方的に抱える感情故に仕方のない事。]
―――…愛莉
[微かに擦れた低い声は、 彼女に向けたことのない色を孕んでいる。 胸が早鐘のように鳴る。 嘗ての恋人達にも感じたことがない、甘く苦しい焦燥。 眦が痛むような高揚感。
逃げる軟体を追いかけ、 引きずり出して、強張る彼女を追い立てる。 細く繋がる銀糸は幾度も口腔で途切れ、 彼女の中に己の味が広がるか。
生々しい水音が、咽喉から入って鼓膜を内側から揺らす。 甘い彼女の声が、酷く近い。]
(+23) 2017/01/23(Mon) 23時頃
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[理解されたいとは思っていなかった。 理解されるとも思っていなかった。 彼女の視界には、部屋中に貼られた彼女が見えるだろうか。
己はポートレートの彼女に見守られながら、 目の前の彼女に見つめられる。
するり、とフェイスラインをもう一度撫でて、鼻先を寄せる。 一度、大きく彼女の香りを吸い込むと、 同時に甘い香りが紛れ込む。
明らかな熱が、腹の底で疼くのを、止めようもなかった。*]
(+24) 2017/01/23(Mon) 23時頃
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