39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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そうなんだ、「イエローストーン」なんて綺麗な響きだね。 何かソフィアちゃんに似合っている気がするよ。
[口の中で何度か繰り返してみまして、其の響きが気に入ってしまいました。]
(=1) 2011/10/31(Mon) 00時頃
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あ。
[少年の手が、止まる。 夜の焔の瞳が大きく瞬いた。 たくさんの虫入り琥珀似た花々の奥に、 ふわりとなびく黒の長い髪を見たような気がして。]
(6) 2011/10/31(Mon) 00時頃
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……ああ、彼女は誰かにいかされた。 待ち人が、そちら側にいらっしゃると良いのですが そして彼は、降りて――先へいくのですね。
お二人のゆく先に、さいわいがありますように
[アナウンスを終えた男は、ポツリとつぶやき 通信室の窓から、ホームのほうへ視線を向ける。 先頭車両から、人影はひとつ確認できるだけ。 路線図ではない漆黒の盤。 その上に銀で刻まれた、乗客の名がまたふたつ、消えていた]
さて、次の駅まではまだ間があります。 一服に戻りましょう。 折角添えてくれた菓子を、放っておいては失礼ですね。
[首を振り、いしを切り替えて 男は再び二号車へと足を向けるのだった]
(@0) 2011/10/31(Mon) 00時頃
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>>=0 ボクもそう思ってたんだ。
でも、ノックスさんはヨーランダさんが「一番」で、 だからヨーランダさんに「仲良くなるお話」するんだって。 ボクはまだ仲良くなりたい人が一人に決められないから、 其のお話どんなのか教えてくれないんだ。
[ソフィアちゃんに向かって、ぷんすこ言いました。]
(=2) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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−回想、暫く前−
一人で行っちゃうとか無しだからね?
[アイリスと指切り>>2:262して、捜し物に関しては決まり悪げに頬をかきます。]
お土産を探そうと思ってるんだけど… でも、確かこの汽車に乗る前も何か探してたんだよね。 大事な事だったはずなのに、思い出せないの。
[何かを思い出しかけて… 部屋が決まっていないという一大事に気付き、 思い出しかけた何かは忘れられたのでした。]
(7) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[つるりとした頭の殿方と、会話はどれ程あっただろうか。 名前を互いに名乗るくらいの会話は、したかもしれない。]
あら、どうされたの?
[けれど、彼は鷺の停車場へつくと、そこで降りようとするから。 帽子の女は、首を傾げた。
もしかすれば、男は唯、煙草を吸いに束の間のつもりで 降りるつもりだったのかもしれず。 発車までの間が短いと知らなかったのかもしれない。
それとも、夢から目覚めた《思い出した》のか……―――。]
(8) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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/* ええと、亡霊だったわけだから ナタリアが誰かを還して んでもって、誰かが罪の輪に加わった
んだよね?
(-3) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[アナウンスが響き。 列車が停まる。
視線を向けた写真家は、窓から見えた幻想的な琥珀を鬱らせる木にカメラを向けている。 ふと、何かを感じてホームを見た。
誰かが列車から降りる姿が見えた気がした]
(9) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[黒の長い髪、 追いかけなければとその時少年は思って。 慌ててテーブルに広げられていた星をひとつ ズボンのポケットにしまってしまうと、 少年は3号車と4号車の連結部分に向かう。
花に気を取られている時間が長かったのだ。 汽車は今にも発車しそうに、汽笛を鳴らして]
(10) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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…ん? [窓際で振り向いて、ヤニクの視線にきょとんと間抜けな顔。]
この、写真?
…いつ撮ったものだろう…。
[まるでその写真の像のように、それに関する記憶はぼんやりとピンボケているようで。
けれど、少しだけ思い出したのは、]
手紙に挟んだんじゃなかったのかな? 封筒にいれて、切手を貼って…
[写っている姿は誰だろう? そう不思議そうにアルバムを覗き込んだ。]
(11) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[ポケットの中。 薄く光る宵待ち草が光を強めた気がした。
老婆が宵待ち草を手渡したのは誰だろう。 待つのに疲れていた彼女は何を思っていたのか。
あの短い会話でわかったことは、少ない]
(*0) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[男の目には、消えた名前しか見えない。 漆黒の盤の裏にある、運命の歯車は映らないから]
……嗚呼、湯気は消えてしまいましたね。
[半分ほど珈琲の残ったカップを手に、二号車の端の席に腰を戻す。 元気よく入ってきたネルの姿に口元を綻ばせた]
(@1) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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――さいわいが、待っているといい。
[そっと、告げる言葉が老婆に聞こえたかどうかは知らぬ。 乗車券の赤く染まった石の繋がる先は、どこだろう]
(*1) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[長髪の男の温まるけど熱くないもの、 などというろくでもない注文には、 シナモンティーを出してやったけれど。
横にそっと赤いタバスコの小瓶が添えられていたのは、 赤いフードの青年の頼んだ軽食のものか、 あるいはささやかな意趣返しだったかもしれない。
車掌が去ってからほどなく、 アナウンスと共に列車が琥珀色の鷲の駅に、到着した。 そしてにぎやかな色の訪れに、首を傾けながら戸口を見る]
ん?なんだ?そんなん持って。 それは食い物じゃないぞ。
[金の巻き毛に銀色のススキ、 それは鮮やかな色の対比ではあるのだけれど、 男はそんな風に茶化すような言葉を投げた。]
(@2) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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−回想、そのちょっと後−
…ま、部屋は決まったら教えるね。 うん。
[さすがに何度も座席で寝たら、腰を痛めてしまいます。 空き部屋はまだあるかなと思いつつ、 部屋を選びに行かないのはまだ眠くないからなのでした。]
(12) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[不思議そうなヴェスパタインの顔>>11にこちらも不思議そうに見返す。
思い出せなさそうな様子に、問いを口にすることはない。 そして紡がれる言葉をただ聞いていた]
なら、きっと送りたかった誰かの姿だろう。
――大切にするといい。
[そっとアルバムを、写真家の手元へと返した]
(13) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[嗚呼、停車の時間が短いとは、放送が知らせているから。 ならば、彼はきっと夢から醒めたのだろう。]
どうか、行く先にさいわいがありますように。
[琥珀で出来た大木のようなホームが、遠ざかって行く。 窓を開けて放った言の葉、彼に届いただろうか。
手にしていた白鳥の羽がふわり。 1つ風に乗り、別れの餞に。
女は、風に帽子をさらわれぬよう、片手で押え 暫く遠ざかる停車場を見ていた。 離れていくのは汽車の方なのに、何故か此方が見送る気分になる不思議は何故か。
もう、はるか遠く遠く、彼の人のつるりとした頭なぞ、米粒ほども見えなくなってから女は窓を閉めた。]
(14) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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/ うあぁ、処理能力追いつかない…共鳴返して現状書いて寝よ。
(-4) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[ネルが食堂車へと入ってくる。 其れに気づいて手を上げておいた。
ヴェスパタインと言葉を交わしながら、給仕された珈琲に口をつける。 しばらくの間、食堂車にいるつもりで。 ネルが混ざるのなら拒否もせず。 軽い食事をはじめている**]
(15) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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待って…!
[降り口に足をかけたところで、 列車は動き出してしまった。 揺れる降り口に少年は尻餅をついてしまって。 開いたままのドアから見えたのは、 ふんわり浮かぶ誰かが吸う煙草の紫煙。]
(16) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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/* 何故かを2回同じ文章で使ってしまtt ニールさんと話出来ず残念すぎたorz
(-5) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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―二号車―
[探し人が丁度二人共居まして、ボクは安堵しました。 同じく二号車にいましたヤニクさんとヴェスさんにぺこりお辞儀をしまして、まずはボーイさんに話かけます。]
失敬な。ボーイさんの中では、ボクは何でも食べちゃう子なの? そこまで意地汚くないやい……多分。
此れは、さっきの白鳥の停車場で降りた時に、取ってきたススキなんだ。折角だから、此処で飾ってよ。 そしたら皆見てくれるよね。さっきの駅で降りなかった人も。
[持っていましたススキを、ボクはボーイさんに差し出しました。]
(17) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[ふと窓からホームを見やる。 この列車からこの駅で降りる者がいるのだろうか。 美しい琥珀の花々よりも、人影に気をとられて、 その視線をひとひら舞う白い羽が遮った。
戻ってきた車掌が席に着けば、 さらりと投げる問いかけは事実の確認]
誰か、列車を降りたのか?
[淹れなおすか?と、 半分だけ残るカップを示しながら、 男はまた一度、後方を振り返るような仕草を見せた]
(@3) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[その後珈琲を飲んでます車掌さんにも声をかけます。]
すみません。車掌さん。此の列車にトンカチはありませんか?
ボク、星の石で絵の具を作ろうと思っているの。 でも其のままじゃ大きすぎるから、何か砕くもの必要なの。 お願い、貸してくれませんか?
[じーと車掌さんを見つめながら頼みました。]
(18) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[苗字を褒められると、嬉しくなってつい笑みが零れます。 お返しにネルの苗字も褒めようかと思ったけれど。 彼女の苗字を知らないし、 教えてもらうのも何か悪い気がして口にはださずにおりました。 一番の話>>=2を聞いてみると、どこかで聞いた気がして考え込んで…]
………あたし達にはまだ早いよ。多分。
[上の姉ののろけに思い至って、若干頬を染める耳年増な少女なのでした。]
(=3) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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ええ。 ニールさんと…………ナタリアさんが。
[>>@3誰か、との声に頷きひとつ。 淹れ直しには、首振りひとつ]
やり直しは、出来ませんから 冷めても、これが私のカップですよ。
[笑って、温い珈琲を口に含む。 喉を通るくろい液体はゆっくりとおちていった]
――…は、トンカチ……ですか。
[ネルが声をかけてくるのには、首を傾ぎ傾ぎ]
(@4) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[何時も肩から下げている車掌鞄の中を探る。 手に触れたのは、医療鋏に聴診器。 思わず苦笑して、乗務員へ視線を向けた]
……私の方では、鋏くらいしかありませんね。 整備の道具が後部車両の倉庫にありますから ひとつ取ってきましょうか それとも、キミ 何か星のいしが砕けそうなもの、ありますか?
(@5) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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>>3:=3 え、ボクどころかソフィアちゃんですら早いの?! でも、ボクがノックスさんの歳になるまでには、後何百回寝ないと追い付かないよ?!そんなに待てないよ。
(=4) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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少し話しただけの方との別れを 寂しいと思う気持ちは、私にもあるのね。
[すとん――と、座席に腰を、そして苦笑を一つ落とす。
ガタゴトと揺れる振動に身を任せ、 思い出すのは先に逝った夫のこと。
彼が亡くなった時、唯ひとつの涙も虹青の眸からは溢れず……。 その眸を閉ざして、思い出したことから何かを探るよう 女は思案するようにその場に*]
(19) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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/* 今日はヴェスパタイン[[who]]さんに投票するよ。 (ボクかソフィアちゃんかオスカーくんになったらオスカー[[who]]さんで)
(-6) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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