150 Gangstas War
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ハイ、クラリネットはお好き? ディキシージャズバーで今度デートしない?
[能天気な声が、狐には届いただろうか。]
なんてね。 今、アナタのドッグバーガーでのデート相手。 爆破事故で死んだってきいたわ。
ご存じ?
[もし、彼が出れないのであれば、留守電にそのメッセージは入る。]
(-3) 2015/02/15(Sun) 12時半頃
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ジェニファーは、ディキシーカフェでコーヒータイム**
2015/02/15(Sun) 13時半頃
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/*
ていうか帽子シルクハットやない!! あれだ あれと表現したかったんや
言葉がでてこない(もうすこし底あさいやつ) カンカン帽じゃなくて この 語彙がない
(-4) 2015/02/15(Sun) 13時半頃
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[白銀の彼は着いてきただろうか。
かつり、 コンクリートを踏む音を 靴裏で数回 鳴らした所で
スーツの内側、伝うのは震動。]
――― おっと、少し失礼。
[手袋が端末を掴むと見慣れぬ数列を暫し見つめ 液晶に触れれば 耳元へ、
その声は他に聞かれぬよう 心ばかり顰め。 用件が終われば また懐に仕舞うだろう。 *]
(13) 2015/02/15(Sun) 13時半頃
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やあ、待っていたよ。
実に嬉しいお誘いだね、是非。
心躍るようなサックスの音も好きだが、 偶にはクラリネットの麗しい音もいい。
[端末越しに流れるのは、 喧騒とは無縁の、優雅な金管の音。
それを楽しみながらも 更に美しい楽器に澄ませ。 ―― 奏でられた音楽は 想定した譜の中。]
…… いや、知らなかったな。 ―― 噫 物騒な話もあったものだ。
(-5) 2015/02/15(Sun) 14時頃
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実に、 そう、本当に哀しい。 惜しい人物を亡くした。
[昇る半月は 淡々と、感情の籠らない静寂を流す。 使える‟カード”が一枚 爆ぜただけ。
酔狂で加えた 捨て札を 一々惜しんでいては ゲームになど勝てやしない。]
麗しいシニョーラに慰めて欲しい気分だよ。 ―― ご都合のいい時は、あるかな?
[そう‟デート”にでも。 ひとつ、お付き合い頂こうか。
音の外に意味を籠めて 平常から微塵も変わらない 静かな低音は、流れるように。 *]
(-6) 2015/02/15(Sun) 14時頃
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ー 街中 ー
[あちこちで行われている残虐な行為の数々。 予想以上に「荒くれ者」が多いようだ]
ふ…
[少しでも気を抜くと危険だろう、案の定先程から幾度となく襲われかけている。 「ゴロツキ」をまた1人、闇に葬れば、目の前には賤しい空気を纏う1人の男。白銀の髪に胸ポケットの薔薇がトレードマークの、それは…]
…君が『死神コンダクター』か。 まさかこんなところで会えるとは思わなかった
[裏の世界では有名な、死の旋律を意のままに操るという犯罪芸術家。煙のように現れ、終章と共に消える。その華麗な犯行はまるで指揮者のように人間を支配するコンダクター…死神コンダクターと呼ばれた]
あんたも、もちろん…あぁそうか。 もはや言葉はいるまい、と?
[相手がタタタッと向かってくれば、此方も態勢を構える。加えて「第二の矢」にも備えるのも怠らない*]
(14) 2015/02/15(Sun) 14時頃
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何言ってんのかさっぱりわかんねーよ
[相手の挨拶を一蹴すれば、そのキザな様子に何だかイラッとして しかし相手が自分の事を忠犬とわかれば話は早い。左腕に付けてある十字架をチャラリと鳴らせば後に続くように促す]
女なんか社長が居れば十分だろ その笑い腹立つなー
[不機嫌なんだか機嫌が良いのかわからないような事を続けて話して 彼が電話に出ればどーぞ。なんて興味無さげに言う。聞き耳を立てても聞こえそうにない]
(15) 2015/02/15(Sun) 15時半頃
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―人気の無い港―
[裏路地を抜けて、その先に行けば人っ子一人居ないような港に出たか。ここならば発砲をしても万が一にも誰かが飛んでくるような事は無い 尤も、裏路地でぶっ放した時にはすぐ警察が駆けつけたが拳銃を“持っていない”自分を見れば解放されたので問題は無いのだが]
ゴンドーフの娘から聞いたよ この噂、アンタも関わってるって
[そこは彼が否定しても、信用差からジェニファーを信じる事は決まっていて。 問題はそこじゃないんだ。と指を振って彼が何か言う前に制止する]
ウチの社長もそりゃ厳しい人でね 邪魔者は消せっていう話なのさ
[指で拳銃の構えをすれば、相手に向かってBANG!なんて言ってみるか 見たままの通り、本物の銃では無いため相手はどう思ったのかは知らないが**]
(16) 2015/02/15(Sun) 15時半頃
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実に惜しいヒトを、ね?
[自分にとっては、昔賭けで、半分すっからかんにした相手であるので、手向けられるならば、野に咲く花を一本でも。]
って、アラ、うれしいわ。 じゃ、都合のいい時にでもエスコートして頂戴?
[デートの申し込みには唇が三日月を作る。 そう、様々な情報の中、一番の大本命だからこそ、 極上等のスリルに笑みを。*]
(-7) 2015/02/15(Sun) 16時頃
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― ロンバー・ストリート ―
[止まることの無い赤色は彼女から熱と思考を奪う。 高揚する気持ちのみではその内耐えられず、 今倒れていないことすらおかしい状態であった。
響く銃声の一つ>>4もいつもならば否定で終わるのだが、 それすら愛しの彼の呼ぶ声に聞こえていた。]
今、行くから待っててねぇ……。
[身体に力を入れて走り出す。 少しでも集中が途切れたら今にも崩れそうなその存在は、 銃声の聞こえた裏路地へと入って行った。]
(17) 2015/02/15(Sun) 16時頃
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― 裏路地 ―
[流れ出る赤で視界が悪くなるため、 マスクは付けることなく彼と初めて会った時の素顔のまま走る。
この先に愛しの彼が居ることを信じて疑わない様に、 彼女は両手にスイッチ式の爆弾を持つ。 もうこの世でじっくりと愛す時間が無い事を悟っていた。
大体の方向を頼りに曲がり角を一つ、二つと進めば、 ついに辿り着く愛しの赤い姿。]
見つけたよぉ! ごめんね?ちょっと準備とかタイミングとかみてたらこんなに遅くなっちゃったよ。会えなかった分いっぱい愛してあげる。だから君もいっぱい愛してほしいなって。あ、この血は気にしないで。真剣に愛してくれる人には真面目に返してあげないと悪いじゃない?だからしっかりと受け止めてあげたんだ。嫉妬したりしちゃう?ごめんね。でも君が一番だからね!
[顔面が赤い血で装飾されたまま、 抱き付こうとそのまま走り続ける。]
(18) 2015/02/15(Sun) 16時半頃
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― カジノ裏通り/事件前 ― [購入した袋をその手に下げ、 家へと向かう彼女の前に一人が立つ>>1:95。
素顔である現在、 顔の半分が火傷跡で覆われている彼女は、 話しかけられることは稀であった。]
僕に何か用でも? 忙しいんだから違うなら話しかけないで。
[その稀な時ですら、狙いが明らかに金であることが多く、 今回も望むモノではないと断定して対応していた。
もしも金目当てならば吹き飛ばしてやろうと、 左手をショルダーバックのチャックへと、自然な動作で持っていく。]
(19) 2015/02/15(Sun) 16時半頃
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― 回想:カジノ裏通り ―
いーんや?ちょい臭ったもんで
[嗅ぎ慣れた臭いよりも濃いものを、なんて言ってみるが実際はただの雰囲気で 顔面の半分が火傷で、その素顔がどうだったかは知らないけれど。]
ちょーっとこの先お取り込みになるから出来ればお帰り願いたいんだよね
[ほんの数分前の出来事。たまたま手持ちにあった武器を買いたいと言っていた者に取引場所として 彼女が一般人だったとしても、そこに入られるのは自分は構わないが、相手が良くないと考えて]
急がば回れ、ほーら。あっち向いてホイだ
[指をくるりんと動かして、要は回れ右。と言いたいように返す 尤も、挑発するようなその動きは彼女を怒らせるだけだったかもしれないが
もしも彼女がその場で帰らないならば、後ろから取引相手の怒声でも飛んできただろうか**]
(20) 2015/02/15(Sun) 16時半頃
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おっと、それは失敬。
[挨拶くらいなら知り得るかと思ったが どうやらそうでは無かったらしい。
悠然と笑みを浮かべた儘、 十字の金属の擦れ合う音を合図に 促す、その背を追う。]
―― くく、 不快にさせてしまったなら申し訳ないね。
[悪びれもせず そんな謝罪は口先だけ。 隠す気もない忍ばせた笑いが、 それを如実に証明していた。]
確かに、貴社の社長様も見惚れてしまうくらい それは素敵な方だが――、 お嬢さん方に嫌われないに越した事はない。 彼女達の持つパイプは、中々侮れないからね。
(21) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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[片腕を広げ、語るは‟ビジネス”。 所詮、狐にとっては全ては遊戯。 手札≪カード≫を肥やす為の手段でしか無い。
飄々と、語るは風のように掴めぬ口振り。 化けた狐の、上っ面に被せた人の貌から 真意を掴むことはきっと出来ないだろうが。
分かり辛い相手の機嫌を取る事も特に無く その辺りで電話が掛かってきては、一度取る。*]
(22) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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― 人気のない港 ―
[汐風が届く。 蒼穹は 閑散とした寂寞を深めるが 華やかさとは相反する静寂に 碧玉は寧ろ快さを感じ、瞳を細めた。
港にさざめく波を見つめながら 彼の話が終わるとともに ゆっくり口を開く。]
―― 噫 なかなか彼女も侮れないね。 流石は‟あの” Sig.ゴンドーフの御令嬢と言うべきかな?
[今し方の、‟デートの誘い”を思いながら 固い言葉から、きっと 否定も無駄なのだろう。 ゆるく 首を振り、肩を竦めるだけで 制止されるまでも無く、一切の繕いも無いのは 即ち肯定を示していた。]
(23) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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[子供騙しな、言葉ばかりの銃声が
――――― 『BANG』
そう耳に劈くと、両腕をひらり 上げてみせ。]
ああ、怖い怖い。 物騒なことを言うね、忠犬君は。
それで? どうするんだい。 ……―― 私を消す、と でも?
[エメラルドは煽るように、促し 耀くような圧を籠め、言葉の先を問う。
やれるなら、やってみるがいい。 そんな挑戦を、目元に湛えたまま。 狐の余裕が漂う、月の形はまだ崩れそうもない。*]
(24) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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――うん、そうだね
[ピストルの形をした手の袖からはハンドガン ベレッタM92、装弾数15発。それを相手の反応を待つこと無く引き金を引く それを片手に一丁ずつ、弾数が切れるまで撃ち切ればマガジンを交換する事無くそのハンドガンを後ろに投げ捨てる]
関わってるだけで死んでもらわないと 面倒な事ばっかりだよ、本当……
[あー、ヤダヤダ。と大袈裟に言えば男の方を向き直って どうせあの程度の銃で死ぬとは思っていないし、当てる気も殺意も全くないが威嚇程度にはなっただろうか**]
(25) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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―― ああ、
[問い返す調の語尾に、画面越しにちいさく頷く。 ‟物騒”など、肩書きを知る者からすれば笑止だろう。
が、叶うならば ‟ひとつ” 答え合わせをしたい事があった。
―― だから 淡々とした声音の中でも まるっきりのふざけた嘘では無かったが。
だが 鼠取りにでも引っ掛かったのならば もう、それは 儚き夢の泡に散った事。]
(-9) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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/* 洋画チックにしたかったんだけど、なってるだろうか
ただの下ネタゲス野郎になってませんよーに
(-8) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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―― 勿論。 蝶のような貴方に相応しいコースを 用意させるとするよ。
しかし、もう少しお話ししていたいのだが 今、生憎取り込み中でね。
また、折り返し お誘い申し上げよう。
[捧げるのは 極上にして、至高のスリル。 回線越しの三日月は まだ宙に浮かばぬまま。
何も無ければ、そこで一度。 通話を切ることにしただろう。 *]
(-10) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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ーー ロンバー・ストリート ーー
[ ″死神コンダクター″とは結局勝負はつかなかった。隙を見つけて急所へ弾丸を放ち、勝ったと思った瞬間、彼は煙を発し姿をくらましてしまった]
次会ったら、仕留めないと
[念のため「弾丸を大きくした」のになぁとボヤいてもみる。勿論此方も無傷で済むはずがなく、左腕には大きな焼け跡が付いている。
そして流れ着いたロンバー・ストリートは酷い有様だった。地面には強烈な爆破の跡が痛々しく残り、その周辺に散らばる肉片は『爆愛のモスキート』を想起させた。
そして、また一つ。首無し死体を見つける]
ははぁ…こりゃ派手にやったな…
[周りをぐるりと見渡すが、今は誰もいないようだ*]
(26) 2015/02/15(Sun) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/02/15(Sun) 17時半頃
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― 街からリー爆破地点へ ―
[カフェのコーヒーを楽しめば、ディキシーランドのメロディを口ずさみながら、店を出る。 その背後で熟練のウェイトレスが、貴婦人に紅茶をひっかけてしまったり、隣の店の自動ドアに猫のしっぽがはさまったり、温和に走っていたバイクが転んだりした。 彼女が歌えば、当たりは小さな事故が多発する。 それは、無意識であっても。
ということで、アラ、と、小さく謝罪しながら、彼女は喧騒を出る]
さて、花の一厘…は用意しなかったけれど、 冥福を捧げにきたわ…。
[そう告げて、悲惨な爆破跡に、いわゆるさっきのドッグバーガーの彼の遺体のある場所へ足を運べば、 そこに見える男の姿。
やや見覚えがあるような気がして、目を細める。>>26]
(27) 2015/02/15(Sun) 17時半頃
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アラ、もしかして、 パパが気に入らないっていってた、シゴト師さん?
[詐欺師のテリトリーの中では、比較的ルーキーにあたるその、ハイエナへ。 老害の塊のような女のパパは、時代に流されぬ部分も数多く、 ベテランを名乗るそのプライドと、目立つルーキーをただ見下す視線は、娘にも時折みせることもあった。]
怪我しているの? 焼けたお肉のにおいは貴方だけじゃないでしょうけれど。
[その傍にある首のない遺体。 その服装には覚えがあって、小さく息をつく。]
(28) 2015/02/15(Sun) 17時半頃
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[―― エメラルドが瞬く。
刹那、銃を模した手は。 その中で無骨な黒い銃身を 爛々と耀かせる。]
―― やれやれ、
[呆れ半分 吐く息に滲むは、確かな喜色。
乾いた宴のトリガーが弾かれようと、 狐は‟文字通り” 一切動じる事無く ‟財閥の主”が持っていた筈の運を手にし。 風の向く先 そこに佇んでいた。
当てる気も殺す気も無いような、 その鉛の雨は 一発だけ 『幸運にも』スーツの裾に焦げ痕を作る。
――― が。 ]
(29) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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[ザッ ザッ という足音に顔を上げればそこには>>27見覚えのあるダークブラウン]
(あれは…さっき仕留め損ねた女…)
[その綺麗な瞳が細く此方を見つめて口を開く。 内容には心当たりがあった。 違うかもしれないが、とりあえず答えてみる]
パパ?…シゴト師?
もしかしてあんた、あのゴンドーフの娘か?
[思わず質問に対して逆に聞き返す。 それに気付くと、ああ と身体を相手に向ける]
私はセシル・パラゴン。 お見知り置きをされているというならば光栄だ。嫌われているのは残念だけどね
(30) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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[それも最初の一発だけ。
―――― からん、
足元の『空気』と擦り変わった弾丸達は アスファルトの上に
からり からり 勢いを失くして 鈍い色の薬莢を転がらせる。]
『待て』 くらい覚えてはどうかな?
[がこん 、
投げ捨てられたハンドガンの音と同時 緩慢に開けられた碧玉は
‟真似るように”銃の形を作る己の手を見る。 次の瞬間、填めていた手袋は綺麗さっぱりなくなり その代わり 懐にあったはずの銀光りする銃があった。]
(31) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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[ゴンドーフ。 彼の詐欺案件は密かに知っていた。彼の犯罪は美しい。まさに芸術と言える。 しかし彼に劣っていると思ったことは一度も無かった]
こんなのは怪我の内に入らないさ。それよりも周りのこの有様の方が…酷い
[ぐるり、目線を誘導するように見渡す。いつ攻撃されても良いように内ポケットに忍ばせてある拳銃に僅かに触れる*]
(32) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/02/15(Sun) 18時頃
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>>30
知っててくださってて、光栄だわ。 うちのパパは、かつては貴方と変わらないルーキーの詐欺師。 今は、ただ、その若さと才能が悔しいだけよ。
手段を選ばない、なんてね。 とっても合理的だと思うわ。
[芸術と詐欺を位置づけたところで、 今はほぼ引退し、そのかつての名通りだけで何をしているのかもう、娘は知らない。
ただ、その名を恥知らずに使う娘は、結局は手段を選ばないルーキーと変わりはしないが、 それを気にすることもなく、腕を組んで彼の名をきいた。]
セシルね。ゴンドーフの娘なんて色気のない呼び方はよして? ジェニファーよ。 で、こんなところ、このシティロスで、貴方は何をスティングしにきたの?
[さきほど撃ってきたのが彼であるとは気づいていない。]
(33) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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[ハンマーが起こされたままの コルト・ガバメントを瞬く間も無く構えると、 銃口はまっすぐ白銀へ向く。
犬がきゃんきゃん威嚇すれど、 狐には耳障りなノイズ以上のものは無い。]
―― 関わっただけで殺せ、とは また、品も知性もあったものではないね。
躾を覚えない犬は、 御主人のいない間に『処分』されても文句は言えないよ? もっとも、飼い主に教えてられないだけかもしれないがね
[劈く破裂音の直後、風を切るのは一発だけ。 特に狙いを定めもしない、 『挨拶』代わりと言ったところだ。
余程『運』が悪くない限り、 当たりどころか 掠りだってしないかもしれない。*]
(34) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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