81 【飛び入り歓迎】魔法学園バトル鬼ごっこ
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―翌日―
[現れた少女は、いつもとまるで変わりなかった。長い髪を結うことすらしていない]
きのうはね、いつもよりいっぱい寝たの。
[だが、気合は十分なようだ。いつも一杯寝ているのに、いつも以上に寝たとは昨夜は一体何時に寝たのか。それは謎である]
「って、いつも通り過ぎるでしょ!スカートって!パンツが見えたらどうするの!」
[そして例によって例のごとく、クラスメートの友人からつっこまれた。というわけで、急遽膝丈スカートの下にジャージのズボンを履くという、ダサさ満点の応急処置を施し……今日も少女は残念っぷりを遺憾なく発揮していた**]
(20) 2013/05/09(Thu) 02時半頃
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[カリュクスと別れ、さっさと残りのポスターを貼りに廊下を歩く。 目立つ位置は既に上のクラスのポスターが並んでいる為、結局は人気のない場所に貼るしかなかったのだが。]
さて、パンダ先生。 さっさと帰るとしようか。
[明日の学園祭の準備は、クラスも自分自身も問題がないはずだ。 教室に戻り、荷物を持って帰路に着いた。**]
(21) 2013/05/09(Thu) 02時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/05/09(Thu) 07時頃
―学園祭当日・放送―
『まもなく学園祭特別イベント「バトル鬼ごっこ」が開始されます。
今回のイベント参加者は総勢50名内、15名が鬼役となっております。
鬼に対して、捕まえる代わりにマジックウォーを挑み、勝利する事が鬼の捕獲条件となります。
鬼役は鬼以外の全ての参加者を倒す事で勝利が確定します。
どちらかの陣営が0になった段階でゲーム終了となり、残りの参加者に賞品学食チケット1年分をプレゼント致します。
鬼役に関するヒントは一つだけ、鬼役は通常の生徒手帳とは別に、赤色相当記憶容量を持つ鬼手帳を持っています。
イベント参加者はイベント参加の腕章を付け、同じ腕章をつけているイベント参加者の中から鬼手帳を持っている鬼役を探してください。
イベント参加者はMPが0にならない限りは図書室で補給試験が受けられます。
また、図書室を除く学園の全エリアで参加者の魔法の使用が許可されています。』
(#0) 2013/05/09(Thu) 10時頃
『本校の学力魔術システムを利用したマジックウォーについてご説明します。
本校では学力に応じて色分けされた生徒手帳を各生徒に配布しております。
生徒手帳の色によって、インストールしておける魔法の記憶容量が異なり、優秀な生徒ほど、強力な魔法をインストール出来るのが前提となっております。
魔法による攻撃はMPというポイントに変換された学力で受けることになり、MPが0になった段階で失格、本校の教師により特別補習を受講する事が義務付けられております。
また、魔法の使用に関してもMPを消費します。
強力な魔法ほどMPの消費が大きくなるため、強力な魔法の使い過ぎや攻撃の受け過ぎは当然MPが切れる要因となります。
使用したMPは0にならない限り、補給試験と呼ばれる試験を受けることで回復する事も可能です。
以上がマジックウォーの簡潔な説明となります。
本校の特別なシステムを利用した学園祭イベント、是非皆様も楽しくご見学ください。**』
(#1) 2013/05/09(Thu) 10時頃
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さて、放送にもあったとおり、普段と少しばかりルールは異なるが、基本的にはいつもと同じだ。 まあ誰が敵で、誰が味方なのかはわからんがな。
[壇上より簡単に説明すると、もう一度周囲を見回して、生徒達一人一人ににやりと笑いかける。]
もちろん、MPが0になれば、いつも通り俺の楽しい楽しい補習が待っている。 補習室で会えるのを楽しみにしているぞ?
特に、Fクラス諸君?
[がっはっはと豪快に笑えば、一度だけ咳払いをして]
それでは、学園祭特別イベント、バトル鬼ごっこ開始!**
(@0) 2013/05/09(Thu) 10時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2013/05/09(Thu) 10時半頃
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[説明を聞きながら屈伸やらなんやら準備体操をして気合を入れている。 なんなら開始のアナウンスと同時にえいえいおーとかしたい]
がんばるっす!えいえいおー!
[した。 注目を浴びたか浴びなかったか、各々が行動を開始する中で、カイルもぼんやりどうするか考える。 とりあえず走って校舎の中に駆け込んでみた。理由は無い。なんかそんな雰囲気だったんだ]
(22) 2013/05/09(Thu) 17時頃
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[校舎の中に駆け込んだらゆっくり歩き始める。 そんな雰囲気だからである。そんな感じのを読んだことがあるカイルくんの男の子心という奴である]
………。
[歩きつつも一応考えている。 先輩たちが鬼だったら大変だ。しかし燃える。 もう一つ。警戒しているのが黒の手帳を持っている奴であった。 噂になるほど強い人の情報はせせこらと集めるカイルだったが、俗にバカと言う評価の低い奴らの情報にはとんと疎かった。 そんなわけで、黒の手帳の持っている効果についてもよく知らなかった。]
(23) 2013/05/09(Thu) 17時頃
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[その効果を思い知ったのが、風邪がはやっていた時期にふっかけられたマジックウォーの時である。 F組からなぜかふっかけられたその時、C組では喉鼻頭を問わず、風邪が脅威の猛威を振るっていた。熱から冷えまでワイドなニーズにこたえていた。
なのにである。
あの時のF組はとかく元気だった。ぴんぴんしていた。 流行っていると噂の風邪が揃いも揃って撃退されていた。なんならいつもよりも数割り増しで元気だった。元気の方向性が若干おかしな方向に飛んでいたような気がしないでもない。 まぁだからなのかなんなのかは分からないが、とにかくものすごいアウェーな感じと勢いだけで既に負けてる感じでふっかけられたのである。]
(24) 2013/05/09(Thu) 17時頃
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[カイルも元気だった。 風邪と言う風邪を寄せ付けず元気にカルビ丼をかっくらった。 そして張り切って参戦したのである。 調子はよかった。悪党としか思えない執念の炎を目に宿したF組のごろつき、ではなく男子たちを熱血パワーで撃退していた。
いやぁまさか。黒の手帳なんてものがあるとは]
[相手の攻撃を真似ると言う能力。 かっけーっと目を輝かせてしまった不覚。 まぁその辺は置いといてなんやかんや。
気をつけねば!]
(25) 2013/05/09(Thu) 17時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/05/09(Thu) 17時頃
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/* おうちついたですなう 学校でセミナー中に寝たから元気ですなう
占い師きましたなう もうこれ絶対ヤニク占おう。
(-7) 2013/05/09(Thu) 17時半頃
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―― 朝・学園 ――
なう。
[わたくし、ベンツさんで学園まで送り迎えがありますなう。 お家は自慢ではございませんが裕福ですなう。 けれどあんまり目立ちたくないのでございますなう。 ベンツさんは学園から少し離れた場所で降りまして 徒歩で学園まで向かうので御座いますなう。]
おはよう御座います。
[道行く方々に、深々とお礼を致しますなう。 朝は登校の方が多く、そして今日は学園祭ということで とても人が多いですなう。 いちいち頭を下げておりましたら首が痛くなってきましたなう。]
(26) 2013/05/09(Thu) 17時半頃
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[校内放送さんが聞こえて参りましたので ゆっくりと拝聴致しましたなう。]
鬼ごっこさんはもう始まっているということで御座いますね。
[ほあああ!!なう。 心の奥底からメラメラと熱い焔が燃え上がってきますなう。]
アッ!
[お友達のマドカさんの姿をお見受け致しましたなう。 いつものジャージではなく 畏まった格好をしてらっしゃいますなう。]
おはよう御座います。
[マドカさんはわたくしを見まして、お話を始めましたなう。 何でも今日は退学届けを出しに来たついでに学園祭を見学なさるそうでして、わたくしとっても驚きましたなう。]
(27) 2013/05/09(Thu) 17時半頃
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マドカさん、学校を辞められるので御座いますね。
[音楽さんの道を歩むと仰るマドカさんに、 わたくし少々涙ぐんでしまいしたなう。]
心の底から応援致します。
[マドカさんは魔法がとてもお上手とは言えませんでしたが、あっ、わたくしよりはお上手でしたが、でもそれよりもご自分にあった道を見つけられたと聞いて感動しましたなう。 マドカさんはミルフィさんを探しているそうですなう。ミルフィさんに挨拶がしたいそうですなう。わたくしAクラスさんの方と特別親しくはありませんが、お会いしたらお伝えしておく旨をマドカさんに言いましたなう。]
(28) 2013/05/09(Thu) 18時頃
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―― 朝・2年Aクラス ――
……
[校内放送を自席に座して聴く。 その表情は浮かないもので時折溜息すら漏れた。 周囲からはこの雰囲気に当てられてか、 強気な言葉や笑みがそちらこちらから届く。 銀の手帳を両手で包むように持ち、じっと見つめている。]
(29) 2013/05/09(Thu) 20時半頃
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―3ーA・教室― [クラス内でイベントに参加する生徒と話をすれば、お前も出るのかと本気で嫌がるクラスメイトも何人か…。]
まあ、僕は学食チケットにはあんまり興味ないんだけどね。 でも、手に入れないといけない理由もあるんだよ。
[何をインストールしたんだ?と聞かれればあっさりと]
いつも通り召喚系と後は妨害系をいくつか……って今回はクラス対抗じゃないんだから、教えないよ!
[そうは言うもののいつも通りと答えてしまったがゆえに、クラスメイトもニヤニヤとされれば、少しばかり悔しげにするが、別の友人に客だと言われれば、入口に視線を移した。]
カリュクスちゃん?
(30) 2013/05/09(Thu) 21時頃
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[そう言えばプリンをあげる約束をしていたと思い出せば、個人冷蔵庫からよく冷えたプリンを二つ。]
やあ、待ってたよ。 これ約束のプリン…って、今初めて渡すつもりで持ってきたんだけど…?
[自信のなさげなその表情で見上げられれば、思わずドキっとしたけれど]
食堂以降カリュクスちゃんに会ったのは今だけだよ。
[そう告げてプリンを渡せば、晴れやかな笑みを浮かべられれば思わず目をそらした。]
あ、うん、大事に食べて…また明日、イベントでね。
[その表情に思わず口許が綻ぶのを必死で手で隠して、照れながら自席に戻った。]
(31) 2013/05/09(Thu) 21時頃
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[結論から言えば、インストールは失敗した。 自分の狙いを大きく外れてしまった。
ただ、一つ幻覚のみに絞り それを極端に高くする事で戦おうと思っていた。 しかし、インストール済みだったものが 削除しきれていなかった。]
あ――
[クラスの外から聞きなれた声がした。 振り向くと其処には、随分と小奇麗な格好をしたマドカが居た。 はにかみ、こちらに手を振っている。]
(32) 2013/05/09(Thu) 21時頃
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どうしたのその格好 どっか行くの?
[歩み寄り問い掛ける。 マドカはすぐに返答をせず、私の手を引いた。 歩いて数メートルもない、階段のほうへと。 人気の無いその場所で、 マドカは少しだけ照れくさそうに、寂しそうに、 この学園を辞める事、そしてその理由を淡々と語りだした。]
本気なの?
[言いたい事は色々あったけれど。 ただひとこと、それだけを問いかけるので精一杯だった。]
(33) 2013/05/09(Thu) 21時頃
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―翌朝・校庭― [一番目立つ場所で放送を耳にする。 ルールを改めて確認しながら、どうしようかと思考する。]
つまり、鬼と鬼以外に分かれて勝負するってことだよね。 でも、鬼は鬼であることを隠して参加していると…ってことは、とりあえず自分以外を倒すって認識の方が簡単なのかな?
[そう理解している参加者も既にいるようだ。 味方であれば心強い参加者も敵だった場合は…そう考えたのだろう。 既に校庭にいた何人かのAクラスBクラスの生徒は連合を組んで自分を囲んでいた。]
そうやって真正面から戦ってくれる人達なら、僕はすごくやり易いよ。
[一度だけにやりと笑みを浮かべて金色の生徒手帳を掲げる。]
鬼ごっこ…開始だよ!
[召喚するのは巨大なゴーレム、およそ1500点分程度だろうか? 消費量は自分の持つ召喚系魔法の中でも少ない方。 まだ先が長いのだから、スタミナ配分は大切だ。]
(34) 2013/05/09(Thu) 21時頃
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えいえいおー……?
[手渡された腕章>>#0をぼーっと見つめていると、開始の合図とともに、昨日やたらテンションの高かった下級生が気合の声を上げる>>22。 つられて、というより、「あ、言わなきゃいけないのかな」と思って、少女もなんとなくこぶしを振り上げておいた。 とてもやる気のない感じで]
(35) 2013/05/09(Thu) 21時頃
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え、っと。 あ……。
[ヤニクの姿>>34を認めれば、プリンのお礼を言おうかと思ったのだけれど、どうやらそれどころではなかった]
うー……。
[自分以外はみんな敵。それもひとつの考え方。 だけどそれは、鬼を自分で狩るつもりのない少女にとっては都合が悪い。 自分の代わりに鬼を倒してくれる人は、多いに越したことはないのだ]
鬼さんがわかればいいのに……。 ルール、いじわる。
[不服そうにそう呟くと、少女はヤニクにお礼を言うのはすっぱり諦めて、巻き込まれないように走り出した]
どこ、行こうかな。
[行き当たりばったりノープランで]
(36) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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そっか――
[本当だと小さく頷くのを見た。 少しだけ不器用に、笑う。]
…がんばれ
[何というべきか、言わなきゃいけない言葉はあっても ありきたりな言葉しか出てこなかった。 今日は一日、最後まで見学していくのだという。 だから、それに対してだけ、]
じゃあ確り、私の事応援してなよ ワクワクさせてあげるから
[強気に笑ってみせた。 銀の手帳を持ち上げて、ひらひらと振る。 失敗に凹んでばかりいられない。 残さなきゃいけないものがあるのだから。]
(37) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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[校舎正門近くでマドカさんをお見送り致しましたわず。 去り際、てへぺろ、と舌を出すマドカさんは やっぱり可愛らしいと思いますなう。
さて、校庭に目を向けますと、 大きなゴーレムさんが召喚されていますなう。 あれは普通のゴーレムさんです、フォレストゴーレムさんやホワイトゴーレムさんになると、もっともっと沢山の点数を必要にすると聞きますなう。]
ゴーレムさんはごつごつさんですので 魔力で防御しても私の手帳では防ぎきれないかもしれません。
まずは、AクラスさんBクラスさんが潰し合ってくれれば わたくし達にもチャンスがめぐって来るというものでございます。
(38) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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[腕章をつけ、マドカに背を向けて廊下を歩き出した。 インストール失敗の末に手に入れた力。
それはきっと誰にも負ける事の無い 悪魔と天使の力だ。
けれどきっと それはどちらも一度しかその姿を見せてはくれない。 だから自然と、戦える回数も限られてくる。
あとは如何様にその場を繕うか。 "幻妖の魔女"の妹は笑う。
意図せず反応を起こしてしまった、ハリボテの力を どう使えば道を拓けるのかを*考えながら*。]
(39) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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/* お、ミルフィさん魔女かな?
(-8) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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[いくら成績優秀と言っても、Aクラス、Bクラスの連合軍ともなれば厳しい。 ましてやペース配分を考えての戦闘ならなおのこと…。 と、思うのが普通の考え方で、彼らの考え方だったのだろう。 結論から言えば、10名程の連合軍はゴーレム相手に一掃される。
妨害魔法による鎖の召喚で、Bクラスの数名を捉えて一掃。 数が減ればAクラスと言えど、自分とまともにやり合える生徒はここにはいない。]
僕はクラス長の命令で点数任せの力技でゴリ押しできるように指示を受けているからね。 僕のゴーレムを真っ向から倒せる人間なんて、金の生徒手帳を持っているプレイヤーくらいだよ。
[真正面からの力技で負けることは稀だが、反面搦め手には非常に弱い。 警戒すべきは同等だと思い込んでいる相手ではなく、目上だと警戒してくる相手。 この程度の連中ならものの数ではない。]
さてと…ここに鬼は何人いたのかな?
[あっさりと笑いながら補習室に連行されていく参加者達を見送った。]
(40) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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補習は、いやだな。 痛いのも、いやだな。
[飛び交う魔法をひょいひょいとかわしながら、適当に走る。 精度の悪い流れ弾みたいな魔法程度なら、かわすのに魔法は使わない。 Cクラスの少女の持つMPはあまり多くない。消費は抑えなければならない]
というか、わたし、補習って意味がないと思う。
[なにしろ、少女はミス・平均点。補習を受けても受けなくても、成績が全く変わらないのだった]
(41) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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うはーすっげーっす!! やっぱかっこいいっすねー。
[校舎2階の窓から成り行きを見てた]
味方なら心強いっす。 ヒーローにつき物のロボットみたいなものっす!
[ゴーレムすら尊敬の対象であった]
(42) 2013/05/09(Thu) 21時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/05/09(Thu) 21時半頃
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[しかしヒーローっぷりなら自分も負けてないと内心思っている。 ヒーローにつき物の奥の手だってばっちり用意してきたのだ。 今日の自分のヒーローっぷりって言ったら世界ヒーローランキングで50位には入るレベルだと思う]
…?
[敵と味方はきっちり分けてから!なぜならヒーローだから!と言う感じでむやみやたらと戦闘はしない主義だったのだがやっぱ違う相手もいるらしい]
あ。
[つい殴ってしまった。もううっかり。軽く二連撃してしまった。 …。お尻を浮かせた体育座りみたいな姿勢でつんつん]
ごめんっす。 でも、MP咲きたくないし、多分鬼じゃないっすよね。 ばいばいっす!
(43) 2013/05/09(Thu) 22時頃
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[適当に走っていると、自分のクラスに来てしまった。帰巣本能が働いたらしい]
「カリュ、がんばってるー?」
あ、アカリちゃん。
[少女にスカートの下にジャージのズボンを履かせた張本人である友人に声をかけられ、少女は足を止めた。 ちなみに少女のクラスの出し物は、男女あべこべの劇だったりする。とてもウケるか大火傷になるか、二つに一つの危険な出し物である]
鬼さんがね、誰かわからないから、めんどう。
[少女の訴えに、友人はあきれた顔をした]
「そんな大前提のルールに文句言ってどうするのよ」
だって……。
「ほらほら、こんなところで油売ってたら攻撃されるでしょ。がんばってきな」
ええー……。
(44) 2013/05/09(Thu) 22時頃
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