25 仮面舞踏会
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[囁き声には少し困った様子で。 それでもきっぱりと正直に答えると。]
では、送って差し上げましょう。
[そう言って彼女の白い手を取り、彼女が立ち上がるのを支え。 その掌をきゅ、と握るような気持ちで、彼女を送り届けた。**]
(3) 2011/02/10(Thu) 01時頃
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/* 生存者でマリー食えるのって誰だろ。オスカレット以外で。 割と絡んでたのはアイリス・ディーン・フィリップ辺り。
アイリスはなー。狼側だったらマリー白の情報あんなに流すかなー。 ディーン…うーむ。そこまでのフラグあったっけ。 フィリップはルーカスとの秘話の内容次第…?
(-11) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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[>>3:457微笑に少し頬を染めて頷く。 彼女に己の真意伝わったかどうかは定かでなく いくらか夫とアイリスの会話を傍らで聞いた後 夫につき従うようにしてその場を去る。 其れが生きたローズを見る最後になった。 今宵の寝台を何処に選んだのかなど、無粋なことは記載しない**]
(4) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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/*
なんかもうベネットさんから、兄弟だから受け入れられないだけでそうじゃなかったら愛してたと言われて満足したのでいいですwww
お兄様早く私を迎えに来なさい!!!!←
(-12) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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素顔、か。好い男でしたよ。 酒に傾倒してからはお世辞になってしまいましたが。
[首が振られることによって揺れるストロベリーブロンド。 温かみのある色が揺れるのは何処か夏前の春を思い出す]
秘められてこそ、秘密は意味を持つのだという。 バーナバスが語らなかったのであれば、 それはその理由が何かしらあるということ。 無理に追い求め、探す必要はないのでは?
[そのうち思い出せる時が来れば思い出す。 物事は、偶然などではできていないと男は思っていた。 ただ、呪いというものの存在については割と肯定的であったが。
感謝の言葉を妻から聞くなど慣れている事なのに 随分と以前と今では感じるものが違う。 持ち上げられた手は緩やかに、細身の猫を愛しむように その深い色の髪を撫でた]
(5) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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[撫でられると其の手に短い髪押し付けるように 少し首のばす、まるで猫のような仕草は 気をつけなければ気づかぬ程の些細なもの。 真紅はその僅かな間、気持ちよさそうに細められた**]
(6) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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それなら構わんよ。 好きに外を歩き、餌付けされて、可愛がられて 気がすんだら帰ってくればいい。
留守の分、存分に愛でてやるよ。
[我可爱的K猫(俺の愛しい黒猫)と その耳元に囁き落としてからかいひとつ]
(-13) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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/* 自分の殺され方が発表されるのを待つ、って不思議な気分…。 キリングしたことは何回かあるけれど、されたのって初めてだもの。そわそわそわ…
(-14) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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/* 残りの事件:亡霊2、普通の日1
最終日亡霊に期待(まだ言う) 村勝利エンドだったらあんまり意味ないけど。
(-15) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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>>3:455 お酒の次は、賭け事ですか……。
[ささやかな誤解は霧散した。が、声音に呆れが混ざっていたのは隠しようもない。賭博は貴族の娯楽の定番だが、夢見がちな年頃に嫁いだ箱入り娘にとっては、どうしても煙たく感じられるものだ。 セシルとワットの語るバーナバス像には随分と隔たりがある。それも、ある時を境に変貌してしまったのだろうか]
寡黙な方ではありましたけど、時折、優しさは垣間見えました。
[敢えてワットは慰めになりそうな明るい話題を振ってくれているのだろうが、どうにも鬱々と沈む気分は晴れない。表情に出すまいとしても、つい俯いてしまう]
和が取れましても、……お互い、連合いを失った者同士ですし。
[仲睦まじく映る夫婦の姿に、父と娘、或いは祖父と孫娘にも映りそうな、在りし日のベレスフォード侯爵夫妻の幻影を重ねながら。吐いた溜息は重く切ない]
(7) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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/* マリーさんのどうでもいいお話のコーナー。
Q.なんでみんな「ローズ」って呼ぶのに本人は頑なに「マリー」なん?
A.ルーカスさまへの愛です。…うそくさいw 正確にはルーカスさまのためだけの一人称です。 秘話で何度も「マリーは〜」って話してたら癖になってた。
(-16) 2011/02/10(Thu) 01時半頃
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[利用されていた、というのが一番妥当だろうと。自分の中でさっさと結論を出して、苦笑いを浮かべ、ワットに頷いた]
年の近い弟君とは、共に遊ぶ機会も多かったのですが。 ガティネ卿にそう言わしめるとは、 ああなる前に、顔を合わせられなかったことが悔やまれます。
[茶化そうとするのに、唇の端が引き攣る。全ては今更言っても詮無いことばかり。虚しい風が胸中を吹き荒れる]
(8) 2011/02/10(Thu) 02時頃
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/* 最初と明らかに言葉遣いが 変わって る
色々悩んで文章が出てこないにゃー。
(-17) 2011/02/10(Thu) 02時頃
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― 自室 ―
[自室に戻ると、もう良い時間でした。 私はあることに思い馳せながらも、床に着く準備を致して居りました。 そこに響きますのは、規則正しいノック音。 その音だけで、私は誰の訪れか判りました。 昨夜、狸寝入りをしていましたが、今宵は自分の手で扉を開きます。]
……おやすみなさい。
[見えたお姿に、私は素顔のまま挨拶を向けました。 もしかすれば少しだけ会話をして頂いてから、私は冷たい寝台へ身を滑らしたのかもしれません*]
(9) 2011/02/10(Thu) 02時頃
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[故人を偲ぶ思い出話は、花が咲くとは言い難いもの。増える死者に陰鬱な雰囲気は払えず、むしろワットの気遣いが余計に肩に重く感じられた。 どれが本当の顔なのだろう。仮面しか知らぬ男のことが、余計に分からなくなっていく。 幾らか言葉を交わした後、去り際に見せるのは途方に暮れた迷子の子供のような顔]
そろそろ失礼致します。おやすみなさい。
[御機嫌よう、とはもう口に上らない。丁寧過ぎる一礼を残し、誰かを探すようにふらり歩む足は、確かに自室の方へ*]
――――ス、様……。
(10) 2011/02/10(Thu) 02時半頃
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――アイリス様……奥様……。
[夜の踊りへ誘う聲に従い、のそりと進む。枕元に置かれた仮面が呼んでいる*]
(*0) 2011/02/10(Thu) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/10(Thu) 02時半頃
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―コーネリアの部屋―
[コーネリアの想い>>3:453を聞くと、両の腕でコーネリアを抱きしめる。 例え血を抜いたとしても、例え血の繋がりが半分であろうとも、彼らが兄妹である事実は変わらない]
ただ妹として愛せたならば。
[美しい女だと思った。 ただ利用するだけのつもりだった。 何度も泣かれるうち、放っておけなくなった。 気付けばベネデットの胸の中、彼女が占める割合は大きくなっていた]
(11) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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[右の手を腰に伸ばし、挿していたきらびやかなナイフを抜き取る]
女としてでなくとも、ただ君という人を愛し続けられるなら。 ただ君を守り、その隣にいる事ができるなら。
[再び両手をコーネリアの身体に回す]
けれど
[瞳は悲しみの色を湛える。 両手でナイフの柄を握る]
僕には、無理だ。
[せめて苦しまぬ様に、頚椎目掛けて一息に突き刺した。 徐々にナイフを鮮やかな赤が伝う。 手がぬくもりに包まれる。 それを、コーネリアを抱きしめたままじっと見つめる]
(12) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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[段々と溢れる赤が減る。 抱きしめた身体からは少しずつ熱が失せる]
王位を望まなければ君の傍にいられただろうか? 全てを捨てて、君が望んだ様に王宮から離れ、子は成さず静かに暮らす。 そんな日々もあったのだろうか。
[脳裏を三つの人影が過ぎると悲しげに首を振る]
それでも、僕は道を変えるわけにはいかないのだ。
(13) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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[どれ程コーネリアを抱きしめていただろう。 遺体を寝台に乗せ、首につきたつナイフを抜き取った。 傷口から血が噴出しシーツを赤く染め上げる。
銀の髪を一房切り取ると、ハンカチに包んで服へ仕舞う。
紫水晶はもう表情を変えることはない。 もう一度遺体を抱きしめ、もう二度と歌わぬ唇へ口付けた。 そのまま首を伝い、肩や腕、胸元の傷口に唇を這わせる。 膨らみを通り過ぎ、まるで泣く女の様に弱々しい尖りを口に含む。 空いた乳房を揉みしだくも女はぴくりとも反応しない]
(14) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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あぁ。
[絶望の声をあげ、ぐさりと乳房にナイフをつきたてた。 新たな血が噴出し顔にかかる]
イアン殿の傍で慈しまれるがいい。 ……女の部分は僕と一つに。
[両の乳房を切り取ると、かぶりついた。 脂肪と肉が混ざる部分を食べ終わると乳腺が現れた。 それは乳臭い、懐かしい味がした]
(15) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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[夢中で食べ終わると服をきちりと着せ、瞼を閉じてやる。 シーツを被せ、眠るような顔をしばらくみつめていた。
空が白む頃、ナイフを持ち部屋へ帰った。 血の香りに目を覚ました黒犬は、部屋の隅へ逃げ込み尻尾を股に挟んだ。 優しい声で犬を宥めると、ナイフの血を舐め取り、服を暖炉にくべた**]
(16) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/10(Thu) 04時頃
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/* 牛の乳腺を食べた事があるのだけど、本当に乳臭い。 おっぱいの味がする。
>>3:453見て殺せなくなるかとおもた、あぶねぇあぶねぇ。
(-18) 2011/02/10(Thu) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/10(Thu) 04時頃
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/* おふろあがり(ほかほか)
ああああああ…。・゚・(ノД`)・゚・。 切ないよー!カニバってるよー! ベネデット…(ほろり)
(-19) 2011/02/10(Thu) 04時半頃
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ベネデット――――…
[彼女はその透き通る腕で彼を背後から、その身体の線に合わせるようにして彼を抱きしめた。]
これで良かったのです。
[思い出すのは、朝方寝台から去っていく彼の背中に聞こえぬように囁いた言葉。]
叶わぬなら―――…叶わぬなら、貴方の手で。 貴方の手でいっそのこと殺してほしかった―――… 私は其れを望んでいたのですから。
[閉じられた彼女の目から涙が落ちた。]
(+0) 2011/02/10(Thu) 06時頃
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[ そこから先の男の物語は、全て光無き闇の中 ]
[何故、此処に居るのか。 不自由な左手だけではなく。顔を失い。四肢が引き攣れるような苦痛だけを感じながら、この世界を彷徨い続けなくてはならないのか。 まだ、その声は響き続けている。]
『 踊 れ 』 『 呪われた死の舞踏を 』
『 もはや、刃を握る事が叶わず 』 『 四肢が動かず 』 『 顔を失い 』 『 魂を失っても 』
『 踊り続けろ 』
(+1) 2011/02/10(Thu) 06時半頃
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──……ッ
[男は離宮の中で、誰かとすれ違う。 その者は、顔を滅多刺しにされた後で焼かれた顔から赤黒い汁を垂らし、冷たい月の光の様な長い銀糸の髪を振り乱しながら、刃を片手に夜の離宮を、男と同じように彷徨っているらしき。 ヒュウと空を舞う切っ先は、だが男に触れる事が無い。 かつては残忍な色をたたえ、冥王のごとく君臨した双眸は、かの者の手で抉られ、今はただの二つ孔。嫌みな程に長い手足は紙人形のようにペラペラと空虚。
仮面に呪われし者の末路を互いが直視する事が無く。 男は、蜜蝋の熱で爛れた皮膚を引き攣らせながら、誰かの名を呼んだ。]
『 』
[その名は、この仮面舞踏会の列席者リスト中に含まれていない。酒気含むその声音に籠る熱は、その者へは届かず、闇の中にかき消える。]
(+2) 2011/02/10(Thu) 06時半頃
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[真夜中──呪いに突き動かされるまま、あの人物を手を掛けようとしたのは、その者が残した囁きが、胸に残っていた所為かもしれぬ。]
…く く 私は踊ったとも。
二つ目の嫉妬と、 焦燥を抱いて。
(+3) 2011/02/10(Thu) 06時半頃
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[離宮を彷徨う男の傍ら。 何時の間にか、ぼうと白く浮かび上がる塊が ひとつ。 長い髪は色素が薄く月の光に果敢なく透ける。 風も無いのに、ふわりと揺れる白いドレス。首に細い縄を垂らしたまま。女の顔や剥き出しの手足を近くで覗き込むと、誰に殴られたのか、青緑に紫、どす黒く変色した痣が目立つ。 ペチコートで隠れて形の分からぬ腹部に添えられた手。少女のような笑みを浮かべ、虚ろな銀青色の瞳はただ宙を見詰めているばかり。
「 亡霊になりたいから、 白く冷たくあろうとしている>>2:380 」
死神のような帽子と、真白いのっぺりとした仮面に覆われた娘の声音。男が思い出したのは、生前の妻の声だった。]
(+4) 2011/02/10(Thu) 06時半頃
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[幽閉された王女自身に罪が無いように。侯爵の地位を与えられた男に嫁がされた世間知らずの貴族の娘にも罪は無かっただろう。
「 片方の手がつめたくとも構いません…… ……きっと、そう。 もう片方の手があたたかいことが よく分かるはずです──もの…… 」
と、細い首を傾けたのは嫁いで来たばかりの妻。 弱々しいソプラノヴォイスが耳元で甦り、仮面の王女の問いの形をした声に、男はただ「ああ」と答えた。王女に感じた不思議な懐かしさは、常に傍らにある亡霊を見遣る時の耐え難い寂寥と後悔の念とは異なって居たのだが。
男の焼かれた顔は──今、白い王女ではなく。 傍らの亡霊へ向けられる。 亡霊同士、目を合わせる事も、触れ合う事も無いけれど。]
(+5) 2011/02/10(Thu) 06時半頃
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