239 ―星間の手紙―
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(-11) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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**親愛なるモナへ
優しいメッセージをありがとう。 アンタ、やっぱり律義なヒトだよ。モナ。
人の記憶を持つ機械だって、 アンタは言ったよな。
だけど、ただの機械はあんな優しい文章 逆立ちしたって書けやしねえよ。
拒絶されるのが恐ろしいと思えない。 それが人と機械の差異だって アンタは言ったけれど。
それはきっと、アンタが強いからだ。 ___________________
(-12) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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虚勢ばっかり張って すべてを怖がっている 弱虫の俺なんかよりもずっと。 アンタは強いヒトだよ。
だからアンタは、ただの機械じゃない。
人の記憶を持って、 誰かのためにこんなに親身になってくれる奴が ヒトじゃなくてなんだっていうんだ。
……意地になってすまねえ。 だけどアンタが機械だったら、きっと俺も ピスティオ=エスペラントの記憶を持つ ただの機械なんだ。
似ているんだ。きっと俺たちは。 ___________________
(-13) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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優しいヒトに恐れるなと励まされて それで前に進めなかったとしたら ピスティオ=エスペラントという 男の名がすたっちまう。
だから、アンタを信じて 俺は前に進んでみるよ。
勇気出して打ち明けて、もしも拒絶されて めっちゃ凹んで沈んじまったその時は―――
責任とって、泣きべそかいてる俺を 思いっきり励ましてやってくれ。
……なんてな。 ___________________
(-14) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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END ___________________
(-15) 2018/04/27(Fri) 19時半頃
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[撃墜報告。 戦死者報告。 重ね、重ね、つみかさなる名前たち《データ》の羅列。
本日の哨戒が終わってから キャンディは戦死者の名前を無表情に見下ろす。
知った名前がいくつかあった。 死者へ捧ぐための痺れるように苦い悔恨は とうに波打たない慣れの海の底だ。
いつかは、こうして自分も名前だけの存在に成り下がる。
そう信じきっているから (その続きがあるなんて考えたくもないから) 黙祷めいて、一定の嫌悪感に向き合う時間を 持とうとはしているけれど いつだって、ただ向き合うという作業には飽きてしまう。]
(15) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[いつもどおりそのデータから目を逸らして、 ルシフェルを起動させた。
着信がいくつかある。 順を追って、キャンディはその着信へ返信していく。
まずは―― 飴玉も水晶も甘いのか、と尋ねてきた 妙な送り主からの通信を。 ハッカ、ニッキ、シオ。 なんでよりにもよってそんな味しかないのか、
ちょっと笑った。]
(16) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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ハロー。そう、お前みたいなのが暇人だ。 ……イマジンって、イメージのことか? 間違いではないって、妙なことをいうね。
あ――……そこはふつー、 イチゴとかソーダとかじゃねぇ なんでよりにもよってそんな通好みな。
ハッカはすっとする飴。 ニッキは辛い飴。シオはしょっぱい飴だ。 お、あたしは食ったことないけど、 コハクトウとオウゴントウは甘いらしいな。
見つけたら食ってみなよ、 むちゃくちゃ、って言う前にさ。案外気に入るかも。
(-16) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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あの子――……? なんだ、お前はロボットみたいなもんなのか? あたしは人間だけど。 [あいかわらず変なヤツ、とはいわないけれど、相槌をうつように返して]
おー、好きな食べ物、見つかったら教えてよ。 あたしは今んとこ…ベイクドチーズケーキだ。
じゃ、またな。息災で。
(-17) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[それから。 次いで再生した音声に、キャンディはうえっ、と声をあげて 途端にボリュームを下げた。
通信主は キンキンがなる機械音の煩さを自覚していないらしい。
もう連絡してくるなっていっただろ ――知ったことか。 嫌がらせのつもりか ――よくおわかりで。
(――嘆くだけのくず鉄なら、 やっぱり、”お前”は死んだんだ、って 思いたかった。)
だから、無理だ、という言葉一つが出なかったことに 少しだけほっとして 叩きつけられる音声をようやく聞き取ってから 「ルシフェル」の音声通信を起動させた。]
(17) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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よう、元気にしてるかFu*k'n茶髪ゥ リハビリは順調かい? あたしはね、今日は3機くらい撃墜したかなー。
ジルコンの空は綺麗というには味気はねぇけど、 ちゃんと酸素があるから、 少し窓を開けて飛ぶとサイコーに気持ちいい。
あと、夜は星が近くなるな。
遠方にある恒星G12――ソルレが きらきら、宝石みたいに輝いて 星雲がとっても色鮮やかに見えるのさ。 手が届きそうに見えるんだ。
(-18) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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その空をどこまでも飛んでくと、 いつか宙とひとつになるみたいな感覚がくる。 その時がサイコーなのさ。
どーだ、羨ましいか。 マ、空を諦めたおめーには遠い話か?
ふふん。ざまぁねーな。 悔しかったら飛んでみろってんだよ
[――キャンディからの通信 END]
(-19) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[通信を終えてから、 キャンディは無意識に、過去の通信を遡った。
兵士に為った頃。 他愛もないピスティオとの通信を取り出して その音声ファイルを開いた。
少しの間その声を聞く。
――そのひとがどんなかたちをしていたのか そのひとがどんなこえをしていたのか きっと、いつかは忘れてしまうから。]
(18) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[そうして、暫し、目を閉じた後。 短い通信に目を通して、少しだけ驚いた後 メールで手短にきたそれに、 やはりこちらも短く返そうとした。
けれど、少しだけ長くなってしまったのは ――……まあ、ご愛嬌だ。]
(19) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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ハロー。こちらキャンディ。兄ィじゃないか。 もちろん、この通信を打ってる頃は生きてるよぉ。
兄ィは元気にしてる? 運び屋の仕事についたとか、なんとか、きいたけど。 もうちっと仕事に余裕があれば、 兄ィに荷物でも頼むんだけどね。 よけりゃ近況でも聞かせてくれると嬉しい。
あたしは、リザからケーキのレシピを貰って やっぱぼっちで食うよりエデンにいた頃の方が うまかったなーって思ってるところさ。
そういや、人工の口とか知らない? ピスティオのバカが口なくしたらしいよ。
[最後の文章は冗談めいて*]
(-20) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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/* 第二次大戦のエースパイロットも真っ青な撃墜数だ……。 キャンディできる子なんだな。
(-21) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[外から、機械の駆動音が小さく聞こえてきます。 大きなお屋敷の、隅にあるこの部屋まで 聞こえてくるというのなら、 きっと 大きな開拓が行われているのでしょう。 私のご主人様の指揮の元で。
先日のアップルパイは、やはり好評でした。 私を労う言葉こそありませんでしたが、 外で働く皆さんの為に働ける事は、 私にとって一番の幸せなのです。 一体、何を落ち込む事があるでしょう。
……いけませんね。 暫く、人の様に過ごしてしまっていたから。 少し、勘違いしてしまいそうになっています。]
(20) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[爪の先を赤く彩って、 私は今日もルシフェルに向かい合います。
其処にあるのは、期待通りの新着メッセージ。 無機質な文字列をそっとなぞって、 一番上の、不思議な音声メッセージから
一つ一つ、お返事を返していくのです。]
(21) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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ハロー、昨日の明日は今日。 ええ、あっていますよ。
貴方は素敵な場所に居るんですね。 けれど……そうですね、 私の居る場所も、負けず劣らず ですよ。
──── 楽しみ は……、 何でしょう、言葉にするのは難しいです。 でも、心が弾む様だ と言って、 貴方に伝わるでしょうか?
美味しいものを食べた時や お気に入りのワンピースを来た時に よく似ているかもしれません。
(-22) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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だから天ぷらも…… 確かに、楽しみに入るかも? でも 天ぷらが御預けだからって、 楽しみ自体が御預けとは、限りませんよ。
……ふふ。何だか、おかしなお話。 あら、ごめんなさい。笑ってしまって。 でも、とっても可愛らしいものだから。
少し落ち込んでいたんですけど、 貴方のお陰で、それも和らぎました。 ありがとう────えっと、
……お名前、何でしたっけ?
(-23) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[聞いてなかったかしら? って。 思い出そうとした処で、 メッセージを途中送信してしまいました。
ああ、名前を伺っておいて、 此方からは名乗らず仕舞いだなんて。 礼儀知らずを申し訳なく思いながらも、 もう一つ送るのもしつこい気がして、そのまま。
またお返事があったなら、名乗りましょう。 その時には、あちらのお名前も 知れていると良いのですけれど。]
(22) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[二通目は、綺羅びやかなあの子から。 可愛らしいお返事に、 何だか、胸が暖かくなった気がしました。
私の胸にあるのは液晶ですから、 それが熱を持ったとしたら一大事なので、 ええ、勿論。比喩に過ぎないのです。
それにしても、やっぱり彼女は ちゃんとご飯を食べていないみたい。 今となっては、私が作ってあげるわけにも いきませんから、心配です。
せめて、ミートソースを ちゃんと作ってくれると信じましょう。]
(23) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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ハロー。今日も元気そうね、キャンディ。 リザさんのレシピだもの、 美味しくって当然だわ! なんてね。 ミートソースの感想も、是非聞かせてね。
リザお姉さまが、 可愛い可愛いキャンディちゃんの事、 解らないとでも思ってるの?
今は私が作ってあげられないんだから、 ちゃんと自分で作って食べるのよ。 作れないんだったら、外食でも良いから。
(-24) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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皆を守りたい って そう思って実践出来るのは、尊い事だわ。 私は寧ろ、そうやって恐怖に向き合える 貴方の事を、尊敬しているのよ。
そんな貴方に憧れてるって言ってもらえて嬉しい。 でも、お料理なんて、最低限出来れば良いのよ。 いざとなったら、美味しいお料理を作ってくれる 良い人を見付けたら良いんだわ。
貴方の言う通り、 女だから家事しなきゃってわけじゃないんだから。 適材適所 っていうやつね。
(-25) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[其処まで書いて、指先が止まります。 きゅぃ と、モノアイが揺れました。
その時私が思い浮かべたのは、 彼女と同じ人の事だったでしょう。 ……もしかしたら、彼女にはもう 話がいっているのかもしれません。
私は深い事情を知りはしませんし、 そこに踏み込む勇気もありませんから、 尋ねる事はしませんでした。]
(24) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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何だかちょっと、難しい質問だわ。 どうかしら、なってみなければ解らないけど 結局は、受け入れるんじゃないかな。
そういう時って、大事な人に 受け入れて欲しいって思うだろうけど 先ずは自分自身が受け入れないと、 誰かに受け入れてもらったとしても きっと 納得なんか出来ないから。
でも、そうね。 うーん、怖いっていうのが、よく解らないから やっぱり私には、難しい質問だわ。 キャンディも、答えが出たら教えてね。
ミートソースもね リザより:)
(-26) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[……この身体になった時のわたしも、 "怖い"とは思っていなかった様に思います。 元々プロテクトのかかっていた記憶ですから、 所々ぼんやりしていて よく思い出せませんので、恐らくは。
当時の事を思い出してしまったら、 私の凪いだ心も、荒れるのでしょうか。 身体を失ってしまったという、"彼"の様に。]
(25) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[キーを叩いていた指先を休め、 暫しの後に次のメッセージを開きます。
送った内容が内容でしたから、 今回ばかりは緊張が勝っていましたが、 開かないままというわけにもいきませんからね。
それにしても 音声がテキストになっているのは 一体どう受け取ったべきでしょうか。 開けば一発で解る事ながら、 開けないからこそ不安を煽るのです。
声を出すのも億劫だった、とか いやまさか、そんな事はないでしょうが!]
(26) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[連ねられた文字列の、一番下まで目を通します。 一度、二度、三度。 何度読んでも、内容が変わるわけもありません。 解っていても、何度も、何度も。
モノアイが、きゅいきゅいと揺れました。 制御しようたって、上手くいきません。 すんなり歓べる事ばかりではなく、 心配になってしまう様な事も 書かれていましたが、今は。 今だけは。
"ひとりにはしない" と、その言葉に 酔っていても、良いでしょうか。]
(27) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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貴方からのお返事を見て、 確かに冗談じゃないと信じられました。
改めてそうやって書かれると、照れくさいものですね。 私だけ照れくさいのも不公平ですから、私からも。
私は、貴方の大きな背中が好きでした。 送り出すのは辛かったけれど、でも 貴方ならば帰ってきてくれる って、信じていたから。 実際に貴方は、怪我を負っても ちゃんと帰ってきてくれました。
それと、頼もしい腕も好きだったんです。 大きなケーキを作る ってなった時、 張り切って上の方にクリームを飾ろうとした 私が、転びそうになった事があったでしょう? それを貴方が支えてくれた時、 私、心臓が張り裂けそうな位どきどきしたんだから。
(-27) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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