251 洋墨と躍れ、心の随に
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”それ”は もう、”識”った
(6) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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[ぱぁん!と音がして。それが当たって音を奏でたは 開かれた蛇の目の傘がはじいた、音
そして”大人になりたくない”少年が 先程からガラスペンで空に何かを描き それが羊や、此方への不可視の攻撃になっていることを ――描いた羊が飛び出してきたことを それは文字を、ことのはを描かねばならぬタイムラグがあることを
”大人になりたい”やつがれは、学ぶ]
(7) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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大人になりたくない、といふたね。君は ――だが、学べば大人に近づく 生きるなれば、きつと子供のまま、ではいられない
やつがれは、無知でありたくない
成長しない者に、やつがれが負けるわけも、ない
[生まれ出でたならば、どんな生き物だって大人になる それができぬのなれば、せき止められた川が淀み 死んでいくやうに―― それは腐りおちてゆくだけだ 或いは、自分の大人の部分を
”切り捨てる”ので、なければ
――無知でありたくない、と告げる際の 己は確かに、感情を吐露していた 定義はできずともそれは、胸の内にあつた]
(-5) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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『鬱黄の暁闇に降りゆく白雪は 男の手をかじかませ、まるで氷の棺へと 誘うやうに凍らせてゆくのでありましょう
見送る女の吐息も白く染まりゆく中 列車が遠くとおくへ去るまでその姿を眺めていたくて 男は、その手が固まり動かなくなるまで
ずっと汽車の窓辺をつかんでいたのです
嗚。それは縫い留められたかの如く 細雪が奪うは血潮の感覚でありました』
(8) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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[朗々紡げば。先程彼が水に戻した氷柱の水が 石畳の雪を巻き込み 雪の中からまろび出るその手を縫い留めんと 下から再び氷の棘となって穿とうとその手に 4ほど伸ばされるでしょう
雪は深々冷えゆきて、彼の手から感覚を奪ってゆきます ―――そう、氷の棘を避けられたとしても やがてそれが、動きにくくなってゆくやうに]
(とはいえ、後者は雪の中に紛れ、ふぅわり落ちる ”季節外れ”の花弁に気付けば、或いは――……?*)
(9) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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/* お疲れ様です キュルケゴールさんもお疲れ様です 本当にご迷惑ばかりかけて申し訳ないです…
体力的に余裕ある時に顔出せればなと 墓下寂しい思いさせてしまいごめんなさい(切腹)
(+2) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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──────非道いことを言うものだ、と 矢張り人は厭いだと思った。
暗闇が支配する中は、遠くの茜も夢のようだ。 >>2:178 彼の言う電気なぞどこにもないし そのことを見下すようにもして鼻鳴らしもしたざ
続けられた>>2:179言葉には顔を顰める他なかった。
(10) 2018/10/14(Sun) 11時半頃
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/* 迷惑なんてとんでもない。 というより、体調悪げなのに遅くまで 頑張ってらっしゃったからむしろ、 こちらがありがたいやら申し訳ないやら。
お墓はゆるゆるする処ですし、 実はまだこの村の為に買った参考文献が 読破できてないのでそちらと遊んでます(死 ので、お元気な時にでも 気晴らしに駄弁りに来て頂ければ幸いな!
[切腹する手をにっこりホールド]
(+3) 2018/10/14(Sun) 13時半頃
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『少年』にだって、まほうつかいがそうやってかんがえて、うごくにいたった、くわしいりゆうなんて知りません。 けれど、まほうつかいは親切でしたし、なにより、 “大人らしくはない” 人でした。
りゆうさえココロのほうにおよんでいましたから、りかいされないのもむりはないでしょう。 そのことは、まほうつかいのこと、だけにとどまってはおりませんでした。
「気にする人がいても、みんな、 自分だけ、のとくべつにしたいから、 教えない、ってこと?
教えられないりゆうがあった、ってこと?」
まっさきに、そんざいできなかった>>2、とはかんがえませんでした。
(11) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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「ううん、なにもかも、はおぼえられないの。 だって、ほんとうになんでも知っている人は、 大人にだっていないし、大人はすうじばっかりだ。」
『少年』の言うコトバは、そのとおりそのまま、のことがほとんどでしたが、そうではないことがあります、 …… ちょうど、今のコトバがそうであったように。 けれど、そのいみについてせつめいがつくことはありませんし、今にもなきそうになっている『少年』では、なおさらでした。
「どうして、このせかいがいいの? ほかのところにだって、 きみのばしょがあったかもしれないのに。」
体をもってしまったら、好きにどこへでも行くことはできません。 だから、 “王子様” はいたいことをこわく思いながらも、ヘビにかまれなければならなかったのですから。 ── 少なくとも、そういうふうにしか『少年』にはかんがえられませんでした。
(12) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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ずっと同じような、かわらないちょうしのコトバだった、その人のコトバに、なにかがやどった気がしました。 けれど、『少年』は、かしこくなるために、知るひつようはないと思っていました。
「大きくなったって、やっぱり、 なんでも、はおぼえられないのだもの。 だったら、ぼくは今のままがいい。」
『少年』はりかいをしたくない、ように見えるでしょうか。 あるいは、 “そもそもりかいできるはずがない” ように思われるでしょうか。 どちらにせよ、けっきょくのところ、『少年』には大人になることがとうぜんなのだとは、分かってはいないのでした。
(-6) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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“大人” は色々な事を知っていますし、その分、できる事とできない事を先に定めて、できない事は棄ててしまいがちです。 ですので、見て見ぬフリをする事も往々にしてあるのです。 けれど、同時にそれは、自分以外の人の物差しを慮る事ができる、という事でもありました。
だから、その声は、余りにも居たたまれないその子に、持ちかけた訳でもあったのですが、いかんせん大人とは狡い生き物でもありました。 …ええ、約束を反故にするつもりは全くありません。 でもそう、例えば、大人らしい酷さでその子に話しを投げた節が全くない訳でもありませんでしたから、快諾に近いそれに苦い表情にもなったのでした。
「そうだね、それがいい。 お礼を言うかは、その時に決めるべきだろう。」
(-7) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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首がおちれば、とか、ぜんしんからながれれば ── こちらは言いかたがむずかしくて、よくは分かりませんでしたが ── とか、こわいことを言っている>>4のは分かりました。 それに、ほんとうにいたかったものですから、『少年』はなおさら、ぐずぐずさせておりました。
にげることもかんがえないではなかったのです。 けれど、まほうつかいの人にぜんぶまかせてしまう、というのもよくはないでしょう。 だから、『少年』はあらがうことにしたのです。 とけたこおりはそのままに、『少年』のようすを見ているふうにも思えたその人は、はじめはたしかにそのコトダマもあたっていた>>5のです。
“ Une fois de plus, ... ” ( もう一つ、 )
ですけれど>>6。
(13) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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大きな音がして、『少年』は思わずかたをふるわせます。 それはそれは、とてもおどろいたからです。
そのりゆう、になんて気づかないまま、その人のほうを見ます。 “大人になりたくない” 『少年』は、たたかいかたをりかいして、それにたいしてそなえる>>7、といったかんがえはありません。 そのほうほうをうばうこと、なんてかんがえもしないのです。
「…… あぅ、ぅぅ ……。 どう、しよう、 …… ぼくじゃあ、」
『少年』には、とにかくも、このほうほうがすでに、その人に当たらないのだとは分かりましたから、こまったように少しかたまったのです。
(14) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 世界を引っ繰り返される日。>>2:330 彼の抱く絶望の漣、 置いた筆。
揺らした心は空に隠す。>>2:333 細められた紫菫の双眸が映す姿かたちは 苦悶ばかりが滲んで光明一つ示さない。
────けれど 地平へと沈む赤橙に一歩歩み出したのは 決して、神の十字に向いたものではなく、
( 『 … ■■■■■■■■。 』 )
>>2:334答えを返すこともなく 譫言めいた掠れ声は、別の言葉を紡いだ。 ]
(15) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 欠落。喪失。 ──────想起
回帰の階が架かる。
いつ失くしたかも不明の温度は、>>2:334 血で彩っても生温さを伴わなかった。
十字に穿たれた臓器が脈打つことを暫し止め、 夜の帳に捕らえた身体を髪の黒杭が突き刺す、 そんな、互いが互いを貫いた刹那を置いて
唇からそれぞれ違う色を吐く。 ]
(16) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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( それを謳うことが許されたのは>>2:341 止まった赤の臓器を黒が再構築する その幕間であったからに過ぎない。
────黒水晶は動かない。 動くのは記し続ける “ 世界 ”ばかり。 )
(17) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 赤橙の鳥が天に翼を広げる。>>2:343 純白の百合花弁が舞い散っていく>>2:345 揺らいだ輪郭、その言の葉と光の加護が それぞれの場所へと飛び立っていった頃、
震える手が頬の無色を攫う感触で漸く 黒が鼓動を打ち始めたことを思い知る。 ]
───── …
[ 耳に届いた言葉に瞠った瞳に光はない。 重ねていた手の指先を微かに動かすだけで、 繋がりの糸が霊子の霧へと揺らぎ、融ければ … 一音紡ぐ前に舞い散る紙片。>>2:347 ]
(18) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 紙片も、洋墨も、波打った髪糸が収めていく。 大きな穴を開けた一冊の書を 血に濡れた手が拾い上げたなら、
『 死に至る病 =@』
───── 耐えきれず絶叫した。 ]
(19) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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ああああぁあぁぁ ─────!
きら、 …嫌いだ、
君、ッなんて だい 、 き、らい
(20) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 声は穴あいた書を通り抜けていく。
薄っすらとした微笑みが■■■■しい。 いっそ石畳に叩きつけてやろうと振りかぶって 力無くだらりと腕を垂れ下げる頃には
──────引き攣った呼吸に合わせるように 絶望が背を這い撫でるようにして、 滾った熱ごと空虚が奪っていく。
胸の傷を黒が埋めても、風は吹き抜けていた。 虚無は、絶望は、埋まらなかった。 ( 彼の言葉がリフレインする )
→ 56+22% ]
(21) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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───────────────… 。
(22) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 絶叫の余韻すら消えた頃、 頁を改めたようにすっかり静まり返り 黒の書物に穴の空いた一冊をとじこめる。
再び開く頃には姿はなく、 黒水晶が参照するのは俯瞰の記録。>>2:271 さら、と視線を滑らせたうちの一つに目を止め ]
────── 金枝篇
[ 彼がいた場所の記録が一部途切れていた。 分岐を繰り返した写本は全てを俯瞰出来ない。 洋墨を回収したか、或いは…何かが起きたか。 罅割れた石畳を靴が叩く。 ]
(23) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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… 少々、消耗した
殿軍を頼めるだろうか 伝奇集
(*0) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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「子どものまま、でも生きていられるはずだもの。
すぐそこにある大切なものにも気づかない、 そんな、知っているつもりの大人になんて、 ぼくは、ぜったいになりたくない!」
『少年』のこのりくつはさて置いて、かなしいことに、このせかいはそういうふうにはできあがっていませんでした。 けれど、 “『少年』ならば” 、またぜったいにできない、というものでもなかったのです。
水はながれがなければどんどんにごってしまいます。 なにかの入れものに入れたりしたっておんなじことです。 ですが、 “はじめから水としてはしんでいる” のだとしたならば、きっとそもそもがかわるのです。
(-8) 2018/10/14(Sun) 14時頃
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[ 銃撃戦が未だ繰り広げられていたならば 黒水晶は発言記録から導いた正体>>2:311 ]
私は決して君に打ちのめされない。 君にもし私を破滅させるだけの知力があれば、 私にもまた君を破滅させるだけの知力があるのだ
[ 終わらせる為に生み出された存在の言の葉。 一歩誤れば滝壺に突き落とすような、 蜘蛛の如き黒髪の罠を仕掛けながら────
先刻とは心変わった言の葉を亜麻色に囁き 彼女の返答を、そう長く待つこともなく、 …足先は嘗て頬塗った痕辿って進む。>>0:111 ]
(24) 2018/10/14(Sun) 14時半頃
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Q. もし、その目の前にある『もの』が、 人のかたちをした、人でないものなら?
A. …… 前提から覆ってしまうでしょう?
(-10) 2018/10/14(Sun) 14時半頃
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[ 地にまで続いた黒髪は元の姿に。 黒い書物を脇に抱え、天に糸吊られたように 凛…と伸ばした背筋は丘を下りていく。
頬塗った色を辿って街をゆく最中、 別の闇夜に惹かれたならば、 少々の遠回りをするかもしれないし
誰かにめぐり遭うならば>>1 少々の足止めを受けるかもしれなかった。 伸びる影法師。啜り浴びた洋墨が潜んでいた。 ]**
(25) 2018/10/14(Sun) 14時半頃
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/* まぁ心臓まで進んだから妥当な数値では…(震え
(-9) 2018/10/14(Sun) 14時半頃
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はっきりと、それでもはやく口にされるコトバ>>8は、トゲをうった『少年』へかえすようにとげをのばすのです。 ほとんど、くものすのようになった雪に足をとられていた『少年』には、それのすべてをさけるほうほう、なんてありませんでした。 右のうでにとげが生えて、それをつたうようにしずくがながれていきます。
…… ところで、その人が “れい” の体 ── おおよそ中については、人のそれと同じでしょうか ── について、そこそこのちしきをもつならば、そろそろふしぎに思っているかもしれません。 余りに、インクのこぼれるものが少ない、ことには。
「ぅぅぅあぁ、 …… っい、たい、 もう嫌だ、いたいのもこわいのも嫌、」
ぐすぐすなく『少年』は、まさしく子どもでしかありません。 けれど。
(26) 2018/10/14(Sun) 14時半頃
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