181 アイスソード伝記
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[ネズミだった。]
(16) 2016/01/25(Mon) 07時半頃
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おおおおおおどろかせんな、よ!!!
ばあぁああかっ
[くっそ。と舌打ちして、オレはずんずかと蔵の中に足を踏み入れた。 もう驚いてやんねー。ぜったい!]
(17) 2016/01/25(Mon) 07時半頃
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[ホウキ剣とゾウキンシールドを振りかざして、手当たり次第に攻撃してゆく。 よく分からんお偉いサンのミミズがのたくったよーな文字が蓋に書いてある箱をどけ、ぷぅんと古紙の匂いがする巻物を端っこに積み上げて。 現れた床をざざーっと掃いて、ゴミの類を一箇所にまとめ、 更なる奥を攻略しようと腕を伸ばし――――…
と。 ひやりと冷たい固い棒状のものに手のひらが触れた。 どうやら何かを包んでいた布が解けて、中身の一部が剥き出しになっているらしい。]
(18) 2016/01/25(Mon) 07時半頃
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あーーあ、くっそだるい…
埃ひどいしよ ネズミいるしよ
せめてさあ、こう、 可愛い女の子でも隣にいて いっしょに掃除してくれるっていうなら オレももうちょっと頑張っちゃうんだけどなあー…
(*2) 2016/01/25(Mon) 07時半頃
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…はあ。
馬鹿な妄想してねーで、さっさと終わらそ。
(*3) 2016/01/25(Mon) 07時半頃
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[オレはその棒状の『何か』をむんずと掴み、 勢いよく引っ張り出した。**]
(19) 2016/01/25(Mon) 07時半頃
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[ どさん! ]
(20) 2016/01/25(Mon) 08時頃
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[周囲の棚から、ばさばさと古文書のような 古びた色をした本が続けて落ちた。
何か。を包んでいた布がはずれてふわりと埃の中を舞う。
振動でもうもうとたった埃煙は、しばらくの間暴れまわり、蔵の中の視界を悪くした。白い布が、ふわりとその埃の中に重なる影の上におちかかる。]
(21) 2016/01/25(Mon) 08時半頃
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[周囲を支配していた煙の中、ゆれの中心で、つかまれて引き出されたその"何か"は、少年の上におおいかぶさっていた。]
……〜〜
[白い布をかぶった"何か"は、ふるふるとまとわりつく布をいやがるように体をふるわせた。動きに布がずれ落ちて、埃にまみれてやや灰色がかった黒いリボンがあらわれる。]
(22) 2016/01/25(Mon) 08時半頃
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[黒いリボンは、やわらかな白金の束をまとめているようだった。その下には、黒いなだらかな曲線が続く。すなわち黒のワンピースに包まれた背中を持った"何か"は、筒上の布、つまり袖からすんなりとのびた白皙の腕を少年につかまれ、]
………
[少年の肩にサッカーボールよりちいさい顔をのせて、体の前面を、少年におしつけていた。胸の間には むにゅっとした見目よりも骨を感じさせないだけのやわらかい厚みがある。]
(23) 2016/01/25(Mon) 08時半頃
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[ぴょこ と、黒いリボンが少年の眼前で動き、 白金の向こうへと送られる。]
………
[黒と白金のコントラストの代わりに現れたのは、 齢十五、六の少女の顔だった。 少し低めの丸い鼻先がカイルに向けられて、 ややたれがちのおとなしげな目がぱちぱちと瞬いた。]
(24) 2016/01/25(Mon) 08時半頃
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[霧の出る湖面に似た青い色の瞳が、カイルをみつめたまま、 たちあがろうとしたのか、つかまれたのと反対の手が ばたぱたと空中を泳いだ。が、無駄だと悟ると動きを止めた。]
オーレリアに、
ごようじ、ですか?
[青い目の持ち主──抱え込めてしまうほどの小柄な少女は、 目と鼻の先にいる相手へ、尋ねる声を発した**。]
(25) 2016/01/25(Mon) 08時半頃
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/* だめwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwてんさい
(-2) 2016/01/25(Mon) 09時頃
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/* オーレリアの描写がひたすら美少女でわらう。
そしてこのドキドキ☆ハプニングな ラノベヒロインっぷりよ…
さすが みせきさん ですね!!!! (みえないしば)
(-3) 2016/01/25(Mon) 14時頃
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っわ、ちょっ!!!?!?!
[雪崩れた古書に巻き込まれ、オレは尻餅をついて倒れ込んだ。 荒波に投げだされた手漕ぎボートが一瞬にして沈んでいくみたいに、埃やら本やらが上からばさばさっと降ってきて、オレはあっという間に埋もれてしまう。]
(26) 2016/01/25(Mon) 14時頃
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……、?
[けれど。不思議と痛みはなかった。 『何か』が落ちてきた感触はある。
けれどそれは本の角みたいに堅いものではなくて、 むしろもっと、
気持ちいいくらいに、やわらかいものが…
[ むにゅ ]
(27) 2016/01/25(Mon) 14時頃
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……むにゅ?
(*4) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[えっ。 と驚いて目を見開くと、]
〜〜〜〜〜〜……!?!?!?!?
[其処には掛け値なしの美少女がいた。]
(28) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[まず目に入ってきたのが、白金のさらさらとした柔らかな長い髪。 それをまとめ上げている黒いリボンはぴょこぴょこと揺れ、まるで小動物みたいな動きをして彼女のかわいらしさを引き立てている。
そして、 吸い込まれそうな透き通った色をした青の瞳。 覗き込んでいるだけで、静かな湖面の水底まで引っ張られそうな心地がするのに――奥にいくにつれてどんどん濃さを増してる青色は、そのくせ決して深淵を垣間見せない壁のようなものも感じさせる。
人、というには、特別すぎた。 まるで神が戯れてつくった精巧な作りの人形みたいだ。]
(29) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[でも。 そんな相手だけど、オレは、そう。]
(*5) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[ ―――… 一目惚れ、だったんだ ]
(*6) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[鈴で奏でているような耳心地のいい声が、 問いかけを口にしているのを把握して、]
……っ!!!!!
[相手に見惚れて呆然自失だった思考が、やっと動きを再開した。
うおう!? この子しゃべるのか! いや、というか生きているのか?? えっ、じゃあ、どうして、こんなところに…!?!?!
現状を把握しようと必死に頭を動かすけれど、 当然思い当る事象なんてなくて――]
(30) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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っ、てゆーか顔近すぎね?? この子がしゃべると、こう、吐息が、頬に……
あああああああうあうあ、
(*7) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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あ、あのさっ
(31) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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あの、
…すげーーー役得で嬉しいんだけど、 この体勢、めっちゃ心臓に悪いから、
……とりあえず、起き上がらね? あの、――オーレリア、 …ちゃん?
(32) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[が、どうやらうまく起きられないらしい。 空いた手をぱたぱたする様子が、なんだかペンギンみたいでかわいいな、なんて思い…]
――――あ、
[そこでようやく、オレが、この子の腕を握りっぱなしだったことに気が付いた。]
うわっ、ごめん!
[ぱっ。と手を放す。 慌てた心地のまま大きく手を振り回すと、 また、ばふんと埃が舞った。]
(33) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[掃除していた筈なのに結局さらなる埃の魔窟と化した蔵から、 謎の美少女と一緒に外へ出る。 冬の澄み渡った空気が心地よかった。
オレは頭を大きく振ってばさばさ埃を振り払い、]
…えーーと、ほら、
[嫌がられなければ相手の髪についた埃も払ってあげる。]
(34) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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うわー…
なんでこんなことになってんだ????
うわーーーーーーーーーー
…外で見ると一層かわいい
(*8) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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あー…、オレはカイル。 この蔵は、亡くなったオレのばーちゃんの持ち物。
でも人が住んでるなんて聞いたことねえよ。
ごようじっつーか、……
どうして、オーレリアちゃんはここにいるんだ?
[そのかわいい容姿から目を逸らせないまま、 オレは素朴な疑問を投げかけた。**]
(35) 2016/01/25(Mon) 14時半頃
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[とある金貸しの蔵の書物にも記されない遠い一篇がここにある]
(*9) 2016/01/25(Mon) 17時頃
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