166 悪魔の揺りかご
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― 中庭・奥 ―
こっちじゃ。
[静かに腕を上げてその方向を指す。 師匠クラスとしての脚力を持って移動したのは、中庭の、通常キメラが跋扈する場所からさらに奥。 静かな場所で、他と比べると二回りは体格の小さいキメラが一匹だけうろうろとしている場所だった。 気配を消したまま、茂みの中から様子を窺いつつ囁くように喋る。]
あれが、子じゃ。 親の気配を感じるか? 向こうの茂みと城の壁の間の空間に、じっと動かぬ一体がいる。 若さも、強さも申し分ない。 今、ここにいるのはその二体じゃ。
(3) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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一つ目。 多を相手にしないこと。 数は力じゃ。 出来る限り、個別に、素早く片付ける。 今回も、彼らの他のキメラの群れへの合流は絶対に避けたい。
そして二つ目。 仕掛ける場合、中途半端に手を出すな。 手を出すならば、最後まで。 そうでなければ手を出すな。
[気配を気取られぬように静かに、まるで弟子へと教えを説くように傍らのニコラウスへ囁く。 髪留めを解きながら、計画の説明をする。]
(4) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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今からわしが、あの子を殺す。 その死体を餌に引き籠っている親をおびき出す。 恐らく我を忘れて飛び出してくるじゃろうな。 そこでお主が、囮になるのじゃ。
奴を傷つけることなく、かつ他の群れの方に行かせることなく誘導し… そうじゃな、あの大きな岩の辺りで、飛びかかられるように襲撃されてくれ。 うむ、そうじゃな。 向こうが飛び上がり、お主を上空から襲う形。 それが良いのう。 「撮る」べきはまさにその瞬間じゃ。 くくく…
[獲物の姿を思い浮かべ、不穏な笑みを浮かべる。 が、すぐに真面目な表情でニコラウスの顔をじっと見つめる。]
(5) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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例えキメラと言えども子を殺された親。 侮るな。 …大丈夫じゃよ。 わしがお主を守る。
[ぽん、と彼の頭に手を置くと、鬣を一回わしゃっとする。]
行くぞ。 勝負は短く。 すぐにケリをつける。
[次の瞬間、気配を露わにすると、身体に残った魔力をごっ、と周囲に放出し、瞬時に子キメラへと飛びかかっていった。]
(6) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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はっ
[恐らく何が起こったのか子キメラには理解ができなかっただろう。 懐に入り込むと、下から魔力を込めた手刀を喉笛に突き込んだ。
どさり、と倒れた身体を抱え込み、下から持ち上げる。 このくらいの重さであれば充分に持ち上げることはできる。 死体を持ち上げながらも身体は軽く、親のキメラのそばへと飛ぶようへ向かう。
大人のキメラでは中々こうはいかない。 石にしてしまった場合はなおさらのこと。 しかし、モノクルの調整は済んでいる。 準備は万端であった。]
(7) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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[そして、親のキメラの前へと到着すると、どさりとその死体を投げ捨てた。 座り込んでいた親キメラの瞳が光り、立ち上がるのがわかる。 見込んだとおり。 若く、強く、身体は引き締まり、美しい。 この城で、一番コレクションに相応しいキメラが眼前に現れた。]
ニコラウス、頼んだぞ…!
[彼はどこにいただろうか。 大声をかけて自分は飛び下がる。]
(8) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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!?
[次の瞬間、目の前に何かが飛んでくる、と思ったその時には横っ面を強力に叩かれ、真横に吹っ飛んでいた。 瞬時に体勢を整え立ち上がる。 が、頬は熱く腫れ、鼻から血が流れているのがわかった。 親キメラの尾に思い切り吹っ飛ばされたのだ。 口もとの血を拭いながら、しかしにやりと笑みを浮かべながら叫んだ。]
くく… 流石に目の前で子を殺された親ならそうくるであろうな。 しかし、だからこそ、じゃよ。 精々楽しませてくれるのだな!!
ニコラウス、油断はするなよ! しかし傷つけもするな! 全く、最初からいい修行じゃのう!
(9) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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[再度、今度はもっとしっかりとキメラから飛び離れた。 ニコラウスには劣るながらも軽やかに野を駆けながら、準備を整える。 先ほどグロリアに使おうとした蛇たちは、中庭に移動してきているだろうか。 魔力の範囲を静かに広げ、また、自分が待機すべきベストなポジションを探しつつ、キメラとニコラウスの動きを見守る。]
しかし、他者と協力して狩りとはの。
くくく… 心が躍るわ。 この気持ち、数百年ぶりといっても差支えないぞ。
[微笑みながら、暖かい眼差しを庭を駆けまわる美しい駿馬に向ける。 さあ、準備はできた。 あとはニコラウスの誘導を待つのみだ**]
(10) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 01時半頃
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―― 極夜城・周辺 ――
[門の外へ踏み出た瞬間、土の音がジャリ、と鳴り終わる前、肩越しに振り返り、聳え立つ極夜城を見上げた。 グロリアの後ろから覗き見たこの城の主とその弟子は幼い容姿を持ちながらも、立ち振る舞いや言動は成程この場を取り仕切る立場にある者と納得できた。>>1>>2]
(でも、何故御髪が乱れていたのでしょう。)
[仲睦まじく視えたが、直前まで取っ組み合いのケンカでもしていたのだろうか。 真相は歩みを進める程に、月の光と闇の向こうへ。 体の内側にくすぶっていた不可思議な熱も波のように引いていった。]
(+8) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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…行きたいとこ…あっ、つ、
[前方を往くグロリアから問われ顔を上げる。>>+5 このまま海の底へ行くのだろう、あの男が喰らわせた水が満ちる世界で果たして生きていられるかぼんやりと考えるだけで心構えが出来ていなかっただけに、有難い申し出だった。 が、途端、足の裏に鋭い痛みが走り、その場に膝をつく。]
ああ、足が…。
[見れば、足の裏は両方とも、土や石でついた細かい傷だらけで、決定打となる痛みを与えたのは枯れ葉だった。 近くには蒼い花を付ける植物が生えており、自然と落ちた葉が朽ちる前に自分と踏んでしまったのだろう、と推測できる。]
…ええと、……靴を見繕いたいのですが…。
[最初の目的地が決まる、が言いよどみ、俯く。 そこまで甘えてしまっていいのだろうか、と、蒼い花―美しい淑女と呼ばれるベラドンナに視線を向けながら。*]
(+9) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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/* ナリーポンじゃねえのって自分
(-6) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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/* ベラドンナって書かなくてもよかったかもしれない
(-7) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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/* ぎゃー間違えた 蒼くねぇよ
(-8) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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[実に甘美な響きだった。
己を主に据えた愛し子が繰り返す事実。 果てとして在った己には無縁だった“他者たる存在”が、 今や、己の揺蕩う海と等しい価値を持つ。>>+4
海洋に侵食されるほど、相手は欲を覚えた。
踏み躙られることと、諦観に慣れていた魂が、 自身と響きあうように欲望を抱き、退屈を遠ざけた。 彼女は更に変質し、多くの顔を見せ、感情を持つだろう。
――― 他の誰でもない、己の手に因って。]
(+10) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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[自身は七つの海を修めた覇者と違い、 征服欲も、支配欲も、他者に施す代物ではなかった。 足りていなかったのは力ではなく、原動力だ。 何が傅こうと、誰に崇められようと、 或いは世界が終末を迎えようと、興味にすら至れずにいた。
現にこの箱庭は上級種が納める土地としては小さく、 変化にも乏しく、無欲に満ちている。
されど、自身は此度、愛し子と言う変化を得た。 黄金の月に導かれ、戯れで以って赴いた極夜の城で。
繰り返し呼んで飽きぬ、メルヤと言うただ一人を。]
(+11) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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―――…ん、 ………こいつぁ…、ちっと拙いな。
[視線を逸らすこともなく、密かな小声が相手の喉を撫でる。 耳朶に必死で接吻を送る彼女が考えていることなど、 頭を回すまでもなく、手に取るように分かる。
相手は己の悦楽を望み、求めているのだ。
その身を以って奉仕し、慾を引き出して止まない相手は、 翻弄されるだけではなく、愉悦の源泉を探していた。 だからこそ、きっとこんなにも蕩けた顔をしてみせる。>>+6
相手の献身が、どれだけ己を凶暴にさせるか、考えもせず。]
(+12) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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[瞬きを挟むと、睫から雫が散った。 いつの間にか染み出していた魔力の欠片だ。 制御を振切る一端を垣間見ながらも、最早止める術はない。]
本気になると壊しかねねぇが…、―――…クソッ。
[己の熱を納める為に、強引に穿ったのも裏目。>>+7 力の篭らない掌で叩かれても、加熱しか促さない。 これを無自覚でやっているのだから、悪態が出ても仕方ない。]
(+13) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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……メルヤ、俺は別に優しくねぇよ。 お前さんも認識を改めな、でねぇと―――…、
[外耳の曲線を擽るように唇で愛し、 囁く声は渇きがち、漏らした息も掠れがち。]
(+14) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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喰っちまうぞ、全部。
[焦燥に焼けた声に誘われ、姿を見せるは白い触手。 ズル、と濡れた音を立てて、星月夜に浮かぶ軟体は、 極夜で見せた時よりも一回り肥え、粘性の糸を引く。
頻りに息衝く吸盤が海生軟体動物のそれよりも禍々しく。 軟骨めいた歯牙が醜悪に蠢いて、 先ずは洗礼とばかりに、彼女の肩口に噛み付いた。]
(+15) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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[肉を食い破る単純な所作に非ず、獲物を愉しむ為の口付け。 軟らかい歯が、鞭毛のようにざわざわと肌を掠め、 こめかみに掛かる黒髪を掻きあげて、耳裏にも這う。]
メルヤは髪もさらさらだな。 ……いや、これも俺の余韻か。
[薄く笑みを浮かべて喜悦を食み、更に一本触手を伸ばす。 今度は胸に触れると、膨らみを絞るように絡みつき、 細く撓った切っ先が尖りの上で踊った。
多くの掌に撫で回される感覚に、彼女が声を上げれば、 再び下から重い一打が胎内に衝撃を迸らせる。 しかし、今までの人間種らしい性交とは違い、 地響きを伴い、島ごと咆哮を上げるように揺れた。 ぐらりと揺らめかせる肢体を夜に泳がせ、唇は円弧を描く。]
(+16) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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―――…悦びな、メルヤ。 俺がこんなに滾る夜は、創世以来、初めてだ。
[どんな言葉も足りない、既に言葉では足りない。 果てとして生まれた存在は、今宵、初めて、慾に酔う。**]
(+17) 2015/08/09(Sun) 01時半頃
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/* #推敲とは
かなり削っているはずなのに、 メルヤへの愛が全く削れない上、 目が滑るこの文章力をどうしたらうぉぅ…
(-9) 2015/08/09(Sun) 02時頃
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ホレーショー(鳴き声
(-10) 2015/08/09(Sun) 02時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 02時頃
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―― 極夜城にて>>1>>2 ――
御機嫌よう あら? 少しじっとしていてね
[ホリーの髪が乱れていることに気付けば、...は彼女へと手を伸ばした。 髪に手が触れれば少しばかり湿った感触を与えると共に乱れた髪を整えてしまう]
機嫌が良いのは素敵なことね とても良い夜だもの
――育てる方ね 花は手折るよりも育てるものなのでしょう? 貴方も育ててもらった方かしら
[城主の言葉にホリーが頬を膨らませれば...は小さく笑う。 其の頬を突いてから、改めて城主に一礼をした]
(+18) 2015/08/09(Sun) 08時半頃
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ええ、城主殿 海のモノがご入り用ならばお知らせください なんなりとご用意させますわ
[...は一礼し、その場を辞した*]
(+19) 2015/08/09(Sun) 08時半頃
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― テラス ―
[鬣を撫でる手に心地よさを覚え、目を少し細める>>0 そのまま近づけるように頭を垂れれば、耳許で囁かれる声に、了承を示すように瞼を閉じ、ひと啼きした。
形作った体躯は、少しだけ違和感を覚える。 それが己自身の成長ではなく、間借りした強さであることを認識させる。 けれど動かす事への違和感ではなく、逆に早く駆けてみたくて身体が疼くようで、それが少しだけおかしかった。
ゆっくりと彼女の後へ続くと、 中庭で男の上空を駆けたものより小さいキメラが、頼りなさ気にふらふらと動き回っているのが見えた>>3 首を立てたままでは見つかってしまうので、首を下ろし、側にいる彼女と共に様子を伺う]
(11) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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― 中庭・奥 ―
[耳許で説明される内容を、静かにじっと聞き入る>>4>>5 概要を把握し、最終的な目標地を視界にいれながら、楽しそうな笑みにつられるように、少しだけ笑う。 音にはしなかったつもりだが、通ずる魔力でこちらの感情の変化も分かるかもしれない。
守る、と言って置かれた手が鬣を弄ると、気持ち悪いようなくすぐったいような心地がして、ふるりと首を振る。 その間にかけ出した彼女を追うように、自身も茂みから飛び出す。
―――そして、喉元に素早く差し込まれる手刀を目にし、 鮮やかな手並みに、ひゅ、と詰まるような息を飲み込むのだった]
(12) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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[親キメラの気配から、怒気が強まっていくのが目に見えて分かる>>8 今まで匂いなど、感覚的なものでしかわからなかったものが、視覚化するほどに変化するのは、新しい発見だったかもしれない。
のそりと立ち上がる様子に、武者震いのような震えを覚えた瞬間、合図の声が上がり、初めてその足で走りだす。 目の前で叩き飛ばされる姿が見えても、彼女がその程度でやられるわけがないことは、身の内に宿る魔力を思えば当然のこと。
ちらりと横目で無事を確認し、駆けた先は子キメラの死体]
(13) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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(―――こっちだよ、可愛い猫さん)
[徐ろに口に咥えたのは、既に死臭を漂わせ始めた屍体。 わざとらしく首元に噛み付き、皮と肉を少しばかり剥いで、まだ赤く残る血と共に咀嚼して。 あたかも本当は自分が殺したのだと言わんばかりに、醜悪な視線で睨めつければ、怒気の矛先は容易にこちらへ向く。
キメラが走りだそうと足を踏みしめるのと、 こちらが子猫を咥えて駆け出すのはほぼ同時だったか]
(14) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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[中庭、と呼ぶには広すぎる庭園。 その一角を駿馬が風を切り、軽やかに駆けてゆく。 口の中を侵す死臭に、また更に深く歯を食い込ませながら、背を追うキメラと付かず離れずの距離を取る。
以前の自分では、全力で駆けて丁度だっただろう。 なりふり構わず襲いかかろうとする姿に怯え、真の意味で逃げ惑うしかなかったに違いない。 けれど今は、体力的にも精神的にも、余裕のある状態を保てていた。
どこにどれほど力をかけ、 風の声を聞き、歩を進めるか、緩めるか。 挑発するように尾も振れば、更に早まるキメラの動きに、楽しそうに内で笑う。
勿論、油断などするつもりはない。 ただ目的の為に、彼女の動きを阻害させないように。 こちらに意識を全て向けてもらいたいが為。
―――そうすれば、後は彼女に任せるだけでいい]
(15) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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