250 ─ 大病院の手紙村 ─
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[美味しかった、蜂蜜の紅茶。 子供たちの噂話。 コンニチハをした、お見舞いの人。
おててつないでた、おねーさん。
今日のアタシは、これにて閉幕。 カーテンコールもやんないでさ。 八国メイという演目は、まるっとさらっとリセットされる。]
(13) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[振り返ることの出来ない昨日と 見ようとも出来やしない明日。 それから、それから。
長期記憶障害なんて 覚えることが出来ないなんて アタシね、それだけじゃ、ないみたい。
毎日ハジメマシテのお姉さん。 ぼやけた通学路の記憶。 いつのまにかどっかにいっちゃった、ボクのおうち。 思い出せない自分の顔と たまにとんでく、自分の名前。]
(14) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[炎上劇の、主演の代償。]
(15) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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──────────────
○○県岸国劇場炎上事件
新聞記事に、被害者の名前はひとつもない。
──────────────
(16) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[さようなら。昨日のアタシ。]
──────────……………
(17) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[オハヨウ、知らないお部屋。 オハヨウ、四角の空。
それから ハジメマシテ、白い服のお姉さん。 朝、起きたアタシはね あれれ、ここ、どこだろう? って 怖いのもなんだか、なくって。
なんだか 困ったみたいに笑うお姉さんに ここどこ? よりも、 だぁれ? よりも。]
(18) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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わ、わ、ハジメマシテ! あのね、アタシね、メイです。 メイ。えっと、八国メイ。
メイね、ガッコ、 あれれ きょー、なんよーび?
(19) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[ベッドの上 くしゃくしゃのセーラー服を抱きしめたオンナノコ。 たぶん、それを着てみたら ちょっぴり小さいなんてことも わかりっこない、アタシ。
お姉さんが教えてくれた バッテンのいっぱいなカレンダー 日付だけのカレンダー バッテンついてないのが今日だって 学校はお休みになったんだって。]
(20) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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えへへ、アリガト! ガッコ、おやすみなんだ。 そと、いーてんき。おさんぽ、したいなぁ。
[そして、あの、おっきな木! って 指さそうとして、かさって音。 あれれ? って、 おふとんめくったら。
小さな紙切れと、オレンジの封筒。]
[お姉さんは、不思議な顔。 なんだろなんだろって、ひっぱるの。 なんだろなんだろって、開いたら。]
(21) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[────ハジメマシテ、 昨日のヒカリ。]
(22) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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/* オメーまた劇場炎上させてんじゃねぇか
しゃーないね()
(-13) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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/* メイちゃ、とてもよい(語彙の欠損)
誰もカガすぁんの子供にならないのかな? 私は年齢と双子なのがちょっとなのだが。
(-14) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[ どこから来たかわからない手紙に、 自分の名前を記すのは、なんだか少しこそばゆかったので “mer”、と 愛称じみた気取ったサインを 名刺がわりにつけておいた。
la merは、確か、海って意味だった筈。 陸を走り回ってた私には、少し 似合わないようにも、そうでもない様にも思えた。]
[ 青い便箋を入れた封筒をひとつ。 もう一個は、クローバーの柄のメモ。
…これ、どこまで届くもんなんだろう。 そう思って、新たなメモに手を伸ばした。]
(23) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 小さな怪奇譚は次章へと続く。 ]
(24) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 病院内の喫茶店で軽食を取っていた。 コーヒーを啜り、サンドイッチを齧る。
当然ではあるが、机上に灰皿などなく、 加賀は手持ち無沙汰に、机の端をトントンと叩いた。
加賀は一人であった。 予定は覆らず、女は仕事で来れないという。
昼食と呼べる時間を少し過ぎていた。 女が息子の好物だといったプリンを買ってきたが、 喫茶店のメニューに甘味があるのならば、 ここに連れてきてやればよかったのではないかと、
加賀はちらりと考えたりもしたが、 目の見えないガキの腕を引いて歩くなぞ、 到底加賀にできるとは思えなかった。]
(25) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 一人で遅めの昼食を終え、席を立つ。 あまり気の進む話でもなかったが、 仕方なく、加賀は一人で病室に向かうことにする。
そう、仕方なく。と加賀は思った。 一人であの子に会いに行くというのは、 非常に憂鬱であり、腹の底がずんと重かった。
どうして土産など買ってきたのか。 それももはや思い出せそうになかった。
病室の扉は、静かに開く。 滑らかなその音を、その子は敏感に聞き取り、 身体を起こして加賀を待っていた。
名を呼んでやろうとして、 喉に張り付いたように、言葉が出てこない。]
(26) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 「 パパ 」とその子が、うれしそうに加賀を呼ぶ。]
(27) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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これはラッキーな手紙です。 誰に届くかは、私にもわかりません。 すべてはリ・ジアン様のお導き…とやらです。 あなたはこれを手にした時点で、かなりラッキーです。おめでとう。
私は、しがない入院患者です。 あまりにも退屈だったので、誰かに届くといいなと そう考えて、書いています。 よかったら、お返事をください。 mer 追伸 喫茶店のケーキセットは、どれも美味しいです。
(-15) 2018/09/23(Sun) 16時半頃
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/* 新しいお手紙は来てないけども、お返事とても嬉しい…!!自分の名前の代わりにサイン書くのかわいいなぁ。 あとあと!喫茶店みんな利用してくれてるのも嬉しい。私もソロルでほんのり、PCさんたちのこと触れたいな。
(-16) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ 目が覚めたら、そこは僕のよく知る世界。 真っ白な天井、真っ白な壁、真っ白な寝具、 淡い色のカーテンの奥にはグリーンを纏う大きな木。 世界は移ろい、 僕を置いてけぼりにしていくはずなのに ここから見る景色は 時間が切り取られたように、何も ]
……はい、昨日と変わらないです
[ ぴぴ、と音のなった体温計をテーブルに置いて 体調はどうかと問う看護師さんへ 僕はぼんやりと外を眺めながらそう答えた。
葉っぱはまだ、数えきれないほど残っている。 ]
(28) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ ああ、でも 昨日の僕と違うのは 点滴が外れて晴れて自由の身となったこと。 と言っても検査もない今日は特にすることがなくって 昨日、少し出歩いてたときにテーブルに置かれていた 真っ白な紙を両手に持ち僕は考え事をしていた。 ]
り・じあんさま………
[ ぽつりと漏らした名前。 懐かしい響きを音に乗せれば 前に本を読んであげたときに 子どもたちが口にしていた名だと思い出す。 ポッケに入れたお手紙を 病院のなかの誰かに届けてくれる不思議ないきもの。 僕が今よりもっと子どもだった頃にも おんなじ噂が流れていた。 ]
(29) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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何通目だっけ…… 810?あれ、469?
[ とにかく、何通目だかに手紙を出した人は リ・ジアン様に願いを叶えてもらえるんだったはず。 あの頃の僕は何を願って どんな手紙を忍ばせていたのか 今となっては、うまく思い出せない。
高校生になった僕は、何を願うだろう。 ───── 何を願えば、いいだろう。
いや、そんなことより ]
(30) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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………これ、なんだろ
[ ふふ、と笑みを零しながら 手紙の隅に描かれた それ を指で優しく撫でる。 文面から推測するのは容易だけれど この手紙の差出人であるあのひとから この不思議生物が生み出されたのかと想像すると ちょっとだけ、おかしかった。 ]
(31) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ 手紙が置かれていたときは少しどきっとした。 検査結果が悪かっただとか また退院が延びるんじゃないか、とか とにかくなにか悪い知らせじゃないかって。
けど、自分に助けを求める内容に 僕はほっと胸をなでおろし 優しい言葉で綴られたそれを きっと、にこにこしながら読んでいたと思う。
どんな顔をしてこの手紙を書いたんだろう。 想像するとおかしくて、 またちょっとだけ笑ってしまった。ごめんなさい。]
(32) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ その手紙を何度か読み返せば 返事をしたためようとノートを探す。 きっとあのひとは忙しいだろうし、 紙に描かないと伝わらないだろうから。 生憎可愛らしいレターセットなんて持っていないので 僕が使うのは愛想のない黒い線の紙きれだ。 ]
あれ、どこやったっけ ………あ!そうだった!
[ 昨日、枕の下に隠したままだ、と思い出し ひょいと枕を持ち上げて───… ]
(33) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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…………ん?
[ そこにはいつものノートと、 どこか見覚えのある、けれど置いた覚えのない 鮮やかな彩りの一枚の紙。 ]
(34) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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/* な、なげえ!!そしてまだ一通読んだだけ! ちょっと休憩。
メルちゃんお返事かわいいし優しいし merで海!素敵だ〜!
あと、加賀さんのロールがすごく好き。 なんかお手紙送りたいけど思いつかない。
(-17) 2018/09/23(Sun) 17時頃
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[ 首を傾げながらそれを手に取り丁寧に開き裏返せば、 ボールペンで書かれた女性らしい文字が目に入る。 日記のようなメモのようなそれを目で追っていくうち ある人の顔が思い浮かんで、 ]
『か』っ……!! え、えぇ……?
[ そうして、同時に目に入ってきたまさかの文字に 僕は素っ頓狂な声を出した。 今回は一人部屋で良かった。誰にも聞かれていない。]
(35) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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どうしてこんなメモが僕のとこに……
[ ぽすん、とベッドに倒れ込み その紙を天井に翳しまじまじと見つめた。 そこで過ぎるのがさっきの手紙。 ]
───── リ・ジアンさまだ
[ 文字の書かれた紙は誰かに届けられる。 僕に届けるべきだと判断されたんだろうか それとも、ただの偶然だろうか。 どちらにしても、これを書いたのはきっと。 ]
(36) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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……………
[ 僕はその手紙をほうと口を開けながらしばらく眺めて 最後にかかれたものに視線を移せば 目を細め、ふふりと唇を緩ませた。 ]
(37) 2018/09/23(Sun) 19時頃
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