20 悪の実験施設
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そ、そうだ…ローズちゃま――
[ようやく息をついてローズの姿を探せば、 ちょうど、博士がローズを銃で狙っているところ]
あ、危ないでちゅ!
[声もむなしく、妖しい光線がローズへと吸い込まれ、]
(14) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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ローズちゃま!!
[白目を剥いて叫び苦しむローズを助けようと、 超高速はいはいで彼女に近づく。 その手に、なにか硬いものが手渡された]
こ、これは……
[渡されたのは、蝶のメダル。 先程零れたバッタとカマキリのメダルを合わせて、3枚。 それが何を意味するのかは判らないけど――]
(15) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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ガルルルルル!! [ピートは先ほどまで居た客室付近の廊下まで駆けていた]
(ローズ!!)
[いくつの曲がり角を過ぎただろう。 最後の一つを曲がった時一人の女性が怪しい光に 包まれていた]
ローズ!!
『ピート私を!私を貫いて!!』
ラトラータ&プテラ!(ライオン、トラ、チーター&プテラノドン) [ライトニングから奪ったメダルを使い更に加速するピート]
うぉぉぉぉぉ!!!!
[ピートの腕が空を裂く]
(16) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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――格納室―― [ブルーノの研究室から二部屋離れたところにあるその部屋には、いくつもの人間サイズのカプセルが並んでいた。カプセル内に収容されているのは『トルニトス』への適性を認められた実験体である。 エスペラントの操作によって、その中の一体に魔鎧が装着された。白い冷気と共に、カプセル内から暗黒騎士が姿を現す]
……ま”っ。
[指示を問うように、エスペラントに兜を傾げてみせた]
(17) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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お前のメダル俺がもらっていくぞ)
[光に包まれたローズの姿が二つに割れる]
『さよなら…おじさまによろしくね!』
[光が収束しローズは廊下に倒れこむ]
よろしくだって!?それはお前が言えよな!
[ピートは元来た道を走り戻った!]
(18) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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ろ、ローズちゃま、 ぼくちんは、絶対あなたをたちゅけまちゅ! だ、だから――!
[念動力で落ちたメダルと飴を引き寄せて抱え込み、 眩く輝くローズに気圧されたように、後ろに下がる]
だから……死(ち)なないでくだちゃい!! [そう叫んだ瞬間、ピートの腕がローズを貫いた………]
(19) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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/* すごいタイミングだったwww 慌てて落とさなくて良かった〜。
(-4) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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[起動したトルニトスに、ブルーノの下へ駆けつけるよう指示する。]
博士を守るのデス。 お願いしマス。
(20) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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ろ、ローズちゃまーーー!!!
[倒れ込んだローズに突撃する勢いで近づいて ぎゅっとその体にしがみつく]
ちんじゃだめでちゅ! ローズちゃま、いっちょに逃げるって約束ちたでちょ??! 起きてくだちゃい!ローズちゃまぁぁ!!
[どさくさに紛れてなにか言いつつ、わんわんと泣き出した]
(21) 2010/11/04(Thu) 23時半頃
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[ピートがローズの体を突き抜ける]
おじさまをよろしく。
[ピートがローズのコアを抜き去って行った]
ううっ!
[ローズに残されたコアメダルはただ一つタコのみ]
(あの男と女の双子の残したコアに気付かれたら…)
[ローズはそう考えながら廊下に倒れこむ]
『お姉ちゃま』
(ドナルドは無事なんだ…よ、良かった…)
(22) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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―― ブルーノの研究室 ――
[トルニトスを送り出すと、自分も義体Irisに人格転移した。]
博士を尋ねていらしたお客様がひとりおられたはず。 確か、ハワード様という名の。
ハワード様がこの騒ぎに巻き込まれて怪我をしないように、そして、怯えて逃げてしまわれないように、今のうちに安全な(監禁)場所にご案内しましょう。
この姿で行けば話は聞いてくれるわよね?
(23) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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――格納室→廊下―― [エスペラントから与えられた指示に頷いた。エスペラントの声紋は第二命令権者として、魔鎧の判断回路に刻みこまれているのだ]
……ま”っ。
[廊下へと出て、前傾姿勢を取った。しゅうしゅうと白い湯気のような煙が鎧の隙間から漏れ、兜の隙間から眼光らしき光が輝いた。 一瞬の後、暗黒騎士は急加速して廊下を駆け抜けていった]
(24) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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[廊下を駆けるピート] ぐっ!ローズ!!
[ピートが足早に駆け抜けハワードの下に戻る]
おっさん…色々待たせたな…
[ピートの顔には最早余裕はなかった]
(25) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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[鏡面仕上げのドアに映るのは、相変わらず無表情な顔。 両手を頬に当てて、むにむにしてみる。]
ああ、表情の制御ができてない。 照合できるデータ蓄積が少なすぎるのが原因なのはわかっているけど…
ちゃんと――笑えるようになりたいな…
(26) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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/* 「超高速はいはい」>>15
ウケたww www
(-5) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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『ろ、ローズちゃまー!』 [遠退く意識の中で誰かの声が聞こえた気がした]
もう私は私じゃなくなるだろうな…
[ローズは深い眠りに落ちた]**
(27) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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/* 「ローズに残されたコアメダルはただ一つタコのみ」>>22 「もう私は私じゃなくなる」>>27
タコになるのか?! 目が離せんな、ここの展開はw
(-6) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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―― 廊下 ――
[研究室のシステムで施設内のチェックしたところ、ハワードは史書室前にいるようだ。 そちらへ向かって移動する。]
(28) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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[ピートが扉を開ける動作の後走りさってしまいしばし扉の前で途方にくれる]
ピート殿は一体どこに言ってしまったのか…
[ハワードがそう考え終わる前にピートが戻ってきた]
(29) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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おっさん…中に入るぜっ! [今度こそ黒鉄の扉を開け中に入る]
さて…ここに奴の真意が眠っているんだろうな。
[ピートは後に続くハワードの方を振り返った]
おっさんに話しておきたいことがある。
(30) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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ふえぇぇ…びえぇぇぇ……
[ローズにすがって泣いていたが、 遠くから聞こえてくる音に、顔を上げる]
はっ…、あれは、黒い奴の足音でちゅ。 このままだと大変でちゅ!!
[急いでローズの下に潜り込み、よいしょ、と持ち上げる。 そのまま、念動力でふよりふよりと僅かに浮きあがった。
途中、ちらりとオスカーやホリーを見るが、 何とかしたいと思っても、黒鎧はどんどん近づいてきていた。 結局、二人はそのままに、移動を開始する]
(31) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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━史書室━ おっさんが遺跡から発見したメダルに関しての話だ。
あのメダルはおっさんも察しての通り、 生態系を象徴しているメダルだ。
単純に言えばあのメダルを所持するものは そのメダルの力を有することが出来る。
(32) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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ひとまず――…ぼ、ぼくちんの部屋に行くでちゅ! あちょこのベッドに寝かせてあげるでちゅ。
[ぽっ、とほっぺを赤くしながら、自分の部屋へ向かう。 もちろん、部屋にはベビーベッドしか無いのだが**]
(33) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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―― 史書室前 ――
[ハワードを探して来てみると、史書室の扉が開いていた。 ハワードらしいロマンスグレイの紳士を促して、ニンジン色の髪の青年が部屋の中へ入ってゆくのが見える。]
(あ、トリの首を絞めた子だ… 空間を引っ張るような、奇妙な技を使ってたよね)
――博士、どうしましょうか?
[尋ねつつ廊下の角まで戻り、壁掛けの受話器をとると暗号コードを打ち込んで、史書室の中の音声を拾う。]
(34) 2010/11/05(Fri) 00時頃
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いま現存するメダルは全てこの研究所に 集まってきていると言ってもよいだろう。 整理すると…
俺は牙獣種のメダル3枚と古代種の1枚。 そして水棲系の2枚を持っている。
ローズは水棲系を1枚。 トリは俺から奪った鳥系を1枚 いやトリだけに他にも持っているだろう。
そして眼帯の男は昆虫種を3枚持っているだろうな。
そうなると双子の男と女は多分古代種2枚を 所持していたはずだ…
重量系メダルはあの黒い甲冑の奴の力を見る限り 3枚持っているはずだな。
(35) 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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[ピートはハワードに淡々と説明を始めた]
『メダルのいきさつなんてっ』
[ピートの説明に着いていけないハワード]
おっさん!状況をまず冷静に受け止めろっ!
[ピートは声を荒げてハワードに投げかけた]
(36) 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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[ピートの苛立ちを隠せない声がハワードの耳に入る] (ブルーノくんやピート殿がメダルにそこまでこだわる理由とは…一体?)
[ハワードは棚に並んでいる本の背表紙を眺めながら考えていた] **
(37) 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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[アイリスも、ピートの語る壮大なメダル話に理解が追いつかないので、盗聴した会話内容をそのままブルーノに転送している。]>>32>>35>>36
博士はもうメダルの効用はご存知かもしれませんが、ニンジン男がそれを知っているということ自体が、なんらかの情報になるかもしれないから…
(38) 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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メダルに関しての情報はこのくらいだ。 しかし博士の真の目的が解らない…
奴は前に『新たな生命体の誕生または生態系の王、 その2択のみなのか!?』と言った。
メダルにはまだまだ俺たちが想像だにしない 何かがあるはずだ! そのヒントがこの史書室にあるのかと思ったのだが…**
(39) 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2010/11/05(Fri) 00時半頃
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――史書室――
[師匠の手記を勝手にあさっている]
遺跡から、不思議なメダルを発見した。 >>32 生態系をあらわすメダルだと思われる。
どこかのアニメにありそうな…話だな…。ムーだかアトランティスだかレムリアだか、知らないが、古代人も現代人と発想は変わらんってことか。
(40) 2010/11/05(Fri) 00時半頃
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