36 なんて素敵にピカレスク
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[先程客から受け取ったものとは違う袋。 中には宝石の鏤められた指輪や腕輪、首飾りなどが入っている。 全て、“商品”となった者が身につけていたものだった。
換金する方法を知らぬわけではないが、此の男の事だ。 自分よりも、もっと金になる方法を使って換金するのだろう。 ――― 其の事が少々気に食わぬのも確かではある。]
足りるよな? 寧ろ何時もより多い位だと思うんだが。
[袋の口を締めると、ぼそぼそとした声で男は情報を話し始める。 新しい客の伝手、仕事の依頼、商品になり得そうな人物の情報。 そういった、雑多な情報を扱う情報屋、サイモン。 彼に会う方法は様々なのだが、自分はこの酒場で会う事を一番好んでいる。]
(15) 2011/09/01(Thu) 00時頃
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/* 年齢 25+8
身長 184cm
(-2) 2011/09/01(Thu) 00時頃
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[一通り視察を終えるとその額にはうっすらと汗が滲んでいた。いつの間にか随分と男の周りには人が集まっていた。何かを期待するような熱い視線に、鷹揚に頷くと、群衆はどよめきを上げた]
いつもの、やっておきなさい。
[タイミングを見計らったように、使用人たちが大きな鍋を持ってやってくる。
粛々と始まる炊き出し。 沸き立つ人間たち]
……。
[男は自愛の表情を持って見送った。 我こそはと炊き出しに群がる者、男に感謝の声を上げる者、神へ祈る者。 それらを他所に男は馬車に乗り込んだ]
(16) 2011/09/01(Thu) 01時頃
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―街角―
[ゆらり ゆらゆら 香り煙草の煙を燻らせて ひょろりと細長い男は斜めに立っている。 薄汚れた街の街灯の下、金色の髪は鮮やかに縁取られる]
ふ…
[ゆらり ゆらり――ふわり。白い煙は 独特の香りを漂わせる。
手には金貨。弾いて、受けとめて]
(@4) 2011/09/01(Thu) 02時頃
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[そのままポケットへと手を突っ込む。 口元を覆うように煙草を持ち、 通り過ぎていく馬車を横目で見た。]
……
[ゆっくり眼を細める。 単眼畸形の異形が窓から覗いた。 うらみがましげな眼で。
男は、唇の端を引き上げて薄く哂った。]
(@5) 2011/09/01(Thu) 03時半頃
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[或る貴族の家の息子に死体愛好癖があるだとか。 あの医学者は解剖用の身体を探しているだとか。
幾らかの貴金属と引き換えに、手に入れるのはそんな情報。
其処から、金になりそうな情報をいくつか選びながら、店を出る。
咥え煙草で行く街道は、決して美しいとは呼べない。 まだ夜には遠い時刻。夜とはまた違う賑いを見せる通り。 薄汚い恰好をした子供達が、炊き出しがある、と口にして、何処かへ駆けていく。]
……はン、偽善者が。
[小さな背が消えた先を軽く睨みつけながら、小さく吐き捨てる。]
(17) 2011/09/01(Thu) 04時頃
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[珍しい事ではない。 貧しき者に施しをする自分の姿に陶酔する者の数は少なくはない。 けれどそういった人間に好感を抱けないのも確かだった。
どんな奴が行っているのか、顔でも見に行こうと思ったが、特にそんな気分でもないので再び歩き出す。 足を向けるのは、街中に点在する隠れ家の一つ。
整理の行きとどいていない、曲がりくねった道。 角の一つを曲った時、独特の香>>@4に気付き、足を止める。]
……薬屋。
[小さく、その男の呼び名を呟く。]
(18) 2011/09/01(Thu) 04時頃
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…ン
[煙草を指にはさみ口から離す。 笑みのまま名を呼ぶ男に顔を向けて 体と首をやや傾いで覗き込むようにしながら]
やァ。
…死体屋サン?
[尻上がりに問いかけるように呼ぶのは常のことであった。]
(@6) 2011/09/01(Thu) 09時半頃
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[傾けていた体と首をゆっくり起こす。 煙草を挟んだ指を前向けて死体屋を指さす風]
今日も 辛気臭いニオイさせてるねぇ? お散歩かい?
[分かっていて問うのだ。]
(@7) 2011/09/01(Thu) 10時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/09/01(Thu) 10時頃
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散歩に見えるか?
[口角を吊り上げて問い返す。 此方に向く指、立ち上る香り煙草の紫煙。 其の独特の香は、あまり好みではない類のものだった。]
……辛気臭ェ、は余計だろ。
[仕事上、薬売りたる彼との付き合いは浅いものではない。 純粋に彼の扱う薬を“仕事”に利用するという点もあるのだが、彼と接触した理由はもう一つ。彼の集めている其れにある。
彼の収集する畸形を、欲す者は少なくない。
例え其れが亡骸であっても、変わる事はないらしい。 其れが学術的興味から来るものか、それともただの性癖から来るものか、客にさして興味を抱かぬ自身の知る所ではないが。]
(19) 2011/09/01(Thu) 12時頃
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[外套の内ポケット、客から受け取った金貨の袋。 その幾枚かを掌に握り込むと、薬屋の方へ歩み寄り、其の耳元に顔を寄せる。]
……いつものアレ、三日で用意できるか?
[低い声で、そう尋ねる。
示すのは、眠り薬の一種。 あまり身体に影響が残らないのが良いらしく、目の前で絞める事を望む客の元へ商品を運ぶ際、度々使用していた。 此の薬を扱う人間を他に知らぬ為、多少の値が張るが、その分商品の価値も上がる。
“取引”が成立すれば、薬の価格の半額を、前払いとして其のポケットに落とすだろう。]
(-3) 2011/09/01(Thu) 12時頃
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/* くれいじーさばなら秘話使えってばっちゃが言ってた
(-4) 2011/09/01(Thu) 12時頃
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見えないねぇ [青は緩やかに細くなる。 違う香りの煙を厭う訳でもない。]
は、はは。 死のにおいがするんだから仕方ない
[息零すようなわらい。 今日の天気を謂うように、死体屋に言葉をかける。]
(@8) 2011/09/01(Thu) 12時半頃
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サイラスは、歩み寄ってくる死体屋をやはり覗き込むように見る。
2011/09/01(Thu) 13時頃
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…んー?
[ちゃらり、金の音がする。 耳元の声に、横に流す視線。唇の端上げて笑い]
… 了、解。
[間延び気味に謂う、独特の緩やかな調子で 了承の意を示した]
毎度ご利用 ありがとうございまぁす…てか 。
[返すは此方も耳元で囁くように。 前払いの金を受け取り、指先で撫ぜる。]
(-5) 2011/09/01(Thu) 13時頃
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…く、ふふ ふ。
悪趣味 多くて 助かるねえ
[肩を震わせて哂うと、 煙草を深く吸い、煙を肺に送り込み 細く長く吐き出した。]
…景気 良さそうで 何よりさ
(@9) 2011/09/01(Thu) 13時頃
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[死のにおい、的確な其の言葉を否定する心算はない。]
生憎と、一眠りしたらまた仕事でね。
臭いを落とす暇すらねェのよ。
[どれだけ身体を洗おうとも。 どんな種類の香水を使おうとも。
長く触れてきた死の臭いを拭う事は出来ないのだろうけれど。]
(20) 2011/09/01(Thu) 14時頃
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助かる。 ……三日後、取りに行くわ。
[緩やかな相手とは対照的な、低い声。 けれど決して通らぬ声ではない。
用件だけの言葉と幾枚の金貨をポケットに落とす。]
……良い骸があったら、何時でも買い取る。 言い値で構わない。
[離れる間際、そんな言葉を付け加えて。]
(-6) 2011/09/01(Thu) 14時頃
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[一歩、二歩と。男から、というよりかは吐き出される煙りから距離を取る様に、後ろに下がる。]
……悪趣味、な。 俺からすりゃお前さんも大概だがね。
[とはいえ、薬や畸形を扱っている、程度の情報しか知らない。けれど、其れ以上深く知る必要も無いと思っていた。
重要なのは相手が自分にとって利となるか害となるか。それだけだった。]
――― ま、需要が在るから供給するまでよ。
[応えるように、嗤う。]
(21) 2011/09/01(Thu) 14時頃
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貧乏暇なし?
…なぁんて ねえ?
[入り混じる薬のにおいが最早馴染んだ薬屋は ゆるく、少しだけからかうように謂った。 死の匂いと同種の性質の悪さ。]
(@10) 2011/09/01(Thu) 14時半頃
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…――お待ちしており まァす
[薬屋は薄い笑みで答えた。 ポケットの中、金貨に触れる。 覗き込むような青に黒衣の男を映して]
… あァ……
[く、と咽喉の奥を鳴らす哂い。]
薬漬けでも、いィんだっけね
[――心当たりありか。さて]
(-7) 2011/09/01(Thu) 14時半頃
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[死体屋はこの匂いを好まない。 されど薬屋はわかってやっている。 気にすることも無い。]
あァ、 違い ない。
どォせ“同じ穴の狢”って やつ? “おやさしい”貴族様の真ァっ黒腹の中に潜って さァ
[ゆるくゆるく、首を傾けて薬屋は哂った。]
オレとアンタの間でも、 成り立ってるソレ、なわけで…
――お薬ご用命いつでも承っております よ。
[やはり、死体屋の顔を覗き込むように見たのだった。]
(@11) 2011/09/01(Thu) 14時半頃
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少しばかり働きモノなだけだっての。 此の世を回す勤勉な労働者の一人よ。
[此の世とはさて、どの世の事か。
表と裏の入り混じる街。 煙草の香に似た死の香りを、隠す事もせず。]
………
[此方を覗き込む青から、灰緑を逸らす。 そのまま踵を返し、ゆるく手を振った。 また会おう、などといった、別れの挨拶はかけぬまま。
次に会うとき、互いに生きている保障すら、ない。
吸い殻をピン、と指先で弾くと、入り組む通りの奥へ向かった。]
(22) 2011/09/01(Thu) 21時頃
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勤勉、ねぇ …
[くつくつと、可笑しそうにわらう。 眼を逸らされればそのまま、覗き込むような姿勢からゆっくり背を伸ばして]
いい一日、を
[薄汚れた屑どもの掃き溜めに、皮肉げな言葉を煙にのせてゆるりと吐く。
路地の奥に消えていくのを青は見るともなしにみていた。]
(@12) 2011/09/01(Thu) 21時半頃
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いー匂い
[くく、と笑ってから、 ゆぅらり、薬屋もまた歩き始めた。 どぶねずみが鼻をひくひくさせている。
見下ろしていた薬屋は、躊躇いなくそいつを踏みつけ踏み潰し]
はは
[濁った鼠の悲鳴にわらう。 それから検分の眼。 使い物にならぬと思えばそのまま血を掠れさせて路地を行く]
(@13) 2011/09/01(Thu) 21時半頃
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― 邸宅 ―
して卿、今宵はいかなる御用ですかな。
[人好きのする笑みで、男は客を歓待した。客の言葉を、機嫌を引き出すように大仰に、巧みにリアクションをとって]
ほほう! また珍しいものを手に入れられたと! ははは、卿もいいご趣味をしてらっしゃいますからなああ。
[辺りには甘ったるい臭いが漂っていた。男の客に染み付いた、特殊な香り。男はそれを気にせぬ素振りで客を促す。客が手を叩くと、使用人がシルバートレイを載せたカートを押してくる。ご丁寧に何かの料理のように蓋を被せたそれを、客は勿体ぶった様子で見せつける]
――ほほう。 今回はまた小さなもののようですな?
いやいやいや、もうそうそう私も驚きませんぞ? 卿にはいつもしてやられてばかりですからなあ!
(23) 2011/09/01(Thu) 23時頃
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[蓋を開けてみろという客に勿体をつけて頷く。トレイの両側に置かれたフォークとナイフが、明かりでキラリと煌めいた]
さあ、開けますぞ、開けますぞ……ほれ! ……。
これは――? ううん? なんですかな?
[皿の上には、ボール大のカタマリのようなもの。どこか生物的で、肉感煽るる代物だった。さしずめ。金貨を入れる皮袋のようなものだ]
これが珍しいものなのですかな? ふうん。寡聞にして何かよくわかりませんなあ?
(24) 2011/09/01(Thu) 23時半頃
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[客に促され、ナイフとフォークを取る。一瞬浮かべた嫌悪感は客に気取られた様子はなかった]
ふむ? あまり深くナイフを入れてはいけないのですね? 革を切るように……
[さくさくとナイフを入れていく。ナイフの切れ味も上等品。開かれた隙間からどろりと――]
(25) 2011/09/02(Fri) 00時半頃
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ひ!
[思わず食器を放り出す。落ちた食器は柔らかな絨毯に包まれて音を殺した。その姿を、こぼれ落ちた瞳が見つめている――]
(26) 2011/09/02(Fri) 00時半頃
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[慄いた男を客が面白そうに笑う。客は落ちた食器を拾い、革袋を開いてみせた。 脳、目、内臓――革袋には無数の臓器が詰まっていた]
……おお、おお、おお、また御人が悪い。 妙なものを作らせたのですか? 縫製職人もまた哀れなものです。
[絹のハンカチで汗を拭い、汚臭に耐えていると、客は首を振る]
――なんと。 成り損ないですか。
[畸形の一種。 人間の成り損ない――客に為された説明を男はひどく感心した様子で頷いた]
ははあああ。たしかに珍しい。 いやはや驚かされましたよハハハハ。 心の準備が至りませんでしたなあ!
[男の賛辞に、客は機嫌良さそうに笑った――]
(27) 2011/09/02(Fri) 00時半頃
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― 或る住居 ―
[奥まった集合住宅の一室。 三階の、一番日当たりの悪い部屋。
腰に下げた鍵束から、一つを手に取ると、扉の鍵を開く。 最低限、暮らしに必要な家具しか置かれていない、殺風景な室内だった。
外套と手袋とを脱ぎ、シャツのボタンを一つ、二つ、緩めると、寝台に倒れこむように横になる。 カーテンを引かずとも薄暗い部屋。 酒場で口にした酒と、仕事の疲れとが、丁度良い眠気を誘う。]
………―――
[眠りに落ちる間際、思い出した其の記憶に、僅か唇を歪めた。]
(28) 2011/09/02(Fri) 01時頃
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