232 いつかの、どこかの、だれかの話
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[水道管は上下左右にうねうね曲がって、あまり先が見えない。 その先にちらりと白い影が見えた気がして、アシモフは先を急いだ。遅れをとると、餌場を独占されてしまう。 人間が作り出す音は騒がしい。丸い団扇型の耳が騒音を捕らえる。ぐわぁん、ぐわぁんと細長い空間の中を反響して、腹の底を震わせる。非日常の狂乱が、音波を通じて伝わってくる。 やがてその音楽は明度を増して、光の中に飛び出した。]
(19) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[飛び出した先は、レンガの道。ネズミのアシモフには見えないけれど、赤色をしていた。 きょろきょろとあたりを見回す。人間より色覚認識能力が低くたって、カラフルな建物が建ち並んでいることが分かる。先ほどの白い影の姿は……無い。 愉快な音楽に紛れて、陽気なアナウンスが流れてきた。]
『ようこそ、夢の国へ! 時間も疲れも忘れて、どうぞ思うままにご自由にお過ごしください!』
[どうやらここは、遊園地のようだ。 ヒトにはハレの日があると聞く。時折非日常を演出して、精神に潤いを与えるのだ。 ここは、ハレの人間たちが集まる場所。こういった場所では寛容になりやすく、つまりアシモフもおこぼれをもらえる可能性が高い。嬉々として喉を鳴らした。]*
(20) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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「ウワァー、ネズミさんダー! ハジメマシテー!」
[そして、その鳴き声を聞きつけたのか。危機は、唐突にやって来た。 ひょいと首根っこを捕まれる感触、同時に持ち上げられてぶらりと四肢が宙に浮いた。 地面が遠く、ぼやけている。ネズミの目は良くない。 けれど、その視力でもはっきりと見えるほど近くにピエロの顔。彼は緑色の眉毛を上げて、喜色満面、口をゆがませていた。]
「夢の国でネズミさんに会えるなんテ! スーパースターの君ニ、ずっと会いたかったんダー。 今日は最高にハッピーな日ダ! ここに来てから、ずっとそうだけどネー。毎日が誕生日みたいだヨー」
[水道管で見かけた白い影ではなさそうだ。そもそも、ヒトはあの道には入れない。 ぶらぶらと尻尾を垂らしながら、ジジ、と警戒音を鳴らす。愚鈍な人間にネズミの高尚な言語を理解できないことなど分かっていた。が……]
(21) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[予想外に、ピエロは首を傾げた。こちらの言葉を聞き取ろうとするように、ウンウンと頷き始める。 アシモフは、ピクリとひげを揺らした。これが夢の国の力か。種族の垣根を超えるほどの奇跡。]
「分かっタ! 君、お腹が空いてるんダ!」
[が、やはりバベルの塔は崩壊したままだった。 不気味な化粧を施した道化師は、ポケットを探り始めた。バラバラと地面にぶちまけられるキャンディ。 その量は、物理法則に反しているように見えた。ひょっとしたら、彼のポケットもどこかにつながっているのかもしれない。アシモフが水道管で世界を旅しているように。 アレー? どこやったかナー? などとつぶやきながらごそごそしていたが、やがて目当てのものを見つけたのか、血の色に染め上げた唇をにんまりさせた。]
「ハイ! ドウゾー! 『彼女』も食べてほしそうだかラ、きっと喜ぶヨー」
[彼が取り出したのは、一枚のビスケットだった。何か文字が書かれている。―――『eat me』。 アシモフは鼻先をひくつかせた。毒の匂いはしない。けれど、突如として人間が差し出してきた食糧を、本当に口にして良いものか。]
(22) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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だが、選択肢はなかった。傲慢な人間は、ビスケットを強引に口に押し当てる。ガリ、とビスケットが削れて、思わず欠片を飲み込んだ。]
「オイシイネー」
[強引なやり口は不満ではあったが。ヒトはそんなものだ。 確かに、アシモフの大好きなバターがたっぷり使われていた。上品な甘さがちょうどいい。 警戒したのは最初だけ。ピエロは鷹揚に頷くと、ビスケットを丸ごと渡してくれた。両手に余る大きさのそれを、落とさないように必死に掴む。 ガリガリと前歯で削る。ネズミは食欲旺盛だ。一日に体重の三分の一の餌を食べる。上等なご馳走に、遠慮なく舌鼓を打った。 けれど、食べた瞬間に、ぐらり、視界が揺れたのは気のせいだろうか。]
「ン? ……」
[ピエロが首をかしげ、首根っこをパッと手放した。 文句を言う暇など無い。ふわりと胃袋が浮く感覚に、思わずビスケットを手放す。 高い場所から叩きつけられる。衝撃に覚悟して目を閉じた、が。 地面は、思いのほか近づいていた。己の体の巨大化によって。]
(23) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[足は地面に着いたのに、ぐんぐんと地面が遠のいていく。ぱきん、ビスケットが地面に落ちて割れる音。 もじゃもじゃしたピエロの頭すら遠ざかって、カラフルな建物の屋根の大きさになったところで、異変は止まった。]
「ワハァー、君、大きくなったネー。 よかったネー。夢の国のねずみさんにしてはずいぶん小さいかラ、心配してたノ」
[ぱち、ぱちとのんきな拍手。折れそうなぐらい首を曲げて、道化師が見上げてくる。 事態を理解して、チチと警戒音を鳴らした。こんな体じゃ、水道管に戻れやしない!]*
(24) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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昨日今日と寡黙ごめんなさい。kumiwacakeことじじです。 今回のテーマは「自キャラのステマ」。過去の村のキャラクターたちを覗き見して、ちょっとかかわっては次の村を旅していくスタイル。 で、一日二村を目標にしてたんだけど……思いのほか時間かかりますねこれ。無理かねこれ。
(-6) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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/* んんんんんあしもふくんが可愛い… こう、フリーダムに綴ってもらうのもソロルの楽しみだと思うのです
(-7) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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印象 女の子 ストーカーっぽい。なんかわからんけどこっわ、、、 プラネットの話 せつねぇ、、、ああああ結婚したい 不老不死の話 ああああああ宇宙に行くしか
(-8) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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/* あっしまった元村URL書こうかと思ったけど、かつての村立て様に許可とってない。 書いていいのかな、、、良いよね、引用元の明記はむしろ義務だよね、、、 えいっ http://perjury.rulez.jp... 泡沫の村で、道化師ネイサンをやりました。記念すべき初RP村。現実で何か問題を抱えている選ばれし10名たちよ、夢の国で遊ぼうぜ……という。
RP村がなんたるものかをあまり理解しておらず、RP濃いめの人狼だろうと勘違いしていたことをここに告白します。各PCの位置情報とか把握せず、プロローグで事故レベルの突入+多角をやらかしていて、見返したら胃袋が抉れました。同村者の皆様、あの時は申し訳ありませんでした……
(-9) 2018/01/26(Fri) 22時頃
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/* この時、スマホアプリのオズの国の歩き方にどハマりしていて、かなりゲームキャラの案山子意識していました。
(-10) 2018/01/26(Fri) 22時頃
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/* 私今まで8回RP村入ってたのか……えっ八人、全部書くなんて無理じゃん。 やべぇどーしよ。とりあえずセンは書きたい。 あとの展開は抽選でラ神に頼むとすっか
(-11) 2018/01/26(Fri) 22時頃
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さぁてヨキはどこかなー、(うろうろ
(-12) 2018/01/26(Fri) 22時頃
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/* ←この後ポップコーンから落蝉に繋げるつもりだったけど まだヨキにバレたくない顔
(-13) 2018/01/26(Fri) 22時半頃
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/*
ハワードがヨキと予想!
(-14) 2018/01/26(Fri) 22時半頃
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/* しまった毎日が誕生日はおジャ魔女どれみだ アリスは誕生日じゃない日おめでとうだ
(-15) 2018/01/26(Fri) 22時半頃
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[拾った。 拾った、沢山集めた。]
≪Bi BiBiBi、Bi…BiBiBi──…≫
[黒いガラクタ集めた。 遠くから電子音、ビビビッ…響いて煌めいて、 瞬いたあとはまた静かだった。]
…はろー、はろー、ぷらねっと
≪これは さんまんにせんななひゃく ななじゅうご かいめのそうしん てすと です≫
(25) 2018/01/27(Sat) 01時頃
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[かちかち、響いた音。 ぽちぽち、軽やかな音。 指を動かせば、宇宙空間に夢見た。]
…ひとりぼっちじゃない、誰かはいるのかしら。
[アンテナの首を動かして、目線の先に くるくる動く鉄の浮遊物を眺めた。 お星様流星群、地上に落ちて 無人な鉄の塊がキラリと瞬いた。
どっかに、どっかにこの声は届きますか。]
めーでー、めーでぃ…
(26) 2018/01/27(Sat) 01時頃
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──めーでーぇ……
(27) 2018/01/27(Sat) 01時半頃
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[救いを求めるように、鉄は伸びるの。 願いを叶えるために、宇宙を目指すの。 誰かの温もりが欲しくて、無限へと向かうの。
ポタリと落ちたのは、それが涙というものだったのを ぽっかりと忘れてしまった世界。 二度と誰かと手を合わせられない世界。]
どうしてこんなことになったの
[venez m'aider、助けに来て 叫ぶ声は何のため。 venez m'aider、私はここにいるよ 求める声は何のため。 嗚咽を零して泣くためじゃないのに。]
(28) 2018/01/27(Sat) 01時半頃
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[ | | |
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全 部
壊 し
た 、 か ら
? ]
(29) 2018/01/27(Sat) 01時半頃
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[venez m'aider、誰も救わないの だってこの世界は滅んでいるから。 venez m'aider、誰も来ないわ だってこの世界は壊したから。
≪はろー はろー ぷらねっと≫
venez m'aider ≪いちまん にせん さんびゃく≫
私は確かにここにいるのに、 アンテナは、本当にこの声を届けてますか?]
≪じゅうに かいめの そうしん てすと を≫
『 はじめます 』
(30) 2018/01/27(Sat) 01時半頃
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≪めーでー めーでー きっと だれか このはっしん を きくとき わたしは もう しんでるでしょう
うちゅうかん の えすおーえす わたしの こえが とどいたとき せかいは へいわ でしょうか
へいわ とは なんでしょうか≫
──── ──
ー
『それはわたしにも分かりません。 分かりませんが、こうして語るのは悪くないでしょう』
(31) 2018/01/27(Sat) 02時頃
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『私は、とある星で科学者をしていました。 その星では様々なモノを様々な方法で壊しました。 より効率的なのは自動プログラムによる 兵器生産が一番でした。
壊れた機械も熱で溶かせば新しい素材に。 電気は熱エネルギー、光エネルギー、 風エネルギー、位置エネルギー…あらゆるものを。 永久機関なんぞ、この星が生きてれば なんとでもとばかりに動き動き回ったものです。
結局何と戦ってたのか。 今となっては笑えない笑い話ですが、 私は残念ながら知らなかったのです。
産まれながら、こうして戦うことを強いられて。 幼い頃から沢山ものを作りました。』
(32) 2018/01/27(Sat) 02時頃
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『今では、この星の人間は全くいません。 今は私も小さな民間シェルターのそばで ガラクタを集めてアンテナを作る日々です。 この声が誰かに聞こえて助けられれば良いのですが… 受診をされていない可能性の方が高いでしょう。
何より、このシェルター内部で 細菌兵器のスキャンが検出されましたから、 もうそろそろ色々と手遅れなのでしょう。 いいえ、手遅れが手遅れになったところで 手遅れであることには変わらないのですが。
この細菌兵器は私の管轄ではなく、 あくまでも他部署によって考案された 偉大なる殺戮の兵器でした。が、それは 決して喜んではならない存在だったのに 私たちはこれでまた多くを殺せるのだと 喜んだものでした。』
(33) 2018/01/27(Sat) 02時頃
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『私も私で何を何の為に作っているのか 明確に分からぬ言われるがままに 政府の指示をこなしていたから、 褒められれば嬉しかった。
疑う必要なんてないと思って、 完成したその細菌兵器の話は聞いていたのです。
「ゲリラ戦では良く使える。 これなら敵を手際よく倒せるだろう。」
お国の為だと教えられた国民は仕事をこなす。 私はそれに対して凄いですねの答えました。 怪電波の試作は今回もダメでしたよって。 お世辞を零して、機械を全ておかしくする装置を いっぱい作って研究をしてました。』
(34) 2018/01/27(Sat) 02時頃
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『その細菌に感染した人は精神を侵されて、 人を殺すことに抵抗がなくなるだけでなく、 人を殺すことを善と思うようになるものでした。 勿論、壊すためでしたから特効薬なんて 作ったりしてませんでしたとも。
壊すために壊れたものを直すなんて、 誰が考えられたでしょうか?
誰かが、細菌を部屋の中に落として その部屋は警報音と共に閉鎖をされた。 毒ガスを部屋に蔓延させ、殺すために。 部屋の中にウイルスが撒き散ったから、 感染を抑える為に毒ガスを充満させたのだ。
そしてそのあとに、一般的な殺菌剤やら 何やらを部屋の中へ。 アルコールとか、劇薬とかも、沢山。 どうやれば細菌が死ぬのかなんて知らないから。』
(35) 2018/01/27(Sat) 02時頃
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『……』
『そして、でも、結局は細菌は世界に撒かれた』
(36) 2018/01/27(Sat) 02時頃
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『この声が聞こえたアナタヘ』
わたしへ?
『どうか、私たちのような誤りを』
もう同じ誤りを
『しないでください』
間に合わなかったの
(37) 2018/01/27(Sat) 02時半頃
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≪めーでー のんさーち おーばー≫**
(38) 2018/01/27(Sat) 02時半頃
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