35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 01時半頃
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―回想・夕方前に徘徊していた道中― [海へと出る(>>6)その前に。 かけられた声は久しく見た姿だった。(>>13)]
……日向さん…?お久しぶりですー……。
[笑顔で手を振った。 地主殿の娘である彼女には自然と敬称をつけて呼ぶ。]
ふふ、無理なさらなくても大丈夫です。 わたしのは暇潰しです…日向さんのお時間とるわけにもいきませんから。 でも、ゆっくりできるならその時は是非。
[頭を下げて歩き出す後ろ姿にぽつり呟く。]
先生だなんて……本当の先生に怒られそうですね。
[そのまま海へと向かった。]
―回想終了―
(16) 2011/08/12(Fri) 01時半頃
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日課、か。習慣づいているのだな。
[ほう、と感心したように志乃の顔を見る。 ……あえて日課のことは聞かなかったのだが、聞けばよかっただろうか。少し気になる。]
ともあれ、早起きすることはいい事だ。 夜更かしするよりかは、ね。
一応、この村出身だ。 普段は居ないが、祭りの時には顔を出してる。
[そう言うと、続いた言葉には真顔で]
違う。
[即答した。朧という名前だ、と一応主張しておく。]
(17) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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―早朝・書斎―
――――――――…源蔵様。源蔵様、失礼いたします。
[小さな声で二度呼びかけて、そっと戸を開ける]
………嗚呼、やはり。
[案の定、布団以外の場所で眠る主人の姿を認めて、真顔のままでがくり、と一度項垂れるのだった]
風邪をひく季節ではありませんが…。 夜更しが続けば、御身体にも触ってしまいます。
[起こさぬように小さな声で呟いて、主人へと歩み寄る。せめて薄手の蒲団だけでも掛けておこうと思案している折、相手の手に握られている物体に気づいた]
これは、――――…?
(18) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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そう言うと格好だけはいいですけどね……。 木刀を振るのに比べたらどうでもきっといいことだと…。
[こちらの顔を見ている相手をじっとこちらも見返す。 やはり、知っているような気がしたが。 太郎ではなかったようだった。]
…おぼ…ろ……殿…。 あー……覚えてます?…し……ほら。 さや、さや。 覚えてなくても別にいいんですけど…。
[最近の記憶には合致しない相手だと分かった。 小さな村なので村の出身の者ぐらいは知っていたが。 あえて、違う人の名前を名乗ってみる。]
(19) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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――朝・神楽邸――
今日も晴れたね。 志乃せんせにね、昨日、お使いの途中で会ったんだけど。 何かすごく一生懸命考えてたの。 きっと今日の議題だよ。
ね。朝ちゃんも、行かない?
[最後の一言は、双子の妹へ。 このところ、昼間もあまり構ってもらえない。 そんな気がするものだから。 眠気がするのは、朝顔のせいではないのだろうけれど。
昨日だって、せっかく自分の分まで団子を貰ってきてくれたのに、遅く帰ったからあまり話もできなかった。]
(20) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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/* 能力シミュレーション
勉学68(0..100)x1 剣術97(0..100)x1 体力6(0..100)x1 生命力46(0..100)x1
(-10) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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はろー CQ はろー CQ こちら J21NR0
(!0) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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/* 剣術、空気読んで!剣は出来ない子の筈なのですががが。 あれですか。凄く筋は良いけど一太刀入れると体力が限界に達して倒れるとか、そんな感じでしょうか。
もしかして:病気
(-11) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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―書斎―
[眼鏡も外さぬまま、口を半開きで眠る源蔵は、未だに起きる様子もなく。
一平太がよくよく見れば、張り子の形は昨日仁右衛門が押しつけていった設計図に、外観は何となし似ていることに気付けるだろう。 張り子の中身がかすかに振動して、きゅるる、と奇妙な音をたてた]
(21) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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……む?記憶違いか。 すまない、私は君のことを知らないようだ。
[予想していた名前と違い、首をかしげて悩む素振りを見せる。 記憶も危ういというのも、仕事に影響が出そうな気がする。 少し嫌な汗を掻き、深くため息をついた。]
さや、と言ったか。 いきなり話しかけて無礼だったな。失礼した。
[騙されてるとは知らず。そう言って、頭を下げた**]
(22) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 02時頃
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こちらは じゅりえっと つー わん のべんばー ろめお ぜろ
星降る浜辺より
(!1) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 02時頃
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未来へ 未だこの地に生れぬ私の祖母へ
聞いていたら、交信おねがいします
受信します。どうぞ
(!2) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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[けして届くことのない 未来への呼びかけ]
(!3) 2011/08/12(Fri) 02時頃
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[自分が発明にいそしむのも]
[子供たちに学問を手ほどきするのも]
[医者の真似ごとをしているのも]
[すべて、祖母の生れた未来をこちらへと引き寄せるため] [祖母の生れる未来を、その時よりさらに良いものへと高めるため]
(!4) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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[心地よさそうに熟睡する主人の様子に、ある種の微笑ましさを覚えつつ。
しかし、視線はどうしても目新しい張り子の方へと向いてしまう。源蔵の周りに散らばっているのは、少年にも見覚えのある、昨日仁右衛門が持ってきていた設計図だ。そしてこの張り子の円盤の形は…]
――――――――…うちゅうせん?
[真顔のままで小首を傾げた次の瞬間、きゅるる、と奇妙な音が聞こえた]
わっ!?
[思わず大きな声を上げてしまい、直ぐにはっとして口を覆う]
(23) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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はろー CQ はろー CQ こちらは じゅりえっと つー わん のべんばー ろめお ぜろ
星降る浜辺より **
(!5) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 02時半頃
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――早朝・旅館――
…何ですか?朝っぱらから。
[仁右衛門に旅館中に響く様な大声で呼ばれて、いつもより酷い仏頂面を下げて部屋に顔を見せる。]
もうーーぅ! 掃除、全然してないじゃないですかっ!
[昨日から変わらない、寧ろ更に酷くなっている部屋の惨状。 女が思わず声を荒げると、肝心の部屋主よりも、その部屋で遊んでいた餅兎のほうが驚いて、謝るように飼い主の足元に身体を擦り寄せた。]
真昼も、こんな所に居たら身体中が真っ黒になっちゃうよ?
[そう言って、白兎を抱こうと手を伸ばす。 すると、不意にがしっと仁右衛門に両手を掴まれた。]
な、ななな、何するんですか? は?協力?
(24) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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……覚えてないなんてひどい、えーん…、なんて嘘ですけど。
[ほんの少しだけ泣き真似をしてみせて。 でも、すぐにいつもの調子で事実を述べた。 頭を下げられる様子を見ると苦笑い。]
あー……失礼…と言われてしまうと。 わたしの少ない良心が痛むといいますか…。 ……いつか気づきます…多分。
[相手から気まずそうに視線を逸らす。 面白そうなので名前の訂正はしないことにした。 気づいたときにやや怒られそうな気がしたが気にしない。 相手はまた木刀を振り始めたろうか。]
(25) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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むぁ?
[眼鏡の奥の目が、うっすらと開いて瞬く。 どうみても寝ぼけている眼差しで、ゆるゆると一平太の姿を捉えて]
……ぺーた。やっぱりだめだよこの設計図。
[むにょむにょと寝ぼけ声。 自分が喋っている内容を、認識できているかすら怪しい無防備な声]
拾いものなんだろうねぇ。まったく全然足りていない。 ……これじゃあ、ぺーたを乗せてやれんなぁ。
[少ししょんぼりしたような、残念がるような声で呟いて。 張り子の中身は、設計図とはまったく関係のない、自作のからくり用のぜんまい。 ごめんなぁ、と呟いて、再び眠りの中へと落ちて行った**]
(26) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 02時半頃
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い、嫌です。嫌です、絶対嫌。
[興奮したように顔を近づける部屋主の男に、詳しく要件を聞く前に本能で申し出を断る。 すると、掴んだ手に力が篭められ、とりあえず落ち着くように、などと真顔で促され、女の怒りが頂点に達した。]
な……お、落ち着くのはお前だろっ! て、手を離せっ、変態っ!!**
(27) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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/* 源蔵様が可愛すぎて目がさえました。何ということでしょう。
(-12) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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おみつは、仁右衛門と不毛とも思えるような問答を繰り返した*
2011/08/12(Fri) 03時頃
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…――――
ああ、来てしまう 始まってしまう、お祭り…―――
[ぽつり、呟いた声は虚空に溶けて 涙の代わりに、一つ流れ星が落ちたのは夜更けの事]
(*1) 2011/08/12(Fri) 03時頃
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[しばらくぼんやり見た後。]
おぼろ殿も日課、参加していきますか? 今日の議題は、なぜ木はわたしより大きくなるか、です。 どうしてだと思いますか? あ、稽古集中したいなら普通に聞き流してもらってもいいけすけど。
[1度欠伸をした後、問いかけた。**]
(28) 2011/08/12(Fri) 03時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 03時頃
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―― 回想・団子を貰ってから ――
[お団子を二つ、包んでもらって 時間が許すならと、誘ってもらえたけれど]
…――――
[ふるふると、首を振った だって、夕ちゃんにお団子、あげたいもの どうせ食べるなら、一緒に食べたいもの 私達は、同じではないけれど だからこそ、彼女と同じ時間を過ごしたならば]
きっと、近づけると思うの
[傍から聞いたなら、意味のわからないであろう言葉を紡いで 私は、その場の皆にバイバイと、手振った]
(29) 2011/08/12(Fri) 03時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 03時頃
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起こしてしまってごめんなさい、源―――…
[紡ぎかけた謝罪の言葉は、寝ぼけた様子の主人の台詞によって途切れる]
………………!?
[手を口元にあてたまま、大きく大きく目を見開いた。 主人は仁右衛門が持って来た設計図を、試しに作っていたのだろうということは予想がついていた。ただ、自分の名前が出て来たことに驚いて。乗せてやろう、と思って貰っていたということが、…嬉しくて]
あらら。
[そうして唖然としている間に、源蔵は再び眠りへ落ちてしまった。 今度こそ、そっと腕を伸ばして彼の眼鏡をとって机の上に置き、布団をかける]
お休みなさいませ。
…ありがとう。
(30) 2011/08/12(Fri) 03時頃
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―― 回想・お家に帰ってから ――
[家に戻ると、まだ夕ちゃんは帰ってなくて 大事そうに二つ、お団子を抱えながら ただぼぅっと、夕ちゃんを待っていた 母親には、ぼーっとしないのと怒られたけれど 別に、ぼーっとしてたわけじゃない 待つ時間って、きっと大事で、きっと一番…―――]
おかえり、夕ちゃん
[この言葉が口から出たのは、どのような時間であったろうか 二人でお団子、食べられたろうか その後、お話出来ただろうか そんな記憶すら、最近酷い眠気が忘れさせてしまうから]
夕ちゃんあのね、私、今日は…―――
[自分の事を話したいのに、何も記憶に残っていなくて 悲しかったから、お団子を食べ終わったらすぐに寝てしまった]
(31) 2011/08/12(Fri) 03時頃
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一平太は、励ますように眠る源蔵の頭を一度撫でて、設計図の山を軽く片すと、書斎を後にする。
2011/08/12(Fri) 03時頃
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―― 回想・夜中の事 ――
[目を覚ましたのは、こんな時間で 世界を照らすのは、月と言う名の行燈と 星と言う名の提灯くらいのもので そんな空を、屋根の上から眺める時間が 最近は、少し多くなってきた気がする]
寂しいね…―――――
[何がであるのかは、自分でもよくわからないけれど 元々一人では、ないからなのか 一人の時間を、異様に寂しく感じたまま 気が付けば、朝日は昇って来る]
(32) 2011/08/12(Fri) 03時頃
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―― そして朝 ――
…――――
[睡眠不足は、子供には辛い物で 太陽が昇ると、なんだか力が入らなくなってしまう それでも、井戸で水を汲んで顔を洗い 髪を濡らして、寝ぐせを拭う いつもの、朝顔柄の着物に袖を通したら やっと、私は朝顔として他の人に認知して貰える存在になる 朝ご飯はなんだったのか、もう覚えていないけれど 眠そうな、覇気のない顔で頬張ったのは覚えている]
志乃せんせーの議題?
[夕ちゃんとお話出来る時間は、必死に頭を働かせる 夕ちゃんはしっかりしているものだから、お使いだのなんだの 色々頼まれて、私よりも忙しい 構って欲しいし、遊んで欲しいけれど それを言ってしまっては、邪魔な気がしてしまう事もある]
(33) 2011/08/12(Fri) 03時半頃
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私も行って、いいのかな…――――
[出来るなら、一緒に行きたいし 出来るだけ、一緒にいたいと思えるのだけれど]
邪魔じゃないなら、一緒に行く
[夕ちゃんの誘いには、こう答えるのが精いっぱいであり どうせなら、能力も似ていれば良かったのに そうしたら、一緒にお使いにも行けるだろうし 一緒にお仕事も、出来ただろうし 寂しい気持ちを、昼寝で紛らわす事もなかったろうに]
…――――
[黙って手を差し出すけれど、その手は取って貰えるかどうか そんな事すら、自信がなくなってしまっている]
(34) 2011/08/12(Fri) 03時半頃
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もう、時間がないんだもの 私が朝顔で居られる時は、もう…――――
[だから、一緒にいたいのに]
(*2) 2011/08/12(Fri) 03時半頃
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