102 【参加者募集】勇者は異世界からやってくる
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─ 屋上 ─
………………あれ?
[不意に、意識が繋がった。 開いた目に映ったのは、青い空]
……俺……なんで?
[ここにいるんだろう。あらゆる意味で、そう思った。
さっきまで、どこにいた? さっきまで、なにしてた? ここじゃなかった、ここにはいなかった。
……思考が、混濁する]
…………ゆめ?
[最初に口をついたのは、そんな短い言葉]
(+2) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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ふぇ?ヴェラさん……?
[焦げたようにしか見えないヴェラが視界に入って、ぱちくりする。 それから、初めて辺りを見回す余裕ができた。 近くにみえる、南方先生によく似た人とペラジーさんを見て、またぱちくり]
ひっぅ!?
[>>6ぱちくりした次の瞬間、軽々と持ち上げられて押し殺した短い悲鳴が零れた。 唐突過ぎて固まっていれば膝の上に乗せられて、おまけに引き寄せられて。
ええと、これどういう状況]
お、おー。
[シメオンの言葉にこくんと頷いて、とりあえずおとなしくしていた。 というか、暴れるだけの気力が足りなかった]
(7) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/11/23(Sat) 00時半頃
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……ええと、俺、は。
一回降りて、せーじに、教科書貸して……。
[それから、教室に戻ろうとして。 ……戻ろうとして?]
ろーかの窓に、なんか、見えて。 それ、つついて、それから…………。
[上手く思考が回らない。 何となく、酸欠な気分。 そういや、喉も妙に渇いてる]
…………自販機、行くか。 水分補給せんと、やっとれん…………。
[小さく呟き、立ち上がる。 そのまま、ぽてぽてと階段を降りて、下へと向かった]
(+3) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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寄りかかれ そしてわたしの心音でも聴いてるがいい
わたしのそれは、人間と変わらん
[抵抗が少ないことが、心許ない。目を眇める。 叫びたければ叫べ、とか、泣け、とか、言いたいことは色々あるが、そのどれも彼女には掛けられない言葉だ、狼から伝え聞いた様子から察するに。 肩を抱き寄せ、しばし黙す]
……もし、お前が独り言などを呟いたところで 風が邪魔でわたしにさえ聞こえないだろうな
[吐露する気持ちがあるなら、聴いてやりたいし、受け止めたい。 今まで、自分には、救済を求め手を伸ばされるばかりで、その手を取ってやることしか知らなかったけれど。ただ、彼女だけは。この腕の中の少女だけは。 自分に向かって「こっちだ」とでも言うように手を差し伸べてきた、唯一にして、そして初めての存在であるから]
(-6) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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[ 倒れる勇者。 誰もが大なり小なり疲労の顔をしているようだが、 終わった、 のだと、そう判断出来た。 ]
は。 お褒めに預かり光栄です。 ……馬上にて失礼仕ります。
[ 今、降りるともう登れる気がしなかったので、恐れ多さのあまりに息苦しい程だったが、 馬上で敬礼を返す。 自分は魔王の近衛騎士だ。ここで動けなくなるような無様は晒せない。 ]
(8) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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[ 息を深く吸い、背筋を伸ばす。 その場に居る者へと宣言する。 ]
見よ! 今、魔王陛下によって、偽勇者は討ち取られた。 世界は魔王と、勇者マドカによって、平和に導かれるだろう。
エリュシカの王女もすでに魔王城にて、交渉の席にある。 無駄な抵抗は止めよ。 魔王軍に下る者は、受け入れられるだろう。
[ 王女云々はハッタリだったが、間もなくそうなることは間違いない。 人類の最後まで徹底抗戦を指示するような……そこまでの愚か者ではないだろう。 ]
(9) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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[忍がサボるときにいる場所は、なんとなくわかる。 屋上とか、他の生徒がいなさそうなところだ。 そう思って歩き回っていると、見つけた>>+3]
忍、発見!
[数Uの教科書を右手に持ったまま、話しかけた]
(+4) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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[マドカと己を乗せて金毛の狼は地を離れた。 ヴェーラムドの、馬上にて>>8、という言葉に泰然と頷く]
赦す
──よく、わたしの元へ戻ってきた ヴェーラムド
[魔力を具現化した月光色の蝶を数羽、ひらひらとヴェーラムドへ向けて放つ。 それはヴェーラムドの身体に触れれば、傷の治癒をしてゆくだろう。 この場ですべてを回復させるまではいかないだろうが、応急処置にはなる。 ちらり。その場に残る地上のペラジー>>5へ視線を向け。 戻りたいなら、戻ってきてもいい、と、声を掛けようとして、やめた。それは彼女自身が決めることであって、己が促すことではないように思った]
(10) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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魔王陛下の凱旋である!
[ 魔王の後方を守るために、馬首を向ける。 棺桶が無くなってしまった斧は、マントでくるんで馬具に結んだ。 ]
……。
[ ちらりとペラジーを見る。 剣を返した彼女はやはり……。 いや、何も言うまい。彼女が決めたことで、魔王が受け入れたことなのだ。 ]
(11) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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[階段を降り、廊下で足を止める。 窓の向こう、中庭の梅の木が見えた]
……そいや、最近いっとらん、なぁ。
[そんな呟きを漏らしていたら、名を呼ぶ声。>>+4 はっと振り返った先にいたのは、見知った友、だったけれど]
……っ?
[ほんの一瞬、そっくりなのに全然違う姿が重なって、数回、瞬いた]
(+5) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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[ >>7名を呼ばれれば無事な方の目で、ちらりと見る。 ]
やりきったようだな。 無事でよかった。
[ 今はそれ以上言う気力もなく、ただ前を向いた。 ]
(-7) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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───……
[ヴェーラムドの宣言を耳にしながら。 こんな満身創痍な凱旋は初めてだ、と心の内側だけで思う。 己に攻撃を加えられる存在、なるほど人間側が最終手段として希望に掲げるだけある。疲労が強い。それを表情に出すことはしないが、しかしやはり覇気は薄れる。 思っていたより心理的にも動揺しているようだ。勇者とやらが本当に強くなる前に始末できてよかったと、心から、思う]
(*0) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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……どした? 俺の体になんか変なのついてるか?
[なんだか借りる前と様子が違う>>+5気がして]
あ、そうだ。 数Uの教科書、サンキューな!
[そう言って、借りていた教科書を渡す。]
(+6) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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/* ロードが想像以上にぐったりしてる これほんと忍ちゃんと闘ったら100%魔王さま敗けるわ
(-8) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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……へ? あー、いやいやいや、そういうんやない、うん。
[不思議そうな問いかけも、教科書を返す様子>>+6も。 どちらも、自分の良く知っている征爾のもので。 違和感を感じる必要性がある、とは、思えないけれど。
何か、言葉でできない部分が──いたい。
ただ、それがなんだかわからないから、ふるふる、と首を振って]
あー……役んたったんなら、何より。
[渡された教科書を手にとって、へらり、と笑った]
(+7) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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只今、戻りました。 我が主。>>10
……お気を遣わせて、申し訳ありません。 感謝申し上げます。
[ 戦闘時は自分の傷など頓着せずに……むしろ傷つけばつくほど興奮するのだが、 まさか、魔王手ずから治療して頂くことになるとは……。 蝶を受け入れながら、有り難いやら恐れ多いやらで、ヴェラは首をすくめた。 ]
(12) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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勇者の復活があるから、今日はマゴには手を出せない。 とすると、マゴvsヴェラも明日だな。 なら、▼▲ペラ・ミナカタがいいのかな。
しかし、ここが相互に殴り合う事はないだろから……。 オレが二人とも殺しに行くのがいいのかな? が、そうすると勇者側が少なすぎる気がするな……。
(-9) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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んー? ま、いいか。
[様子がおかしい気もする……が、本人がそう言っているのであれば問題ない、という楽観的判断]
ま、例の「借りを返す」っていうのがどういうのかは気になるけど……また困ったときはよろしくな!
[そう言って、教室に戻ろうとする]
(+8) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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(回復に時間が掛かりすぎている)
[肩を竦めるヴェーラムド>>12に、頷く。 ──正直、凱旋ではあるが城に帰るまで襲われないとも限らない。勇者は人間に希望として掲げられていた、だからそれを屠ったと知った人間が逆上してなにをしてくるか分からないという場面も想定できる。 そんなときに、回復しきれていない己、初陣で疲れ切ったマドカ、そして傷付きすぎたヴェーラムド──この陣営では心許ない。せめてヴェーラムドが護衛として機能できるくらいの体力はここで回復させておきたかった。 しかしそれを説明することも出来ないから、頷くに留める]
(13) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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──心配をかけた。大丈夫だ
(-10) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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[どうかしたのか、といわれても、ちょっと説明しきれないから、問われなかったのは、幸い]
……あー、うん。 それはまあ、後でなー。
[借りを返す、で、浮かんだのは数学の課題なのだが、一時、それは横に置いて]
困った時はお互いさん、ってぇな。 ……んでも、教科書行方不明は、早めに解決せぇよ?
[そんな風に笑って言って。 教室に戻ろうとするのを見送る。
良く知っている日常、慣れたやり取り。 なのに、何となく、落ち着かなかった]
(+9) 2013/11/23(Sat) 01時半頃
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[ヴェーラムドの宣言>>9が響き渡る。 まもなく魔王を中心に平和な世界が訪れるだろう。 本来の自分が望んでいた、平和で安穏に暮らせる世界が。 そうすれば、自分の諜報員としての役目も終わる]
……遅かれ早かれ、私たちは陛下の側から離れることになったのだ。
[陛下から視線>>10を感じた気がしたが、気付かなかったことにし、帰ろうとする陛下とヴェラ、そしてマドカの凱旋姿を見送る。 城に戻らせて欲しいと言うつもりはなかった。 自分から外れたのだ。自分の意思で陛下から離れたのだ。 生まれ持つプライドにかけて、そのようなことはできなかった]
(14) 2013/11/23(Sat) 01時半頃
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[満身創痍の魔王たちを見て、ノクティスに問う]
……ノクティス。私の増援として呼んだ眷族たちはどうしたのだ?
[ノクティスは顔を上げ、何をするのか問うような目で答える]
『呼んである。その辺にいると思うが』
[そうかと彼女は呟くと眷族たちを呼び集める。 集まった鷹や鷲などの猛禽類たちに命じる]
眷族よ。魔王陛下の凱旋だ。 陛下が狙われぬように道中を御守りせよ。
[気休めにしかならないだろうが、全くいないよりはマシだろう。そう思って]
(*1) 2013/11/23(Sat) 02時頃
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あのですね、おとぎ話みたいだなって、思ったんですよ。
[これは、そう。独り言だ。単なる。 だから、誰にも訊かれない。
その優しい嘘に恐る恐る触れて、怯えて。 本当に独り言の音量に抑えて、視線を下ろしたまま呟く]
そう思いません?いきなり喚ばれて、 お話の主人公によくありそうだなー、とか
不思議だよね。
(-11) 2013/11/23(Sat) 02時半頃
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まさか 、 あたしが
[人を、 とか]
(-12) 2013/11/23(Sat) 02時半頃
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そんなこと、考えたこともなく、て っ
いまでも、びっくりして て ……
(-13) 2013/11/23(Sat) 02時半頃
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大好きな友達だったんだ
(-14) 2013/11/23(Sat) 02時半頃
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[シメオンに抱き寄せられたまま、目を瞑る。 規則正しい心音を聴いて、それから>>9ヴェラの宣言に、ゆっくりと目を開ける。
ただ前を向くヴェラを、ぼんやりぜんと見て。
視線を彷徨わせて、もう一度目を閉じた。
まるで歴史で習った聖女のような扱いだ。
あたし、昔。 悲劇のヒロインになってみたいって
*思ってたんだ*]
(15) 2013/11/23(Sat) 02時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/11/23(Sat) 06時半頃
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/* ここまで来たら、最後まで見たい気もするが……。 正直言って外れた時点でもう居場所ないんだよね…。 …候補者が誰もいなけりゃ落ちるか…。 あー…でもそのまま去るかな?去らないか……?
……回想入れた辺りからよくわからなくなっている(真顔
(-15) 2013/11/23(Sat) 10時頃
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[ 魔王の気遣い>>13までは思考が及んでいなかったが、 命ある限り主君の為に戦うのが近衛騎士の努めだ。 万全とはいえなくとも力が戻った体で、周囲へ抜け目なく視線を走らせ、翔ける。 ]
[ ……と、 周りを小さき翼が包んだ。 ペラジーの眷属の猛禽たちだろう。 ヴェラはペラジーへ視線を落す。しかし、彼女は>>14視線をあわせず、 ただ誇り高くあって。 ]
(16) 2013/11/23(Sat) 10時半頃
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