169 きみがおとなになるまえに
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[ おとなにも、分からないことはあるのだ。
ふとした瞬間に、少女は知る。 後を追い、人混みを通りぬけながら、 振り返る。みんなのためのこどもが、 みんなのために、立っていた場所。]
うれしいのかしら さみしいのかしら みんなに、もとめられて、
[ もう、そこに女の子はいない。 おとなたちが、取り残されたように、 そこにいるだけ。
世界に取り残されたおとなたち。]
(9) 2015/09/21(Mon) 01時頃
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── あの子と、お話できないかしら
[ ぽつん、と人混みに紛れるような呟き。 きっと、あの子たちにしかわからない。 ずっと、"こども"している、あの子たちにしか。
ひとつだけ分かったのは、 世界で一番かわいい、みんなの女の子は、 確かに、とってもかわいくて、愛くるしくて、 とても遠い。
ステージも、あの子も、とても、遠い。**]
(10) 2015/09/21(Mon) 01時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 01時頃
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知らないから言えることを 上手い方向に作用させたかった(させたかった)(願望)
(-0) 2015/09/21(Mon) 01時頃
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先生を見ていて、自分もあたりまえのようにおとなになると思っていたオーレリア氏 こどものままという選択肢が無かった(今気づく)
(-1) 2015/09/21(Mon) 01時頃
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あるわけない? それはアナタが知らないだけだと、思いますよ。
童歌が残っているのはなぜ?本を書きとめるのはなぜ? 誰かに、忘れないでいてほしいからでしょう。 物語も、サクヤの郷の歌も。……恐らく、タリンの話も。
[彼女が拒絶する「世界」を、からりと、押しのける。
夢物語であることなんて自分がよくしっている。 だが、作家は、夢を抱いて、抱き続けて、そのままなのだ。 あったとしても、動く意味が無かったから。
けれど、理由なんてこうもあっさり出来上がる。 こどもと大人の境で止まり>>193、 はじめて差し出された選択肢に迷う少女をみて。 『選べない』子ではないのだとも、思うのだ。]
(11) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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『少女は知らないのでしょう。 雪の積もる屋根の下パンしかもらえないこどもが寄り添って、 聖歌を歌う家があることを。
少女は知らないのでしょう。 大人の船を襲う海賊のこどもたちが、 海の上を彷徨って上がれる陸がないことを。
少女は知らないのでしょう。 こどもからおとなになってしまった「だけ」で、 変わらぬ歌声を耳にしてすら貰えなくなったことを。
彼女の世界は、狭い。 そして女の世界も。
これは別に、おとなとか、こどもとかではない。 見てきたものの違い、というだけだ。』
(12) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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…歌えるのはステージの上で、だけかしら? (たとえば、そう。歩きながらアタシという客だけに歌ってくれてもいいじゃない)
(昔、みたいに。)
[紅の眠り姫は何を望むのだろうか。>>195 歌えない女は、眠る事もなく、机に向き合って原稿に文を綴る。そんなおとなの誘いの言葉にのってくるのだとしたら、 それはきっと、おとなとしてではなく、 自分を、「フヨウ」として見てくれている証拠。
自分が枯れる前に、「奇跡」の再会に、賭けてみたくなった、きまぐれ。 勝負事の、延長線。
摘まれた花は凋み、朝を迎える。
彼女が目を覚ませば>>196、暖かい茶位は出せただろうか。 それを全部飲んでくれたか、確認する間もなく急いで出ていく姿に。
未だ縛られた花の末路を、後で追う事になるだろう。]**
(13) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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そして一人称誤変換して いた
つらひ
(-2) 2015/09/21(Mon) 02時半頃
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――そして、朝――
[朝のおめざに、一杯のお茶――といっても、宿のお茶だけれど――を頂いて、紅色を整えると宿を出た。 できるだけ気づかれないようにと、そっと裏手の方から、忍び足で。 薄靄の中、街は目覚めていく。すでに広場の方では、活気ある声がちらほらと聞こえていた。]
おはよう。
[寝不足の少し赤い目で、キャストの面々に声をかける。 今日はちゃんとうたえよ、なんて囃す声も聞こえないふり。 歌の確認と、スタッフへの一通りの挨拶。それから軽い食事と、水分補給。それらが終わってようやく、舞台に立つ準備だ。]
(14) 2015/09/21(Mon) 03時頃
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[普段着の着物を脱ぎ落として、肌着のままメイクスタッフに白粉を塗ってもらう。ふわりと、あまい花の香りがした。 伏せた目元、目尻に紅を引く。くちびるにも同じ色を差せば、愛らしいこどもの、できあがり。 仕上がりの合図で目を開けて、鏡に写る自分に笑ってみせるのが、日課。今日も笑えている、確認行為。こうでもしないと、いつか本当に笑えなくなりそうだからだ。
藤乃の仕立ててくれた衣装に、腕を通す。肌に馴染むような生地の襦袢と舞台映えのする鮮やかな紅がとても気に入っていた。 白い花は染め抜きでなく刺繍。光沢のあるそれは、舞台のライトの上で咲き誇る。]
(芙蓉は、来てくれるかしら)
[来ないとは思い難くても、うっすらと心に引っかかる。それは不安で、期待で、緊張で、加えて少しの気恥ずかしさ。 舞台でうたう姿を、そうでない頃を知る人間に見られるのははじめてのことで。今になって逃げ出したい気持ちが湧いてきた。]
(15) 2015/09/21(Mon) 03時頃
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ねえ、芙蓉。 明日は、これをチケット売り場で見せて。
[一枚の紙に、サインをして差し出す。 自宅を出る際に、懐に一枚忍ばせてきた招待状だ。 ショーの刻印が透かしで入っているその紙片は、サインがあればそのキャストからの招待状として取り扱ってもらえる。]
(-3) 2015/09/21(Mon) 03時頃
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[そして、スタッフに挨拶で回るとき。 チケット売り場のスタッフとガードそれぞれに、一言残してあった。]
ねえ、今日、わたしのともだちがくるの。 招待の紙は渡してあるから、一枚、チケットをおねがいね。
そう、きのう来たあの人だけれど、わたしが見たくて、とおくから来てくれたの。 どうしても見たいってわがままを言ったみたいだったけれど、今日はわたしがちゃぁんと呼んだのだから、ひどいことはしないでね。
[ショーのチケットは、完売御礼の日も少なくない。昨日が、そのいい例だ。 すべての人が見られるわけではない特別の大舞台だというのに、たったこれだけで確約してしまうのだから、”こども”の力は絶大だ。]
(-4) 2015/09/21(Mon) 03時頃
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[ああ、けれど、もし。 実際に彼女の姿が、客席に見えたのなら。 郷愁の歌ではなく、一昨日よりも、いつもよりもずっと、ずぅっと、楽園への憧れをうたうこどもの歌が、本心から歌えるような気がしている。]
(16) 2015/09/21(Mon) 03時頃
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[*もうすぐ舞台の幕があがる*]
(17) 2015/09/21(Mon) 03時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 03時半頃
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[──嗚呼、そうだった。]
[只一つ純粋な疑問。其が、過去の世界の摂理だった。 本当だったら、何時もの学者であったら、その後の言葉を次がせる前に先ず、遮ってでも教授の口調で、世界の理を学ばせただろうけれど。 "正しい"理かは、歴史を語る学者であっても、分からないから。
それに、選択肢として、鞄の奥一つの紙切れを取り出そうとする動作でさえ、何だか水を差すような気がして、結局少し座り直した程度で留めてしまって。 組んだ足に肘をついて、手の甲で額を支える、考える人のポーズ。 彼女の言葉を、聞く間。様々表情を描くだろう口許を隠す様に。碧だけは、確り、灰玉を見詰めている。]
確かに、 …嫌が応でも、なってしまうものだった。 おとなっていうものは、
[少女の純粋で"かわった"疑問には、 こどもに酷しい世の中を知りながら、こどもでありたかったと語る、時を止めない"かわりもの"が只、それだけ、]
(18) 2015/09/21(Mon) 07時頃
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[先生、あのね。 そうやって只鳥籠の中、ふたりにとって平和で普通であった日常を、囀り歌う聖女の、たくさんの考え。少し頷きながら聞いていて、時には─知ってたよ、と相槌を打ったりして。 あまいおんなのこの言葉を、只嬉しそうに聞く恋人のように、それで?何て。
聖女がこんなに話すこと、意見を持つこと。其れは知らなかっただけなのか、成長なのか。]
(19) 2015/09/21(Mon) 07時半頃
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[嗚呼でも聖女が、おとなになりたいと祈るのは。 己が、少しは良いおとなだったから、なんて、奢っても良いのだろうか。
灰色の空、瞬く星屑。願いか、祈りか、希望かに輝く瞳から、誰が目を反らせよう。 金枠の向こう、碧は遠い昔にそんな輝きは置いてきてしまったけれど、其れでも先程寄りは、光を湛えていると思いたい。]
──そんなお祈りを叶えられるのは、 神様でも、偉い人でもなくて、
私だけだよ、 聖女様。
[彼女と共に、"おとな"になって、隣に立って。 其れで尚聖女を手離さず、ずっと一緒にいる、だなんて。 きっと偉い人は許さないし、彼等が信じる神だって、赦しはしないだろう。こどもの祈りを、天に届けるのは、保護者の──親の、役割だ。
どうにしても皮肉に、優しくない返すのは、もう仕方がないんだろう。先生は、"先生"なのだから。皿を割ったり寝坊したり、そんなときに怒ったりする、"ちょっと苦手"な先生なのだ、から。]
(20) 2015/09/21(Mon) 07時半頃
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[──学者はゆるり、首から下げた鈍色を懐外して、低いテーブルに置いた。
そうしてまた、語り出すのはこの家紋の古い古いお話。 何時も、授業でするように、歴史の語り口は流れるような其。少しだけ噛み砕いて、時にむつかしい言葉も使いながら。 未だ、こどもがたくさん居た時代。人間の寿命が80そこそこであった時代。そんな話も織り交ぜて、今の"常識"も少しずつ。
古い時代から、今へ、順繰りに、]
(21) 2015/09/21(Mon) 09時頃
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[今、どんな立場なのか、何を、しているのか。 そんなことも少しだけ。 教会に対する印象が、変わってしまうかもしれない。まあ、それも、些細なことではある。 これからも、考えれば。世界の景色は移り変わるだろうから。
そうして、もう一度。 意地悪な学者は問う。]
──この永い歴史の一端を、 君は。 私のような偏屈と共に、歩みたいかね。
[片眉を上げて、にたりと笑って。 たくさん、学ばなければならないことがあるよ、と。 然して何れ彼女も、難しい本も読むことができるように成るのだろう。
──然して、おとなになるだろう彼女は、きっと。 記憶のなかもうひとりの聖女とは、全く、全く別の、]
(22) 2015/09/21(Mon) 09時頃
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[少しだけ遠くを見る目をして、灰を覗く。 プラチナブロンド、気丈な瞳、世界の隅に生きた強いおんなの顔。 彼女にも駆け落ちのやくそくをして、断られたんだった。 逃げるのはきらいなの、と。都会のおんなでいたいのよ、わたし。微笑んだ聖女。
──全く似ていないじゃないか、と今更。 これまで、何を見ていたのか、ふと、視線を下げて。]
(23) 2015/09/21(Mon) 09時半頃
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勿論。 君だから、いてほしいんですよ。
[不安げに揺れる眼差し>>189に返すのは、紛れもない肯定。 握られる手を、しっかりと握り返して、 そうして、少しだけ赤くなった頬を掻いて、少女に微笑んでみせただろうか。]
えぇと、ですから。 頼りないせんせいかもしれませんが、これからもついてきてくださいね?
[恋だとか、愛だとか、そんな陳腐な言葉では言い表せない程には、大切だと、そう思う。 それこそ、彼女のいない未来なんて、考えたくもない位には。
願わくば、ショコラにとってもそうあって欲しい、と。 そんなことを思ってしまうのは、卑怯で、狡いおとなだからだろうか。*]
(24) 2015/09/21(Mon) 10時半頃
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―いつかの話―
[色を違えた双眸のせいか、或いは、その時から“異常”に気付いていたのか。 親、と呼ばれる類の人間からもらったものは、多くはない。 罵倒と暴力、それくらいだろう。
ああ、最後に彼らにもらったもの。 “不慮の事故”による莫大な遺産には、多少感謝を覚えるべきか。
けれど、それだけだ。
自分の個性だとか、魅力だとか、秀でたものとか。 好きなものとか、愛するとか、愛されるとか。 そんなものを自覚させられることは、終ぞなかった。
それは、所属した修道院でも、変わることはなかったけれど。 彼女と出会ったあの日に、漸く、自分は――。**]
(25) 2015/09/21(Mon) 10時半頃
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さあ、な。
[子供の気持ちを知る機会は、もう訪れることはない。]
(26) 2015/09/21(Mon) 10時半頃
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流石に、難しいだろ。
[世界一かわいい女の子だけじゃない。 あそこに立つ子供は、誰も彼もが一流で、きっと警備も堅いのだろう。
ふと、赤い少女を思い出す。 クラリッサと入れ替わるように舞台に上がり、歌を歌った少女が居た。
きっとあの子も、そうなのだろう。*]
(27) 2015/09/21(Mon) 10時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 10時半頃
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[ 不安は――もしかしたら、あったのかもしれません。 先生は、そうたとえば、いつもの"授業"なら。 オーレリアの言葉を途中で止めることだって、あるから。
特にこういった、こどもがこどもらしく。 おとなの事情を顧みないで、 ただ願いのまま、言葉を紡ぐこと。 それに対して、とても厳しいと、思っていたから。
だから、たとえ皮肉っぽくても。優しくなくても。 叶えてくれる、って。そう言ってくれたのなら。 "聖女様"の顔は、もう、綻ぶしかないのです。
先程よりも、きっと何時もよりも、光を灯した先生の碧。 それすらも、瞬きひとつで灰の瞳に閉じ込めて。 ]
(28) 2015/09/21(Mon) 14時頃
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じゃあ――ずっと、いつまでも。 祈りを叶えてね、わたしの先生。
[ 悪戯めいた笑顔は。 お菓子の名を持つ、あのこの様に、 大好きな"せんせい"に向けて。 ]
(29) 2015/09/21(Mon) 14時頃
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[ そうして、視線は下がり。 ゆるり、置かれた。 先生が何時も持っている、懐中時計の模様へ。 今日は、何時もと少し違う、お勉強。 長い――長いお家の、歴史のお話しでした。 難しい言葉に、オーレリアの首は、時折傾けられますが。 それでも、噛み砕いて教えてくれる知識は、 "かわりもの"のオーレリアが知らなかった、 この世界の、いたって普通な"当たり前"。 この世界で、奇跡的に生まれた。 貴重なこどもを買い取って、跡継ぎにして。 オーレリアの様に、おとなとこども。 どちらかを選ぶことも、赦されなかったこと。 そんな、先生の家の、おはなし。
それを聞いた時は――くしゃり、苦い表情を浮かべ。 ]
(30) 2015/09/21(Mon) 14時頃
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[ けれど、反対に。瞳は大きく、不思議そうに。 こどもが沢山、今よりもっと、居る時代。 今の様に時を止めることのなかった、 おとなとこどもがいた歴史も、聞きました。 …もしかしたら、名前こそ出されなくても。 いま、当たり前を拒んで生きるひとのいる、 おとぎ話の様な"ここではないどこか"の話も、 ちらと聞いたかもしれません。
あちらこちらへ、ころ、ころと。 おとなの一歩手前、未だこどもであるオーレリアは、 こどもらしく、話題で表情を変えて。
そうして、最後。 聖なる祈りの地であるはずの教会、その、腹の中を。
しかめっつらで噛み砕いて、飲み込んで、 すとんと落として。 ]
(31) 2015/09/21(Mon) 14時頃
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――そっか。 だからみんな、…あんな顔、してたのね。
[ 温くなった紅茶を一口飲んで、カップを静かに置いて。 ほう、と、息を吐いてから、考えます。 じいと先生を見ていた瞳は、揺れる紅茶へと移って。 少しの、沈黙。 こどもが、こどもではいられなくて。 おとなが、時を止める世界。 この世界では、おとなになりたいと願うオーレリアと。 歳を重ねてもなお、 時のままに生きる先生は"かわりもの"。
ショーで輝いて見えた、世界一かわいいおんなのこは、 そんな世界の理のまま、時の止まった、こども。 ああもしかしたら、出会った大人たちや。 記憶のままの、人達だって。
終わらない永い時を、止まったまま生きている。 ]
(32) 2015/09/21(Mon) 14時頃
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[ ふ、と、顔を上げて。 ]
―――歩むわ、先生。
[ 笑って問いかける先生を見る表情は。 ずっとずっと、真っ直ぐなもの。
勉強だって、してみせるわ。なんて。 ああやっぱり誰に――育ての親に似たのか、 少しばかり、素直じゃなく言ってみたり、して。
もうひとつ、息を、吸います。 ]
(33) 2015/09/21(Mon) 14時半頃
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