99 【練習村】勢いで、RP、しよう2
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何だろ。
[結局、匂いの正体はわからず、美瑠は自宅の玄関ドアを開けた。 並んでいる靴の数は少なく、女ものの靴は美瑠が脱ごうとしているスニーカーしか無かった。]
ただいま。
[家宅を知らせる声は非常に小さなもので、恐らくは居間にいる父親には聞こえなかっただろう。 そのまま台所へと入り、慣れた手付きで髪をくくりエプロンをつけると冷蔵庫を開く。 冷蔵庫の中身を確認しながらいくつか食材を出すと、手早くキャベツを刻み始めた。 父親が途中、今から此方を覗き見たがそれには全く反応をせず、黙々と手を動かす。
暫く後には、食卓にご飯と味噌汁、豚肉の生姜焼きと付け合わせが置かれたが、美瑠は席につくこと無く盆に自分の分をのせるとそのまらま二階へとあがった。
残された食事は二人分、父と兄のものだ。 都会から嫁いだ母は美瑠が幼い頃にこの土地や風習に馴染む事ができず、家を出ている。]
(13) 2013/10/17(Thu) 01時頃
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―早朝・自宅―
……くちゅん!
[どこかに猫の毛が付着していたからだろうか、 それともすっかり低くなってきた、秋の朝の気温のせいだろうか。 テッシュを乱暴に取り出して、鼻をかむ]
あー……。
[頭に靄がかかったようにぼーっとする。 眠りが浅かったのだろうか、それとも風邪か。 いや、風邪なんかひくはずがない。首を横に振って、そう否定した。]
(14) 2013/10/17(Thu) 01時頃
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クラリッサは、無事に学校に登校した。
2013/10/17(Thu) 01時頃
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[カーテンを開く。 ぼやけた意識に朝の光が差し込む。]
ふぁー……。
[猫のように大きく、ぐんと体を伸ばす。]
飯作っかぁ……。
[手早く着替えを済ませて、パーカーを羽織る。 階段を降りれば、もう居間に祖母が座っているのが見える。]
ふぁ、オハヨ。ばーちゃん。
(15) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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……ばーちゃん?
[返事がない。 だから、もう一度声を掛けてみたんだ。]
[やっぱり、返事がない。]
[居眠りしてんのかな? そう思って、肩を叩く。]
[もう一度、強く叩く。]
(*0) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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[クビが。 オチて。 ズレた。]
は?え?
[なに?なんだ?なんだよこれ? ばーちゃんの首……えっ、あっ、早く戻さなきゃ。]
(*1) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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[慌てて首を戻す。 落ちる。 戻す。 落ちる。 戻す。 ……。 落ちた。]
[三度繰り返して、ようやく俺は理解した。 現実を。]
(*2) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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―早朝・自宅―
ごちそうさまでした、先輩
[缶詰の桃を食べ終えてから、手を合わせて呟いた。 体調もすっかり回復したようだ。身体が軽い。 鞄を手に、母親に声かけて一歩外に踏み出した]
さむっ……
[早朝の冷たい空気に身をすくめるも、 頬を軽く叩いで気合をいれ直す]
……よし
[歩き出したそのとき、ふわりと甘い香りが鼻腔をくすぐった。 さきほど食べた桃の残り香だろうか。 さして気にも止めず、通学路を歩き出した]
(16) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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……あははは。なんだ、血が出てないじゃんコレ。 作り物かぁ……。
[体から気が抜けてへたり込んだ。 続けて、怒りが沸いてくる。]
誰だ、誰だよ!!こんな手の込んだイタズラをした奴は……。
[作り物の首を掴む。 そして、おもいっきり畳へ叩きつける。]
(*3) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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[……なんてことは、できなかった。]
わかってた、わかってたよ!! これが本物のばーちゃんだって。 首を触った時……いや、見ただけで。 ずっと、ずっと二人で過ごしてきたんだ、間違えるわけない。 だから、だから……。]
うわあああああああああああああああああああああ!? なんで!なんでだ!!なんでだよ!?
[涙と声が溢れ出る。止めることなんてできない。 濡らしてしまう事も構わずにばーちゃんの首をぎゅっと抱きしめた。]
(*4) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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― 教室 ―
[おはようの挨拶もそこそこに家を出て、帰宅部にしては早すぎる登校時間に学校の門をくぐる。なるべく目立たないように教室の扉を開けると、私はそそくさと自分の席に座った。教室の一番後ろ。窓際といえば窓際だけど、本当の窓際よりちょっと廊下側。かといって真ん中でもない。そんな列。日本人のようなアメリカ人のような、中途半端な私らしい席だ。席は頼んで一番後ろにしてもらった。私の髪が視界に入ると気になるだろうなと思ったからだった。 物思いに耽る。ひとりの時間。 もう、今日からお祭りがはじまるんだなと思うと、ドキドキやワクワクの隙間から微かに緊張が顔を出す。悪目立ちしないように。そう自分に言い聞かせてから教室を見やった。 これから数日間、飾り付けやらなにやらで、この教室の風景もお祭りの喧噪に紛れてしまう。少しの間の非日常だけど、そう意識してみるとこの普通の教室もどこか名残惜しい。 どのくらいの時間そうしていただろう。ふと、鼻腔を何かが掠めた]
……そうだ。処刑される人も選ばないといけないんだっけ。HRまでに決めておかないと。
(17) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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[どのくらい経ったのだろうか、それともほとんど過ぎていないのだろうか? 涙はようやく出尽くした。 もう、何も出ない。 小さく、鼻を啜る。]
[頭が冷えたところで、とあるものに気づく。 和服の内側、一冊の日記帳。]
[取り出して、ページを捲る。 一ページ、一ページ……その内容は、俺の頭の中に酷く冷静に入り込んでくる。 そこには、俺がとある冷たい決意をする。 そんな、内容が記されていた。]
[祭りの裏に潜み、蠢く、おぞましき者達の事が。]
(*5) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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[登校の準備は整った。 が、もうギリギリの時間だ]
チッ……走れば間に合うか。
[鞄を掴み、少し慌て気味に玄関を開く。 と、足を止めて振り返る]
ばーちゃん、行ってきます!
[そして、*少女は通学路を駆け出していった*]
(18) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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リッキィは、*ぼんやりと教室を眺めている*
2013/10/17(Thu) 01時半頃
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― 日曜・大戸食堂 ―
いらっしゃいま…なんだお前らか
[狭い田舎なもんで、うちに来る客はほとんど知ってる奴ばっかりだ。 もちろん学校の奴が来ることも珍しくない。]
中学生だけでお店に来ていいの?ちゃんとお父さんとお母さんに聞いてきた? ん?ああ、今日のオススメは『ドブネズミのムニエル〜カメムシソースを添えて〜』でございまぁ〜す
[いつもの軽口を叩きながら、ほうじ茶を出す。 どうせこいつらの親も家族ぐるみで知り合いだ。誰も文句言う奴はいないだろうし、今日のオススメはそのへんのホワイトボードに書いてる。
馬鹿な話をしながら、日曜の夜は更けていった。]
(19) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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/* 二日目にすればよかったかなと、今になって思ったけど いいよね!いいよね!オッケー?オッケー!!
もう一人の方、いきなりこんなんですみませぬ……
(-10) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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― 月曜朝・自宅 ―
[「行ってきます」とドアを開けて、思わず「うわっ」と言ってしまった。 どうしてこの季節、朝はこんなに冷えるんだろ。昼はそこそこあったかくなるのに、納得いかない。 母ちゃんが風邪ひくのも無理は無いってもんだ。]
風邪といえば、倉木、風邪で学校休んでたな…。 祭りの準備できんのかな。
[そんな事を呟きながら、ポケットに手を入れる。 祭りは人が多い方がいい。 全員参加できる、っていうのが、人がいない田舎の唯一のいい所だ。何百人もいるような都会の学校じゃ、きっと無理だろうし、できても特に楽しくないだろう。]
(20) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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―朝・自宅―
ほら、ねえちゃんもお父ちゃんも仕事遅れるよ!早く食べちゃって。 うちだってもう出ないといけないんだから洗い物しないと。 ああもうほら、お弁当!忘れんで!
[バタバタと忙しない毎朝の変わらない食卓。]
お母ちゃーん!洗濯回しといたから!あとよろしくね!
[仕事場に向かう父と姉を見送った後、学校鞄を引っ掴んで玄関を飛び出した。 先日から感じている、何やら鼻につく甘い香りに眉を更にしかめながら。]
(21) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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[暗い自室へと入ると、蛍光灯から垂れさがる紐を引き部屋の電気をつけた。 カーテンをしめようと窓際へと足をのばす。 隣の家の窓に幼馴染の影が映っていた。 ちら、と目配せした後にカーテンはしめられた。]
(22) 2013/10/17(Thu) 01時半頃
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― 月曜朝:自宅 ―
[朝食の食器を洗い終えると、美瑠はまた家族には聞こえないであろう声でいってきますと言い、家を出た。
山の朝は冷える。 ドアを開け一瞬身体を震わせると歩みを進めた。]
(23) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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まったく、朝はいつもこう……出来るだけ早く起きたってやることが色々ありすぎてどうにもならない。 もうちょっと落ち着いて登校出来たらいいのに。
[少し早足で学校に向かいながら、ぶつくさと呟いている。 いつもと変わらない通学路。畑と田んぼが横に広がる道に冷たい風が吹く。]
う〜、さぶっ。 でもまあ……嫌いじゃないな、この感じ。お祭りが近づいてる頃の空気だね。
(-11) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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(そう、あたしはこの村が嫌いじゃない。 お祭りも好き。みんなでお祭りの準備をするのが好き。)
文句ばっかり言っちゃう癖、直さないとなあ……。
(いい加減年下なのに生意気だって思われたりするの、やだもんね)
[学校の皆に会うのを楽しみに、足早に歩を進めた。その表情は変わらぬしかめっ面だけれども……。]
(-12) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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[家を出て数歩の所で、隣からも誰かが出てきたのが見える。少し悩んで、俺は声をかける事にした。]
よ、オハヨ。
[幼馴染の高橋美瑠。家が隣同士なもんで、小さい頃はそこそこ仲がよかった。気がする。 だんだんグレてきてる気がして、なんとなく距離を置き気味になってたけど、これから祭りが始まる。 少しくらいは、仲良くする努力をした方がいいのかもしれない。]
(24) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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アカリは、*田舎道を学校に向かっている。*
2013/10/17(Thu) 02時頃
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/* 中学生の分際でそんな髪型に髪色しといてお前はグレてないのかよって気はするけどね 昭和な髪型じゃないよね そういう意味ではアカリちゃん百点満点だよね */
(-13) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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/* いつもは恋愛フラグには積極的にがっついて行きますけど、今回は育てておいて恋愛になりそうになったらヘタレる方向で行きたいですね */
(-14) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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…… 、おはよ。
[家を出たところで怜留に声をかけられ、少しだけ明るい色の瞳は丸くなった。 美瑠が髪を明るく染めたりするようになった頃から、何と無く気まずさを感じていた。 少しだけ戸惑ったように髪を耳にかけてから、おはようとこたえた。]
(25) 2013/10/17(Thu) 02時頃
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……、
[並んで学校までの道を歩く。 何を話していいものか上手く言葉が浮かんでこず、俯き気味に歩いていたが、]
れぃ… っ、
[怜ちゃんと学校行くのは久し振りだ、そう言おうとして、何と無く怜ちゃんと呼びづらく、かといって他の名前でも呼べそうに無く、その言葉は呑み込まれた。 何でもない、というように首を小さくふると、取り繕うように言葉を続けた。]
(26) 2013/10/17(Thu) 02時半頃
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[声をかけたはいいけど、どう続けたらいいのか分からない。話すのはいつぶりだったっけ。]
さみーなー。
[できるだけ普通に言って間を持たせる。 何か話さないとまずい。声かけちまったから、もう学校までは一緒に行くしか無いだろう。その間ずっと無言とか、耐えられない。]
美瑠ちゃ…
[美瑠ちゃんはお祭りでどんな飾り作るの?と聞こうとして、美瑠ちゃんの声と被る。 うっかり美瑠ちゃんと呼びそうになった事と、向こうも怜ちゃんと呼びそうになった事に気が付いて、なんとなく恥ずかしくなって顔をそらす。]
(27) 2013/10/17(Thu) 02時半頃
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/* 怜ちゃん呼びめっちゃかわいい フラグ折るっつったけど既に決心が揺らぎそう かわいい */
(-15) 2013/10/17(Thu) 02時半頃
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今日から、お祭りの準備だね。
[年に一度大々的に行われる祭りは、美瑠もそれなりに楽しみにしていた。]
(28) 2013/10/17(Thu) 02時半頃
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やっべーーーーーー!
[チャリを漕いで学校へ向かうその途中、千彰は忘れ物をしていたことに気付く。今日は体育があり、その体育着を家に忘れてきたのだ。]
[昨日の件もあって比較的早めに出た千彰だったが、これでは遅刻してしまうかもしれない]
うわーーーやべーーー!
[引き返す途中、トレイルたちを見掛けたが、そんな余裕はなく、全力の立ち漕ぎでその横を走り去る]
(29) 2013/10/17(Thu) 02時半頃
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今年は、誰が処刑されるのかなぁ。
(30) 2013/10/17(Thu) 02時半頃
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